junさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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運び屋(2018年製作の映画)

3.9

何才になろうとも監督として、また俳優としてひたすら魅力的であり続けるクリント・イーストウッドに乾杯。ひょうひょうとした雰囲気ながら肝の座った主人公のキャラクターがよかった。劇中バイカーたちと出会うシー>>続きを読む

スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

3.5

俳優としての斎藤工しか知らなかったが監督としての落ち着いた演出ぶりに感心。原作を知らず映画の情報もほぼなしで観たのでスピリチュアルなものかカルト系かなどいろいろ考えながら観られてよかった。派手な展開は>>続きを読む

事故物件 歪んだ家(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤は比較的いい雰囲気で面白くなりそうな気がしたがだんだんわけのわからない展開になってスピリチュアルな恐怖が最終的には暴力的な恐怖に変わってしまったのが個人的にはあまり面白く感じられなかった。

フランキーの宇宙人(1957年製作の映画)

3.2

フランキーがひとりで14役をこなすSFチックなコメディで彼の芸達者ぶりが堪能できる。博士役で出演の菅井一郎が監督も担当しており菅井の監督作は2本しかないそうなのでその意味でも貴重な作品。フランキーが2>>続きを読む

クラブ・パラダイス(1986年製作の映画)

3.0

監督がハロルド・ライミス、出演がロビン・ウィリアムズにリック・モラニスと好きなメンツが揃っているので期待したが残念ながら今ひとつの出来。ストーリーが面白みに欠けるうえにギャグもいくつか笑えるものもある>>続きを読む

ザ・フォッグ(1980年製作の映画)

3.3

ホラーというより怪談話といった方がぴったりくるような不気味な静寂感のある作品。派手な展開はほぼなくじわじわと恐怖が忍び寄ってくる。ジャネット・リーとジェイミー・リー・カーティスが親子共演。

実録三億円事件 時効成立(1975年製作の映画)

3.1

三億円事件の顛末を独自の解釈で描いた実録映画。実際の時効成立と同時期に公開するというのがいかにも東映らしい。犯人像を男女二人組に設定しているのがユニークで犯罪の準備をしているシーンはなんだか内職をして>>続きを読む

デモンズ(1985年製作の映画)

3.0

ゾンビというよりは化け物のような感じ。タイトルが「デモンズ」だから悪魔か?グロテスクな描写は一見の価値があるがストーリーが面白みに欠ける。

静かなる兇弾(1959年製作の映画)

3.1

タクシー運転手が殺された事件を追ってベテラン刑事と若手刑事のコンビが奮闘する。物語の構成は同時期に製作されていた「警視庁物語」シリーズとよく似ているがストーリーに余計な要素を付け加えているような気がし>>続きを読む

M(1931年製作の映画)

3.6

90年以上前の作品とは思えない現代的テーマと斬新な演出で魅せるサスペンス。ピーター・ローレの表情が不気味で怖い。ただ、あの口笛を聴くとどうしてもジュリーの「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」が浮かんできてしまう>>続きを読む

若い港(1964年製作の映画)

3.3

三田明の同名ヒット曲にあやかった青春映画。主人公・山内賢と親友役の三田明の役名がそれぞれ山口健、水戸明という芸名をモジったものであるのに対してヒロイン・和泉雅子の役名は無関係な谷道子なのが不思議。主人>>続きを読む

17 セブンティーン(1997年製作の映画)

3.8

ノスタルジックで切ない青春映画で非常に面白かった。主演のブラッド・レンフロはもちろん、DJ役のケヴィン・ベーコンも魅力的。その他主人公の父親役でマクシミリアン・シェル、主人公が憧れる年上の女性役で「ア>>続きを読む

寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

3.5

多少湿っぽいのが気になったものの前編に続いてこちらも面白く観られた。

寄生獣(2014年製作の映画)

3.6

原作を知らないので比較はできないが映画としてはなかなか面白かった。グロテスクな描写もリアルで良い。前後編になっていて「寄生獣 完結編」も観ないと物語が完結しないので注意。

キングピン/ストライクへの道(1996年製作の映画)

3.7

ボウリングをテーマにしたロードムービースタイルのコメディでかなり面白かった。毒の強いジョークや「卒業」「刑事ジョン・ブック/目撃者」といった作品のパロディシーンなど笑いどころが多い。ランディ・クエイド>>続きを読む

ファンタズム(2014年製作の映画)

3.1

不慮の事故で息子を亡くした母親がもう一度息子に会おうと交霊術を試みるホラーだがどちらかというとホラーテイストの家族映画といった雰囲気。70分ほどの短尺で、敢えてショッキングなシーンを控えたかのような静>>続きを読む

アベンジャーズ(1998年製作の映画)

2.6

レイフ・ファインズとユマ・サーマンのコンビは魅力的だがいかんせんストーリーがつまらない。ショーン・コネリーも悪役としてのケレン味に欠ける。

だれの椅子?(1968年製作の映画)

3.3

日活得意の石坂洋次郎ものの青春映画。68年の作品ということで授業中の生徒と教師のやり取りなど石坂洋次郎調のセリフの言い回しがさすがに時代遅れっぽく感じられてしまった。吉永小百合の歌う主題歌も以前の純歌>>続きを読む

ダラスの熱い日(1973年製作の映画)

3.3

ケネディ暗殺事件を独自の解釈によりドキュメンタリータッチで再現したサスペンス。暗殺の準備から実行に至るまでが犯人側からの視点のみで比較的淡々と描かれる展開で、ケネディやオズワルドの実際の映像が劇中に多>>続きを読む

夜の狼(1958年製作の映画)

3.6

日活初期に主演が多かった葉山良二の暗黒街もの。堅気の娘を愛したことから足を洗おうとするやくざ者の悲哀を描いてかなり面白かった。ヒロイン芦川いづみがいつもながら魅力的だが親の仇として恨んでいた葉山良二を>>続きを読む

闇刻の宴(2015年製作の映画)

1.3

5人の監督によるオムニバスホラー。どの作品も自分にはピンとくるものがなかった。

エンパイア レコード(1995年製作の映画)

3.6

レコード店の1日という限定された舞台と限定された時間で繰り広げられる青春群像劇という点で「ブレックファスト・クラブ」を連想した。映画全体が若い世代が発するきらめきに満ち溢れて輝いている感じ。

アマゾン・クルーズ(2014年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

探検もののPOVらしいがやけに評価が低いのでどんな作品か興味が湧いて鑑賞。ガンの特効薬になる可能性のある酵素を求めてアマゾンのジャングルに入った一行が何者かに襲われて全滅するまでを描いたファウンドフッ>>続きを読む

酔いどれ幽霊(1958年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

西村晃演じるやくざ者の幽霊が自分を殺した悪党のボスに復讐し奪われた恋人を取り戻そうとするコメディ。ひょんなことから幽霊の手助けをする羽目になる会社員を「奥さまは魔女」のダーリンの吹き替えでおなじみ柳沢>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「チャイルド・プレイ」と「ウエストワールド」の要素が混ざったような感じ。予告で観た妙なダンスが面白そうで鑑賞したが結局あのシーン以外は妙な動きもなく拍子抜け。それでもそこそこ面白くは観られた。ミーガン>>続きを読む

鴎よ、きらめく海を見たか めぐり逢い(1975年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

田中健が「俺たちの旅」のちょい前に出演したATGの青春映画。オメダとは違う軽薄でちょっと図々しい青年を演じている。高橋洋子は秋吉久美子ほどではないものの70年代の空気を感じさせてくれる女優という気がす>>続きを読む

龍拳(1978年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ジャッキー初期のシリアスなカンフー映画。この時期のジャッキーらしいコミカルなテイストを求めると肩透かしを食らうが複雑に人間関係が入り組んだストーリーで内容的にはかなり楽しめる一作。ヤム・サイクンが開始>>続きを読む

犬鳴村(2020年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

途中まではじわじわ来る恐怖感と徐々に謎が解けてくるストーリー的興味でけっこう楽しめたが、幽霊である成宮が俗っぽいセリフを話したり8ミリフィルムを見せたりと生きている人間のような行動をするあたりから気分>>続きを読む

エスケープ・ルーム(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

先の読めない展開でなかなか面白かった。極端な残酷描写や参加者同士のドロドロの争いなどがないのでこの手の作品としては軽めの印象だがそのぶん気楽に楽しめる。

死の追跡(1973年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

強盗に妻子を殺された保安官の壮絶な復讐劇を描いたウェスタン。二枚目のロッド・テイラーが卑劣な強盗を演じていて意外とハマっている。映画が始まって程無く主人公の妻子が殺されてしまうので彼の怒りのすさまじさ>>続きを読む

長七郎旅日記 はやぶさ天狗(1959年製作の映画)

3.3

「長七郎旅日記」シリーズ第2作で最終作。時代劇で松平長七郎役というとTVドラマでの里見浩太朗がまず思い浮かぶがこちらはそれより20年ほど早く作られた東千代之介版。家綱の日光参詣を利用し家綱と瓜二つの徳>>続きを読む

廃墟スクール 少女ロザ・リーの怨念(2018年製作の映画)

1.5

70分強という短尺のホラー映画でどうやら劇場公開作ではなくネット配信された作品のようだ。怪奇現象が起きる廃校を調査に行った4人が次々と悪霊に襲われるというありがちな展開。ストーリーもつまらないが全編を>>続きを読む

ジャングル・ツアーズ(2021年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

昔「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」や「ロマンシングストーン 秘宝の谷」など冒険映画にハマっていろいろと観たことがあったのでそんな興奮を思い出して本作を鑑賞したが期待外れ。全体的にテンポが遅いうえ>>続きを読む

完全な遊戯(1958年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

太陽族を描いた作品として「狂った果実」とならぶ傑作だと思う。ノミ行為の盲点を突いた方法で一攫千金をたくらむ前半と芦川いづみ扮するデパートガールを拉致しノミ屋の兄を脅迫する後半のどちらも息をつかせぬサス>>続きを読む

ゴーストシップ(2002年製作の映画)

3.3

タイトルからヘヴィでシリアスなゴーストホラーを想像したが冒頭のタイトル・クレジットの文字がディズニーのファミリー向け映画にでも使われていそうなピンク色した柔らかい筆記体で拍子抜け。内容もファンタジーテ>>続きを読む

愛しながらの別れ(1965年製作の映画)

3.6

浜田光夫・和泉雅子コンビのシリアスな青春映画。和泉とコンビが多い山内賢が脇に回っているのがちょっと意外だったがこの主人公のキャラだったら浜田光夫しかいないと納得。懸命に生きながらも不幸の連鎖から逃れら>>続きを読む