justiceviceさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

待つなジャンゴ引き金を引け(1967年製作の映画)

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有仇必報!
またやりたい邦題なタイトルかと思いきや直訳らしい。オフィシャルブートみたいなものか?そもそもジャンゴに著作権はあるのか?テンポが異常に早くサクサクこなす仕事っぷり。ラストは髭面の巨漢がリプ
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コレクティブ 国家の嘘(2019年製作の映画)

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ライブハウスの事件は知ってても、その後の事は知らず、むしろ色々と明るみに出てくる国家レベルの闇。チャウシェスク政権下でも酷かったと聞くが、畢竟するに腐敗などは主義ではなく人の行動に尽きるのだなぁと。製>>続きを読む

モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

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制作がBBC、イギリス人の監督で一部のアメリカ人しか協力、出演していない事に、問題の根深さを感じる。宗教によって変わる2人の男の話しでもあるが「グァンタナモ・僕達が見た真実」では描かれてない事が描かれ>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

闇落ちしたふたりにクギづけ

マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

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uplinkのロゴが出てくるとココマル案件って今思うと平和的だったんだなぁ〜と不謹慎承知で思ってしまいます。モードとは無縁ですが、シュルレアリスムとの関係が興味深い。デザイナーより芸術家の側面が強い。>>続きを読む

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

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そこはかとなく、作りがアミカスプロぽくないですか?遊園地内での人間交差点からのトラブルやハピネスは人生の走馬灯。となると、さしづめ白い部屋は涅槃だ。そう考えると、黒澤明の生きるに対する聞かれてもない回>>続きを読む

ブルー・レクイエム(2004年製作の映画)

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劇場鑑賞以来2回目。キャッシュトラックを観て、オリジナルってこんな映画だったかな?と思い再鑑賞したら、ぜっぜん違う!これはノワール、キャッシュは薄っぺらい下品なアクション。益々ガイリッチーが嫌いになっ>>続きを読む

殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

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聴覚障害者のパートをサウンドレスにしたら、より臨場感は出たと思う。室内パートは屋敷女のヴァイブスやシャイニングへのオマージュ満載。男優陣が好演してます。般若(ラッパー)の様なお兄さん、麒麟の川島の様な>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

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ブルーレクイエムのリメイク。随分と時間が掛かりましたね。苦手なガイ・リッチー(一本もいいと思った事がない)だけど、オリジナルが好きなので鑑賞。犯人の掘り下げなんかも無く、そもそもステイサムの代わりに、>>続きを読む

アンテベラム(2020年製作の映画)

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やられた!普遍的な人間の恐怖の炙り出しが凄すぎる。イントロのフォークナーの詩からミスリードが始まっている。

ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

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過去作のサンプリングやクラシックのオマージュが好きなので、楽しめたけど、これで終わらしても良かったのでは?今回のパンフレットもアメリカンな出来栄えでナイスです。

ズートピア(2016年製作の映画)

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アンコンシャスバイアスとゼノフォビアに対するカウンターパンチの決定打。映画オマージュが楽しいが凶暴化するのはホワイトドッグからヒントを得たのかな?

流血の絆/野望篇(1981年製作の映画)

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流血の絆の第二弾!続編ではなく、前日弾なんだけど、なんと、こっちが先に作られており、その後に流血の絆が作られた様。先にこっちを見た方がいいかもね。

流血の絆(1993年製作の映画)

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ウォーケンがジャケになってんのに、敵役。立ったまま死んでやる!とセリフを吐くも、倒れる。そこはホッパーの座か?(いや、リンチだろ?つーか、そんな事したら話しがブチ壊しになるわ!)スクールバスからの乱射>>続きを読む

ミッドナイトチェイサー(1992年製作の映画)

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デビュー前のシャマランやシンガーは見てるはず!説を推したい(笑)
反則映画の源流。SNSが盛んな今、そしてこの頃から何も変わってない学園カースト制も含めリメイク可能だと思う。隣人が実はレイシストだった
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クリーン、シェーブン(1993年製作の映画)

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「彼が肌に剃刀を当て下す時、削られていくのは精神」
ダーレン・アロノフスキーがコメント寄稿しているけどπは本作の換骨奪胎。

キャンディマン(2021年製作の映画)

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タイトルバックの逆文字は鏡と同時にあの時代への逆行のメタファーというのは考え過ぎか?今の時代にリメイクされたのは意味と意義がある。果たしてオリジナルの様に2.3と続くのか?影絵は魔女(HAXANの方)>>続きを読む

寛解の連続(2019年製作の映画)

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ANARCHY やSEEDAの映画を観たヘッズの中で、この映画を観たヘッズは一体、何人位いるのだろうか………

女奴隷の復讐(1968年製作の映画)

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なんと!監督がジェスフランコ!確かDr. M schlägt zu でドクトルマブゼのオフィシャルブートみたいなのを作ってたし、来た仕事は断らず、いつものフランコ仕事にしてしまう姿勢に圧巻!

怪人フー・マンチュー(1964年製作の映画)

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ポケミスを読了して熱が冷めないうちに鑑賞。こういう活劇大好き。グラインドハウス、ロブゾンビのフェイク予告でニコラスケイジがやってたフーマンチューでリメイクして欲しい。文化の盗用はケース・バイ・ケースで>>続きを読む

マッドハウス(1974年製作の映画)

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見ている間に中田さんのラストシーンを思い出した。アミカスプロの作品は一筋縄ではいかない所があって、そこが凄く好き。
死神博士のヴィジュアルも良い。

ミラクル・ヒラー/魔僧ラスプーチン(1986年製作の映画)

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ラスプーチンをカテゴライズするのに怪僧ではなく魔僧なる言葉を使ってるのは初めて。主に下半身事情を中心とした内容でラストも溺死するまでは描かない。音楽をフリージャズにすれば混沌が出ると思うが………

血ぬられた花嫁(1980年製作の映画)

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イントロのフレーム・イン・フレームからのシームレスなんかは見応えあるんだけど、全体的にサンプリング感はある。音楽までハロウィンに似てるし。ただ、クロスラインの監督なんだね!Filmarksではボロカス>>続きを読む

バンパイアキラーの謎(1970年製作の映画)

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軽快な音楽でジョギングしている健康的なシーンから始まり中身間違えてる?と思いきやタイトルバックが終わると気分が悪くなり倒れ込んでしまう。目覚めると、そこは病院、違和感のある下半身、さっきまであった片脚>>続きを読む

悪夢の系譜/日記に閉ざされた連続殺人の謎(1982年製作の映画)

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全てにおいて完璧過ぎる出来栄え。中でもタイミングが神がかってる。
目薬→雷、角砂糖→車。前半の落雷と車なんて、モロにNight (Curse) of the Demon(悪魔の呪い/悪魔の夜)だし、浴
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ケルベロス 紅の狼(2018年製作の映画)

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押井作品とは無関係なブラジル産のコミック映画化。勧善懲悪なパニッシャーもの。ちょっと雑。邦題もガスマスクを装着してるので、このタイトルだと思うが、やっぱり雑。

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

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ポリティカルホラーという未知のマッシュアップ!新ジャンル確立か?と思ったらゲームの映画化らしい。オカ板の異世界みたいな感じ(演出になるとサイレントヒルやサイレンとなる。)そこはかとなく、パンズラビリン>>続きを読む

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版(1995年製作の映画)

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また顔が変わりつつある11月公開の前夜祭的な公開でしょうか?少佐の少女時代の声が坂本さんなんだね!特に画質とか良いとは感じなかったが、大音量と大画面で観れたのは貴重な体験。あと、いい意味でも悪い意味で>>続きを読む

紅い眼鏡(1987年製作の映画)

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押井のエスプリは時代もイデオロギーも超越し交ぜられる。そして食と犬への拘り。ポスターの使い方は明らかにポンヌフの恋人にも関わらずカラックスの汚れた血の様には成らず、アルファヴィル、ラ・ジュテのヴァイブ>>続きを読む

殺られる(1959年製作の映画)

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夜の闇はノワール(暗黒の闇)と同期し物語を加速させる。この当時としては、脚本、銃撃戦など斬新だったのではないか?アートブレイキーの音楽もハマっている。(忘れられた皇軍での使い方のハマり具合が悪かっただ>>続きを読む

屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)

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「scissor killer destroyer
a.k.a. ハサミ女、帝王切開。」
レイテッド版の方は見てるんですが、例の如く、ほとんど覚えてなくて、初見時の様。故にどこら辺がレイテッド版と異
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ピラニア刑事(1988年製作の映画)

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たまたま、ネットサーフィンで知った作品。邦題を見て「うわぁー!ダッセー!」と鷲掴みにされた。原作がエルモアレナードで吃驚したが、読了してた事にもド吃驚!レナード映画化の中ではハードな作りだが、原作のポ>>続きを読む

メフィスト(1981年製作の映画)

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権力もまた麻薬である。仲間のフリをして近づき、気づいたら抜け出せなくなり、自身をも見失なう。照明(スポットライト)の使い方も意味深。芝居で悪魔を演じられる内は良かったが、現実に自分が悪魔の手先になった>>続きを読む

エスピオナージ(1973年製作の映画)

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腰の入った燻し銀のスパイ映画。ラジオ出演はリアルなのか?