justiceviceさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

怪人ドクター・ファイブスの復活(1972年製作の映画)

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続編をメドレー鑑賞。強引なのは復活劇だけでなく、お話しそのものも、広げられる風呂敷をたためなく様を見せつけてくる。またまた手の込んだ事を………。

怪人ドクター・ファイブス(1971年製作の映画)

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殺しのオムニバス!アミカスプロのヴァイブスで撮られたAIP作品。入手困難作でプレミアがついていたがラブリープライスでゲトる。(送料の方が高かった。国内なのに)これは、ヤバい!正にダンス・マカブラ!そし>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

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逆説的カスパー・ハウザーの極致。間延びはあるが、ラストに回収される。全米ライフル協会のスローガン「銃が人を殺すのではない、人が人を殺すのだ」に真っ向勝負を挑んでいる(笑)実母を避ける叫びとラストの慟哭>>続きを読む

渇きと偽り(2020年製作の映画)

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骨太な燻銀作品。ミステリーでもあるが、田舎ノワールでもある。過去と現在のパートが間に入るのだが、それが、少々クドく分かりにくいのがたまにキズ。

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

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「パリの街並みとクレオの身だしなみ」
久しぶりに見たら随分と記憶違いな所もあり、ゴダールとカリーナのカメオ出演に(心の中で)落涙し、ただただ時の流れの残酷な部分が刺さる。映画館でかかってるのが、エルマ
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激怒(2022年製作の映画)

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A clockwork violence.
Extreme Political correctness, will be hanging.

厚化粧したレディ(1912年製作の映画)

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闇堕ちしたシンデレラ。ジェルソミーナとカビリアの様。

ドリーの冒険(1908年製作の映画)

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生きていたから冒険、死んでいたらfragileのアップ(セブン)

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

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色んな意味で大きい「捨て犬 組織vs潜入捜査官」原作を読んでたはずだけど、違う作品だったのかな?(確か泣く男とアジョシのマッシュアップみたいな印象)俳優陣が新鮮でした。はんにゃ金田の経済ヤクザぽい雰囲>>続きを読む

クリーン ある殺し屋の献身(2021年製作の映画)

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色んな意味で小さいジョン・ウィック。最後に親父を撃つ所なんかはオイディプス(エディプス)的なモノも感じたが、ギリシャ神話との親和性は最後まで無かった。空撮も夜の雰囲気は出てるが、もっと活かせれば寒系の>>続きを読む

マタインディオス、聖なる村(2018年製作の映画)

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ポスターヴィジュアルを見てメキシコ万歳が頭を過り興味出た作品。
ローシャ的土着映画と同値にあるが、シネ・レヒオナル(地域映画)と呼ばれるらしい。日本だと、昔の河瀬さんなんかが、それっぽいけど、完全に御
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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暴走する見せ物達を映画と言う見せ物で観せるメタ構造。ジャンルに収まり切れない唯一無二作品。引き画、空などショットも決まりまくり。クローバーフィールドにノレない理由が分かった気がした。

吸血鬼ハンターD(1985年製作の映画)

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川尻作品と間違えて購入、視聴。絵が好みではないが、話しは面白い。

野獣死すべし(1980年製作の映画)

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たまにヤフオクでvhsが出るけど負け続けた記憶しかない作品。やっと観れました。空撮やハイアングルからのショットが目立つ。この枠の上映だと近々円盤化されるのでしょうか?バラライカさんの元ネタ?

夕なぎ(1972年製作の映画)

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ソーテの自主回答は続く。完全に突然炎のごとくに対する回答。原題からして César et Rosalieだし(突然炎のごとくの原題はJules et Jim)女性1人、男2人の三角関係のプロットなど。>>続きを読む

マックスとリリー/はめる/狙われた獲物(1971年製作の映画)

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これはエモい!ラストまで観れれば。メルヴェルのサムライのラストと対になっているが、見劣りしない。サムライが武士道に影響された死に場所を探す話しなら、こちらは貴婦人への愛/レディーファーストな騎士道に影>>続きを読む

第三の標的(1980年製作の映画)

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ノワールやハードボイルドを期待すると、エラい目にあう作品。

シーフォーミー(2021年製作の映画)

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バディものとしては新しい。視覚障害者(害の表記については文部科学省、国語文化会確認事項に準じてます)のスマホの使い方も新鮮。(その一方で現実ではライフラインにおけるQRコード化なんかは健常者にとっては>>続きを読む

二度と目覚めぬ子守唄(1985年製作の映画)

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デフォルメされているとは言え、資本主義の営利は鋭利な不幸になる世界観。アニメ・ネオリアリズモ。
男版少女椿。少女椿の海外盤のタイトルはMIDORIだが、こちらはDEPPAにならなくて良かったです。

哀しみのベラドンナ(1973年製作の映画)

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アラサーちゃん以上クリムト未満な絵に幸せの絶頂から不幸のどん底への鬱展開。ラストに希望を見せる。RISE OF FEMALE 。

ジャバーウォッキー 4Kレストア版(1977年製作の映画)

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この頃から既に確立している。モンティパイソンとは同床異夢、同工異曲。ショットだけ観るとタルコフスキーみたいな所もあったりして、もっと真面目に撮ろうとすれば撮れるんだけど、やらないみたいな。映像界のナジ>>続きを読む

パトニー・スウォープ(1969年製作の映画)

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当時でギリギリの所を狙ってアウトとなって、今も色々大変な中、(より厳しくなってる事もあるにも関わらず)公開。一部カラーのB&W、タイトルバックもアングルもエキセントリックでカッコいい!しかし、センチュ>>続きを読む

ザ・クレイズ/冷血の絆(1990年製作の映画)

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母から産まれた所から始まり母の死で終わる纏め方、バーや階段の鏡の使い方やカメラのタイマーからの死、襲撃〜結婚式の繋ぎなどもシームレスで上手い。Well-done.gone on.

ナワリヌイ(2022年製作の映画)

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詐欺師のyoutuberが議員になりヘタ打って身の危険を感じ逃亡先のドバイから帰国せず海外渡航届けを不許可にした国で弁護士がYouTubeを駆使し大統領候補になるも、命を狙われてドイツで静養し帰国した>>続きを読む

フェイスレス(1988年製作の映画)

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ずっと見たかったやつ!やっとゲトれたやつ!オリジナルは未見。本当にフランコなの?助監が撮ってんじゃないの?って位、当時のナウなヤングがメロメロ(重層死語)になる様な俗な画とサウンド、あとファッション。>>続きを読む

WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

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杜撰と悲惨、得られぬ共感。冒頭の鉱山から落ちていく石は今から始まるワンダの堕ちっぷりを表すかの様な存在。そこには慈悲も慰めも、ましてや解決も存在しない。アメリカンニューシネマの皮を被ったネオリアリズモ>>続きを読む

L.A.コールドケース(2018年製作の映画)

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原題も邦題も東西抗争を使ってないのが良い。あくまでも例の事件に尽力した刑事の話し。ここら辺はビーフやギャングスタラップにクンロク入れがちと言うよりディスりがちなスパイク・リーも納得出来る作りではなかろ>>続きを読む

ウンベルトD(1952年製作の映画)

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愛猫が生きている間はみれないなぁ〜ってのと、ケリー・ライカートは本作とWANDAを見てからにすると決めていたので今頃の鑑賞。しかし、比較すべきは、わたしは、ダニエル・ブレイクだと思う。遮断機辺りから右>>続きを読む

護衛犬都市(1979年製作の映画)

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冒頭、安全地帯よりガキの様なイキり黒人と煽り耐性0の犬にブチ切れされ、逃亡、結果噛まれる。この一連の流れ、まるで2ちゃんねらー(5ちゃん)のデフォルトを予言してるかの始まり方!爆笑!その台詞から察する>>続きを読む

女系家族(1963年製作の映画)

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構造的殺人(金は人の心をも殺すの意味で)ミステリー。何度見ても台詞の間合いなども見事だが、撮影 宮川一夫!これにつきる!

女神の継承(2021年製作の映画)

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Extreme Eccentric Exorcist!
吉川友似の女優さんがエラい目に遭うだけでなく、誰も幸せにならないメシマズ鬱展開。一応、ドキュメンタリーの定だが、それを忘れているかの様な展開有り
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

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他者のレーゾン・(ゲ)デートル、理解は出来ても真似は出来ない。むしろ生存し主張する方を選ぶが、それは命を賭けれないと言う事か?死は逆説の極地。尚、日本語吹き替えは(話題性を重視した有名どころの素人では>>続きを読む

What's Up, Tiger Lily?(原題)(1966年製作の映画)

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「パクリちゃうで!サンプリングや!」
えっらいC調な部分を使われてますが、やっぱ日本語字幕が欲しい。しかし、金庫破りのシーンの気絶を防ぐ為に歌を歌ったり、金庫がマトリョーシカ状態なのは笑える

マルケータ・ラザロヴァー(1967年製作の映画)

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この作品の中にあるバクテリアたちが分解した養分を吸い上げて出来たのが、神々のたそがれで、この作品の中にある細菌を培養して出来たのが、シルバーグローブ 銀の惑星だと思う。