knarakyoさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

はちどり(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

全ての構図、色彩、まるで美しい写真集を巡っているような感覚。
そして、エドワードヤンのあの映画の既視感。
厨二は世界共通なのね。なんで厨二なんだろう?確かに厨二なんだよなあ。世界感の転換期が。 
タク
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二人ノ世界(2017年製作の映画)

5.0

こんなに画像が美しくて重くて全てが計算され尽くして痺れる日本映画を撮れる監督がまだ日本にいたなんて!全ての役者、撮影、編集、光と影、台詞何もかもが素晴らしかった!

もっともっと映画館で上映しなきゃダ
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.8

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鑑定士がカッコ良すぎて恋などしなくていいからそのままでいて欲しかった。

つか、鑑定士以外全員グルなんだけどコレって最終的に絵を盗む話ですよね?

種明かしするサイトがいくつかあるけど、オリジナル?受
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.4

エルトンジョンのメガネ👓コレクションと着ぐるみ衣装で一冊本出して欲しい。幼少期と子役が似過ぎてて最後の最後のあのピアノ前写真しか印象に残ってない。

もののけ姫(1997年製作の映画)

3.8

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ラストシーンで花咲か爺みたいな大団円要らないし、アシタカとサンは軽くたまには森でデートしようとか言ってるしこれだけグロで来てラスト軽すぎんじゃね?

これ主人公よくわからんから感情移入難しいなあ。別に
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.2

人類は2種類。ロックンロールが無ければとっくに狂っていたかもしれない奴らと全く必要としてない奴ら。アタシは前者だから、潰したウォークマン十数台、壊したイヤホン数十本。ノーライフノーロックンロールな奴ら>>続きを読む

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.1

劇場で見たのは初公開以来だけど素晴らしいものは素晴らしい。他の宮崎作品も劇場一気見しようかしらん。

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.8

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映画史上こんなに泣けるカーチェイスがあっただろうか?
光州のサポートしてくれた運転手達マンセー!

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

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トムウェイツとイギーポップが出てるとは!イギーポップのコーヒーぶら下げゾンビがツボ。
ちらほらと出てる俳優がみんなおなじみで
久々に会った親戚みたい。みんな年取ったなあ。
4人しかいない館内でところど
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音楽(2019年製作の映画)

4.8

バンド経験者、ロック好きにはたまらん衝動が蘇る。
個人的に中学時代の文化祭で見たフォークソング部の中川さんっていう女子の神田川に胸熱になり、高校時代の先輩男子川村さんのブラックドッグに雷に打たれたあの
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.4

公開同時大宮の映画館で今は某航空会社の操縦士の高校同期と鑑賞後、居酒屋で解釈に関して激しくバトルした映画久々に再鑑賞。教官の新兵に対する罵倒のセリフはあそこまで言えれば天晴。

当時はキューブリックら
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.4

日本映画には無くなってしまったものが韓国映画にはてんこ盛り。パラサイトもそうだが、ヒリヒリする実話に基づく内容にも拘らずエンターテインメント性もある作りは見事。

しかし、民衆の連帯ってなんで日本は起
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

1.0

フィルムの無駄。クスリとも笑えない。日本アカデミー賞?日本映画の凋落。日本映画の笑いってこーゆーの量産するよね。誰か言ってあげないと。シナリオ、演出全てにおいて幼稚園児のお遊戯会未満。でもエンディング>>続きを読む

億男(2018年製作の映画)

1.0

フィルムの無駄、日本映画ってなんでかこうゆーペラペラッなの多いんだよなあ。とってつけたようなシナリオ。全く感情移入できない心の動き。日本映画の凋落。一応義務感で最後まで見た私に拍手を!

キングスマン(2015年製作の映画)

4.2

盛り上がる場面でKC&サンシャインバンド、そしてブライアンフェリー。監督の選曲だとしたら同世代。どこを切ってもえげれすの血がドロドロ流れてくる活劇。

激突!(1971年製作の映画)

3.4

たまに見たくなるので再鑑賞。トラックドライバーとして暇過ぎる。ちゃんと仕事しれ!

恐怖の報酬(1953年製作の映画)

3.6

たまに見たくなるので再鑑賞。ハイビジョンで見てえ!映画館で見てえ!

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

5.0

これを機に三島を読み直すかな。考えたら大学時に触れた古典文学なんざ、まだ三島読んでるオレかっこいい程度。今こそ再読かな。
平野啓一郎氏の分析が一番附に落ちた。戦中に生誕した天才の苦悩。
政治の季節って
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

一つだけ最初から頭から離れない疑問が、なんでKKKの潜入捜査をわざわざ米国国家権力がやったのか?グルだよね?スパイクリーのネタ?主人公がわざわざ親玉に電話するのもネタ?

関係ないけど、パムグリアのコ
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.6

スピルバーグの安定感。新聞記者の日本アカデミー賞が報道規制されてる現実。これ見て我こそははいないかな。傍観だけど。