kanappeさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.5

【番長】
スプラッターを想像して見たら、めっちゃJホラー並の口説い展開が始まって泣きそうでした、前半怖すぎては〜〜早く終わって欲しい〜〜って思ってたらまさかのバチボコアクションが始まって万々歳でした。
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死霊のはらわた II(1987年製作の映画)

3.5

【イカすぜ】
なんじゃこれ、カルトだしサイコホラーだし、コメディだし最高すぎる。

テンポがよすぎるし、「これどうやって撮影したの!?」って気になっちゃうような素敵なカットが多すぎて、これは下手なB級
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ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート(2022年製作の映画)

-

え〜マジ、
もう楽しそうにギター弾いてるジョージの、少年のような屈託のない笑顔を見て涙が出ちゃいました。
ビートルズが大好きです、この時代のロンドンが大好きです。
彼らが生きた時代が尊すぎて、彼らの残
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フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

3.0

【!?】
やっぱりロバート・ロドリゲスの映画だった。
あらすじを全く見ずに見たので、最初はタランティーノかよ〜ってダラダラ見てたんだけど、後半もう超絶びっくりした。サルマ・ハエック様を返して〜〜

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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.5

原作はPlayStationのゲーム。やったことないけど普通に面白かったです。

トム・ホランドがやっと年相応の役を獲得。(筋肉バッキバキ)
トレジャーハンターものって言う人気ジャンルにおいて主人公が
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天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.0

まさかのマックスがウザすぎて100%の気持ちで映画にのめり込めないという…笑

ただ1つ気がついたのは、ウェス・アンダーソンの映画は昔の、これくらいシンプルで笑えるような作品の方が好きかなってことかな
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キャラクター(2021年製作の映画)

4.0

傑作!
「ミュージアム」のカエル男を想像して萎えてたけど、100倍面白かった。

世田谷一家殺人事件を彷彿とさせる異常犯。第1発見者が漫画化するも、逆に殺人鬼が漫画の悲惨なフィクションを模倣していく。
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.5

む、難しい…。
社会派映画は正直好みではない、のだれけど非常に考えさせられる話だった。
というかこのような作品がなければ日本の社会に目を向けることは、私にはできないのかもしれない。

というのもアイデ
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ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

4.0

【夢を見ていた、】
正直難しかった、解説を読んでやっと納得したけど泣いてしまった。
118歳を迎えるおじいちゃんが、人生のこれまでの話、これまであったかもしれない話を振り返る話。
人生の分岐点というも
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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.5

【Three minutes later】
タラヲの映画の中でも渋渋、渋すぎてジワジワきます。
年増女のクライムストーリーなんだけど、割と真面目にやってる。けど仕草や言葉の節々でやっぱりタラちゃんの映
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.5

前日にオリジナル版の方を鑑賞してから行ったので、あまりにもストーリーが同じすぎてびっくりしました!笑
本当にいい意味で現代に「ウエストサイド物語」を復活させた。スピルバーグがいなかったら多分私はウエス
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.5

スピルバーグ版公開に合わせて初鑑賞。
映画を見ていると言うよりかは、ミュージカルを見ているかのよう。ピアノでジョン・ウィリアムズが参加してるらしい、へ〜

冒頭の指パッチンから闘うシーンまで流れるよう
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

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ハンス・ジマーのことをただの天才だと思っていたんだけど、「ボス」である監督のご意向に添えるかどうか震えてしまう…なんていう謙虚な姿勢にびっくりしてしまった。音楽を愛しているって素敵だな。
「ようこそ映
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ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

3.0

テリー・ギリアムが贈る純度100%のドラッグムービーです。
ジョニー・デップとベニチオ・デル・トロがありとあらゆるドラッグをしこたまキメまくる地獄巡り。
ストーリーはあってないようなもの。面白いとか面
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ラ・ブーム(1980年製作の映画)

4.0

フランスが生んだ至極のアイドル、ソフィー・マルソー!
「007ワールドイズノットイナフ」のイメージだったけど、この頃から妙に色気もあるし、最高にかわいすぎたな…。

性愛に開放的であったり、親が他の人
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

3.5

【生ききる】
見たいと思ってたのに5年くらい放置してた。

HIV患者となった男の奔走劇。
余命30日を宣告されても、ホモとバカにされても何とか生きる方法を探し続ける。

やがてアメリカの未承認薬のバ
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.0

めっちゃ悲しい。
キラキラ映画を想像してたからめっちゃ悲しくなってしまった。

見ているうちにブラッドリー・クーパーが渡部に見えてきたし、それをどこまでも愛するガガが佐々木希に見えてきてしまった。
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レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―(2009年製作の映画)

4.0

壮大な前フリ(2時間半)からの本編(2時間半)。

やっぱり諸葛孔明の作戦は頭がよすぎるし、涼しい顔してる金城武がカッコよすぎるな〜〜〜

ラストの戦いの盾の内側、めっちゃ暑そうだなあとずっと思ってま
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レッドクリフ Part I(2008年製作の映画)

3.5

1ミリも三国志知らないけれどめっちゃ楽しめました!
槍、強いなあ…笑

長い長い言われてるけど、一つ一つの話が説法のような感じになっているので、意外と淡々とした話が好きな人には向いているかも知れない。
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バスキア(1996年製作の映画)

3.5

まじもうめっちゃアンディ・ウォーホルの映画だった。
アンディの栄華。彼の不思議な魅力…世間を惑わせてしまう、もうほぼ自己愛性パーソナリティ障害的である。
そんな非凡性に共感してしまった若き天才、バスキ
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楽園の瑕 終極版(2008年製作の映画)

3.0

ちゃんとウォン・カーウァイの映画だった。
武侠モノと言われて、そもそも武侠が分からなかったので楽しめるか心配だったけど、ちゃんとウォン・カーウァイの映画だったので楽しめました。
描かれるのは結局男女関
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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とても辛かったです。
いちばん辛いのは、レビュー見てて何も知らない男が知ったような気で「me too」やらなんやら流行り言葉を使っていることです。
この映画は素晴らしいですよって、普段は下半身で物を考
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

【嗜む程度で】
おじさん4人がお酒を飲みまくる映画です。
「ハングオーバー」的なおバカ映画を想像したら痛い目にあいます。

もう、めっちゃ真面目にお酒飲んでるのが面白かった。血中アルコール濃度を0.0
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ブエノスアイレス 摂氏零度(1999年製作の映画)

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まさかの本編よりも面白いという。

「ブエノスアイレス」本編を見ていないと全く面白くない作品ですが。
ウォン・カーウァイ監督の鬼才性…偶然から奇跡を生み出すことが非常に上手い監督。誰かの心象に激しく映
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

5.0

【このまま走って】
ド名作、ド傑作。
女のアメリカン・ニューシネマと言われるのも納得。一応90年代の映画だから時代はズレているけれど、つまりそれは進んでいるということなのだ。

仲のいい女性2人が、レ
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.5

【GUCCI】
グッチ一族に乗り込んできた妻の偉大なる野望。
お家騒動モノであり、昼ドラ的展開なのだが、全く下品でない!むしろ全体に高級感漂う作品であるし、笑えちゃうし、最高すぎました。
批評家評が低
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トニー滝谷(2004年製作の映画)

4.5

君がいないことは、君がいることだな。

不在ということが存在の証明であるように、その事実に気がついてから本当の孤独を知る。妻を亡くした男の深い喪失と悲しみ。
悲しみを背中で語るイッセー尾形と、儚さを横
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コットンクラブ(1984年製作の映画)

3.0

実在した高級クラブ「コットンクラブ」を舞台にしたマフィア・フィクション。
コットンクラブといえばデューク・エリントンやマイルス・デイヴィスなどの黒人ジャズアーティストを輩出したことで有名ですが、本作で
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愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像(1998年製作の映画)

3.0

【愛しているんだ】
フランシス・ベーコンの映画でありながら、その恋人、ジョージに焦点を当てた破滅的な愛の物語だった。
映画としては、おそらくベーコンが好きな人じゃないと楽しめないだろうから完成度は低い
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さらば! 2021年(2021年製作の映画)

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年末に見た。
「ドント・ルック・アップ」みたいなブラックコメディかと思いきや、
全部現実の話で泣きました

ウィッカーマン(1973年製作の映画)

4.0

【ザ・カルト】
やっとこさ見ましたが、ぶち抜けてどうしようもない作品でずっと笑ってました。
「宗教ってこわいな〜」
「いやいや理解不能…」
みたいな知的な面白さではなくて、
もはや思想や信仰はどうしよ
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インポッシブル(2012年製作の映画)

5.0

文句の付け所がない、完璧な映画でした。
スマトラ沖地震が発生し、プーケットで被災した家族を描く実話に基づく話。

しばしば人々は忘れてしまう、どんな人間ドラマがあったとしても、バックグラウンドがあった
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.5

世界がドン引きしたダサダサダンス。
実は公開時、劇場に観に行きました。当時9歳とかだったけどあのダサダサダンスは忘れてなかった。
前二作に比べてヴィランには全然共感できないし、正直三角関係もドロドロし
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