kanappeさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

スパイダーマン2(2004年製作の映画)

4.0

数年ぶりの再鑑賞。
MJって割と叩かれがちだけど、境遇を見ていたら同情するし
スーパーヒーローのアクション映画をやりつつ、人間ドラマがしっかりと描かれているから釘付けになるよね。
電車のシーンは名シー
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

4.0

NWH観賞後、再鑑賞
すっっごいひさしぶりに見たけど、やっぱり面白かったな…!
伝説の始まり、特筆すべきはやっぱりウィレムデフォーのグリーンゴブリン。やっぱり最恐ヴィランですよ。
まさか2022年、ス
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.0

まだエドガー・ライトがイギリスでオタク映画を撮っていた頃のやつ

田舎に左遷された刑事(警官笑)が殺人鬼を追っていくコメディ!いや〜イギリス節がきいているなあ〜というやりすぎグロとアクション!

何気
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ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

3.5

めっちゃいい話でした。
実話なんだけど、これを見たあとに実際にペイジがWWEに出た時の映像を見たんだけど、本当に信じられないような幸せな姿で、涙が出そうだった。
プロレスは演技かもしれないけれど、人に
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.5

【前日譚】
なので今までのキングスマンを期待してはいけませんね。キングスマン見に行ったら戦争映画が始まって正直びっくりしました笑 途中「1917」やん!ってね。

キングスマン創設譚×歴史改変アクショ
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.5

【見上げるな現実】
嘘だろー!!っていうぐらい酷いブラックコメディ。下品になっていないのは錚々たるキャスト陣のおかげであって、話自体は痛烈に現代社会を批判している。考えさせられるっていうか、なんていう
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.5

現実にしてはよく出来すぎている、しかしどこかで共感してしまう私たちの話だった。

これらの3作品は短編小説としても優秀だろうし、1つの話を2時間に膨らますことも可能なんだろうが、ちょうどいい長さで終わ
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

4.0

少し昔の私が見てたら「何これッ⁉️結局顔と金ってコト❣️」ってキレてたかもしれない。
サクセスストーリーではなく、シンデレラストーリー。

恋愛模様が揺れ動く理由は、格差っていうわりと現実的な問題。「
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.5

【怖いんですが】
ちょっと、怖いんですが
思ったより怖かった、サイコホラーと思いきやわりとゴリゴリの視覚効果とドッキリで驚かせて来るタイプのエンタメホラー作品。
美少女×超能力 というひと時代まえの映
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.0

【混乱しました、】
フィリップ・シーモア・ホフマンそっくりの人が出てるし、舞台設定と雰囲気は「ゼアウィルビーブラッド」だし、これはPTA作品か!?と。
正直PTA作品は好みではないのだが、本作はなかな
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.0

【ラストにやられた!】
ラテン系音楽×止めどないラップ×おとぎ話みたいな視覚効果で最初からノリノリだったのだが、ちゃんと社会問題を提起してくるところにジョン・チュウ監督の力量を感じる。
「クレイジー・
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

非常に興味深かった。みてよかった。
高レベルの会話すぎて100パーセントついて行けたわけじゃないのだけれど、右翼左翼で2分化せず、学生と真正面から向き合う三島は本当に日本という社会を変えたかったんだと
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アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年製作の映画)

3.0

もう、すっごい寝た、すっごい気持ちよく寝た(多分2曲くらい)
私は神様を信じていないけど、神様を信じる人を信じたいと思った。
それくらいソウルフルで、会場の人々も、アレサ自身も全身全霊で神に対して人生
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ジョン・コルトレーン チェイシング・トレーン(2016年製作の映画)

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正直自分はジャズ超初心者なので、「ジョン・コルトレーンって名前は知ってるけど…サックス奏者だっけ…」と戸惑うレベルのにわか。ので今回は勉強として鑑賞をしたわけだ。
結論から言うと、崇高なミュージシャン
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ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

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ハワイには行ったことがないんだけど、「そうだよ、これこれ」ってなる感じ。なんだかマラサダの甘い香り(食べたことない)がしてくるし、波の音まで聞こえてきそうだ。
沖縄に行った時のことを思い出した、南国で
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RENT/レント(2005年製作の映画)

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本作未鑑賞により、100%楽しめなかった「チック、チック…ブーン!」より。
ミュージカルに疎い自分でも、何度も名前だけは目にしたことがある「レント」。原作者であるジョナサン・ラーソンの死によりカルト的
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

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良かったなあ。
ウッドストックでヒッピーたちがクスリやフリーセックスで盛り上がっていた時代。黒人達は人権やアーティシズムを訴えるが如く独自のフェスを開催していた。
ソウルやブルースやゴスペル。思わず体
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

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【ナチュラル・ボーン・キラーズ】
ハートフルおしどりバディモノ第二弾
MCUと比べてしまえば、前作もすごく良く出来た作品というわけではなかったのであまり期待してなかったけど、なかなかよかったです。サク
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

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めちゃくちゃ良いロードムービー
インド旅行を通して癒されゆく三兄弟の傷。
ドタバタすぎるし、変な話すぎる。「癒し」というと辛気臭い感じがするけど、全然そんなことない。なんの話?って言われると困る内容。
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エイリアン(1979年製作の映画)

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小さい頃に何回も見たと思う、けど通しで見だ記憶がなかったので久しぶりに。
宇宙映画がポピュラーになってきた時代にスペーススリラー的王道作品となった本作はやはり偉大だなあと思った。
今日ではもうリスペク
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

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ちょっと期待しすぎたかな〜
自分があまり好きではないタイプの映画だったのが大きいんだろうけど、それにしてもアンドリューの演技はすごく良かったので2時間見入ってしまった。
いや、38歳には見えないよ…。
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皮膚を売った男(2020年製作の映画)

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まさかの2日連続モニカ・ベルッチ。
途中かなり寝ちゃって!ちょっと曖昧なんだけど、いい意味で映画っぽくなくて、あれこれノンフィクションだっけって何度か思った。
アート×難民×ラブストーリーっていう、作
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アレックス STRAIGHT CUT(2020年製作の映画)

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【メルド】
いや〜クソだなあ、もう、ちょっと…さあ…
って毎回頭抱えてる気がするギャスパー・ノエの映画って!毎回見て後悔するのに、なんか映画館でやってたら見ちゃうのよね…。

オリジナル版は未見なので
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

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【MPDG】
ホント、嫌になっちゃうよね。
自分の好きな音楽も、好きな女の子も、好きな思い出も、自分の中ではフツーじゃなくても、社会に漂流しちゃえばみんな普通なのにね。みんなが誰かの特別で、それが普通
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エターナルズ(2021年製作の映画)

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【I remember】
恐ろしい作品が誕生しましたね。
人類創世記。人間を超えた神のような存在=セレスティアルズによって作り出された戦士たちエターナルズの活躍と葛藤。
10人もいるのに全員が魅力的で
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ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

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初ビバコップ
完全に笑ってはいけないの浜ちゃんのイメージだったけど、ジャケット着出すのは2かららしい。

80年代〜!って感じでよかった。エディ・マーフィの出世作ということだが、派手すぎず、アクション
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

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見るまで長いな(長すぎる)と思ってたけど、見終わったらもう一度最初から再生していた。
「アイリッシュマン」でも同じ現象が起こったのだけれど、人生の長さに比べればこの映画は短すぎるし、あまりにも美しすぎ
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

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勝手に北欧系ふわふわロードムービーかと思ってたら全然違った。

社会から分断された家族が母親の死をきっかけに社会との向き合い方を考え直す話。

最近は農村に移住して子育てをする人が増えているらしいが、
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レナードの朝(1990年製作の映画)

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事実は小説よりも奇なり、だなあ。
植物状態だったレナードが薬物投与によって目覚める話。目覚めました!ハッピーエンド!という簡単な話じゃないという点にすごく引き込まれた。

30年振りに動き出したレナー
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ブレイド(1998年製作の映画)

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オスカー俳優マハーシャラ・アリを迎えて、MCU参入にすることが決まっている「ブレイド」。

ヴァンパイア・ハーフのブレイドくん
…しかも本名はエリックという、自分で刃なんて言う名前付けちゃう厨二ハード
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トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)

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白=平等
ちょっと難しくて、解説を見て理解した。
離婚されても何とかヨリを戻したいという、かなり執着的な男の話。
主人公のカロルがポーランド出身なのでフランス映画と言うよりかは東欧・北欧の少し陰鬱な感
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甘い生活(1959年製作の映画)

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【ローマにあるのは嘘や虚飾ばかりだわ】
美しいの一言に尽きるな。
あらすじ見てる限り、映画女優とのラブロマンスを3時間見せられるのかと思いきや、違った。

イタリアの社交界をパパラッチする男の小話がい
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コロンバス(2017年製作の映画)

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モダニズム建築が好きだから、見たかった作品。これに備えて小津作品を2つ見てみたけど、小津っぽいという言葉に頼らなくてもいいと思った。

家族を大切にする、しない
家族と一緒にいる、いない
複雑な環境で
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

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いや〜面白かったなあ。
お金持ち×凡人(しかしスーパー才女)の恋愛を描くという点ではよくあるテーマなのかもしれないが、それにアイデンティティ問題とコメディを加える事で良作になっていた。

ハリウッド映
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