カヨさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

アルプス(2011年製作の映画)

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つまらなくはないけどどうだろう…。
ウルリヒ・ザイドルの作風に似てると思うんだけど、ザイドルを好きになった今ザイドルは濃すぎ(重すぎ)てランティモスは薄く感じちゃった。
他者を演じることで自分から逃避
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私は隠れてしまいたかった(2020年製作の映画)

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イタリア映画祭(配信)で鑑賞。
めちゃくちゃつらくて号泣した後、こういう話ならもっとガッツリあらすじ書いとけ!と切れたけど、なんだかんだ印象に残っているし、たまに思い出す。
一生の中で、一人の善人と出
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私の少女(2014年製作の映画)

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非英語圏でレズビアンの映画を探してて見つけた韓国映画。

恋愛が主題じゃない!とちょっと喜んで観たけど、子どもの扱いにモヤモヤしてしまった…。
弱者を恐怖の対象にするサスペンスとかホラー、苦手だ。

渚のシンドバッド(1995年製作の映画)

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同性愛、母子家庭、強姦など、色んな事情を抱えている高校生たちの話。
オープニングがめちゃくちゃいい!男性の身体を性的に映している。
あとあゆ、演技うまっ!
みんないいとこと悪いとこがあって、恋に恋して
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

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差別の連続が辛かった。(当人の辛さは想像も出来ないもので、こんなん言うのもよくないか…と思いつつ)
主人公が何歳なのか分からなかったけど、20代なのかな?20代と50代とか年齢差の恋愛を悪く言うという
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WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

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とってもいい映画だった!
ゲイの中で婚姻関係を望む人と望まない人がいるというスタンスの違いが描かれていてよかった。

親がいなくて家族にカミングアウトできない主人公に、「今だけ父親だよ」と言ってカミン
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チャーリー・セズ / マンソンの女たち(2018年製作の映画)

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加害者と被害者、その線引きどうしたらいいかわからない。
ラストシーンが大ッッッ嫌い。ラストまではフェミニズムとしての視点をしっかり持ってるのにあのラストはない。
でもいい作品だとは思う。

ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー​(2019年製作の映画)

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良作!ポップアートホラー!アートの資本価値をどうやって上げるかが描かれていて面白かった。

ウォール 絶体絶命(2019年製作の映画)

4.0

すごい映画…観れてよかった、配給会社ありがとう…と思ったけど、売り出し方が間違ってるみたいでクチコミの評価低い。
空撃の音、爆撃機の音、爆弾の光、アッラーの存在、破壊された町並み。この映画を観なければ
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現金に体を張れ(1956年製作の映画)

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キューブリックってキャラクター性を瞬時に理解させる天才だ!
何でこんなに伝わっているのか訳が分からない!
ラストが洒落てるな〜!
傑作というわけではないけど、面白かった

子猫をお願い(2001年製作の映画)

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同じ高校にいた5人組。各々就職してたりしてなかったり、家の貧富の差が徐々に現れてくる。
貧しい子が友だちに全然愚痴を言わないし感情的にならないのが、なんかリアルな感じがした。
話がどんどん辛い方に向か
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トゥームストーン(1993年製作の映画)

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OK牧場の闘いを結構忠実に描いた作品らしい。
正直私はアントワープのことそんな好きではないというか嫌いでもないけど、“英雄”とは思えない。
しかしドクは…とても魅力的だ…。ドクは弱さの塊だと思う。
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ワレサ 連帯の男(2013年製作の映画)

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長いし、歴史を描いているので教科書的になりそうなのになっていない。
本を読まない電気工(労働者)が、労働組合を立ち上げノーベル平和賞を受賞し、大統領になるまでの物語。
ストしている時の実際の映像は衝撃
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