カイリエイガさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

SAND LAND(2023年製作の映画)

4.5

鳥山 明 大先生〜‼︎って感じ。
漫画の良さをそのままに飛び出してきた
神作画なCGアニメ。
ひたすらに楽しいし、キャラが鬼可愛い。
声も完璧。アッパレ。
あっという間の2時間。

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.8

臓器を摘出するパフォーマンスアート。
キモエログロカッコいい。
登場するデバイスの圧倒的ビジュアル。
さすがクローネンバーグ先生という感じ。
役者陣全員ハマり役すぎだし、小汚くて錆びついた冷たい世界観
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THE3名様(2005年製作の映画)

3.5

深夜のファミレスで3名がだべるだけの
ショートコント作品。
ゆるゆるすぎてちょうどいい。
短編だと思ってたらシリーズで何作品かあったので深夜に見たい😌
ファミレスいきてえ

青い春(2001年製作の映画)

4.4

こんな芸術点高い不良映画他にある?
青春時代の行き場の無いエネルギー。
触れるもの全てを傷つけずにはいられない。
純粋で、だからこそ不安定で、美しい。
豪華俳優陣の若き姿が拝めるのも見所。

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.5

笑顔を浮かべた紳士的な老人銀行強盗。
主人公のキャラクター性のみの作品なんだけどメチャかっけーし、しゃれてる。
やってることは犯罪なんだけれど憧れちゃう。ロバート・レッドフォードしぶいい。
原題は“T
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A KITE~INTERNATIONALバージョン~(2000年製作の映画)

3.4

好きなブランドとコラボしてたので見てみた。作品時間のわりには楽しめる。
ちょいエロ、ハードボイルドアニメ。
音楽と終わり方が素晴らしい。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

もうね。。。言葉にならない。。
今までで1番哲学的で、グロテスクで
魂がヒリヒリした。
ああ 本当に最後なんだ。そう思わされた。
偉大すぎる歴史に感謝。

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.5

タイトル通り女性たちの会話劇。
テーマ性と削ぎ落とされた映像構成。
魅力的な作品であることは間違いないが、個人的にハマらず。乗り切れず終わってしまいました。
しかしこれが実際に起きている事件であること
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Pearl パール(2022年製作の映画)

3.6

主演の女の子の演技がトラウマ。
レトロ映画風の音楽、演出が際立ってる。
一緒に見た友達がヒッチコックの「サイコ」を思い出したって言ってて、ヒッチコックってやっぱすげえーなって話になりました😂

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.6

「ブックスマート」の監督こんなのも撮れるのね!濃密なサイコスリラー作品。
色んな作品の要素が詰め合わされていて、
正直いうと既視感がありまくるけれど
映像美や演出が見事で、退屈しない。

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.3

泣いた!
登場キャラクターがほんとに魅力的。
戦闘シーンの音楽の入れ方、コメディパートのバランス◎
そしてマイケルキートン版が観れるのはファンサービスえぐい。

断捨離パラダイス(2022年製作の映画)

3.5

引っ越し後、断捨離中だったので見たらオモロいかなと思いタイトルだけで鑑賞。
ゴミ屋敷の再現率すごいな。セット作り大変そう…!コメディタッチなので見やすい。
部屋の掃除頑張ろって思った。

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.5

リアルを超越してる。語りかけてくる。
役者を使わず、似た境遇の素人を使ったというが、それにしてもここまで芯に迫るモノが映し出せるなんて信じられない。
貧しい家庭に産まれ、身分証も無い、そんな状況の中で
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.8

不完全な日本語の発音が夢の中にいるような浮遊感を演出している。
日本でも韓国でも無い独自の世界観。
耽美なエロティックサスペンス。

スワンソング(2021年製作の映画)

3.4

時の流れは切ない。
設定の割にアッサリした印象でした。
うまく乗りきれず感情移入ができなかった。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.6

初見のインパクトはどうしても超えれないけれど、前作に続き新時代のエンターテイメントを体感させてもらった。。
実写では出せない魅力と演出。
音楽もセンス良くノリノリで観れる。
次回作もめちゃ楽しみにして
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

歌は良かった…!けど、アニメを実写化する難しさを感じた。
最後、お父さんが見送りに来るシーン
髭もじゃのオッサンが海に浮かんでるピンショットで,シュール過ぎて隣のお客さん吹き出してました。

そばかす(2022年製作の映画)

3.9

「シンデレラって価値観おかしくない?」
恋愛感情を一切抱かない主人公。多様性を主張しつつも,押しつけがましくない作品でした。
主人公の目線で世の中を見つめると、いかに世の中が色恋に染まってるか分かる。
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最凶女装計画(2004年製作の映画)

4.5

FBI捜査官(黒人、男性)2人が
白人ブロンドのお騒がせセレブ姉妹に変装して、潜入捜査!なぜか絶対にバレないところが爆笑。とにかくテンポが良くて、振り切った演出が笑える。終わり方で拍手しちまった!

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.5

エア・ジョーダン誕生までの物語。
今では誰でも知ってる伝説のシューズが
いかにして誕生したのか…最高でした…。
ビジネスの話でここまで胸が熱くなれるとは…!歴史を変えるほどの大きな決断。
拍手。

マッドゴッド(2021年製作の映画)

4.1

グロキモ悪趣味の頂点極めたストップモーション作品。造型物のクオリティはもちろん、カメラアングルの構成や映像編集も超一流だと感じた。30年も命懸けて訳分からん(褒め言葉)モノつくるのはクレイジーすぎ。>>続きを読む

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.7

姿が見えなくなるまで「またね」と言い合える友達は一生モン!心温まる作品。
子供時代主人公めちゃ可愛いすぎて
もはや大人時代の描写いらんくね?
とか思ってしもた。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.9

スピルバーグが自身の過去を映画化。
映画作りに夢中になっていく少年と家族の物語。エピソードがどこまでが本当か分からないけど、ちゃんと自伝がスピルバーグ作品になってるのすげえ。最後のシーンも◎
地平線を
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少年と犬(1975年製作の映画)

3.8

1975年制作ブラックコメディ&ディストピアSFムービー!舞台設定が2024年ってことで、日本初上映👏
トリッキーな描写も数々あるが
凸凹コンビが可愛くてわりと見やすい印象。
なんといってもオチが最高
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エム・バタフライ(1993年製作の映画)

4.0

あのクローネンバーグが、エログロを封印して挑んだ衝撃のラブストーリー!
実話が元になった戯曲を映像化したそう。
破滅的で美しい。カタルシス感じまくり。
是非ネタバレ、下調べ無しで見てほしい。

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.6

孤児院を舞台にした
スイス産ストップモーションアニメ。
物悲しいけど可愛いキャラデザが秀逸。
重たい社会問題がテーマだけれど
表情の豊かさとか、実写よりも刺さる。
子供たち皆幸せになってくれー!

ジュリア(s)(2022年製作の映画)

4.1

1人の女性の4つの人生。
ほんの一瞬の出来事の差で全く違う分岐を見せる。自身の選択ではなく、人生の選択(偶然の出来事)でこうも変わるか!っていうのが面白い。幸せの絶頂は長続きしない、けど絶望の淵でも救
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グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

3.8

時代と共に消えつつあるエロ雑誌の編集部の話。軽い気持ちで見たけど、しっかりドラマだった。紙媒体は本当に難しい。
どんな世界にも命かけて作ってる人がいるんだよなあ。

「立ち読み防止テープさえ無ければ、
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.7

断捨離を通して自分の過去を見つめ直していく主人公。
ちょうど引越しの為に、断捨離中だったので共感の嵐でした…。
誰にだって過去はあるし、人は皆「身勝手」なのかもしれない。
タイ映画良き。

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

3.5

殺し屋に自分の殺害を依頼したら、恋に落ちて死にたくなくなる男の話。
もうほんとそれだけで進む。
それが全て。コメディ。
独特の気だるい間。
深夜にだらっと見る系作品。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.0

ヴィーガンを殺してその肉を売る肉屋のお話。野菜をたくさん食べてるから草食で美味いっていうイカレタ発想😂
各所から怒られまくりそうな超過激な内容だがブラックコメディ仕立てめちゃ見やすい…。内容があれです
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.6

S級の映像でB級の内容をやってる感覚!
(褒め言葉)
チンパンジーのシーンが1番好きでした。
メタファーが多くて、汲み取りきれず。
解説を読んで、なるほどーって感じでした。

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.5

大げさでは無くても小さくも無いこと、
を描くのがすごく上手い。
頬が緩むような幸せも、ムカつく奴との会話も、なんかうまくいかない日々も。
人生ってこうだよな〜っていうね。
ハードさと優しさとバランス素
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.9

戦争で夫を亡くしたロンドンの家政婦が、クリスチャンディオールのドレスを買いにパリまで行くお話。音楽の使い方、映像の質感が可愛らしい。ハリスの人柄もチャーミングで魅力的。心が温かくなる作品。