甲斐てつろうさんの映画レビュー・感想・評価

甲斐てつろう

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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

5.0

見たかったものが全て見れた。
劇場公開版と話の流れ自体は同じだが深みがまるで違う。
ヒーロー集合作品の良さが全て詰め込まれていた。

一人ひとりの活躍だけでない。
心の葛藤や人間ドラマ、それを抱えた中
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コウイン 光陰(2023年製作の映画)

1.0

ダメだぁ……
友人に舞台挨拶に連れて行ってもらって監督に挨拶までさせていただいたけど申し訳ない、死ぬほどつまらんかった。

いや、つまらんは語弊。
逆に面白かったよ、ツッコミ待ちのバカ映画としては。
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

バカ楽しい映画キタコレ!
史上最高級のエンターテイメント!!

とにかく世界観が終わってて最高、大好き。
秩序の無くなった世界ってこんなにも面白いのか!

何で車の上でギター弾いてるの⁈
何でそんな格
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.5

自分はキリスト教徒だ。
神の救いを信じ洗礼を受けた身である。

しかしそれでもこの映画のように神が信じられなくなる事、疑わしくなる事はある。
救いとは何なのか、本当に救われるのなら今のこの苦しみは何な
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.5

特別面白い訳ではない。
それでも憧れやロマンを存分に魅せてくれる。
一度は彼らのように自由に疾走し思い切り風を感じてみたい。

当時の事も現在の事もアメリカの内情は映画でしか知らない。
ただこの映画が
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

こんなに美しいラブストーリーは他にない。
愛に言葉は要らず種族も関係ない。

まず背景造りが素晴らしい。
まるでティムバートンのようなファンタジックさの中に独特なノスタルジーがある。

光の当て方や水
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

これぞクリントの至高。
初めてこの事件を知った時、間違いなくクリントが映画化するだろうなと思ったが案の定だった。

犯人に仕立て上げられたリチャードに対してFBIやメディアは「自分で爆弾を仕掛けて発見
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市子(2023年製作の映画)

4.5

辛いなぁ……
どうしても上手く生きられず何とか生きるためには手段を選ばずには得られなかった。
彼女はただ普通を得たいだけだった、俺たちが当たり前に生きて贅沢にも物足りないと思っている日常はある者にとっ
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.0

兎に角みんな人の話を聞かない。
時代とか国の価値観ってのはあるだろうけど仮面ライダー剣レベルでぱっと見の印象で決め付けて攻撃するの何なん。

この時代の障害者は生きづらかったろうな、明かされてないだけ
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第9地区(2009年製作の映画)

4.2

もし宇宙人がこの地にやって来たら。
そのリアルを最も描いた映画だと思う。

人間ではないから好きにして良い、生きた心のあるものと思わない。
ただの実験材料であり好奇心を満たすためだけの道具でしかないと
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

普通に面白かった。
けど個人的には違うパターンの方が好きだったかな……?

主人公が記憶を失ったフリをしていて逆に敵を誘き寄せてたってのが少し拍子抜けしたというかそこで求めているものと違う話になっちゃ
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イノセンツ(2021年製作の映画)

4.0

おもろい。
個人的には大好き。

でもまんま童夢だからいいのか?と思う所も少々。
でもこれはこれで全然アリな気がする。

こういう大人たちの知らない子供だけのコミュニティ内で起こる小規模の事件ってのを
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

面白かった。
良いよ、良いんだけど……
全く分からん!!
考察動画見るしかない。
でも面白かったのに変わりはない。

ただ言葉で表すのが異常なほど難しい映画。
感じたものをそのまま言うしか出来ない。
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

中学の頃、癌のため余命の少ない先生がいた。
国語教師だった彼の最期の授業を思い出した。

すぐ怒鳴る嫌われ者の先生だった。
例の最期の授業では突然自分の人生で得たものについて語り出して思春期真っ只中だ
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チェンジリング(2008年製作の映画)

4.5

「責任」
この言葉が今作を表す全てだと思う。

とにかく精神的に追い詰められキツくなる作品だが僕はこう言った映画が大好きであり一番心の変動を感じられる。

実話をこのように描けるクリントの手腕にはいつ
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僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.5

全く興味のない事柄をわざわざ取り上げてその事について深く描いたつもりになってるようなイキり創作者へのアンチテーゼを感じた。

人間誰しも興味関心があってその事について何か思う事があるからこそ創作という
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

こーゆー重たい雰囲気の話は大好物。
人間ドラマをメインにしたSFチックな作品も特に大好き。

誰かがレビューで言ってたけど
「ドラマをメインに描きたいのか設定をメインに描きたいのか」
というのでは個人
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.5

面白いんだろうけど噂通り泣けるかな?と正直なところ思っていた。
しかし結果は号泣、最後の最後で最高に泣かせてくれた。

アクションとしてもサスペンスとしてもドラマとしてもSFとしても一級品で特に設定が
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さがす(2022年製作の映画)

4.5

かなり攻めた内容であれど間違いなく邦画史に残る最高傑作の1つだと思う。

あのような内容を描いて賞賛されるのはやはりこの作品が持つ凄まじい説得力が要因だと思う。
少なくとも大大的に炎上しているのは見た
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ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.0

テンポが速くサクサク進むから飽きずにあっという間に終わった。
オチの勢いも個人的には好き。
残り時間見てどうやって畳むのかと思ったらそう来たかって感じ。
とりあえずビッチ抱きてえ

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.0

夢を持つという事の意味、そしてその意味は人それぞれ違う。
ただその夢を追い続ければ運命が奇跡に巡り合わせてくれる。
そういった映画だと思った。

信じる者に奇跡は訪れる、素晴らしい映画。
あと娘が凄い
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.5

オラこんな村嫌だ〜
オラこんな村嫌だ〜
東京へ出るだ〜

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.0

良すぎ。
流石我らのクリント。
始まり方だけで素晴らしい映画だと分かる。

構成も素晴らしい。
時系列順に描くのではなく先にその後を描いてから回想として肝となる事故現場を描く。
それにより臨場感と感情
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.8

正直なめてた。
評判はそこそこ良いから無難に楽しめる凡作くらいかな?と思っていたら超良作ホラー。

しっかり人間ドラマをやっていてその上でホラーとしても成り立っている。
ちゃんと怖かったし本当に面白か
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

4.0

辛い。
ただ見てるだけでも辛いけど当事者にしか分からない辛さも兼ね備えている。
とにかく主人公と同じような経験をしてきた分、この世の全てが憎く思える。
ただこちらは純粋に生きようとしているだけ。
どう
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

良いなぁ。
こう言った精神の救いを派手に求める感じ憧れる。
展開もしっかり飽きさせない作りになってるしラストは痺れた。
ネタバレ無しで見て欲しい。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

やはり何度見ても傑作。
回数を重ねる度に深みを増していく映画は本当にいい映画なのだと思い知らされる。

悲しい出会いから美しい日常を過ごし、それでも現実はじわじわと近づいて来る。

だからこそ短い幸せ
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奇跡の人(1962年製作の映画)

4.0

ヘレンケラーのそのタイトルの通り奇跡の実話。
とにかく演者たちの演技が素晴らしすぎる。
音もない真っ暗闇の中から一筋の光を見つけ出す、そしてその光の先には美しい世界が広がっていた。
とてつもない感動が
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ソナチネ(1993年製作の映画)

3.5

ヤクザの遊び怖い……

でも絵作りとリアリティが凄い。
武の演技が本当に怖い大人って感じがして常に緊張感が走っていた。

そして人間の命とは一瞬なものでいつどんな時に誰が死ぬかなんて分かったもんじゃな
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.4

狂気の沙汰の大行進は
古の学級委員の吸い殻を好み

半額シールを貼られた哀れな総理大臣は
マクドナルドの駐車場で官能小説を仕上げた

這い寄る犬の閘門線から
革命前夜の声がする

千切れ!刮目せよ!し
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.5

圧巻。
約2時間ずっと見入ってしまっていた。
とにかくハンニバル・レクターのキャラクターが凄まじい。
これだけ印象に残る魅力的な人物を描ける技術に脱帽してしまう。

そして何より恐怖の煽り方が上手すぎ
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.0

ウィルソン推し。
色々切ない。
そして雨の中のキスシーンは至高。
素晴らしいメッセージがあった、明日もしっかり息をしよう。

ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

4.0

てえてえ。
尊いと書いて"てえてえ"。

こんなに胸キュンする映画久しぶり。

年あんま離れてないけどオネショタ味が強くて最高。
こんな年上のお姉さんとキュンキュンしたかった。

だからといって全てが
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