ダメだぁ……
友人に舞台挨拶に連れて行ってもらって監督に挨拶までさせていただいたけど申し訳ない、死ぬほどつまらんかった。
いや、つまらんは語弊。
逆に面白かったよ、ツッコミ待ちのバカ映画としては。
ツッコミ所を挙げるとキリが無さすぎるので数箇所に絞らせてもらう。
冒頭から笑っちゃった。
緊迫感溢れる音楽が流れながら車を走らせる。
しかしその車がまぁゆっくり！
全然格好がつかない！
その流れでバラエティ番組のようなダサいタイトルコール。
その時点で俺の脳はクソ映画を楽しむ脳にシフトチェンジされた。
冒頭でそれをさせてくれたのは良心的かも知れない、皮肉だけど。
監督は舞台挨拶で「リアリティを追求した」って言ってるけど変にそれを強調するから後のストーリーに全く影響のない要素でも伏線かと思ってしまって変に気張っちゃった。
だから関係なかった時は拍子抜け。
あんなに伏線みたくしてたのにそれらは全く関係なく全然違う真実だったりするし。
意味深に無駄な事やるから何に注目して見れば良いのか分からない。
回想シーンの入り方ダサすぎ。
しかも無駄に長いし。
その時のキャラの心情を表したりヒントを出すのに主に回想は使われるけどこれは無駄話をひたすらして最後にちょこっとだけヒントみたいなの残す。
そこだけ切り抜けよ！！
その他にも警備としてのリアリティがとか言ってる割には効率悪すぎるしプロ意識なさすぎだろって思う所もあるし主役の中の女性があまりにクソ女すぎてムカつくしその性格にする意味を感じないってのもあるけど前述した通り挙げれば本当にキリがない。
１カット１カット、全てにツッコミ所を見つけられると言っても過言ではない。
逆にいくつ突っ込めるかというゲームを友人間でするには良い映画かも知れない。
