スロウさんの映画レビュー・感想・評価

スロウ

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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

後味は爽やか…
あまり深く考えなくて良いよ、ヒューマンドラマにうっすらコメディをまぶした映画なんだよ!と自分に言い聞かせています。

綾野さん演じる狂児の、ずっと笑顔なのに近寄り難い感じが怖かったです
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シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)

2.5

白黒なので幽霊の禍々しさが際立って恐ろしかったです。
ストーリーはわかりやすいのですが、登場人物の考えていることや心情がイマイチ分からず混乱しました。
本人が望まなければ助けない。割り切り方も凄くビジ
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.0

分かりやすくてまさに登場人物達の世代の為に作られたお話なのだと感じました。

劇場版SPEC~結~ 爻ノ篇(2013年製作の映画)

2.5

この手の作品は、
「よく分からないけど無理矢理分からされたような気がする。ストーリーの説明はできない」です。
作品が完結したことは分かりましたけど…。

とりあえず、戸田恵梨香さんは何をやっても可愛い
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箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

3.0

なんとなく展開は読めるけれど、時系列があっちゃこっちゃして最終的に混乱してしまいました。
結果、解説サイトを読んで「ああ、そうですか…」と。なんだか疲れました…。
突然幽霊を登場させたり、ちょっとこね
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

最後まで観ると、現代社会において、環境のみであそこまで非道な差別主義者になれる人々がいるのだろうか?
逆に、非道な行いの下で従順に日々を送る人々が存在できるのだろうか?
と疑問が湧きます。
そんなこと
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.0

作中、周りの人が皆良い人達で良かった。

好きなことを語る芦田愛菜ちゃんは少し遠慮がちで、相手の話も聞き、ある種特有の一方的に情熱を押し付ける1人語りはせず、あちら側で生存しようと努力している人でした
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女神の継承(2021年製作の映画)

1.0

凄いと聞いて、期待して鑑賞。
結果、私の心は収集つかず。
リアルを追求するとこうなるんですか…

神が描くは曲線で(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

騙された!悔しい!とか、そんな感想は全く抱けない作品でした。
冒頭から頭が「?」だらけで映画をなぞるだけで精いっぱい。

主人公が自分自身に騙されている描写は面白いと感じました。
自分の作り出したスト
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.0

綾野剛さんの役は、韓国版ほどの人を超越した脅威ではなく、まだ現実にない寄りのありかと。

オチはなるほど。
岡田さんの演じる警察官にはピッタリなエンディングですね。
何というか、あの方によって綾野さん
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

凄い映画だと思います。
没入しすぎて失神しかけました。
こんな映画体験初めてです。

原作未読。リバイバル上映で鑑賞しました。
最初は、演奏シーンのモーションキャプチャーの感じが強くて入り込めず、「音
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

やたらとSNSにファンアートが回ってくるので気になって鑑賞。
なるほど、戦争のトラウマ、閉鎖的な村の因習、スーツ、ベビースモーカー、犬歯、連続殺人、謎解き、妖怪、業 etc…(ん?あれ、京極堂…?)
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嵐の中で(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

伏線の分かりやすさは少し残念ですが、
展開のスピード・面白さと、ラストで最愛の娘と自分を愛し裏切らない人、どちらも取りに行く主人公のガッツが好きだと感じました。
それにしても、登場人物、不倫しすぎ。

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.0

宝石のように繊細でキラキラした作画と空気の作品でした。
内容は少しエグいな、と。
好きな相手に全ての意思決定を委ねてしまうみぞれには、教師から音大を勧められる程の音楽の才能があり、
彼女に執着・依存さ
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彷徨い(2023年製作の映画)

-

"驚きのラスト"を期待していましたが、唖然。
なかなか辛い映画でした。
メンタルが万全の状態で観て下さい。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.5

歌手を夢みて自分を売り込んだら、
若さと体を集客に利用されてしまった、という女性の苦しみが生々しく味わえる映画でした。

同じ女性として、見ていて辛い部分はありますが、
追体験するホラー演出も、過去の
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マレフィセント(2014年製作の映画)

3.5

これは、眠りの森の美女を原作とした二次創作…

憎い相手の娘であるオーロラから何故か目を離すことができず、お世話をし、結果懐かれる。

微笑ましいヴィラン(?)のお話でした。

メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.5

日本のミュージカルファンの方にオススメします。
ぜひ、吹き替えで!

最初の魔法から引き込まれました。
夢のあるストーリー、豪華なキャスト!
文句無しです。

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.0

これは凄いですね!
脳の仕組み、記憶について理解しやすいアニメーションにしている。
何とな〜く情報として知っているから、何とな〜くわかる。
それが純粋にストーリーを追えなくしてしまいました。ただただ感
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ムーラン(2020年製作の映画)

4.0

明日海りおさんのファンなので…。
男役時代のお声が聞けて幸せでした。

真の姿で、自分らしく生きる。
素晴らしいテーマだと思います。
最近、様々な分野で活躍している女性を見掛けてはカッコいいな、と思う
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

メインビジュアル以外、何も情報の無いまま鑑賞しました。
まず、アニメーションの動き一つ一つが丁寧で物凄くこだわりを持って作られたことがわかる作品でした。
作画好きの私はそこに気を取られてしまい、物語を
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.0

前作スプリットを観ていないので、伏線にあまりピンとこず。
もったいないことをしたかもしれません。

運動の世界新記録が様々な選手によって更新されていく現象に似た話として理解しました。

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.5

昔、映画館で観ましたが、結末をすっかり忘れてました。
また驚きを味わえてラッキーです。

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.5

小さなオリーブの夢のミスコン出場を目指して、問題だらけの家族がトラブルだらけの旅をする。
深刻なトラブルもコメディ的な解決(?)をしてして笑わせてくれます。
ですが、おじいちゃんから教わったダンスの意
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最後まで行く(2014年製作の映画)

4.0

次から次へと襲いくる災難(自業自得)、そして最強の敵の出現に目が離せませんでした。
2人ともしぶといので、鍛えた人間は簡単には死なない、という夢をみてしまいそう。
面白い映画でした。

母性(2022年製作の映画)

3.0

えっ、本当に湊かなえさん原作ですか?という終わり方でびっくりしました。
ライトすぎて、ドラマみたいでした。

作品内では周りのヒンシュクを買うのですが、清佳の正論がスカッとして好きでした。
皆がそれぞ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.0

この時代、同性同士だからハードルはとてつもなく高いけれど、
それ以前に、
世の恋愛経験者達は少なからずこのような気持ちを体験しているのだなあ、と想いを馳せました。

「君の名前で僕を呼んで」の言葉の意
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

まず、岡田さんの演技が凄いと感じました。
"一人の自信のない大学生"の幅から大きく外れることがない振り幅で大きな変化を作り上げている。
そして、普段の人の良さとの落差で突き落としてくる阿部さんが恐怖。
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レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

1.0

だめですね。脳みそカチカチな大人が観てはいけない作品でした。
ごめんなさい。

ネズミ…厨房にネズミ…が大変受け入れ難く…
料理ができない主人公が他力で一人前になったかのように調子に乗る姿に苛立ち、
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劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE(2023年製作の映画)

3.5

ファーストシーズンのみ知る状態で観に行きましたが…
これは、サードシーズンを観てから行くべきでしたね。
失敗、失敗…。

さがす(2022年製作の映画)

3.5

えっ、何で!?
えっ、どうゆうこと?!
と驚いたり落ち込んだり忙しい映画でした。
そんなジャンルの映画と思わずに観たので…
終わりかと思ったらまだ半分だった時は絶望しました。
これ以上の悲劇があるだろ
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.0

みんな自分の居場所を探していて、心地良い人間関係、距離感を求めている。
子供にとって、それが家庭と学校に限定されがちだから不幸だな、と感じる。
大人になると、付き合う人間は限定できるし、行こうと思えば
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.0

難しい問題はともかく、凪沙の優しい眼差しと一果の美しいバレエが非常に心に残った作品でした。
男性の姿になってもちゃんと凪沙だとわかる草彅さんの演技、とても素晴らしかったです。

ドラマティックにショッ
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