kahoさんの映画レビュー・感想・評価

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相棒 劇場版Ⅳ 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断(2017年製作の映画)

3.3

3を飛ばして4を鑑賞。

いつもの組織の範囲を超えた、スケールの大きな展開でした。

犯人の歩んできた道が、あまりに切ない。。

相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜(2010年製作の映画)

3.3

続けて2を鑑賞。

今回も、組織として暴かれては困るところに乱入していく特命係。

初代相棒も好きだなぁと思ったけれど、二台目の神戸との掛け合いも良きです。

真相はやっぱり深い闇で、ラストの展開は想
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相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン(2008年製作の映画)

3.4

新春スペシャルを観て、そのままの勢いで映画版を鑑賞。

組織の闇に切り込む、厄介者たち。
通常シリーズのドラマは未鑑賞だけれど、面白く楽しめました。

世論の流されやすさ、匿名で攻撃する第三者の無責任
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.6

優秀な会計士、クリスチャン・ウルフ。
企業の財務調査を請け負い、大きな不正を一晩で見つけ出すが、不正を行った者の死亡により、調査依頼は途中で打ち切られてしまい、内部告発者と共に、何者かに命を狙われる。
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.2

愛に溢れるラブストーリー。ちょっとおきに胸キュンポイントがやってきて、もう。。みんなして可愛すぎる…。

それぞれに、表し方は違っても相手を大切に想ってる。
嫉妬したり、不安になったり、正面から向き合
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ベロニカとの記憶(2017年製作の映画)

3.5

初老の男性の元に、一通の手紙が届く。
大学時代に付き合っていた女性の母親から、男性の親友の日記を遺品として残すという。遺言執行人である女性は、日記を男性に渡すことを拒否。
男性は、過去の記憶を振り返り
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.1

新しいエンジェルたちもクールかつキュートでした。

クリステンスチュアートは筋肉質感とストリート感のあるファッションがカッコ良く、ナオミスコットはレトロな衣装とちょっと抜けてる感じがエンジェルっぽく、
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ボディ・バンク(1996年製作の映画)

3.2

医学と倫理をテーマにした作品。

決してあってはならない人体実験。重いテーマの割に展開と設定が緩めな印象。

最後のシーンもこれいるかなぁ、と。

どうも事の重大さが薄く見えて、医師への不信感が煽られ
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サウンド・オブ・サイレンス(2001年製作の映画)

3.4

ある日、銀行強盗グループが高価な宝石を盗み出すも、仲間の一部がその宝石を持ち逃げしてしまう。

それから10年後、感謝祭の前夜、精神科医のコンラッドは、娘と妻の待つ家への帰途で急患の呼び出しを受ける。
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ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

3.6

慰め、癒し。究極の愛。

アンソニーホプキンスの演技力…!目線に、仕草に、目が離せない。

過去を見るのも未来を見るのも変わらない。能力故と思われる諦めを感じさせるジョン。そのジョンよりも優れた能力を
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ニューイヤーズ・イブ(2011年製作の映画)

3.5

大晦日のニューヨーク。ライトでハッピーな群像劇。

親子で、別れた恋人と、好きな人と、一度だけ会った気になる人と、ご近所さんと、一年の終わりに愛情を分かち合う日。

優しさを思い出して、新しい年もまた
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ドラフト・デイ(2014年製作の映画)

3.8

アメリカンフットボールのドラフトデイ。

亡き父が監督を務めたチームのGMとしてこの日に臨むサニー。
低迷するチームのために、一巡目全体7位指名権で誰を選ぶのか。

オーナー、選ばれる選手とその関係者
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アウェイク(2007年製作の映画)

3.5

術中覚醒、怖い。

心臓疾患を患う青年実業家で資産家のクレイトン、恋人のサムとの関係を母に言えない日々を過ごしていたが、友達で命の恩人の医師ジャックの後押しを受けて、結婚を決める。
結婚式の夜、移植で
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インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

4.3

ロスト・ボディが良過ぎたので、続けてオリオル・パウロ監督作品を鑑賞。

今度こそ予想を当てたいと思ってあらすじも見ずに観始める。
期待度maxで観たのに、その期待を上回る面白さ。

ラスト、後の方で絵
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

4.3

観終わった瞬間のしてやられた感。とても良質なサスペンス映画でした。

死体安置所から消えた妻の死体。何かに怯えた警備員の交通事故。裕福な妻を亡くした若い夫と、さらに年若い愛人の不穏な会話。嵐の夜、繰り
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.8

ミカエル・アース監督作品。

アマンダと僕の方が先に気になっていたけれど、真夏の今、こちらに心惹かれて先に鑑賞。

ベルリン、パリ、ニューヨーク、サシャを失った夏から、次の夏、そしてまた次の夏。

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パターソン(2016年製作の映画)

3.9

パターソンに住むバス運転手、パターソンのある一週間。

妻のローラとのキスで始まる毎日。シリアルを食べて、詩を考えながら出社、同僚のドニーと挨拶して、やっぱり詩を書きながらランチ、帰宅したら飼い犬マー
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ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

3.6

働かなくても豊かな生活ができるだけの財産を持つ青年コランと、ピュアで不思議な雰囲気の女性クロエ。
とんとん拍子に結婚し、ハネムーンを楽しむ、幸せいっぱいの彼らだったが、クロエは肺に花が咲く病に侵されて
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真実の行方(1996年製作の映画)

3.8

エドワード・ノートンの怪演。

途中の展開でラストは予想がついてしまったかも。ただ、本当にそれが真実なのかは、分からない。それすらも…という想像もできてしまう。

法廷サスペンスは、結末がどうであれ、
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.1

美しく切ない、涙なしには観られない映画。

画家として才能に恵まれ、夫婦仲も良好なアイナー(エディ・レッドメイン)とゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)。
ある日、ゲルダは女性モデルの代わりをアイナーに
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.4

夫婦の離婚から、子供を育てる権利を巡って争い、白黒がつくまでのストーリー。誰のことも貶めない、優しく深いヒューマンドラマ。

父親のテッド、母親のジョアンナ、息子のビリー、誰か1人の気持ちに偏ることな
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レベッカ(1940年製作の映画)

3.8

初鑑賞。

話し相手として雇われて仕事をする身分の、慎ましいながらも初々しく愛らしい女性が、妻を亡くした大富豪に見染められて恋に落ちて結婚して、っていう前半のシンデレラストーリー。南仏の明るく幸せな雰
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.2

ミッションインポッシブル7作目。

160分ちょっとの長さなのに、お馴染みのスパイグッズに、銃撃戦、軽快な会話劇、心理戦、カー&バイクアクション、戦闘シーン、と盛りだくさんで、あっという間にエンドロー
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マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

3.5

雑多で昏い煌びやかさのある、独特な世界観でした。

オープニングとエンディングのアニメーション、浮遊感のある音楽、オリエンタルな衣装や小物、毒々しい猥雑さを感じる空間が絶妙にマッチしていて、観終わって
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ミモザの島に消えた母(2015年製作の映画)

3.5

メラニーロラン演じる妹が主役かと思ってみたら、あれ、兄が主役??と。ジャケットに騙されたかもしれない、と思いつつ鑑賞。

アガットは眼鏡にラフな格好がカッコいいです。

記憶にほとんどない、美しい母の
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ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

3.7

光の入らない薄暗い画廊。お客さんには舐められてしまっている店主のオラヴィ。
悪い人ではないけれど、思い込んだら一直線な危うさ。
これは若い頃はさぞ頑固だったんだろうな、っていう雰囲気。

なんとかうま
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イカとクジラ(2005年製作の映画)

3.7

離婚した父親と母親に共同監護されることになった兄弟の話。

傷つけることに無頓着なくせに、傷つくよ、って言う父親のセリフがとても苛立たしい。

子供が離れていこうとするのを罪悪感で繋ぎ止めようとするこ
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ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの(2012年製作の映画)

3.7

ハーブとドロシー、2人のコレクションのゆくえを追ったドキュメンタリー映画。

前作と同様に、寄り添う2人の愛情とアートへの情熱を映した素敵な作品でした。

お互いがお互いを必要として尊敬し合う姿とアー
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.5

久々の鑑賞。小さな頃から憧れのオードリーヘプバーン。アン王女は彼女以外考えられないぐらいぴったりの役。

くるくる変わる表情とどんな場面でも漂う上品さ。

ものすごくシンプルなんだけど、ストーリーも音
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

3.8

オードリーヘプバーンのサブリナパンツがカッコいい!
パーティでドレスを広げてくるくる踊るシーンも最高に愛くるしい!!

パリに行く前の野暮ったい馬のしっぽのサブリナは、不機嫌顔でもとってもキュート。
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めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)

4.0

3人の女性、社会的にみたらとても恵まれた彼女たちの苦悩と葛藤を、それぞれの一日から浮き立たせる作品。

許されることのなかった時代を生きて、去ることを選んだ二人と、許されながら虚さを感じる一人。

3
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ふたりのベロニカ(1991年製作の映画)

3.7

ポーランドとフランス、同じ日に生まれた瓜二つの二人のベロニカのお話。

映像と音楽が幻想的で美しいのだけれど、何よりイレーヌ・ジャコブの危うい佇まいがとにかく美しい。

ふと宙を見上げたり微笑んだり、
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ブロードウェイと銃弾(1994年製作の映画)

3.7

アーティストを夢見る一人の理屈っぽい男の話。

自分に陶酔している女優、食欲が止まらない男優、ギャングの恋人でキーキー喚くダンサー、その用心棒のゴロツキに振り回されながら進む練習。

みんな言いたい放
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パンとスープとネコ日和(2013年製作の映画)

4.0

流れる空気がすごくあたたかくて爽やか。

突然の身内の不幸、遺された店、ご近所さんとの関係、異動通告。

パッと並べたら、相当に大変な状況なのに、穏やかさを崩さない主人公の芯の強さが素敵。

原作も読
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.7

最初の、太ったものが好きって言うナレーションが好き。丸っこいかもめの愛らしいこと。

フィンランドで単身食堂を開いたサチエ。誰もお客さんのいないお店で一ヶ月、静かに準備を整えてお客さんを待っている。
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マンハッタン(1979年製作の映画)

3.6

美しい街並みと素晴らしい音楽、映像として良い映画でした。

トレイシーの一途さと落ち着きがとても印象的。他の大人たちが酷く利己的だから余計に。

男性2人は同じ穴のムジナだし、まともそうに見えたエミリ
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