kanekoneさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

悪い子バビー/アブノーマル(1994年製作の映画)

4.0

独特かつ強烈な作品。部屋での色々な描写の数々がすごい。外に出た後も一筋縄ではいかないのが面白い。人から聞いた言葉を使ってトラブルになるのはめちゃくちゃ不憫だが、ちょっと笑えたりもしてしまった。

古の王子と3つの花(2022年製作の映画)

4.0

とにかく映像の美しさが素晴らしい。3つの話それぞれで表現方法が違うのも楽しい。ストーリーも安心して観れるおとぎ話という感じで良かった。

光陰的故事(1982年製作の映画)

3.6

エドワード・ヤン監督の作品が頭一つ抜けた存在だが、他の作品もドタバタなコメディがあったりと面白かった。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.8

過去作にはない爽やかさ。仲間と協力していくのが良い。展開のストレートさは若干の物足りなさもあるけど、ファミリー向けとしては最高に楽しいのでは。

正欲(2023年製作の映画)

3.9

水フェチは理解出来なかったが、普通とは違うとされる人々の生きづらさは嫌というほど伝わった。俳優さんが皆素晴らしい。特に新垣結衣さんは新境地な感じで今後の活動が楽しみ。

モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

3.7

キャラクターが魅力的。特にDJがあんな活躍をするとは。本当に続編で会いたい感じ。スナック菓子とかハンバーガーとか食べ物が美味しそうだった。

バンビ、ゴジラに会う(1969年製作の映画)

3.0

続編的な作品やキレイなCGのリメイク版もあったりと人を惹きつける何かがあるのかも。

エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

3.4

悪魔祓いの見切り発車ぶりにちょっと笑ってしまった。神を信じてない人が宗教に引き摺り込まれていくという流れが、この手の映画で今まで意識してなかった面を感じさせてモヤモヤ。最後、あの子はあんなに屈託なく学>>続きを読む

マイ・ビューティフル・デイズ(2016年製作の映画)

3.6

周囲に少し心を開いて前向きになる感じが良い。一緒に行く生徒2人がとても良い子なのも良かった。

アイアン・シーク(2014年製作の映画)

3.6

ザ・シークかと思いきや別人なのね。正直知らなかった。インタビューに答える人達がめちゃくちゃ豪華。レスラー仲間からのリスペクトを感じる。ホーガンへのベルト移動を巡る逸話が面白い。本当にプロレス史のターニ>>続きを読む

パロアルト・ストーリー(2013年製作の映画)

3.8

思春期の不安定さみたいなものが描かれ続ける暗めな話し。なんだかとても良かった。ジャック・キルマーやエマ・ロバーツなどの若手俳優が魅力的だった。

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.6

ものすごい密度。最初は若干置いていかれたけど、最終的には問題なく楽しめた。

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.2

22年ぶり2回目の鑑賞。気づけばシーモアより歳上になってしまった。普通に楽しみつつ当時の自分のことが頭をよぎる。イーニドに感情移入してた部分はあったかもなぁ。なんだか冷静には観れない思い出の一本になっ>>続きを読む

NO選挙,NO LIFE(2023年製作の映画)

3.9

泡沫候補も含めてきちんと取材する姿勢がすごい。とても選挙を楽しんでいる印象で、自分も投票するだけでなく、もっと候補者について知ってみようと感じた。色々と大変な取材活動だとは思うけど、これからも続けてい>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.7

出演者がめちゃくちゃ豪華。その華やかさで押し切られた感あり。他の武将とは違う秀吉の視点が面白い。なんか上手くまとまりきってない感じも受けたが、個々のシーンは面白かったので印象は悪くない。最後は結構好き>>続きを読む

ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.8

サクサクとテンポよく進むのが最高。銃撃戦が迫力があって良かった。離着陸の時は思わず力が入ってしまった。

デュラン・デュラン:アンステージド(2011年製作の映画)

3.2

リンチ監督の作品ということで観たけど映像は邪魔だったかな。普通にライブを観たかった。デュラン・デュランは初めてちゃんと聴いたけど、ボーカルがとても良かった。ゲストの豪華さがすごい。ゴシップ懐かしい。

暗闇から手をのばせ(2013年製作の映画)

3.3

主人公の沙織の人物像が若干ぼんやりしてるので、あまり感情移入出来ず。主演の小泉麻耶さんは良かった。

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.2

横溝正史的な雰囲気に引き込まれる。ゲゲ郎と水木が距離を縮めていくドラマが良い。戦争の愚かさや現代日本へのメッセージも良かった。思わぬ傑作。

チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室(2008年製作の映画)

3.3

チャーリー自身にもトラウマがあっての色々な行動なのだろうけど、あまりのれず。邦題よりは重めな印象。

プティ・カンカン(2014年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ長いし派手なことが起こり続けるわけではないけど、飽きずに最後まで観れてしまうのがすごい。

氾濫(1959年製作の映画)

3.6

出てくる人物のほとんどが碌でもない人間なのがすごすぎる。解放感を感じさせるようなラストが良かった。人それぞれ居心地の良い場所というのがあるのかも。

ブルース・リー/死亡の塔(1980年製作の映画)

3.2

ブルース・リーのシーンは無理矢理に成立させてる感がすごい。ライオンや謎の地下基地など弟の話になってからがまずまず面白いので、ブルース・リー要素は無くして普通に作れば良かったのにと思わなくもない。

マーベルズ(2023年製作の映画)

3.8

強すぎる感もあったキャプテンマーベルの弱さや人間味がますようなエピソードが良い。3人で楽しそうにやってるところが最高。カマラはドラマよりも魅力的で良かった。ストーリー展開に思う所はなくはないが、楽しか>>続きを読む

ザ・オーディション(1984年製作の映画)

3.5

セイントフォーを売り出すための映画という面もあるだろうに、曲があまりかからないのが不思議。主演は世良公則だし。話も芸能界の裏側を描くというアイドル映画らしからぬ内容になっているのがすごい。色々と変で笑>>続きを読む

ラブホテル(1985年製作の映画)

3.7

相米印の長回しがここでも印象的。暗くて苦手な類の話だけど普通に観れるのが不思議。

キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!(1999年製作の映画)

3.7

キルスティン・ダンストもミシェル・ウィリアムズもはしゃぐ感じが本当に若い。意外としっかりと作られた良作。ニクソン役の人もなかなか良かった。

Shohei Ohtani - Beyond the Dream(2023年製作の映画)

3.7

大谷の知られざる苦悩みたいなものも知ることが出来てなかなか興味深い。出演者がめちゃくちゃ豪華。サバシアがスリムになってた。

アランフエスの麗しき日々(2016年製作の映画)

2.7

2人の会話が退屈で途中から内容が入ってこず。ニック・ケイヴの弾き語りが一番の見所。

若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

3.8

手の動きや撮り方が艶めかしい。ドレスが綺麗なのも良い。

ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌(1992年製作の映画)

3.8

一般人が容赦なく巻き込まれて死んでいくのがすごい。最初から最後まで銃を撃ちまくる快作。チョウ・ユンファとトニー・レオンの共演が豪華。

不壊の白珠(1929年製作の映画)

3.3

弁士の声も何も入ってないサイレント映画はちょっとキツかった。喫茶店のシーンなど当時の感覚が面白い。なんだか物足りないラストだった。