kankoさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

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初恋のきた道(1999年製作の映画)

4.0

中々良い映画でした。
現在がモノクロで過去がカラーって反対じゃないの?と思ったけど主人公の着てる服を印象的に、深まる秋の紅葉も美しく見せていた。
まさに一目惚れ、若い恋は突っ走るよね。一途でピュアだな
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聖者たちの食卓(2011年製作の映画)

3.5

聖者たちの食卓  と言う写真集を見ているようなそんな時間を過ごした。 全てが無償のボランティアで成り立っている、産まれも性別も関係なく多くの人が集う食卓。このような尊い場、一体コロナの時代の今はどうな>>続きを読む

デヴィッド・リンチ:アートライフ(2016年製作の映画)

3.2

どうしても入り込めなくてごめんなさい。
マルホランドドライブは昔見て魅せられてDVD買ったのだけれど。
もっとちゃんと作品を見てからこのドキュメンタリーを見たら多分もっと入り込めると思う。

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

まず最初にとにかく映像が綺麗だなって思った。
いじめられっ子の少年に寄り添うファンが良かった。どこかで見たことある人と思ったらグリーンブックの人だったのか。少年を見る眼差しが素敵だった。
眼差しといえ
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.8

ドラン監督の19歳でのデビュー作。ドラン監督の作品を見るのは3作目。「わたしはロランス」のやるせない悲しみや(ボロ泣きしました)
「トムアットザファーム」のヒリヒリした痛みなど(2回見たら自分の中で凄
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世界が食べられなくなる日(2012年製作の映画)

3.5

遺伝子組み換えと農薬、そして原発、根源は同じなのかもしれないけれどテーマを一つに絞った方が良い気がする。 
今の世の中は一部の者たちの利益のために様々なものが犠牲になっている。
こういうドキュメンタリ
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ライフ(2017年製作の映画)

3.2

最初面白そう!って思って中判恐い〜ってなってそこからはうーん...もう一息!って思った。
もうちょい人物たちに深みが欲しいな、特にジェイクギレンホールとかもったいないような。
真田広之はいい味出してま
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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

3.8

モーガンフリーマン、はまり役だな。お顔もなんとなくマンデラ氏と似てるような気もする。

感動を最後にきっちりと最高潮にする力はやはりクリントイーストウッド!

政治にスポーツを持ち込むのは個人的には好
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

まさかこれが実話を題材にした映画とは。

私はデニーロ演じるレナードが外に出て水遊びをする場面が印象に残りました。治った嬉しさ、生きていることの嬉しさを体全体で受け止めているような。

徐々に症状が出
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ラサへの歩き方 祈りの2400km(2015年製作の映画)

3.5

もしかしてこれはノンフィクションなのかと思ったほどひたすら祈りながら歩くシーンが続く。しなも五体投地と言う大変な礼拝の方法。
自分にはとてもじゃ無いけど出来ない事だ。

のこんな大変な巡礼の旅に私も俺
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よこがお(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

W座鑑賞。
面白かった。前半のサスペンス仕立てに引き込まれたが後半の復讐劇、屈折した恋愛、人の内面を考えさせられる。

身内が起こした事件とは言え築いて来たもの全てを壊された彼女の気持ちは理解できる。
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すれ違いのダイアリーズ(2014年製作の映画)

3.8

良い恋愛映画でした。ピュアだよね。
最後も良し。すっきりした。
会ったことがないもの同志がノートを介して繋がりあえる。 
何年も付き合っている恋人同士でも相容れない部分がある。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

すこぶる面白かった。実はタランティーノ監督作品ちゃんと見たのは「ジャッキーブラウン」だけでそちらもとても面白かった記憶があり。

レオナルドディカプリオとブラッドピットと言う豪華なキャスト60年代のL
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光りの墓(2015年製作の映画)

4.0

世紀の光よりまだストーリーがあって分かりやすいが世紀の光の方が好きかも。
それでもやっぱりアピチャッポン監督作品は好きです。
またしても病院の窓の外の緑にやられるし、眠り病と言うのも、あの交信できると
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の・ようなもの のようなもの(2015年製作の映画)

3.8

前に一度見た覚えがあるけどアマプラで見放題が思ってしまうので観た。

森田芳光監督の「のようなもの」と言う作品があるんですね。そちらは観ていないのでこの作品がそれにたいしてどんな風に作られたか分からな
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レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

4.0

あ〜楽しい!そして可愛い!完全に萌えました。
ザ・シネマの配信でロメール作品を見始めて7作目。 最初はよく分からなかったロメール作品の魅力に少しずつハマって来たような。

特にこの短編4編は恋愛が絡ん
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エヴァの告白(2013年製作の映画)

3.8

以前にwowwow で途中まで見たような記憶。改めて全編観た。重苦しく重厚な作品。運命に流される彼女の苦悩、信仰心が熱いだけにどんなに心を痛めただろう。
そしてやっぱりブルーノが悲しい。ある意味この作
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.8

面白かったですがまあ普通に流れは見えると言うか。それでいいしそこが良い映画ですね。
きっと誰もが自分だったらどういうリスト作るかなと想像すると思います。人生最後にかけがえのない友人が出来たことは羨まし
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世紀の光(2006年製作の映画)

4.2

全然意味がわからないんだけどひきこまれました。これ、あらすじとか書ける人いるのかな?そういうもの自体が存在していないのか。
前半の木々や葉の緑がなんとも言えず良い、後半のあの何かSFチックな感じはなん
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.9

大変面白かったです。コミカルだよなあ。細かく考えると突っ込み所もあるんだけどエンターテインメントとして楽しませていただきました。
ダニエルクレイグがボンドの時と全然違ってたので驚き。この探偵役も良かっ
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.8

フーシー良い人すぎるよ。何故か遠藤周作の小説とか思い出した。こういう本当に無垢で善良な人って文学作品に出てくる。いつも彼らが意味することってなんだろうと考えさせられる。

最後のシーン見て幸せになって
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ハートストーン(2016年製作の映画)

4.0

最初は無邪気な少年の表情だったふたりがどんどん大人の表情に変わっていったのが印象に残りました。
思春期のあれこれで微笑ましく観ていたのですがクリスティアンが途中ゲイであるという事が明らかになっていくに
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かいじゅうたちのいるところ(2009年製作の映画)

3.8

前に一度観てるんだけど懐かしくてAmazonプライムでレンタル。
子供の世界には現実と違うもう一つの世界があるように思う、それは必要な物。大人にとってもそれがあれば良いなあ。

絵本と違って怪獣たちに
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i-新聞記者ドキュメント-(2019年製作の映画)

3.5

映画、新聞記者を見てから続けて見た。映画の抑圧された感じと違いこちらはパワーを画面から感じた。物語としての映画とドキュメントの違いか。 色々と普通の報道では垣間見ることのできない映像。どこかに森さんの>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

W座で鑑賞。これ薫堂さん八太郎さんコメント難しかっただろうな。
日本映画でしかも現行の政府を思わせるこの映画よく作ったなあと思う。内角情報調査室というのがあるのも知らなかった。何気なく観ているSNSも
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.0

一途な愛

この作品以前に観たし、原作も読んだはずなのに最後を全く覚えてなくてそれ故に楽しんで観れた。レオナルドディカプリオの登場まで結構時間がある事や凄いきらびやかなパーティシーンなども。パーティー
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僕たちの家に帰ろう(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

マジックアワー見放題配信パックにて

朝ない兄弟2人、ラクダに乗って遠い地にいる父母の元への旅。

風景が本当に美しく、ラクダの歩みとともになる鈴?の音が印象的。 弟くんの健気さと力強さと可愛らしさ。
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ロビン・ウィリアムズ 笑顔の裏側(2018年製作の映画)

3.8

90年代の彼の主演作はレンタルビデオを何回もレンタルして見てた。とにかく面白かった。
なので突然の訃報にとても驚いた。彼が抱いていた様々な事は彼が亡くなった後に知ることになるんだけれど確実にあの楽しい
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大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

4.0

ざっくりとだけどアイゼンハワーからレーガンまでの大統領の時代の流れみたいなのが分かった。自分の記憶にあるのは幼い頃のニクソンから。ロビンウイリアムズがアイゼンハワーやっていた。ジョンキューザックがニク>>続きを読む

めがね(2007年製作の映画)

3.8

この人達はいったい何者でどうやって生計をたてているんだろうなどと余計な事を勘ぐってしまいますがそんなに事件も起こらずに(謎の薬師丸ひろ子はありましたが)淡々と進んでいってまるで静かな絵本を読んでいるか>>続きを読む

曖昧な未来、黒沢清(2002年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アップリンク60本見放題にて

アカルイミライを見たのでこちらも。演じている俳優さんの言葉など聞けたので良かった。
最後に映画とは との質問で他の大勢の人と見る中で自分がどう感じるか見たいな話が出てた
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アカルイミライ(2002年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

皆んな若くてびっくりしましたw

オダジョーと浅野忠信演じる2人は人としては最低で理解できないんだけど何か時々メルヘンチックでファンタジーなシーンがあってそこに惹かれた。クラゲが光りながらプカプカして
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おいしいコーヒーの真実(2006年製作の映画)

3.6

消費者である私達が知らない事が沢山ある。コーヒー豆の生産農家がこの様な状態にある事を知らなかった。今現在はどの様になっているだろう。すべての物が特定の企業たちに独占されている。
消費者である自分達もこ
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静かなる情熱 エミリ・ディキンスン(2016年製作の映画)

3.5

時代と環境の事もあるけれどもう少し気楽に生きられたら良かったのに。色々とこだわりがあって自分で自分を縛っている様に思ってしまった。

けれど彼女のこのこだわりがなければあの詩は生まれてこなかったのだろ
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TOMORROW パーマネントライフを探して(2015年製作の映画)

3.5

地球の環境を守る為に今やられている様々な事を5つのテーマでレポートしてくれている。今のこの状態を嘆くのではなくて非常に前向きに出来ることを表していてとても勉強になりました。経済の所とか面白かった。皆ん>>続きを読む