kankoさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

4.0

ロバートレッドフォードの引退作品。
私はとても好きな作品でした。

実在の伝説の銀行強盗が主人公。 彼は銀行強盗そのものを楽しんでいる。そして演じているロバートレッドフォードが本当に楽しそうに演じてい
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

やはり最後の主人公が救い出されるシーンに一番考えさせられる。残される女性の姿。
自由黒人とそうではない黒人。
家族との再会はしみじみとしたものだった。

これは実話の様でその後色々な活動をされたよう。
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ラ・チャナ(2016年製作の映画)

3.8

どの様にしたらあの様な高速のリズムを足で刻めるのか、天才としか言いようがない。
男の人が支配権を持つ彼女の世界で自由になれる場所が踊る事だった。
しかし普段の彼女のキュートさ、今の旦那さんとの関係、こ
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火口のふたり(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

W座にて

体の声に耳を傾けて

あの別れの手紙で終わるのかと思いきやまさかの展開。 富士山噴火って...って思った。治るところに治ったのは良かったと思うけれど地震の事や富士山の噴火、そこはなんか納得
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TAP THE LAST SHOW(2017年製作の映画)

3.5

面白いんだけどちょっと長い気がする。もうちょっと削った方がスッキリすると思うんだけど...
後、相棒に出てる人がちょこちょこ出てきてるのもいい様な悪い様な。どうしても相棒ファミリーって思ってしまう。
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ソウル・パワー(2008年製作の映画)

3.8

野外フェス行きたくなってしまう。 ソウルパワー!熱い!
そんな面々の中でのビルウィザーズがじんわりと良かった。
ジェイムズブラウン、凄い、スターだな。
本当はこのフェスが行われた事への思いなどを感じな
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

4.0

夏の風景、街の美しさ。

失った辛さを受け止めながら流れる時間

良い映画でした。

デマルコさんのライブシーンが出てきてびっくり。最後ベンワットのNorth Marine Driveがまた良かったで
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作家、本当のJ.T.リロイ(2016年製作の映画)

3.2

この人の存在を知らなかったのでこう言う事があったんだーってひと事として見るには面白かったかな。
別に覆面作家で少年になりきって書くのも全然ありだと思うけどそれが注目されてそこに群がる有名人達がなんかち
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シーモアさんと、大人のための人生入門(2014年製作の映画)

4.0

ピアノの音ってこんなに優しく優雅なのかと改めて思いました。
シーモアさんの語る言葉、色々ともっと拾って自分の中で考えたい。
素晴らしいドキュメンタリー映画を撮ったイーサン・ホークに感謝

復活の日(1980年製作の映画)

3.8

そんなに期待してなかったけれど中々面白かったです。小松左京すごいな、ウイルスや地震や核の事や。ウイルスの毒性が強いと本当に人類どうなるかわからないと思うと恐怖を感じました。

生き残った南極の人々で国
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ふたりのイームズ 建築家チャールズと画家レイ(2011年製作の映画)

3.5

イームズのショップ、もしくは製品を扱ってたショップが池袋になかったかな。昔時々寄って楽しんでいた。 無知なので北欧の家具?とか思ってました。
なのでイームズというブランドが夫婦2人によって作られたとい
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セヴァンの地球のなおし方(2010年製作の映画)

3.5

アップリンクの見放題パックにて

ここ最近の異常気象はやはり地球の温暖化が影響していると思う。 ずっと言われてきた事が今形になって現れてきたんだな。

と色々と思いました。

長いお別れ(2019年製作の映画)

3.7

小説よりも先に映画を見てしまった。小説を読んだらどう感じるかな。

豪華なキャストなのに少し物足りない気もするけれどそれこそが普通の人々を表していてリアルなのかなとも思う。もっとしんどかったり感情があ
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VHSテープを巻き戻せ!(2013年製作の映画)

3.2

VHSの話をする人々が揃って皆んな本当に楽しそう。遥か昔父親がチョイスしたのはベータだったなあと思い出す。

話はだんだんとマニアックになっていって途中ちょっとついて行けない感もありましたが終盤変わっ
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トゥーマスト ギターとカラシニコフの狭間で(2010年製作の映画)

3.8

銃をギターに持ち替えることによって自分たちの事を多くの人に知ってもらえる。

最後に語られる彼の言葉、それに続く演奏の様子、希望に繫がりますように。

コロナがきっかけで動画配信で今まで出会うことのな
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無双の鉄拳(2018年製作の映画)

3.8

WOWWOWの特集 「衝撃の韓国サスペンス」の1本

最近ドキュメントなどを見ていたので久々にエンターテインメントな感じで面白かったです。
韓国映画あまり詳しくないですがこの特集映画は色々見てみようか
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すべての政府は嘘をつく(2016年製作の映画)

3.8

それでは日本のマスコミはどうなのか?

現在の政権の色々な矛盾を抑制を受けずに追及できているのだろうか。

ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

-

作品としてスコアをつけることができない。

何時も犠牲は一般の市民。
そして洗脳の恐ろしさも。

彼らがいたからこの現実を世界中の人が知ることになったのだ。

ラジオ・コバニ(2016年製作の映画)

3.8

一本前に見た「ガザの美容室」では戦いをしているのは男性と言うセリフがあったが本作では女性兵士も出てきて戦っていた。
ISの子供の兵士の話もだし、破壊された街の瓦礫の中から遺体を掘り出すシーンも衝撃的だ
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ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

会話劇。 それぞれのキャラクターがたっていて面白い。これ舞台劇にもできそうだな、日本人キャストだと誰がいいだろうなどと見てしまった。

外で銃撃戦が繰り広げられていて自分なら恐怖で正気でいられないと思
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轢き逃げ -最高の最悪な日-(2019年製作の映画)

3.8

W座にて鑑賞

中々面白かった。轢き逃げ事件の犯人若者二人の逃亡劇かと思いきやあっさり捕まってしまってからのサスペンスが良かった。 私は推理できなかったのでおおっ!と思いました。それでいてそれぞれの人
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オマールの壁(2013年製作の映画)

3.8

壁のことが分からなくて(いったいどう言う壁なのか)公式サイトから監督のインタビューを読んでようやく理解した。

「分離壁は(イスラエルとパレスチナの境界であるグリーンラインに沿って建っているのではなく
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パラダイス・ナウ(2005年製作の映画)

3.8

パレスチナの若者二人が自爆テロという任務を受けて...

自爆テロを行う側を視点にしていてどうして彼らが何故そのような行為に至る心理になるのか、それを考えさせられた。
日本人には分からない民族間の歴史
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真珠のボタン(2015年製作の映画)

4.0

前作「光のノスタルジア」よりも時代を遡りチリの先住民にスポットを当てて海、水を通じて宇宙と照らし合わせている。

先住民たちへの迫害が痛ましい。真珠のボタンと引き換えにイギリスへ連れて行かれた先住民、
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半世界(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

W座録画分鑑賞

もう若者ではない中年と呼ばれる年代の男達のリアルな感じが描かれていて良かった。
まあ普通の中年のおじさんはこんなにカッコよくないけれど^^;

半世界という題名、観る人によって色々に
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光のノスタルジア(2010年製作の映画)

4.0

天文学者と遺骨を探す婦人たち、共に過去を探るという事。対比させながらも繋がっていく。
砂漠に寄り添って立つ婦人たちの姿が強く美しかった。収容所の絵を描いた人も印象的だったな。

チリの歴史、全然知らな
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氷上の王、ジョン・カリー(2018年製作の映画)

4.0

素晴らしかった。
芸術としか言えないスケーティングの数々を堪能できて良かった。特にバーンと言う演目!生で見た人が羨ましい。

上手くいかなかった父との関係。同性愛者と言う当時はまだまだ偏見があったであ
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ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ドキュメンタリー

天才と呼ばれる人のこういう映像を観るのは好きだ。 踊りのシーンは本当に美しい。

親の思いと子供の思い。重圧に耐えきれなくなり追い詰められる日々。一旦引退を決意した後の解放されてか
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エヴォリューション(2015年製作の映画)

3.2

難しくて私の頭では分からない。
絵的にはグロテスクであっても美しい。
特に風景の撮り方は好きな切り取り方。上の余白が少なかったりして妙に不安感を起こさせる。


でも内容はちょっとしんどい、私には。

サーミの血(2016年製作の映画)

3.8

民族と宗教と、なぜそれぞれのものを認めて尊重していくことが出来ないのか。あらゆる戦争はきっと無くなるであろうに。などと普通のことを考えてしまいました。

そこに残るものとそこを出ていくもの。あの動物に
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ラッキー(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

一度Amazonプライムで見て今回はアップリンクの見放題で見た。
2回目の方がより感動。

90歳の老人の日常、地元の色んな人との触れ合い、それだけなんだけど凄く良くて自分もこんな街に住みたいなと思っ
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エレファント・ソング(2014年製作の映画)

3.8

アップリンクの見放題で鑑賞、他の2作品に比べたら地味だなと思ってたらこれはドランが監督ではないのですね。

ほぼ会話の会話劇。だんだん真実が分かってくるとともに彼の抱えているものも見えてくる。
ただた
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

4.0

鑑賞2回目
最初に見たときはとにかく痛い!暴力しか記憶に残ってなかった。わたしはロランスがとても良かったので今作を見返すことにした。
いろんな意味でとてもしんどい.けれど見直して作品で感じられる色んな
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泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

w座にて

先生の葉書!そこが一番グッと来ました。

思ったよりしょったん泣いてないけどと思った(笑) 細切れに色んな人出さなくても良いかな。
wowwow 放送では新井さんの場面はカットされていまし
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追憶と、踊りながら(2014年製作の映画)

4.0

ムヴィオラ見放題配信パックにて

良い映画でした。

亡くなった息子、母親、息子の恋人(男性)それぞれの思い 

通訳を介して進んでいく物語、最後に通訳なしで語り合う場面、母親の言葉がずしりと来ます。

めぐりあう日(2015年製作の映画)

3.2

クレストインターナショナル見放題配信パックにて

自分のルーツというものはやはり知りたくなるのだろうか。その彼女の想いに付き合わされる家族はちょっと可愛そうなように思った。

それでも自分の土台のよう
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