かすみんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

4.0

映画としては40分という短編になっていますが、情報・キャラクター全てが濃くて短編には思えない程の満足感があります。

ウェス・アンダーソン監督ならではの色遣いや登場人物、何回も見て初めて気付くような物
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ミッキーのクリスマスの贈りもの(1999年製作の映画)

3.5

3つのクリスマスプレゼントにまつわる物語。
子供の頃に感じた「毎日がクリスマスならいいのに!」や「サンタは本当に存在する!」といった気持ち、そして大人になってから感じる“サンタを信じてもらう為の行動”
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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

4.0

歌うことを夢見る3人の女性たちの物語。

煌びやかで1度は憧れる世界でも、やりたいことと世間から求められることとの葛藤とぶつかり合う所が印象的。

それぞれの感情が込められた歌唱シーンはどれも熱い想い
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

グラン・トリノってどういう意味だろう…?
と思いながら鑑賞しましたが、最初から最後まで見て「なるほどな…!」と感心しました。

気難しいおじいちゃんが家族ではなく今まで関わってこなかったような民族と心
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.5

超大作の第3章。
始めのネオをこの時のネオとの成長を比べると、本当に革命だなと感じました。

機械VS人間との闘いのシーンは圧巻。今のCGには劣るかもしれませんが、公開当時のことを思うと相当凄かったん
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I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE(2015年製作の映画)

4.0

恋をしたチャーリーがだめだめな彼なりに女の子に対して行動を見せていく所にほっこり。
時々合間に挟んでくるスヌーピーの世界は一体何なのか…。笑
と思いますが、スヌーピー、ウッドストックが可愛いから良しと
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オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体-(2021年製作の映画)

3.5

今までも戦争をテーマにした作品は見てきましたが、この作品は激しい攻撃シーンとは裏腹に静かに計画が進んでいきます。
これが実話をもとにしているから驚き。
一見シンプルな計画に感じましたが、シンプルだから
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.5

よくあるAIvs人間との争い。
確かに、一つの都市を破壊させられたらこうなってしまうかもしれないけど、AIに対してここまでしなくてもいいじゃないか…!と人間の酷さに胸が苦しくなります。

また、他のA
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映画 マイホームヒーロー(2024年製作の映画)

3.5

試写会にて初めて鑑賞。
鑑賞後に初めて気付きましたが、ドラマがあったとは。
ドラマは未鑑賞でしたが、作中にドラマの内容もちょくちょく描かれていたので、ドラマを見ていなくても楽しめました。

父の罪が世
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魔法にかけられたエラ/魔法の国のプリンセス(2004年製作の映画)

3.0

若かりしアン・ハサウェイがとにかくキュート。
シンデレラのお話をベースに、アクションやファンタジーの世界の冒険にはわくわくしました。
時々ラブの要素もありますが、ファミリーで楽しめる作品となっています
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ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018年製作の映画)

4.0

前作もでしたが、疲れている時、頭を空にして見たい作品。
今回もジョニーのミッションにイチイチクスッとできますし、彼はきっと大真面目にミッションをこなしているんですが、その姿がまた面白くて元気をもらえま
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ベスト・セラーズ/小説家との旅路(2021年製作の映画)

3.5

主演マイケル・ケインが良い…!!
今までおっとりした感じといいますか、穏やかなおじいちゃんのイメージがありましたが、気難しいおじいちゃんの役もハマっていて良かったです。(俳優業引退なのが寂しいくらい…
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ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

3.0

目に見えないものに対する恐怖や、人はいざ死に直面した時にどのような行動をとるのか、そうなった時にどう感じるのか。
様々な媒体で情報が得られる時代だからこそ、窮地に陥った時に“死”に対して各々の感じ方の
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

エマ・ストーン、マーク・ラファロの主演お二人が大好きで鑑賞しましたが、2人だけでなく他の登場人物の表現に圧倒され、鑑賞後の余韻が強い作品でした。

タイトルにもなっている“哀れなるもの”それは一体誰の
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スランバーランド(2022年製作の映画)

3.5

メインの夢の世界でのお話が進みつつ、かつ現実でもニモが成長していく姿だったりとか、家族の愛情に不覚にもウルッときた作品です。

はっちゃけているモモアさんや、相棒の豚ちゃんのぬいぐるみが可愛くて一家に
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マーシャル 法廷を変えた男(2017年製作の映画)

3.5

人種差別が色濃く残る時代に法を味方にして、人を救う姿には痺れました。
自分自身ももしかしたら非難を受けてしまう可能性もあるのに、正義の為にここまで動けるのは人としてかっこいいなと感じました。

事実を
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フォーガットン(2004年製作の映画)

3.0

設定とか作品の雰囲気は好きなのですが、途中からの中だるみが気になってだいぶびっくりはしました。笑
父親もそうだけど、お腹の中にずっと子供を抱えていたらここまでの絆と愛情が生まれるだろうなあと納得。
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アウトフィット(2022年製作の映画)

4.0

物語の舞台はシカゴの仕立て屋。
様々な立場の人が訪れる仕立て屋で展開される物語にはつい見入ってしまいます。
スーツってシンプルだけど実は奥が深い物なんだなと気付かされます。そしてこの作品も同様。話の軸
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足跡はかき消して(2018年製作の映画)

4.0

PTSDを抱える父と娘の森での生活を描く作品。
派手なシーンや特別はありませんが、互いが思いやるが故に起こってしまう、心の苦しさが非常に切ない…
自分は良かれと思ってしている行動が、いつの間にか苦しめ
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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

4.0

作品全体の雰囲気、色遣い、個性的な登場人物…
ウェス・アンダーソン監督節が溢れている作品の1つ。

どんなに天才と呼ばれた人でさえも、家族のこととなると上手くいくことなんてなくて。
キャラの濃いお父さ
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あなたが寝てる間に…(1995年製作の映画)

3.5

物語は邦題の通り“寝ている間”に展開していきます。
毎日見かける素敵な人、そんな人と上手くいくことを願うルーシーですが、そう上手くいかないのが人生の面白いところ。
相手方が良い人過ぎて真実を言えないの
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スマイル(2022年製作の映画)

3.5

本来であれば見たら安心したりするはずの“笑顔”に恐怖を感じる作品。
ホラーとしては展開はあるあるかもしれませんが、個人的にはこういう風に狂っていく様子を見るのは非常に好きです。
自分の目の前でローズの
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レオ(2023年製作の映画)

4.0

自分もこの子供たちと同じような年齢の時にクラスで動物を育てたり、亀を飼っていたりしていたので、「きっとこんな風に見ていたのかなあ」と思うと感慨深くなります。
「これいるか?」と時々挟まれるミュージカル
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

3.5

クリスマスの代表作品としてよく上がる作品ですが。
正直私も作品に触れるまでは「この雰囲気の作品が何故クリスマス作品なのだろうか…」と思っていました。
ですが、見れば見るほどクリスマスに見たいアクション
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サンタクローズ(1994年製作の映画)

3.5

サンタクロースの今までの存在の意味を覆す面白い設定。
サンタ業務=契約なのもまた新鮮で面白いです。
大人になると自然とサンタの存在を否定してしまいますが、そんな人達の心無い言葉がこんなにも辛いとは。
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

4.0

リチャード・ギア演じる紳士なエドワードもジュリア・ロバーツ演じる無邪気なヴィヴィアンもどちらもときめくこと間違いなし。

交わることのない世界で生きてきた二人が惹かれ合うのはどこか某有名作品を彷彿とさ
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クリスマス・カレンダー(2018年製作の映画)

3.5

日本でも浸透しつつある、アドベントカレンダーをテーマとしている作品。
正直、アドベントカレンダーってどうやって楽しむんだろう?という気持ちがありましたが、作品を見ていくにつれ次は扉から何が出てきて、ど
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.5

スマホやテレビ、ラジオ、他媒体から情報が得られるようになった今、その手段を取り上げられたら人はどのような行動をとるのか…

若干消化不良に終わるから、評価が低く出てしまうのも納得できる作品ではありまし
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ヤドリギ農場のメリークリスマス(2022年製作の映画)

3.5

無邪気な子供たちとたくさんの動物に癒されれたいならこの作品。
洋画で大きな土地を相続するのはあるある設定ですが、広大な土地でドタバタしながらの生活の様子にはだいぶ「フフ(*^^*)」っとなります。
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