かすみんさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

レディ・キラーズ(2004年製作の映画)

3.5

数あるトム・ハンクス作品の中ではあまり評価が高くはないですが、(実際に確かに心に響くことは少ないかもしれない)個人的にはこれも嫌いじゃない。
カジノ強盗をする為にあれやこれやと奮闘する、個性あふれる登
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ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

4.0

約10分の作品なのに、こんなに満足感を感じる作品が出てしまうとは…
こう感じるのも、ディズニーが関わる作品が100年という歴史の中で世界中の人たちに大きな影響を与えてくれたからだと思います。
他の映画
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オールド・ダッド(2023年製作の映画)

3.5

時々「その発言はちょっと…」と感じる所はありますが、実際に生活していて感じる世代のギャップや、目まぐるしく変化していく生活様式や考え方、確かにあるなあと。
考え方、捉え方は人それぞれ、時代の流れもある
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ジョニー・イングリッシュ(2003年製作の映画)

3.5

頭を空っぽにして見たい作品。
「あ、このミッション絶対に失敗するやつ…」と分かっていても面白いと感じてしまうのは、ジョニーを演じるローワン・アトキンソンのせいでしょう。
一つ一つのミッションがいちいち
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.5

色んな作品で、決められた時間軸であったり、別世界のことを描いているけれど、こんなにも決められた時間内の出来事を描いている作品はないでしょう。

初めは何度も同じ時間を経験する主人公にただただ不憫さを感
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

4.0

色んな所で例の陶芸のシーンがイジられていて、何となくガッツリラブストーリーなのかな?と勝手に感じていましたが、意外とそうでもなくて、普通に「ふふっ」となるシーンもありで。勿論ラブストーリーとしても非常>>続きを読む

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.5

正直、専門用語だらけで完全に作品を理解できたかというとそれは難しいところですが。
リーマンショックが起きた時、社会が大変なことになったのは覚えていて。でも何が起きたからそうなってしまったのかは分かって
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ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.5

ド派手なアクションシーンとAIが出てくる作品あるあるかと思いますが、若い方のウィルが時々見せる切ない表情が刺さります。

ストーリーはよくある感じにはなっていますが、映像の美しさ、CGの繊細さが光る作
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レスキュードッグ・ルビー(2022年製作の映画)

4.0

誰からも警察犬には向いていない!…と言われたルビーが警察犬として頑張る…そんな設定だけでもうぐっと来るに決まっている、と感じていました。
またルビーとダニエルには実際にモデルがいるそうで。

ハンデが
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愛しい人から最後の手紙(2021年製作の映画)

3.0

古いラブレターから分かる愛の物語…
ではあるけれど、結局は不倫の話ではあるから、ジェニファーとアンソニーの関係にはモヤモヤすることも多々。
実際にあったら嫌だけれど、作品として見たら2人のすれ違い・い
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ドリームキャッチャー(2003年製作の映画)

4.0

SF、ファンタジー、ホラー、全ての要素が折り重なって構成された作品。
情報盛りだくさんなので、多少あらすじを見て鑑賞するのがおすすめ。
子供時代の不思議な力や、仲間との関係、作品の雰囲気等…流石スティ
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インクハート/魔法の声(2008年製作の映画)

3.5

子供の頃、本の中の世界が本当にあればいいのに。と思った気持ちを表現してくれた作品。
ガッツリファンタジーなのも堪らないし、ファンタジー作品によく出てくる生き物達が出てくる所にはワクワクさせられました。
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恋愛適齢期(2003年製作の映画)

3.5

何にでも適齢期はあるかもしれないけど、恋をしてときめくことには年齢も職業も全て関係ないんだなと、意外とほっこりする作品。
こういう作品では珍しく(?)長めになっている気がしますが、主役を演じるジャック
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.5

ストーリーはまあアクション×スパイ作品にありがちかなと感じたので、可もなく不可もなくといった印象ですが、迫力アリ、ド派手なアクションシーンはガイ・リッチー監督らしさが溢れていてびっくり&ハラハラしなが>>続きを読む

この茫漠たる荒野で(2020年製作の映画)

4.0

今自分たちは当たり前のように母国語を読み書きしているけれど、少しでも生まれる時代が違っていればそれが当たり前じゃなかったんだなあと感じたのと、様々な物事に興味を持つことで自分の視野は広がるなと感じた作>>続きを読む

時の面影(2021年製作の映画)

3.5

静かにストーリーが進んでいく中に、歴史へのロマンや発見に対する調査をしていく中で、私たちが今まで生きてきた背景を知ることができて、歴史って知れば知るほど面白いなと感じる作品です。

この作品の時代背景
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

4.0

主人公の世界観の設定、出てくる道具全てが、私たちの厨二心をくすぐってきます。
現実と地獄が重なり合う世界も、ファンタジーだったりちょっとホラーっぽかったり、アクション、サスペンス感もあって見応えありま
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スカイブルーな恋の予感(2023年製作の映画)

3.0

王道なラブコメの展開なので、正直ドキドキはあまりしませんでしたが、日本では感じられないような、オーストラリアの広大な自然と美しい空には目を奪われました。

大きな企業にも良い所はあるだろうけど、地元や
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心のカルテ(2017年製作の映画)

3.5

主演、リリー・コリンズの役作りに圧巻。
拒食症だけでなく、病気や人が精神的に追い詰められてしまう様々な症状に対して軽い言葉はかけられないなと感じたのと、その症状を持っていない人は簡単に言うかもしれない
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シアター・キャンプ(2023年製作の映画)

4.0

作品を演じる人、作品を作る人の夢に向かっていく姿勢や壁にぶつかった時の葛藤、そして大人と子供たちの青春が詰まった作品。
日本でいう部活なのかな?サマーキャンプでの出来事はそれぞれの心にこうやって強く残
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君はONLY ONE(2017年製作の映画)

4.0

よくあるラブストーリーかもしれませんが、大切な人たちと過ごす限りある時間がこんなにも大事なんだなと思えます。
邦題より、英語直訳の方が好き。(“かけがえのないあなた”になります)

アビーの病気が進行
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.0

90年代のタートルズや、マイケル・ベイ監督のタートルズを見て来ましたが、題名にもある通り個人的にこの作品が一番彼らのティーンの雰囲気を感じる作品でした。

作風もアニメーションと漫画を組み合わせたよう
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.0

若者達の不思議な三角関係を描いた作品かと思いきや。
見ていくうちにどんどん、出てくる皆の異なる立場の“好き”が溢れていて、かつそれがどこか美しくて、胸がキュッとなってしまいました。

人間は気軽に相手
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ジャンパー(2008年製作の映画)

3.5

題名の通り、主人公がとにかく色んな世界を“ジャンプ”します。
この作品見るまで、主人公デビッドを演じたヘイデンはSWしか見たことなかったのですが、彼の美しさに気付けました。

「こんな能力あったらこう
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ロンゲスト・ヤード(2005年製作の映画)

3.0

刑務所の中で繰り広げられる囚人vs看守のアメフト対決という設定だけでもうユニークなのが伝わります。
キャスト情報にもあるように、ボブ・サップさん出ています。笑
囚人、看守それぞれの能力や立場を活かした
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

4.0

今までのポアロさんシリーズから見たら、テンポの良い謎解きは地味かもしれませんが、ホラーの雰囲気はピカイチ。個人的に雰囲気はこの作品が好き。

館で起きる現象が霊の仕業なのか、はたまた人なのか。謎解きに
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スリーパーズ(1996年製作の映画)

4.0

いい意味の方で終始胸糞悪くなる作品。
最初から最後まで誰も救われていない感じが凄い…

事実ではないと述べられていますが、果たしてどうなのか…
全人類が背けてはならない問題だし、技術が発展した今でもこ
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カレとカノジョの確率/一目で恋に落ちる確率(2023年製作の映画)

4.0

数字では測れない、人の行動や運命について改めて感じさせられる作品。
「ここまでうまくいくかい!!(ツッコミ)」と感じるシーンはありますが、個人的にはこういう作品は大好物です。

運命の二人がすれ違うも
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ブルー・ストリーク(1999年製作の映画)

3.5

主演のマーティン・ローレンスの出ている作品はこの手の雰囲気の作品が多いけれど、なんやかんやで面白くてついつい見てしまう。

狙っていた宝石に手が届きそうで届かない、このもどかしさが「もう…ッ!!」とな
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RED/レッド(2010年製作の映画)

3.5

こんなにジジイ、ババアをかっこいいと思える作品あるだろうか。(褒めてる)

かっこいい爺さん婆さんを舐めてはいけないと改めて感じます。
現役時代を思い出させるような、無駄のない潜入とキレッキレの彼らが
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ビッグ・ビジネス(1988年製作の映画)

3.5

運命のいたずらでこんなにも人生が変わってしまうのか…!
二組の双子のすれ違い具合がもどかしくて、でもそこが面白ポイント。

同じ俳優さんが演じているので、そっくりなのは当たり前なのですが、各々の姉と妹
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ゴースト・エージェント/R.I.P.D.(2013年製作の映画)

3.5

この手のライアン・レイノルズ作品が面白くないわけなかった。
これも鑑賞している人に語りかけてくるタイプの作品です。

ざっくり説明すると、MIBの対象がゴーストになったver.なのかなと。
ありそうで
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フレッチ/死体のいる迷路(2022年製作の映画)

3.0

コメディですが、ドタバタし過ぎている感じは否めません。笑
ですが、主演のジョン・ハムさんが可愛いから良しとしましょう。
もう少し心理であったりトリックとかを織り込んでくれれば謎解きモノとしても面白かっ
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.0

前半と後半のギャップがあり過ぎて、「あれ?私はサスペンス作品を見ていたのかな?それともアクション作品を見ていたのかな?」という感覚になります。

“人は見かけによらない”ことをひしひしと感じる作品。
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バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

3.0

映画好きなら感じる、このキャストの豪華さ…!
豪華でありながらも、こんなに緩く話が進んでいくことに衝撃。
ブラピの無駄遣い作品は数ありますが、この作品もその一つかと。

小さな勘違いが起こした物語の結
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ターナー&フーチ/すてきな相棒(1989年製作の映画)

3.5

人×動物のバディモノは見ていてホッコリできます。
潔癖&超真面目なハンターがフーチと心を通わせていくにつれ、行動や表情が柔らかくなっていく姿が印象的。
見ていくうちに徐々にフーチの表情や感情が理解でき
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