NKNKTさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

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難しすぎて一つも理解できなかった。
大味な展開を期待してるのなら観ない方が良い。

家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.9

出てくる人間全員気味悪いし、人としての違和感が半端なかった。
ラストシーンは本当に一生心に残り続けるな。

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.8

終盤直前まではあまり飲み込めなかったけど、クライマックスでやっとどういう話か合点した。
セリフがあまりなく、時系列もめちゃくちゃでわかりずらい作品ではあるけれど、ホアキンの熱演は見ものだなと。

野火(2014年製作の映画)

4.7

戦争によって引き起こされる人間本来の醜さを描いた作品。
いい意味で綺麗すぎない、非常に生々しい映像によって、極限状態にある人間はこうも酷くなるんだと思い知らされた。
火垂るの墓然り、リアルな戦争映画を
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夜の話(2006年製作の映画)

4.5

想像力、アイデアが素晴らしい。
たった5分だけど引き込まれる世界観。

白鳥(2023年製作の映画)

4.5

ウェスアンダーソンの短編系の中で一番好きだった。
相変わらず画面の使い方が面白い。観ていてワクワクする。
どんな悪にも屈しない素晴らしい人間になりたい者ですな。

Melanie Martinez: K-12(2019年製作の映画)

4.0

彼女のバックグラウンドがひしひしと伝わる力作。
内容は頑張って汲み取らないと理解が難しいけど、シンプルに映像作品として楽しむことができる。
ポップだけどどこかダークな世界観は、ビリーアイリッシュ、レデ
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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

4.8

インスピレーションの鉄塊すぎる。
映像、音楽がクローネンバーグも度肝抜かれるくらいの迫力で、日本にもこんなすげえ作品があったんだなと驚いた。
低予算ぽさはあるけれど、機械人間になる過程や戦闘シーンのス
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さらば青春の光(1979年製作の映画)

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学生のうちに見ておくべきだった。
若者の青さをリアルに描写している上に、モッズ、ロッカーの文化が知れる名作。
モッズコート、フレッドペリーが思わず着たくなるね。
米国よりも欧州のヤンキーものの方が、フ
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正欲(2023年製作の映画)

4.5

マイノリティやフェチシズムを主題とした邦画の中でも結構好きな部類。
間がもたらす深みを楽しめる作品かなと。
特に新垣結衣がうますぎて、彼女だけで傑作ものレベル。
「一人じゃなくてよかったね」っていうセ
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我、邪で邪を制す(2023年製作の映画)

3.6

期待しすぎたため、終盤のコレジャナイ感が強かった。
中盤の虐殺シーンは淡々としてて好きやったけど。
やっぱ犯罪者を美化させるような作品はやっぱり好きになれんなぁ、、、
ただ、人を殺すのはダメとしても、
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.5

名作と言われる所以がわかった。
歴史に準えて作れてるところも勉強になって良い。
ただ、自分はビッグフィッシュ派やなぁ。

スペースマン(2024年製作の映画)

4.0

パーソナルな部分を主題にしたSFヒューマンドラマが好きな人はクソ刺さる。
発する一言や壮大な宇宙空間が美しすぎたな。

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.8

CGをほぼ使わずここまでの表現ができるのはすごい。しかもワンショットで。
時間もめちゃくちゃコンパクトなので、肩肘張らずに観れるね。

トラジディ・ガールズ(2017年製作の映画)

3.7

主人公の程よいサイコ感と適度なスプラッター要素で安定に楽しめたな。
キャラ立ってたし、可愛いし。

美しい湖の底(2017年製作の映画)

4.0

普通に面白かった。
時系列逆行型の名作はたくさんあるけれど、それに引けを取らない内容。
登場人物全員がゴミすぎて最高。
万人受けするサスペンスなので、肩肘張らずに観れる。

Threads of Blue(2023年製作の映画)

3.7

中盤までのミスリードと予想を覆す終盤への展開、そして主人公が下した選択。
ほんとに引き込まれたわ。
ただ終盤は少し安っちい気がするのでそこは惜しい。

母という名の女(2017年製作の映画)

4.2

NTR系苦手な人は注意。
ミシェルフランコは相変わらず意地悪な作品を作るよね。

蛇イチゴ(2003年製作の映画)

4.7

真実が全てを解決するわけではないし、状況によっては正義が簡単にひっくり返る。社会の難しさ、怖さを感じられた。
結末もいかようにも解釈できる、非常に見応えのある作品。
内容は激重やけど、人間の滑稽さを適
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ポルカ・キング(2017年製作の映画)

4.4

人間的にめちゃくちゃ魅力的な詐欺師を見事に演じ切ったジャックブラックに拍手。
きっと彼にしかできなかっただろうな。
史実に基づく作品は苦手やけど、これはシンプルに楽しめたな。

田園に死す(1974年製作の映画)

4.2

解釈しがいのある余白をうまく残しつつ、ぶっ飛んだアイデアが詰め込まれた作品。
自身の美化された過去を紐解く作品を、当時の技術でここまでオリジナリティあふれる内容に昇華するのはシンプルにすごい。

今公
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ウィッチ(2015年製作の映画)

4.8

悪魔系、狂信系ホラーの中でもトップ3に入るくらいのクオリティ。
アニャと弟役の演技がうますぎるのはもちろん、音楽とか全体の明度の緩急が効果的で、作品の怖さ、邪悪さを引き立ててた。
ジャム作るシーンと授
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

4.2

ずっと嫌な事が起こる気がする作品。
ハネケは孤独を表現するのが上手いね。

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

5.0

運命の出会いが必ずしもいい結果を生むとは言えないと痛感。
会話が心地よすぎて秒でエンディングを迎えた。
終わり方もまたオシャレすぎてもう1人で悶絶してた。
恋愛関係だけじゃなく、素敵な出会いがしてぇよ
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謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス(2016年製作の映画)

4.5

出てくるアーティストや専門家がが錚々たるメンバーで見応えがある。
快楽の園ってちょっとの時間じゃ見切れないくらいの魅力あるよなあ。
いつか実物を見てみたい。

軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)

4.0

女性の権利がうんたらかんたらな映画は好きじゃないけど、これは設定も面白くて、程よく肩の力が抜けてて好き。
どんどんガチの恋愛ものになってるのも良かったし、ラストシーンもオシャレでナイスでした。

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.3

2作目のファーストコンタクトより面白いな。
敵のデザインもキモくて好き。

ジャヌスとサムの酔っ払い道中(2023年製作の映画)

3.2

フランスの飲酒問題を大筋に描いた作品。
飲酒問題よりも、アル中から生まれたアホの子供たちをどうにかすべきじゃねえかな笑
この程度の学力で高校通える、大学に進学できるのはびっくりやわ。
コメディだから大
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.6

設定は面白かったけど、ちょっと入り込めなかったなあ、