NKNKTさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ノクターン(2020年製作の映画)

4.3

よくあるプロットの作品やけど、こういう系はやっぱハズレないねえ。
ラストシーンが特に印象的やったわ。あれだけで高評価まである。
セイントモード、ブラックスワン、TARが好きな人は刺さるかも。

パラドックスの瞬間 (とき)(2018年製作の映画)

-

途中のライブシーンめちゃくちゃかっこよかった。
内容はよくわからん。

ファニー・ページ(2022年製作の映画)

4.5

漫画家を目指して高校を中退した青年が、現実に打ちのめされる作品。
若さ故の無鉄砲さ、 青年を優しく見守る大人と そうでない大人たちを巧く描いてたな。
BGMとラストシーンの余韻が特に良かった。
思わぬ
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家をめぐる3つの物語(2022年製作の映画)

4.2

1,2は不条理ホラーで結構好き。
3は伝えたいメッセージが明確で、個人的に一番お気に入り。
執着することを諦めて、次に向かって挑戦することの難しさが身に沁みた。
感極まって久しぶりに泣きそうになったわ
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トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

4.0

バブル崩壊後あたりの経済状況だったら余計に刺さってたかも。
生きること、守ることの大変さが身にしみた。

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.7

情熱を持った行動は当初否定していた人間たちをも巻き込む力があると感じられるsfヒューマンドラマ。
理性的に生きる人やそれをテーマにする作品が増えた現代じゃできない作品だな。

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

5.0

いまは社会的地位や責任があるからできないけど、また記憶消すくらいまで大暴れしたいなぁと思わせてくれる、男なら共感しかない作品でした。

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

4.5

人間の嫌なところ盛りだくさんの映画。
アート界を舞台にした内容で、この映画自体が美術館に展示されてる作品なんじゃないかと錯覚するほど引き込まれた。
モンキーマンの演出とか、集団心理ってやっぱりめちゃく
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ファーストフード・ネイション(2006年製作の映画)

4.0

肉を屠殺、解体、加工するメキシコ人が連行(生産)されていく様は本当に心がキュッとする。
移民たちもまた、何も知らないアメリカ人に食い尽くされてる牛と一緒なんだよなぁ、、、
改めて全ての食材に感謝して食
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パドルトン(2019年製作の映画)

4.5

ラストの「俺たちが作ったスポーツ」っていうセリフめちゃくちゃ良かったな。
根っこの部分で理解し合える友達が本物であると改めて感じられた。

麻薬密売人 プッシャー(1997年製作の映画)

3.9

荒々しいカメラワーク、独特な色使いなど、レフンの若さと今の作品に通ずるセンスを感じられる作品。
ギャスパーノエ好きならハマるんじゃないかなぁと。

ブリーダー(1999年製作の映画)

3.9

レフン自身の才能と低予算?ならではの工夫で独特な映像体験ができる。
序盤中盤の緩い感じからの終盤のハイスピードで、湿度の高い展開。めちゃくちゃ好き。

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

4.2

葉隠や武士道など、日本人の根っこをしっかり熟知した上で、ジム・ジャームッシュの独特な世界観を作ってる。
ヒップホップ×武士道×ギャング。あるようでなかった新鮮で面白い作品やったな。

メモ
「ゴースト
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ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

4.0

元々の原作、ピノッキオの冒険を基にしたファンタジー映画。
内容的にはかなりリアリスティックでダークなファンタジー。
ディズニー版もいいけど、こっちもなかなか面白かった。
あと、ピノッキオをはじめ、擬人
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オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

4.5

麻薬密売で稼ぐ半グレVSめちゃくちゃ怖い汚職だらけのタイ警察。

セリフと音楽が少なめなのに、ここまでの緊迫感を出せるのはさすがやなぁと思ったら、ネオンデーモンの監督やと知って納得。

目に優しくない
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孤独なふりした世界で(2018年製作の映画)

4.0

世界が崩壊した後の環境で、死体を処理しながら孤独に生きる男と、家出少女の物語。

I AM LEGENDの派手なアクションシーンを抜いた、雰囲気系の作品かな。

主人公が多くを語らず、表情だけで全てを
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パトリック(1978年製作の映画)

3.7

デヴィッドクローネンバーグの初期作みたいで面白かったな。
主人公がもうちょい大暴れしてたら評価爆上がりやった。

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013年製作の映画)

4.0

ワンシチュエーションものは単調になりがちで本当に難しいけど、トムハーディの演技力で持ってったって感じ。
素晴らしいね。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

こういう構成の作品、今じゃよくあるけど、改めて観ても新鮮味を感じる。

バイオレンスシーンも控えめでコメディ色強いのも、多くの人に愛される理由の一つなんだなと。

ラストシーンは本当に痺れる。

ザ・ヒューマンズ(2021年製作の映画)

4.4

不穏な空気や会話、古びた建物が出す軋む音などの現実的な「音」と光が当たる場所とそうでない場所のライティングの対比だけでここまで恐怖感を煽るのはめちゃくちゃすごい。

特に何が起こるとかはないけれど、言
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毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

3.9

全員キャラが濃いし、誰1人置いてけぼりにしてないとこがナイス。
アクションシーンも血生臭くて良かったねえ。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.6

アリアスター式カオティックロードムービー。

現実、非現実どちらともとれるラスト本当に良かったな。
だんだん暗いシーンに目が慣れてきて、周囲がゆっくり観れていく演出が素晴らしい。

デヴィッドリンチ、
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エターナル・ドーター(2022年製作の映画)

-

「幸せだった思い出も(全部じゃないけど)あった。」
嫌な思い出も含めて、いい人生なんだよな。

メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

4.5

小学生ぶりに見直した。
テンポ良すぎやし、ここまでラフに観れる映画そうないよな

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

4.1

ラースの価値観、哲学が濃密に詰め込まれている。
シリアルキラーに対する解像度が妙に高くて、彼に才能がなかったら普通に人をバンバン殺してそう。

ついに完成したジャックの家の景観は圧巻。アレ含めて画的に
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マンソン・ファミリーの休暇(2015年製作の映画)

3.5

社会不適合者が必死に自分の居場所を探すロードムービー的な作品。
マンソンってことだから何回か殺しとかやるんかなと思ったけど、予想と大きく違った。
親がどうであれ誰しもが悩む問題を取り上げてて、少し共感
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

4.7

アクションシーンのキレの良さとキャストのビジュアルの良さは全世界の映画の中でも随一。
所々名作アクションのオマージュも感じられて楽しかったし、程よくコミカルなシーンもあり、緩急が素晴らしかった。
3作
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市子(2023年製作の映画)

4.5

エンドロールまでゾクゾクさせられた。
こんな感覚ヨルゴスの『ロブスター』以来やわ。

僕たちは変わらない朝を迎える(2021年製作の映画)

3.5

空気感がめちゃくちゃ良かった。
エモさ全開の酔いしれる系作品もたまには良いね。

破局(1961年製作の映画)

4.0

何をしてもうまくいかない様をコミカルに描いた作品。
エテックスの短編はハズレないなぁと。

幸福な結婚記念日(1962年製作の映画)

4.1

テンポ感◎でコミカルな作品。
エテックスの短編は観ててワクワクするね。

アカルイミライ(2002年製作の映画)

-

めちゃくちゃ評価が難しい映画。
ただ画面の使い方や登場人物のパーソナリティの出し方に黒沢節が出てて相変わらず最高。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.6

気が合いすぎる歯車のような2人が、社会の波に飲まれだんだんと錆びついていく。
恋愛に限らず、あらゆる人間関係が続くのって難しいよなぁ。

犬王(2021年製作の映画)

3.8

映画というより一つのライブ、ミュージカルを見た感覚になった。
すごく感覚的で攻めた内容やから、結構人は選ぶ。
フィクションではあるけれど、あの時代に猿楽ではなくロックが世間一般に流行っていたら、今の日
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

4.7

後見人(ヤクザ)vs ロシアヤクザ。
ゆっくりとスピードアップしていく展開に目が離せなかった。
世の中食うか食われるかで、食う側である以上のとてつもない覚悟と度胸を秘めた主人公には惹かれた。

ゴーン
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