KazRiverさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

俺スゴ腕だぜ感を、延々独白するショボ腕の殺し屋の話。ベタ過ぎるタイトルに何となく違和感を覚えつつも、まあフィンチャーとファスベンダーだし…って感じで、ふつーにシリアスなサスペンスだと思って観てたら、相>>続きを読む

目指せメタルロード(2022年製作の映画)

2.0

ええやん。伝説のミュージシャン達のカメオ出演もメタルファンにはたまらないし、演奏シーンも3人ともサマになっててカッコいい。特に新人のエイドリアン・グリーンズミスは存在感あって、これからも活躍しそう。と>>続きを読む

雨に叫べば(2021年製作の映画)

2.0

この監督って、重たくなり過ぎたり、コメディに寄り過ぎたり、捻り過ぎたりしないで、すごく素直にドラマを撮る人だなーって思った。実際には劇中で描かれてる通り、妥協したりぶつかったりしながら撮ってるんだろう>>続きを読む

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.0

面白かったー。時間をループしながら列車爆破の犯人に迫るサスペンス。ありがちなパターンかと思ったけど、アイデアが独創的で展開もスリリング。登場人物の心情をちゃんと描いてて人間ドラマとしても惹き込まれる。>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

1.0

出落ちと言うかタイトルまんまの話で、あんまSFとしての巧妙さはなかった。ループ脱出のアイディアも弱いし、特に伏線もドンデン返しもないので、まあ業界コメディとして楽しめたらラッキーって感じ。あと映画でマ>>続きを読む

大河への道(2022年製作の映画)

2.0

いい話。江戸時代と現代のキャストの重なりも巧妙。橋爪功はやっぱスゴい。

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

1.0

雑多な歌舞伎町を舞台に、雑多なオムニバスで描かれるコメディ。宇宙人やFBIや忍者や殺し屋など、うる星やつら的に荒唐無稽な登場人物がとりとめなく絡み合う。ヤクザやホストは出てくるけど、特にリアルな歌舞伎>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

とても素晴らしかった。マンガだと音楽の凄さは描けないけど、それを敢えて映像にするのは、ハードル上げるどころじゃなくて、作品を壊すほど無謀だとも言える。でもマンガを読んで想像していた以上の音楽が響いた時>>続きを読む

Winny(2023年製作の映画)

3.0

無機質で淡々とした演出。東出も吹越もオカシイけどコメディってほどじゃないので、逆にその分だけ検察への憤りが際立つ。立件までの経緯も酷いけど、道具を創った技術者を罰しようとしたこと自体がどんだけ愚かなこ>>続きを読む

声もなく(2020年製作の映画)

3.0

韓国ノワールでありながら、とってもハート・ウォームな作品。チョヒと妹が可愛すぎる。色彩も鮮やかで、特に夕暮れの田園が美しく、まるでウェス・アンダーソンの映画みたい。でもやっぱりノワールなので、彼らを待>>続きを読む

綿の国星(1984年製作の映画)

2.0

チビ猫かわいいー🐈‍⬛大島弓子の素晴らしさを、今の時代どう表せばいいものか。

レプタイル -蜥蜴-(2023年製作の映画)

1.0

話わからーん。ベニチオ・デル・トロってブラピが年取った感じ?またはサンドの富沢?

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

2.0

役者よし。つか蒼井優ヤバい。でもまあ描かれてる登場人物たちの底辺レベルはそんじょそこら。

ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

いやスゴい。サバイバルもスゴいけど、出産マジでスゴい。守るものが出来て、見違えるほどの逞しさを見せるミアだけど、自分の方があなたに救われたと赤ん坊に語りかける姿には全親が泣く。あと序盤、まだ覚醒する前>>続きを読む

PIG ピッグ(2021年製作の映画)

4.0

ちゃんとしたニコラス・ケイジ久しぶり。いつもの大暴れを期待しつつ、ブタ版のジョン・ウィックを想像して観た人が、いい意味で裏切られたって言ってたけど全く同感。見事な演技で、人生の喪失と、それでも生きるこ>>続きを読む

トレマーズ(1990年製作の映画)

3.0

AクラスのB級モンスター映画。特撮もがんばってて、暗闇とか手ブレで誤魔化すことなく、真っ昼間に堂々と襲われる。ジャンプスケアもないし、一度やっつけたら生き返ったりもしない。仲間はほとんどみんな生き残る>>続きを読む

電気工事士(2020年製作の映画)

1.0

登場人物がド底辺のクズばっかで酷いのか、映画の作りが酷いのか分かんないけど、何しろ酷い。マイク・ベルナルドとミルコ・クロコップに似た、未来の無いおっさんのしょーもない暮らしが延々描かれる。役者は全員シ>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.0

世界を変えた一本の記事が発表されるまでの物語。その緻密で誠実な描写には、想像を超える苦難に立ち向かった記者や被害者たちへの敬意が、深く込められている。単なる犯罪の告発ではなく、それを覆い隠す社会全体と>>続きを読む

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

2.0

クレメンタインかわいい。悲しかったり辛かったりしても、ちょっと経てば嬉しかったり楽しかったりする。その繰り返し。忘れたまま、やり直すんじゃなくてよかった。

劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班(2021年製作の映画)

1.0

北村一輝がいい。北村一輝だけがいいので、もっと活躍してもらいたかった。

ザ・ディスカバリー(2017年製作の映画)

3.0

関係ないけど徳の高い人っているよね。10回くらい人生やって、徳を積み重ねてる感じの。自分は徳が低いので、人間やるの多分初めてなんだと思う。映画は面白かった。

(2023年製作の映画)

3.0

ウェス・アンダーソンらしさ全開の短編。舞台セットみたいな部屋で、身動きが取れずにイライラしてるカンバーバッチが可笑しい。「チャーリーとチョコレート工場」のロアルド・ダールの原作で、ヒッチコックも映画化>>続きを読む

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.0

南北の大使館員が力を合わせて、内戦下のソマリアから脱出する実話だけど、武器もなく、子供や女性や病人ばっかで激ヤバ。しかも街中が戦禍で絶体絶命なのに「よし協力しよう」ってすぐにならない両国の葛藤が根深い>>続きを読む

夕方のおともだち(2022年製作の映画)

2.0

村上淳スゴいな。て言うか彼らの人生もそこそこハードモードだけど、プレイへの執着が重過ぎる。SMってもっと明るくて楽しい感じだって知り合いの女王様も言ってたよ知らないけど。ところでエンディングテーマはY>>続きを読む

ポスタル あの日、僕の人生は壊れた(2019年製作の映画)

1.0

あまりに常軌を逸したアホぶりに90分間イライラゲージが急速充電されるだけの実話映画。最後にご本人も登場するけど、ここまでアホだと逆に清々しいとか、純愛を貫いてて健気だとか、そうゆう酌量の余地はコンマ1>>続きを読む

悪人伝(2018年製作の映画)

3.0

マ・ドンソクの怒りの鉄拳が、容赦なく炸裂するクライム・サスペンス。北野映画のヤクザみたく拳銃パンパン撃ったりしないで、鉄パイプやドス、最後は拳で叩きのめす。そー言えば安岡力也とか、日本もドンソクみたく>>続きを読む

アフタースクール(2008年製作の映画)

3.0

キレイな脚本。キャスティングもすごい。大泉洋も堺雅人も佐々木蔵之介もモロツヨシも、みんな若いけど変わってない。

チェイサー(2017年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ハル・ベリー母ちゃんすごい。誘拐された息子を助けるという、めちゃくちゃシンプルな話だけど、前半まるまるド派手なカーチェイスで手に汗握り、後半は湖畔ロッジホラーみたいなスリルも楽しめる。あんま説明なく9>>続きを読む

消された女(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

病院に閉じ込められる様子を延々描くのかと思ったら、すでに脱出した後に入院中を回想しつつ謎解きしてく展開なので、果たして逃げられるか?ってスリルは少なめ。あとこーゆー叙述トリックって言うか、まんまウソの>>続きを読む

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

2.0

NHKのドラマだったらこれで充分だけどなー。あと若いころの露伴、もうちょい高橋一生に似てる役者いないかと思って調べたら、日村勇紀って出てきた。

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.0

なんの憂いもなく、ただただ可愛い。クレープ作り最高。だれか「アラお友だち?何だかうちの子にソックリね」って言わないのかいー。

マージン・コール(2011年製作の映画)

1.0

カネの亡者どもめ。しかも、マネーゲームの勝者のカタルシスもなければ、こんなんやってられるかと辞表を叩きつけるヤツもいないという実話。