Nakaoさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

僕を育ててくれたテンダー・バー(2021年製作の映画)

3.1

ジョージ・クルーニー監督作。

ベン・アフレック、タイ・シェリダン、クリストファー・ロイドとキャストには惹かれるがストーリーは評判通りでイマイチ。
うん、薄い。薄味。

そもそも日本ではほぼ知られてい
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暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

3.3

007シリーズのテレンス・ヤング監督×オードリー・ヘプバーン。

悪党3人 VS 盲目の女性+近所の女の子。「目が見えない」設定を最大限に生かした良作ワンシチュエーションサスペンスでした。

「暗くな
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ケス(1969年製作の映画)

5.0

ケン・ローチ監督、初期の大傑作。

イギリスの片田舎。
貧しい母子家庭、児童労働、粗野な兄、学校での虐め、傍若無人な校長に体育教師…

とてもとても苦しく残酷な世界でもビリーの可愛らしさとケスとの触れ
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奥さまは魔女(2005年製作の映画)

3.0

ノーラ・エフロン監督作。

大人気ドラマ「奥様は魔女」のリメイクにしてパロディのような一作。

ニコール・キッドマンは綺麗かつキュートだが正直それだけな印象。

「魔法を使わず普通に暮らしたい」という
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マイ・ブルー・ヘブン(1990年製作の映画)

3.4

ハーバート・ロス監督&ノーラ・エフロン脚本。

証人保護プログラムの一環としてカルフォルニアの田舎町にやってきた陽気なイタリア人マフィアが起こす騒動を描いたゆるふわコメディ。

全体的に面白いけど、ぶ
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ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

3.7

ことしはノーラ・エフロンの幸せな一作で映画始め。

商売敵の男女が互いの素性を知らないままメール上で惹かれ合うラブコメ。メグ・ライアンのアヒル口を見ただけでもう幸せ。

ミックステープ 伝えられずにいたこと(2021年製作の映画)

3.5

2021年映画納め。計555本。

亡くなった両親が残したミックステープに込められた思いを知る為に主人公が”曲”を探す物語。

え!?まさかのブルーハーツ!
両親サイコーの趣味してる。

悲しみよさようなら(1990年製作の映画)

4.0

街のはみ出し者だったロキシー・カーライルがハリウッドスターとなって15年ぶりに故郷の田舎町帰ってくる…

孤独で風変わりな少女
ロキシーを忘れられない元彼
夢を諦めた教師

「ロキシーが帰ってくる」と
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自由が丘で(2014年製作の映画)

3.2

日本からある女性を追ってやってきたモリが韓国の路地裏を彷徨い歩く。

自由が丘や代官山のような街やゆる〜く進む雰囲気は好きたけど、話は???。

ニルマル・プルジャ:不可能を可能にした登山家(2021年製作の映画)

4.1

ドキュメンタリー としては今年のベスト。
登山史に於いても正直、嘘だろ〜と疑ってしまうほどの偉業を捉えた傑作。

最強のアルピニストは誰か? 

ラインホルト・メスナー ?
ウーリー・ステック ?
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74歳のペリカンはパンを売る(2017年製作の映画)

3.1


変わらないというブランディングの難しさ。

浅草で74年以上続く老舗パン屋「ペリカン」のメニューはロールパンと食パンの2種類のみ。パン屋のセオリーとは真逆を行く尖った経営方針を持つパン屋がなぜ続いて
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消えない罪(2021年製作の映画)

3.5

保安官を殺した罪で20年服役した主人公のルースが生き別れた妹・ケイティに会うべく奔走する物語。

タイトル通り償っても消えない罪が主人公を苦しめれば、シアトルらしい冷たく陰湿な曇天が劇中全体にのしかか
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熱帯楽園倶楽部(1994年製作の映画)

3.6

べったり暑くてインチキ臭い。
東南アジアの怪し〜い日本人達のコンゲーム。ステレオタイプなヤクザも愉快なキャラでした。

勉強っす。

ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド(2021年製作の映画)

3.3

ストーリーは流行りの青春物で陳腐だけど「The Smiths」の名曲が映画館で聴けるだけでok。

最後は少しだけウルッときました。
好きな女の子のために、自分が崇拝するバンドのラブソングをラジオで流
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