kazuuuさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

4.0

渋い。男臭くて渋すぎる!しかし、そんな作品が大好きだ!

ロシア近海で、アメリカの潜水艦が行方不明となる。調査に向かった潜水艦「USSアーカンソー」が現場で見たのは、攻撃を受け大破した味方の潜水艦だっ
>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

-

面識のない男女が、偶然乗り合わせた長距離列車で意気投合。夕方、途中下車したウィーンの街を散歩しながら、人生について夜明けまで語らう映画。

冒頭の二人の出会い方が凄くいいですね。旅行先の長距離列車で、
>>続きを読む

マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

4.2

どストライクな作品でした。

物語、伏線、恐怖演出、終わった後の余韻。どれもが素晴らしいです。もう一度観たい。
これからご覧になる方は、事前情報を入れずに観て、衝撃を受けちゃってください。

めまい(1958年製作の映画)

3.6

サスペンスであり、いびつなラブストーリーでもある。後半の展開は個人的にはホラーに感じました。男の執念が、、、私が女性だったらドン引きします。

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.2

最寄り映画館でやっていたので鑑賞。前回観たときは寝てしまったが、今回は没入しました。

ロシアンルーレットの場面は、自分があの場にいると想像すると、たまらなく恐ろしいです。カチッ、という撃鉄が当たる音
>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

甘酸っぱくて、悶え死ぬ!男性同士ではあるけれど、そこにあるのは自然な恋の形。こんな傑作を生み出した監督は誰?
サ、サスペリアのルカさんですか。

1983年、夏のイタリア。16歳の青年エリオットが恋し
>>続きを読む

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.5

サスペリアの監督がお勧めしていたので、鑑賞。

戦場での国を超えた男たちの友情の物語。若い頃の北野武、坂本龍一が出演していた。
戦時中の日本軍の行動、規律を見ていると、Why j Japanese p
>>続きを読む

アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

3.0

天才であり、天真爛漫な人物であるアマデウスモーツァルト。
彼の圧倒的な才能に嫉妬し、凡庸な自分に絶望し、神を信じることをやめたサリエリ。

三時間という長尺の中で、人間の嫉妬、神の存在といったテーマを
>>続きを読む

戦場にかける橋(1957年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

サル、ゴリラチンパンジー🎶
テーマソングが印象深い本作は、戦争の無意味さをシニカルに描いた反戦映画でした。

第二次大戦中のタイを舞台に、鉄道橋を作る兵士、破壊しようとする兵士たちを描き、戦争の無意味
>>続きを読む

ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978年製作の映画)

-

ゾンビは、今日では走るやつもいますが、今作ではノロノロの動きです。ゾンビの脇を走ってすり抜けたりできるのは新鮮でした。

ショッピングモールを、何も考えずに大人数でうろつくゾンビたちは、大量消費社会を
>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

不快指数100/100。

ジメジメした雰囲気、ゴミだらけの街、汚い殺人現場。そして、あの結末。全てが不快でありながら、シリアルキラーの知性に不思議と魅せられてしまう。

世界は素晴らしい場所だ、と語
>>続きを読む

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.8

DCでいうスーパーマン並みの強キャラとの噂は本当で、めちゃくちゃ強かった。
エンドゲームへの期待が高まる内容でした。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

-

穏やかな波に揺られているような映像、クラシックの音色、真白の言葉を五感で感じて、浸る。

普通から外れた人々のドラマです。

夜にしんみりとなりました。

バンブルビー(2018年製作の映画)

3.6

ほんとにトランスフォーマーシリーズなのか?!
シリーズ人気キャラである、「バンブルビー」の過去を描いた本作は、「いい意味で」トランスフォーマーらしくない作品だと感じました。

ロボットと少女の友情に焦
>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.8

ある日、散歩に行っていた父親が不思議そうな顔をして家に帰ってきた。困惑した様子で語りだす父。
「歩いていたら、知らない中学生に挨拶されたんだよね。サイトウさん、こんにちは!って。誰かと間違えたのかな。
>>続きを読む

サイレントヒル:リベレーション3D(2012年製作の映画)

3.0

THE ティーン向けホラーと言った印象です。
テンポはいいですが、心の底から震え上がるような怖さはありませんでした。

また、本作は黒の世界の場面が多く、灰に覆われた白い世界と、闇に包まれた黒い世界の
>>続きを読む

ファイナル・デッドブリッジ(2011年製作の映画)

3.5

大事故から生還したのに、死の運命から逃れられない若者たちを描いたホラーシリーズ第五作目。

本作は冒頭の橋が崩落するシーンがすさまじい迫力で、最大の見せ場です。映画館のスクリーンで見ていたら、おそらく
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.6

たまにずっと観ていたくなる映画があるんです。本作はそれでした。

黒人ピアニストのドクターシャーリーと野暮なイタリア系用心棒トニーの凹凸コンビが、1960年代のアメリカ南部を進みます。緑の石、手紙、ケ
>>続きを読む

ガンジスに還る(2016年製作の映画)

-

わたしにはまだ早かった。書くことがないのでガンジスのほとりで書いたポエムを載せます。

狭い路地を抜けると川沿いの河原で人が焼かれている。通りから20メートルも離れていない場所で。
そこへ布に包まれた
>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.8

キアヌ主演、プロフェッショナル~殺しの流儀、第二弾。
前作で愛犬の仇をうったジョン・ウィックさんは、今作では過去の因縁から大量の殺し屋たちに狙われます。本作のプロモーションで日本を訪れた際に、彼に仕事
>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.5

緊急通報指令室で働く男の元ににかかってきた一本の電話。それは誘拐されたという女性からのSOSだった!手掛かりは電話のみ、全編コールセンター内で繰り広げられるサスペンス。
ミステリ好きとしては心ひかれる
>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.2

宮廷内の人間関係を毒々しくもシニカルな笑いに包み描いた人間ドラマ。女の世界は怖い…!

イギリスのアン女王。彼女の幼馴染であり、陰で政権を牛耳るサラ。そしてサラのいとこであるが、貴族から没落したアビゲ
>>続きを読む

サスペリア(2018年製作の映画)

3.5

感想を一言で言うと、「やばい」です。語彙力のかけらもありませんが、これしか出ません。

ホラーなのか、アートなのか。いくつかの断片的なイメージは思い出せるものの、どんなストーリーだったかはよくわからな
>>続きを読む

ROCK YOU! [ロック・ユー!](2001年製作の映画)

4.2

「決闘血が上がる」との宣伝文句に惹かれたこと、またフォロワーさんのおススメとのこともあり、最寄りの映画館で鑑賞。
笑い、感動、ラブロマンス、アクション全てが詰め込まれた最高のエンタメでした!

中世の
>>続きを読む

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.0

とびぬけた明るさにパワーをもらえる、実話に基づく感動作!
バッドマンのパチモンではありません。

主人公はインドの村で新妻と暮らす男ラクシュミ。幸せな新婚生活を送っていたラクシュミは、ある日自分の妻が
>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

4.0

熱量が半端じゃなく、圧倒される映画でした。
フレッチャーに支配されていくアンドリューは観ていて辛かったですが、音楽への情熱が狂気に変わっていく様には引き込まれました。

超絶パワハラ教師フレッチャーの
>>続きを読む

パディントン 2(2017年製作の映画)

4.0

楽しい、そして感動する映画でした。1を観ていませんが、パディントンいいキャラクターですね。人のいいところを見るという彼の姿勢には学ぶことが多いです。最近忘れがちになっていた大切な事を思い出させてくれま>>続きを読む

007 スペクター(2015年製作の映画)

3.7

冒頭のメキシコでの長回しシーンからのヘリアクション。メイキング映像でヘリのシーンを観ると、人がいる街中で実際にヘリを飛ばし、CGなしで撮影してます。他のシーンでもほとんどCGを使っていないにもかかわら>>続きを読む

クロノス(1992年製作の映画)

3.0

ホラーっぽいジャケットですが、中身は吸血鬼となってしまったおじいさんと孫の愛情の話だと思いました。見た目が変わっても一切怖がることなく迎え入れる孫の可愛いこと。デルトロの作品には異形の者が出てきますが>>続きを読む

ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.5

幸せな三人家族の一人っ子ティム。ある日彼のもとに弟がやってくるが、その弟はなんと中身が大人のボス・ベイビーだったのだ!

ベイビーが可愛いです。コメディもよし、アクションも良し。
そしてピクサーはやは
>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

4.0

娯楽に吹っ切れたヒーロー映画。

人間と海底人との間に生まれた男アクアマン。弟オームが人間界に対して仕掛ける戦争を止めるため、アクアマンは王の証である伝説の矛を探す冒険に繰り出す。

アクションが9割
>>続きを読む

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

3.9

ボストンマラソン爆破テロを題材に、事件の発生から解決までの数日間を、事件に関わった複数の人物の視点から描いた作品。

ドキュメンタリーチックに進む中にも緊迫感のある見せ場を盛り込んでいて、見応えのある
>>続きを読む

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.6

殺人犯の魂が乗り移った人形チャッキーが大暴れするホラー映画!
ツボを押さえた恐怖演出と、ターミネーターばりにしぶといチャッキーの執念が光ります。
怖さはマイルドですが、買った人形が襲ってくる設定なので
>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

4.0

怒りの解釈
原作が読売新聞に掲載されていた時にタイムリーで読んでいました。当時の私は高校生で、ミステリーの連載だと期待し毎朝読んでいたのですが、一年間読み続けてあまりにも救いのなさすぎる内容であったた
>>続きを読む

ザ・ヴォイド 変異世界(2016年製作の映画)

3.0

病院×カルト集団×クリーチャーという設定は素晴らしいですが、期待値が高すぎたのか内容は面白いとは思えませんでした。

いろんなホラー映画、ゲームを混ぜてぐちゃぐちゃにし、トンボ掛けして平らにならしたか
>>続きを読む