しーかずさんの映画レビュー・感想・評価

しーかず

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MEMORIES(1995年製作の映画)

4.0

名作「AKIRA」で知られる大友克洋が制作総指揮と監督、脚本にはあの今敏も名を連ねるという作品。3つのエピソードから成るオムニバス形式になっていて、SFホラーとして完成された不気味さと不可思議さを纏う>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.8

カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した作品。とにかく良い意味でイカれた内容。これがパルムドールということが驚きではあるんだけど、こういう奇抜でアート性もある作品が評価されるのはフランスの映画>>続きを読む

システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい(2019年製作の映画)

3.9

父親の虐待によってトラウマを抱え、叫び声を上げたり破壊行為を行うようになってしまった少女ベニーを描いたドイツ映画。とにかく最初から最後まで心が痛く息苦しい気持ちになる作品で、ベニーをどうしてあげるのが>>続きを読む

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

4.2

物凄い熱量の傑作だった。香港映画は普段あまり観ないんだけど、格闘アクションの凄さにビックリしたし、掴みから心をもってかれた。ストーリーも面白いしキャラクターも全員カッコいい、アクションも最高峰と言うこ>>続きを読む

スティーブン(2025年製作の映画)

3.2

Netflixのインド映画。9人の女性を殺した犯人がいきなり自首してきたが...という引っ掛けがありそうな設定にも関わらず結局何も引っ掛けがないという逆に画期的な作品だと思う。ただ、設定を事前に見てし>>続きを読む

カッコウ(2024年製作の映画)

3.3

SNSで話題になってたので観てみたけど、個人的にはそこまで盛り上がれなかった。ロケーションや音楽は結構良いし、不穏な気配がじわじわと侵食していく感じも悪くないんだけど、何か様々な要素で捻り続けて結局ど>>続きを読む

アイム・スティル・ヒア(2024年製作の映画)

4.1

アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞したブラジル映画で、ブラジル製作で初めてアカデミー賞を受賞したメモリアルな作品。70年代の軍事政権時代のブラジルを描いた作品になっていて、当時の政権の責任を問うような>>続きを読む

カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

4.0

シリーズ3作目。前作が個人的には少しトーンダウンした作品ではあったんだけど、今作は再びアメリカの良きロードムービーの雰囲気を纏いながら田舎町の風景も描きつつ素晴らしい内容に仕上がっていたと思う。元来の>>続きを読む

ウォーフェア 戦地最前線(2025年製作の映画)

4.1

アレックス・ガーランド監督作。イラク戦争を舞台に、証言をもとに製作された実話。とにかく触れ込みにある通り圧倒的な没入感。アレックス・ガーランド監督の前作「シビルウォー」も物凄い没入感で衝撃を受けたんだ>>続きを読む

ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島(2005年製作の映画)

3.9

細田守監督の長編デビュー作がワンピースだったことを知り観てみたけど、とにかく度肝を抜かれた。とにかく怖い。ルフィのテンションも比較的クールめだと思う。序盤はギャグ要素強めで、設定的にも緩い感じで進んで>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

評判通りの傑作。ゲームの中で繰り広げられるストーリーもどこか"現実ではない"という安心感を持って観られるし、軽快なコメディ要素がありとても観やすい作品。映像も迫力があって素晴らしいし、ネットゲーム内の>>続きを読む

ローズ家~崖っぷちの夫婦~(2025年製作の映画)

3.9

予想以上に面白かった。仲睦まじいラブラブ夫婦が仕事や子育て環境の変化からじわじわと少しずつ亀裂が明確になっていく様子が物凄く生々しくリアルで、「どっちがやらかすんだろう」と思いながら見ていても2人とも>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.4

細田守監督作。これまでの細田監督の作品はどれも素晴らしかったんだけど、この作品で一気にトーンダウンしてしまった感じはある。とにかくストーリーの形が最後まで見えない。何の話なのか?何が軸なのか?それが分>>続きを読む

バケモノの子(2015年製作の映画)

4.0

細田守監督作。人間とバケモノの親子愛に感動したし、純粋な気持ちになれる素晴らしい作品だった。登場人物みんな良いキャラクターばかりなんだけど、やはり感動出来るのは頑固で不器用なりに九太に愛情を注ぐ熊徹の>>続きを読む

エミリア・ペレス(2024年製作の映画)

4.1

アカデミー賞13部門ノミネート、2部門を受賞した作品。素晴らしかった。性転換をして女性として自分らしく生きていくことを決めた麻薬王と、協力者となる弁護士リタ。マフィアによる殺人が蔓延しているメキシコの>>続きを読む

ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

4.1

シリーズの2作目であり、今作はドリーが主人公。評価が高いことは知っていたけど、その高いハードルを超えてくるような素晴らしい作品だった。前作のマーリンとドリーの出会いのシーン、確かにドリーは何かを探して>>続きを読む

フル・モンティ(1997年製作の映画)

3.7

アカデミー賞に4部門ノミネートされ、作曲賞を受賞したコメディ作品。鐵工所をリストラされた男たちが金目当てで男性ストリップを始めるという設定で、全体的には下ネタを交えた面白おかしいコメディなんだけど、登>>続きを読む

続・猿の惑星(1970年製作の映画)

3.8

オリジナルのシリーズ2作目。名作と位置付けられている前作とは裏腹にシリーズ内でも酷評されている作品みたいだけど、個人的には結構好き。この時代の映像やマイクなどの質感が好きなのと、少し飛躍しがちではある>>続きを読む

アーロと少年(2015年製作の映画)

3.9

ピクサー作品。ピクサーの中では知名度はかなり低い方に思えるし特別評価されている作品ではないかもしれないけど、だとしたら過小評価されていると言えるくらいは良い作品だった。とにかく映像がめちゃくちゃ綺麗な>>続きを読む

猿の惑星(1968年製作の映画)

4.0

今も続く長寿シリーズの第1作目。時代感溢れる素晴らしい映像と特殊メイク、風刺的で考えさせられる構図や、SFのワクワク感。そして何といっても自由の女神の出現とともに衝撃的な事実が発覚するショッキングなラ>>続きを読む

ファイナル・デッドブラッド(2025年製作の映画)

4.1

ついに出た14年ぶりのシリーズ6作目。評判通り最高だった。絶賛されてるのは現代の映像技術や今ならでは出来る事でレベルが高いからかなと観る前は思ってたんだけど、ファンが待ってたようなシーンが満載で、純粋>>続きを読む

X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006年製作の映画)

3.9

シリーズ3部作の完結作。最大スケールで描かれるマグニートーとの決戦。今作は前作で死んだはずのジーンが復活し、最強のヴィランとして立ちはだかる展開。サイクロプスが序盤で死ぬ展開もかなり意外で容赦なく良い>>続きを読む

MOON GARDEN/ムーンガーデン(2022年製作の映画)

3.6

少女エマが事故後の昏睡状態の中で夢の世界を彷徨うホラー・ファンタジー。北欧の童話ファンタジーやギレルモ・デル・トロ監督作品のような独創的なセットと悪夢のようなダークファンタジーの世界観が特徴で、死神の>>続きを読む

JUNK WORLD(2025年製作の映画)

4.1

シリーズ2作目。前作の時点でストップモーションによる撮影の凄みや不気味だけどコミカルなキャラクターや言葉遣い、ワクワクするザ・SFの設定など完成度の高さに驚いたんだけど、今作はさらにストーリーの面白さ>>続きを読む

メリダとおそろしの森(2012年製作の映画)

3.7

アカデミー賞で長編アニメ映画賞も受賞したピクサー作品。ピクサーとしてディズニープリンセスを採用した異色の作品になっていて、どこか良くも悪くもピクサーらしさとディズニープリンセス作品両方を併せ持つような>>続きを読む

X-MEN2(2003年製作の映画)

3.9

シリーズ2作目。かなり面白かったし、前作物足りないと感じたアクションが今作格段に進化している。冒頭のナイトクローラーのアクションシーンの時点でかなりワクワク感があって最高の掴みだった。ローグとアイスマ>>続きを読む

ザ・クラフト レガシー(2020年製作の映画)

3.6

シリーズの続編かつリブート作品とのことだが、前作とは特に繋がりがなく、女子4人組のキャラがもろ被りなのでリメイクに近いリブートという印象。ただ、前作が4人が黒魔術でそれぞれの夢を叶え、その後喧嘩して1>>続きを読む

X-メン(2000年製作の映画)

3.8

シリーズ1作目。やはりヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンのインパクトが強いけど、キャラクターが沢山いて賑やかに楽しめる作品だったし、ミュータント学校という設定も端の方に学園ものっぽい雰囲気を感じて>>続きを読む

レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

4.0

アカデミー賞で長編アニメーション映画賞を受賞したピクサー作品。とても観やすく面白かった。パリを舞台にレストランの料理人という新たな着眼点と、人間とネズミの関係性などが描かれていて、ネズミのレミーと人間>>続きを読む

バレリーナ:The World of John Wick(2025年製作の映画)

4.0

「ジョン・ウィック」シリーズのスピンオフ作品。本編に引けを取らないくらいにクオリティが高くて面白かったし、今作が良かったことにより"ジョン・ウィックシリーズは面白い"というようなシリーズとしてのブラン>>続きを読む

アリス(1988年製作の映画)

4.0

チェコスロバキア、スイス、イギリス、西ドイツ共同製作のファンタジー作品。実写とストップモーションアニメが組み合わされており、独創的でアイデア豊富な映像が素晴らしい。どこか北欧映画の童話のようなダークで>>続きを読む

ルノワール(2025年製作の映画)

4.2

日本とフランス、アジア各国共同製作、カンヌにも出品された作品。とにかく素晴らしい作品だった。映像や世界観はまさに日本版のフランス映画。日本の風景や文化の良いところが素晴らしい映像や凝った細かい演出・構>>続きを読む

クレイヴン・ザ・ハンター(2024年製作の映画)

3.8

興行・批評ともに上手くいかず終焉となったSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の最終作。前述のマイナスな先入観を抜きにして観ると、結構面白かったし、個人的にはSSUでも随一の満足度かなと感じた>>続きを読む

ウォーリー(2008年製作の映画)

3.9

ピクサー作品。人間が地球を離れて700年後という世界観、人間がロボットに頼りきりになることで自分で歩くことが出来ずブクブクに太っているというところはかなり秀逸で、SF映画としてワクワクする設定になって>>続きを読む

バース/リバース(2023年製作の映画)

3.2

死者蘇生を題材にしたホラー映画。何か残虐なシーンもなく身の毛もよだつシーンもない、かといってストーリーが面白いかと言えばそうでもないという中途半端な内容に感じた。病死してしまった少女リラが蘇ったところ>>続きを読む

ファンタスティック・フォー(2015年製作の映画)

3.0

正直楽しめる要素が見つからない作品だったし、リブートした時期も謎。前シリーズ2作が結構好きなのと、ちょうどこの頃MCUが大ヒット作を生み出しまくってる時期だけに余計に今作のクオリティの低さが目立つ。キ>>続きを読む