高倉健主演の名作。勝手に自分の中で昔の映画という認識だったんだけど、観てみると時代の影響を受けないまさに名作だった。北海道の田舎町の真冬という厳しく閉鎖的な空間で、不便さや美しさがリアルに描かれている>>続きを読む
韓国の超自然系ホラー。途中まではハンビョルが亡くなった真相や怪し過ぎる子供たち、養子であるイサクの正体など気になるポイントが結構あって、単なる祈祷系以外にも楽しめる要素あるな〜と思って観てたんだけど、>>続きを読む
ソフィア・コッポラ監督の東京を舞台にした恋愛映画。ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソン、東京という素晴らしい組み合わせに加えて、ソフィア・コッポラ監督の真骨頂である音楽がめちゃくちゃ際立っていて、>>続きを読む
スタンリー・キューブリック監督作。映画史に残る名作という前情報があっても度肝を抜かれる凄まじい作品だった。これが50年以上の作品だなんて信じられない。真っ暗の画面で不穏な音だけが鳴る冒頭から衝撃だし、>>続きを読む
実話に基づいたストーリーながら映画として素晴らしい脚色がされていて予想以上に自分好みだった。大昔に観た記憶があるんだけど、こんな良い映画だとは記憶してなかった。映像とポップス主体の音楽がすごく良くて、>>続きを読む
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アカデミー賞国際長編映画賞ノミネート作。こんな重く辛い内容だとは思わなかった。いつもくっつき合うレオとレミ。中学に入り周りからいじられるのが嫌になったことをきっかけにレオがレミを突き放す。誰にでもある>>続きを読む
ジム・キャリー主演の王道家族コメディ。息子に嘘ばかりついて約束をすっぽかすパパ。息子の願いが通じて1日だけ嘘をつけなくなるという設定で、まあとにかくパパが自分勝手で酷いんだけど、ジム・キャリーの顔芸が>>続きを読む
約20年ぶりの新作長編。とても楽しめた。ペンギンの悪党フェザーズが再びウォレスとグルミッドに立ちはだかる。ノーボットのビジュアルがなんとも不気味で、充電するシーンで普通に声出して笑ってしまった。ポンコ>>続きを読む
イーサン・コーエン監督のレズビアンによる下ネタ全開のロードムービー。下ネタがかなり強烈なので観る人を選ぶ作品ではあるけど、個人的には最高。演出も奇抜で素晴らしいし、やり取りやセリフの一つ一つ、バカらし>>続きを読む
アカデミー賞でも長編アニメ映画賞を受賞したストップモーションアニメ。とにかく映像がもの凄い。今作にかけた時間と労力を物語るような出来になっていて、ストーリーも面白い。子供はもちろん大人もフルで楽しめる>>続きを読む
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清水崇監督作では近年で断トツ一番良かった。前作「ミンナノウタ」の続編にもなっていて、一部キャラクターが引き継がれてる。前作で恐怖に陥れた高谷さなを中心に高谷家の詳細が明らかにされていく内容で、主人公君>>続きを読む
「チャーリーとチョコレート工場」のウォンカを主人公にした前日譚で、予想以上に素晴らしかった。すごく良い意味でティム・バートン監督が前作で作り上げた世界観を打ち破ってるというか、夢とロマンがある現代のミ>>続きを読む
シリーズの計5作目、新シリーズの2作目。前作のアフターライフが素晴らしい出来だったので期待してたんだけど、今作は新たな始まりを見せ前作と比べると、より初期2作の世界観に近いかなという印象。前作の田舎町>>続きを読む
シリーズの前日譚にして最高傑作だと思う。作品規模も過去一番だと思うし、映像もすごかった。思わずビクッとする演出の連続。静寂と爆音の使い方もすごく上手いので、映画館で観ればよかったと少し後悔。序盤のパニ>>続きを読む
テレビドラマの劇場版2作目。ドラマも1作目も観たことないのにテレビでやってたので観た。ストーリーや豪華なキャストで織りなす構成がアメリカの「オーシャンズ」シリーズにかなり似てる。ただ、色彩の薄い映像が>>続きを読む
どこか童話のような世界観を持っていてまさに北欧ホラーの真骨頂が出てる。チェコの「オテサーネク 妄想の子供」にも似通った世界観があると思う。母親の作ろうとしている理想の家族像を叶えたいとプレッシャーの中>>続きを読む
フィンランドとドイツ合作のロマンス映画。ミニシアター系の雰囲気で、とにかく世界観と映像が大好き。現代設定ながらも60〜70年代の映画のようで、シュールな会話のやり取りも素晴らしい。その中でも、常にラジ>>続きを読む
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シリーズ2作目。個人的には予想してたより満足出来ない作品だった。ストーリーの繋がりが綺麗じゃなくて構成がごちゃごちゃしてるなとは1作目から感じてたんだけど、前作はそれでもコミカルな魔法動物たちで賑やか>>続きを読む
ハードボイルドなサンタクロースによるブラックコメディのアクション映画。主演は「ストレンジャー・シングス」のデヴィッド・ハーパー。確かに微グロの描写は多めだしバイオレンスではあるけど、ストーリーは至って>>続きを読む
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クリスマスを舞台にしたスラッシャー映画。とにかく他の現代スラッシャー作品の踏襲の連続でオリジナリティがほぼ皆無、既視感がすごい。王道パターンだけ踏襲してますという感じで、殺人鬼からメッセージが来る展開>>続きを読む
同性愛者の権利の為に戦い続けた偉大な活動家ハーヴェイ・ミルクの伝記映画。今作でオスカー主演男優賞を獲得したショーン・ペンの演技が凄まじい。強面な役のイメージがあったけど、ここまで憑依出来るのはまさにプ>>続きを読む
とにかく映像がすごく好きで、インディー映画っぽい雰囲気と独特な演出も素晴らしかった。劣悪な家庭環境で生き、父親との子供をお腹の中に孕んでいるという肥満時の少女プレシャスが、代替学校でそれぞれの事情を抱>>続きを読む
少年と謎多き女性の歪なラブロマンス。とにかく今作でオスカー主演女優賞を受賞したケイト・ウィンスレットの演技が凄い。今作では彼女演じるハンナの謎めいた雰囲気や"どんな人なのか""本心はどこにあるのか"の>>続きを読む
前作はギレルモ・デル・トロの独特な世界観と映像によって素晴らしい作品だったけど、今作は路線少し違う王道で直球の内容になっている印象。ただ、B級っぽくはならずに一定の完成度を保ちながら余計な演出もなくシ>>続きを読む
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「アイアンマン」から始まったMCUの一つの区切りであり、まさに集大成の作品。内容や作品規模も「これこれからどうするつもり?」というくらいに全てを集約した完成度となっていて、ヴィランであるサノスの強さも>>続きを読む
時系列的にはアベンジャーズの前日譚となる作品。「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のラストでフューリーが消える前に送ってたメッセージ先も回収されるし、次作「アベンジャーズ/エンドゲーム」への繋が>>続きを読む
日韓合作のスーパーナチュラル系ホラー。廃駅で起こる不自然な自殺を軸に、線路上に子どももいたという目撃情報、以前駅開発により埋め立てられた井戸、自殺した男の妹が話す児童養護施設の記憶などの謎をゴシップ誌>>続きを読む
シリーズ2作目。このシリーズはちょうど良いスケール感とコメディ要素、他のヒーローにはない個性的なアクションで楽しめる。特にフェーズ3はスケールのどデカい派手な作品が多く、その総決算的な「アベンジャーズ>>続きを読む
シンプルに響く素晴らしいミュージカル作品だった。父や無理やり結婚させられた夫に弾圧される人生を送るセリーが、ソフィアやジュグのような自立した強い女性との出会いをきっかけに変わっていくストーリーで、終盤>>続きを読む
アベンジャーズシリーズ3作目。過去最高の没入感ですごく面白かった。映像が終始凄い。1作目はそれぞれのヒーローが個性を消さずに上手いこと噛み合っていて、2作目は格段にスケールアップしながらも1作目のまと>>続きを読む
スウェーデンのNetflix映画。王道の家族ドラマで、特に捻りのある展開はないけど、余計なものがなくシンプルで、所々で流れる音楽がタイミング含めてすごく良い。離婚寸前の冷え切った家族が娘のポールダンス>>続きを読む
シリーズ5作目。2〜4作目までの数日間の一連の惨劇が終わり、新たなチャプターに入る今作。主人公は前作でジェイソンを葬ったトミーで、明確な主人公が男性になるのシリーズ初めて。トミーが新たに入所する精神病>>続きを読む
公開当初映画館で観たのに内容を忘れたので再び観た。全体として映像も良いし、二フラーの可愛さをはじめ魔法生物が中心の一つとして描かれていて、「ハリー・ポッター」本編とは違ったキャッチーな雰囲気があると思>>続きを読む
シリーズ5作目、時系列は他作品の前日譚にあたる作品。大昔のアメリカが舞台となり、インディアン部族の暮らしに焦点が当たっているアプローチも今までになく真新しくて素晴らしいし、その中でプレデターと戦うとい>>続きを読む
シリーズ2作目。前作からグレードアップしててとても面白かった。ちさととまひろのリアリティのある不毛な会話シーンが多くを占めていて、一発撮りかアドリブなんじゃないかなと感じさせる自然体で緩い雰囲気も持ち>>続きを読む
シリーズ3作目にして、過去最高の完成度だと思う。今作はジェーンが別れたことになっていて、地球人のお馴染みメンツが揃って未出演ということで寂しさはあるし、今までの世界観でなくなってはいるけど、その分地球>>続きを読む