KSugar76さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.9

観てて思わず
「か、かっけぇ…(ゴクリ)」
ってなるような
久しぶりにワクワクドキドキする映画でした。

原作である七人の侍や荒野の七人との比較とかはじめるとややこしくなるので、
本作についてはシンプ
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.9

比喩とかじゃなく
タイトルに全てが凝縮された作品でした。

観てる途中から、目頭から
源泉掛け流し状態で
えらいこっちゃ。

誰かに何かを与える時って
見返りなんて求めちゃいけなくって
例え自分が犠牲
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

時、時間の流れを
線ではなく
点で描く手法が
斬新で面白いなぁ

女性の強さ、母親の強さが凄く伝わってくる作品でした。

本編とかけ離れた意見だけど、
近年のSF映画(宇宙モノ)で、やたらめったら中国
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偽りなき者(2012年製作の映画)

3.8

『何故 少女があんな嘘をついてしまうのか』
を考え出した時点で、既に先入観にのまれてしまっている気がする。

ついた嘘を、一人の少女のそれではなく、一人の女性のそれだとすると、凄く合点がいく。

両親
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ジュリエットからの手紙(2010年製作の映画)

3.8

「真実の愛ねぇ…。
ロマンチックだなぁ。
こんな素敵な恋愛、現実にはなかなかお目にかかれないよなぁ」
と、物思いに耽りながら観ていたけど、
ふと気付けば
それこそが自分が映画を観る理由なんだよね

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二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

3.7

自分が思い描く完璧って
得てして他人から見るとその人の独りよがりの自己満足になってしまうんだよね

そんな完璧を一方的に押し付けられても
誰もついてこないし
誰も評価なんてしてくれない


チームで動
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ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990年製作の映画)

3.3

うーん…
同年のアカデミー賞作品賞でレナードの朝を抑えて本作品が受賞していた、と知っていただけに、観る前のハードルが高すぎたかな…

ケヴィンコスナーは個人的に好きな俳優さんなんだけれど、何処と無く演
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PK(2014年製作の映画)

3.9

起承転結がしっかりしていて、見事な構成と編集。

150分を超える映画なのに、観てる人を飽きさせないのは流石だなぁ。
(単純にアーミルカーンの不必要なくらいパンプアップされた身体とヒロインのお姉さんの
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

4.0

内容やストーリーは期待を裏切らずとても楽しめたけど、
過去作に比べて車が少し地味なのが残念。

アヴェタンタドールじゃなくて
ムルシエラゴ?

怒り(2016年製作の映画)

3.9

ぶつけようのない

一人では抱えきれない

抑圧のできない

それぞれの【怒り】

人間なら誰しも抱くその憤怒
という感情を描きつつ
それぞれの【救い】を描いているのかな

【誰を信じて、誰を疑えばい
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.1

マーティンスコセッシの映画だからかな??
ウルフオブウォール・ストリート、ギャングオブニューヨークと観てて同じ感覚に襲われる
既視感
間延び感
中弛み感

巨匠なのは重々理解なんだが、なんかマーティン
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ムーンライト(2016年製作の映画)

-

真夜中の月明かりにただ一人照らされて

世界中に一人ぼっちみたいに孤独で

誰にも甘えられず

支えてももらえず

誰にも理解してもらえない。

シャロンは一般的な思春期の若者のように健全な気持ちで身
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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.2

セントオブウーマンを鑑賞後に無性に観たくなって再鑑賞

何度観ても良い作品は良いもので

テストの点数とか、有名進学校に進ませることとか、そんなことなんかよりも

もっともっと大切なこと

自分の頭で
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.3

こういう映画、大好きだな

思い出す
自分が学生だった時の
男子校ならではの世界観とか
暗黙のルールとか
友情とか
恩師との出会いとか

今を生きる
グッドウィルハンティング
小説家をみつけたら
に並
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シンデレラマン(2005年製作の映画)

4.0

家族への愛とか

貧困に苦しむ人々の希望とか

苦しんできた苦難の数とか

命を落とした友の数とか

いろーんな想いが乗っかった父の拳っていうのは
何よりも重く相手に突き刺さる。

父は強し。
父は偉
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.0

目を背けたくなるような差別、弾圧、虐殺

悲惨そのものだけど、その歴史を「悲劇」なんていう一言で片付けてはいけない

時の経過とともに、風化していってしまうその事実に、一人の実在したピアニストを描くこ
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.8

[映画]としての面白さがいっぱいいっぱい詰まったゾンビ映画の名作!!!

観ていて自然体でいさせてくれるけど、決して飽きさせない作り方はなんとも言えない絶品。

きっと、脚本の二人(エドガーライトとサ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.2

誰かが観たことがあって、誰も観たこともないような、愛に満ち溢れた映画


この作品を創り上げた人達は、きっと凄く映画が好きなんだろうなぁ

過去のハリウッド作品への敬意とか、愛とか

けれども、過去に
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.5

貴女と会う前の私は

貴方と会った後の僕は


一つの出逢い、一人の人間との交流を通して

男は過去を断ち切り
女は明日を切り拓く

終わりは始まり

新たな人生、新たな一歩を踏み出すまでのお話。
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.0

ガタカ
という作品名の持つ意味は

[運命]

[兄弟]

[逆転]

[打開]

[克服]

[胎児]

[土星]

[故郷]

[郷愁]

いずれか1つ

もしくはこれら全て

なのかな?

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.2

運命を突き動かす女性と出逢い、未来を切り拓く仲間達と巡り合う。

好きな女性に届けたい言葉や気持ち。

家庭が崩壊しそうでも、つまらない校則に縛り付けられそうになっても、大好きな兄が自暴自棄になって辛
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.5

1つの愛の

始まりと

終わり。

性の描写がとても生々しい。

ドラマチックな出逢いもなければ、奇跡の愛もない。

燃え上がる恋の炎も打ち上げ花火のように一過性の美しさだけで、残るのは空虚さと虚し
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.3

自分で自分の道を見出す事って、簡単なようでとても難しいこと。

自分が何をしたいのか。
自分は何をしている時に生きがいを感じるのか。

そんなの生まれてから30年経った今だって僕自身もわからない。
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