チーズマンさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

チーズマン

チーズマン

映画って本当にいいもんですねえ。

あの空間が好きなので劇場で観た作品はそれだけで評価が上がりがちです。

映画(989)
ドラマ(3)

父、帰る(2003年製作の映画)

3.9

アチェーツ…
ロシア語でお父さんという意味らしい。
なんかカッコいい…。


母親と祖母と暮らすアンドレイとイワンの兄弟のもとに、音信不通たった父親が12年ぶりに帰ってくる。
さっそく、その翌日から父
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.6

『ファントム・スレッド』でも捧げられていたぐらいP.T.アンダーソン監督が敬愛するジョナサン・デミ監督。

と言えばやはり代表作であるこの映画。
久々に観たけど、やっぱ傑作だった。


トマス・ハリス
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

-

極上の。

1950年代のロンドンを舞台に、脚光を浴びるドレスの仕立て屋の男と、田舎から出てきた女とのラブロマンスが描かれる。
と言えば聞こえが良いが、これがまた観る者がすごいとこへ連れてかれる映画だ
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ライトスタッフ(1983年製作の映画)

4.0

結構良いセリフが多かったなあ。

1958年から1963年にかけて実施されたアメリカ合衆国初の有人宇宙飛行計画いわゆる“マーキュリー計画”に従事した7人の宇宙飛行士の実話を基にした作品。

敵国ソ連と
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.1

ムダに気の利いたタイトルじゃなくて、単に『デッドプール 2』ってのがいいね!


ちらほらと言われてるように確かに『万引き家族』みたいな話でもあり、デットプール/ライアン・レイノルズが1度ドン底に落ち
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.4

『誰も知らない』はもちろんだけど前作の『三度目の殺人』までの今までの是枝監督作品の要素が凝縮されたような、まさに集大成的な作品でカンヌのパルムドールを獲るとか出来過ぎたストーリーだなあ、いや凄いと思う>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.7

いや〜好きなんだよね。
3時間あるけどとにかくエネルギッシュで、公開時に劇場で2回続けて観た後もまだいけそうだったもんなあ。

ジョーダン・ベルフォードの回想録『ウォール街狂乱日記 - 「狼」と呼ばれ
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.1

トーニャ・ハーディング
(マーゴット・ロビー)
なかなか困った人だけどもらい泣きしたわ!


脇役ながらマーゴット・ロビーが一躍有名になったきっかけである『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を今度は主
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ナッシュビル(1975年製作の映画)

3.6

ロバート・アルトマン監督の代表的な群像劇。
そのメインキャラクターの人数はなんと24人!
しかしよくまとめるよね、その手腕は確かだと思う。
正直ほとんど馴染みのない役者ばかりだったから把握するのが大変
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葛城事件(2016年製作の映画)

4.0

救いの無さと切なさがじわじわと襲ってくる。
団塊世代の夢のマイホームである一軒家が『呪怨』の如く重くのしかかる。
けして楽しい話ではないのに、これがまた面白い。
2時間があっという間だった。

いわゆ
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.5

自分の資産がいくらあるのか数えれるようでは富豪とは言えないらしい。

そもそも1973年ローマで起きたこの「ゲティ3世誘拐事件」を知らなかったこともあって、この事件が三者三様の視点からサスペンスに展開
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.4

モ・クシュラとレモンパイ。


多層的で、観る時々によってどの部分に気持ちを動かされるのかが変わる作品だと思う。

前に初めて観た10代の時なんかは、何を間違ったのかロッキー的なのをつい想像してしまっ
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続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)

3.8

スピルバーグ監督の劇場公開長編映画としては初の作品。

1969年テキサス州で起こった若い夫婦によるカージャックを元に映画化した作品。
なんだよこの邦題は前作のテレビ映画『激突』とは一切の関係ない、ま
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.9

いや〜安定のセンス・オブ・ワンダー。

我々がよく知っていて、そしてまるで知らない、触りたくなる不思議な日本、メガ崎市。
監督なりのこだわりの数々が、嬉しいね。


劇中、事あるごとに犬達が多数決を採
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ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

3.7

これが思ったよりも面白かった。

今や「パイレーツオブカリビアン・シリーズ」のイメージが付いてしまったけど、久しぶりにそれ以前の『ジェリー・ブラッカイマー製作』という感じの作品だった、と言えば分かる人
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.3

現在公開中のあのSF映画のおかげで無性に観たくなったので、子供の時以来の久しぶりの鑑賞。


圧倒的な存在感のジャック・ニコルソンのこれはもはや怖いのかどうかは(子供の時は怖かった)置いといて、とにか
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.5

原作ってこんなんなの?怒る人もいるんじゃないか。笑

イギリスの湖水地方で元気にくらすうさぎのピーター、お隣さんの自然を愛する絵描きの人間の女性のビアとは親友。
そんなある日、ロンドンから潔癖症で動物
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.1

“世界最大の夢の国”フロリダ・ディズニーワールドのすぐ外側、安モーテルでその日暮らしをしている母親ヘイリーとその娘ムーニー。
この安モーテルで暮らす人々の生活をムーニーという6歳の女の子の視点から描く
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ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.8

よく思いつくな、赤ちゃんなのにいわゆるアメリカ映画とかで見る会社の“ボス”っぷりがほんと板についてて、笑ったなあ。

ギャグが笑わせるだけの消費物じゃなく、そのギャグの数々が物語上の伏線、そして2人の
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GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)

3.0

意欲作であるのは間違いないと思う。


とりあえず自分はメカゴジラが好きだったんだなあと思った。
だから今作のメカゴジラという“概念”に私はあまり乗れなかったけど、やりたい事は分かるし単純に1つのS
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マザー!(2017年製作の映画)

4.4

何なんだこのストレスは…!
こんなストレスを感じる映画もなかなか無いんじゃないか。


ほとんど情報入れずに観たせいもあり、嫌な気持ちになりながらもどんどん引き込まれていった。
いったい何処へ行くんだ
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.7

巨大化が止まらない!わけではない!

イメージより一回り小さかったけど…!予告通りの楽しい筋肉おバ怪獣映画だった。


まず宇宙から地球へ、冒頭の前座としての描き方が予想以上にちゃんとしていてその時
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.8

ドブの中にダイヤを見つけたような、白石和彌監督らしい地べたを這うラブストーリーだと思った。

阿部サダヲと蒼井優じゃなければ成立しなかったんじゃないかと、こちらに思わせる時点でもうそれは良い作品でしょ
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.4

面倒だったり、問題だったり、何か逃げ出したい時はとりあえず開けた場所へ行くのはどこの国も一緒なんだね。

ちなみに私はそんな時はだいたい土手の上だったのを思い出した。


ハリー・ディーン・スタントン
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ある決闘 セントヘレナの掟(2016年製作の映画)

3.2

セントヘレナ式決闘はちょっと勘弁願いたい…。


静かだけど、ちょっと変わった西部劇で個人的には新鮮なところもあった。

雷様の弟であるリアム・ヘムズワースも主人公のテキサス・レンジャーの役に合ってい
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心と体と(2017年製作の映画)

4.1

人生にツヤを失った管理職のおじさんと、コミュ症の成人女性との、ハンガリーのブダペスト郊外を舞台にした“鹿で会いましょう”的な幻想ロマンス。

なにやら大層な印象に見えて、雑に言ってしまえば“付き合う手
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.2

いや〜、「やっちゃれ会」がほんとツボで。笑

東映ヤクザ映画を韓国ノワールとのハイブリッドで今に再現しながらも、しっかりと白石和彌監督作品になってた。
さすが今脂が乗ってる監督のエネルギーは違うなあ、
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静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.7

1986年12月にカナダのモントリオールの理工科大学で起こった、大勢の死傷者を出した銃乱射事件のその日その場所を描いた作品。

ドゥニ・ヴィルヌーブ監督作品の中でも最も情報量を抑え、我々観客を目撃者に
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パパVS新しいパパ 2(2017年製作の映画)

2.9

ゲラゲラ笑ったけど出来としては今作はあまりよろしくない。

前作はナヨナヨした真面目な新パパと、ワイルドマッチョ体質アウトローな元パパが子供の教育方針で対立して和解するというシンプルなものだったから元
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.9

ドイツのハンブルクで。
ネオナチのテロ行為で夫と息子を亡くした女の復讐劇と言えばそれまでの話なんだけど、実際にあった出来事を組み合わせてディテールを詰めたというだけあって、とてもリアリティと見応えのあ
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永遠のこどもたち(2007年製作の映画)

3.9

フアン・アントニオ・バヨナ監督。
ギレルモ・デル・トロ製作総指揮の、ホラーなダークファンタジー。


最初の方は、小さい子供がイマジナリーフレンド(空想の友達)を作るのも想像力があって良いじゃないかと
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銀魂(2017年製作の映画)

3.0

あれ、この組み合わせ、実はそこまで相性が良くないかも?

いや普通に笑ったし、豪華で大人数の役者達も皆が思いっきり演じてて特によろず屋の3人とか関心してしまう。
しかし福田雄一監督と銀魂、どちらもゆる
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.2

もちろん話の内容も素晴らしいけど、この映画で1番感動したところは1983年の北イタリアの避暑地なんていう全く実感が湧かない場所で、まるで自分も本当に一夏過ごしたような感覚を得ることが出来たところだった>>続きを読む

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.6

タイトルそのままの内容と言っちゃえばそれまでなんだけど、まさか“グーグル アース”で目頭熱くさせられるのは新鮮だったなあ。

それはやはり前半の描き込みがとてもしっかりしてるから。
主人公のサルーが迷
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.9

笑えて、居心地が悪く、全てが意味ありげで嫌でも考えさせられる。


理想的と言われるような福祉国家であり、幸福度ランキングで常に上位にランクインする北欧先進国スウェーデンの有名美術館のキュレーターの主
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忍びの国(2017年製作の映画)

2.8

時代劇を言葉遣いから何から現代風にアレンジして荒唐無稽なエンタメとしてやるのは個人的には全然アリなんだけど、この作品は全体的にもっと笑いがあった方が絶対に良かったと思う。


「無門」というキャラを大
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