KeNさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

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NHK BSプレミアムシネマの録画にて。初見。

酷い…。せっかく風光明媚で厳かな雰囲気が漂う熊野を舞台にしておきながら、こんな訳わからんストーリーとミスマッチな演出とBGMでは…。せめて熊野の風景だ
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グラン・プリ(1966年製作の映画)

3.7

NHK BSプレミアムシネマの録画にて。かなり久しぶりの再見。

「たぶんレーサーが望むのは、死の危険に近づき、それを生き延びること。そうすることで“生”を感じるんです。」by アロン

『栄光のル・
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.3

日本テレビ 映画天国の録画にて。初見。

「人間は複雑な生き物だ。真実の辛さを和らげたくて、都合のいい嘘を信じる。結局は何を考えるかじゃない。どう行動するかだ。」by “怪物”

ただファンタジー作品
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アイガー・サンクション(1975年製作の映画)

2.6

BS-TBS「土曜デラックス」の録画にて。恐らく再見。

4連休初日もまたしても雨、そしてコロナの感染拡大により、不本意ながら“Stay Home”。早く またトレッキングを再開したいけど、さすがにこ
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バイス(2018年製作の映画)

3.6

スターチャンネル1の録画にて。初見。

「あらゆる面で複雑化する世界では、人々は目の前のことだけで精一杯だ。たとえ生活がひっくり返されても難しい問題には目を向けない。その上 長時間労働が増えて賃金が下
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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

3.6

スターチャンネル1の録画にて。初見。

「俺は愛し合う人間が好きなんだ。黒 白 緑 紫 色は関係ない。愛が広がればいい。人間の違いは母親が違うだけだ。」by レヴィー


いろんな意味で余韻の残る な
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フリーソロ(2018年製作の映画)

3.8

NHK BSプレミアムシネマの録画にて。初見。

「いつ死ぬか分からないのは皆同じさ。登ることで“生”を実感できるんだ。」by アレックス・オノルド

「誰でも幸福に安住できる。幸福な世界には何も起き
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ボーダー(1981年製作の映画)

1.3

NHK BSプレミアムシネマの録画にて。初見。

なんじゃこれ…? こんなつまらん作品にジャック・ニコルソンがよく出演したなぁ…と驚くレベル。彼が出演していたから最後まで観てしまったが、今まで観た彼の
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僕が星になるまえに(2010年製作の映画)

3.0

スターチャンネル1の録画にて。初見。

「最期の瞬間まで何かを感じていたいんだ。溺れてもがき苦しんでも最後まで闘いたい。何かとてつもなく大きく恐ろしいものに立ち向かう。」by ジェームズ

男同士の絆
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.4

スターチャンネル1の録画にて。再見。

「このペンを俺に売ってみろ。」by ジョーダン・ベルフォート

映画館で観て以来の再見だけど、やっぱり何度 観てもぶっ飛んだ内容のスコセッシならではの“濃い”
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独裁者(1940年製作の映画)

4.4

NHK BSプレミアムシネマの録画にて。再見。

「人類は助け合いを望んでいる。支えあって幸福に生きたい。憎み合いは嫌だ。地球には皆の場所があり、大地は恵みに満ちている。自由に生きられるのに道を見失っ
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ファンシイダンス(1989年製作の映画)

3.4

NHK BSプレミアムシネマの録画にて。久しぶりに再見。

「中途半端な警策では打たれる者の迷いは増すばかりだ。他人にいい格好して自分を甘やかすのもいい加減にしろ。他人を打つ痛さを自分のものにするんだ
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ビリー・リンの永遠の一日(2016年製作の映画)

3.0

BS12 土曜洋画劇場の録画にて。初見。

「神や国じゃなくてもいい、自分より大きなものを見つけろ。」by シュルーム

イラク戦争において、銃撃戦の最中 味方を助けようとした行為で英雄扱いされた若き
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ジャンヌ・ダルク(1999年製作の映画)

2.9

NHK BSプレミアムシネマの録画にて。これまた久しぶりに再見。

「死はもっとずっとシンプルだ。数ヶ月すると とても興味深い光景になる。そして1年経つ頃になって やっとロマンチックなものになる。」b
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モダン・タイムス(1936年製作の映画)

4.3

NHK BSプレミアムシネマの録画にて。久しぶりに再見。

「モダン・タイムス。 幸福の追求に邁進する進取の気性に富む勤労者を讃える物語。」by 冒頭のテロップ

既にトーキー映画が主流になりつつあっ
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ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

3.3

日本テレビ 映画天国の録画にて。初見。

「苦悩や恐れを無のせいにするのは公平ではないだろう。人間の精神は決して無限を理解することは出来ない。愛についてさえ本当には分からない。」by エド

『ニュー
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アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

3.7

NHK BSプレミアムシネマの録画にて。これまた久しぶり再見。

ジョージ・ルーカスの名を世界に知らしめた出世作にして、後の青春ドラマものに多大な影響を与え、ひとつの手本になった佳作。

米国がベトナ
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チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)

4.1

NHK BSプレミアムシネマの録画にて。久しぶりの再見。

「私たちは皆、互いに助け合いたいと思っている。人間とはそういうものだ。相手の不幸ではなく、お互いの幸福によって生きたいのだ。」by チャップ
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地獄の逃避行(1973年製作の映画)

3.8

BS12 土曜洋画劇場の録画にて。再見。

「悪者になってみたかった。人はさまざまだ。」by キット

後にトニー・スコット&クエンティン・タランティーノの『トゥルー・ロマンス』などの作品に多大な影響
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アバウト・ア・ボーイ(2002年製作の映画)

2.9

NHK BSプレミアムシネマの録画にて。再見。

「人は皆 島だ。その考えは変わらない。だが 島同士が繋がっている場合もある。実際 海底では陸続きだ。」by ウィル

私の大好きな英国人作家ニック・ホ
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イエスタデイ(2014年製作の映画)

2.8

スターチャンネル1の録画にて。初見。

昨年 The Beatlesを題材にし、邦題も『イエスタデイ』と全く同じものがあったが、こちらの方が先で2014年のノルウェー映画。昨年 公開された『イエスタデ
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影の軍隊(1969年製作の映画)

3.2

NHK BSプレミアムシネマの録画にて。初見。

『サムライ』や『リスボン特急』などの作品で知られるジャン=ピエール・メルヴィル 監督&脚本のレジスタンスもの。

他のレジスタンスものの戦争映画のよう
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.1

BS12 土曜洋画劇場の録画にて。初見。

デヴィッド・ボウイの息子“ゾウイ・ボウイ”ことダンカン・ジョーンズの監督デビュー作。派手なCGや特撮めいたシーンはほとんどなく、かなり製作費を抑えて作られた
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.5

日本テレビ 映画天国の録画にて。初見。

ヴィカス・スワラップというインドの外交官が書いたデビュー小説『ぼくと1ルピーの神様』をダニー・ボイルが映画化したもの。
先週末に観た『英国総督 最後の家』に引
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英国総督 最後の家(2017年製作の映画)

3.5

スターチャンネル1の録画にて。初見。

「誰かの理想郷は他の誰かの理想郷を犠牲にする。」by マウントバッテン総督

「国境はどの神が決めるのですか? どの宗教も本物です。我々は兄弟なのです。宗教で民
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ワン チャンス(2013年製作の映画)

2.7

フジテレビ ミッドナイト・アート・シアターの録画にて。初見。

「親父として いかに成功したかは、子供がどれだけ超えたかだ。」by ポールの親父

英国のテレビ局ITVで放送されている公開オーディショ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

2.8

今年初の映画館鑑賞。初見。

正直 ガッカリな作品。まぁ、こんなもんだろうなぁとは大方 予想していたが…。
ひとことでこの作品を例えるならば “(『ダンケルク』+『バードマン』+ 『プライベート・ライ
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

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フジテレビ 土曜プレミアムの録画にて。初見。

予想通り私的には無理な感じなので途中下車。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.6

NHK BSプレミアムシネマの録画にて。再見。

ユダヤ系ポーランド人のピアニスト ウワディスワフ・シュピルマンの第二次世界大戦中の体験記を、ポーランドの巨匠ロマン・ポランスキーが映画化した作品。
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

2.3

NHK BSプレミアムシネマの録画にて。かなり久しぶりの再見。

「2日間離れただけだが町は前より小さく見えた。」by ゴーディ

スティーヴン・キング版『アメリカン・グラフィティ』もしくは『エデンの
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

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日本テレビ 金曜ロードショーの録画にて。初見。

50分近く頑張って観てみたが内容もつまらんし、出演しているお子ちゃま達の演技が まさに学芸会レベルでこれ以上は見るに耐えられなかった…(苦笑) 尊厳死
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ソウル・キッチン(2009年製作の映画)

3.0

スターチャンネル1の録画にて。初見。

トルコ系ドイツ人のファティ・アキン監督のヒューマン・コメディ作品。自分はこの監督の作品を観るのはこれが初めてであるが、なんでもこの監督は36歳の若さでベルリン国
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女と男の観覧車(2017年製作の映画)

2.8

スターチャンネル1の録画にて。初見。

さすがはウディ・アレンの作品、物語に出てくる登場人物が皆 私を苛々させる(笑)

CGをかなり駆使しているようであるが、物語の舞台となる1950年代のニューヨー
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.9

BS朝日 土曜劇場の吹替版を録画にて。再見。

R15指定のブラックユーモアたっぷりのこのコーエン兄弟の代表作は、やっぱり何度 観ても面白い。ただ、今回 初めて吹替版で観たが、作品本来の空気感を損なう
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ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

3.8

フジテレビ ミッドナイト・アート・シアターの字幕版を録画にて。初見。

「俺たち人間は指図されるのが大嫌いなんだよ!」by ゲイリー

WTF!(笑) 最高!
ラスト20分ほどのダレ気味具合と糞みたい
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

2.7

BS朝日 土曜劇場の吹替版を録画にて。初見。

巷の評価が高かったので期待して観たけど、私的には挿入歌と存在感あるケヴィン・スペイシーの演技以外は「ん〜〜…。」という感じ。
監督のエドガー・ライトは明
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