漁夫の利。人工知能が上手だった。人間性は人間だけのものではなくなり、人間らしさが死に体となる。新しい倫理観の必要性を感じとった。
物語の良さは小説家に感謝。人物は命を吹き込まれたようでモーションキャプチャーの良さを感じる。それに構図や撮影技術に工夫が凝らされているのが伝わる。他のクリスマスキャロルを見たことはないが、おそらくこの>>続きを読む
神秘的な怪しい物語が広がっていくが、実際そんな壮大なことではなく恋人、夫婦とっての等身大の性、嫉妬とかその類の葛藤が描かれていると感じた。幻想と現実の間をうまいことフワフワ進んで観る人もそこに引き込み>>続きを読む
ウディアレンは監督脚本やってないってことを観てから知る。でもこのおしゃれさと切なさは似てるな。これ好きです。
色が語る。にぎやかで華やか。人の動きがかするくらいすれすれで運命の人をさけていく。だかはついに出会ってしまった時は感動。
フォレストのまっすぐな、でもまっすぐゆえにたくさん曲がりくねった道を行くのだけど、そんな生き方は素敵。人生が素朴さと豊かさを併せ持つ、これほど望むことはない。生きることに感動。僕でさえ感動するのだから>>続きを読む
人を支配する狂気と迫り来る恐怖が活き活きとしている。演技も演出もすばらしい。
イーストウッドが嵐の予感の中、友人の死を知って、ずっと絶ってきた酒を飲んだ。酒は彼を殺し屋に戻し、彼は友の仇を討つと腹をくくる。そのシーンがかっこいい。
心が震える。イデオロギーなんて真っ新な、純粋に国を愛する気持ちに。そして心が震えると涙が湧く。これは自分の家を愛するのと同じ普遍的なことなんだろう。そう思った。
男に囚われ監禁されてしまった女が、男に好意を抱いていくという話は、日本の古典の話にもあった気がする。(そのように好意を抱くことをストックホルム症候群というそうだ。)この映画において大事な意味をなす>>続きを読む