kentaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

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音楽がいいなと思ったらやはりミシェル・ルグランか。
ゴダールの映画は難解で僕にはさっぱりわからないのだが、マオイスム以前の恋愛映画の雰囲気が好きだ。
退廃的な男女にどことなく香る暴力。出口もなければ囚
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グレース・オブ・ゴッド 告発の時(2018年製作の映画)

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どうしようもなく言葉にし難いが忘却もできない出来事とどう向き合うか、その仕方は人それぞれだなと思った。それでも教会を信じ続けるもの、無神論者になるもの。社会的に成功するもの、そうではないもの。親が支え>>続きを読む

彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)

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道徳や規範から外れた欲望を生きる姿が良いな。すごく良い。亡くなった親友への(同性)愛が、その親友の夫が女になることと交差して物語を進めていく。「私は女」という言葉にどこか感動と解放感を覚えた。僕は女に>>続きを読む

フィフティ・シェイズ・フリード(2018年製作の映画)

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ラディカルかつ過激な人が歳と共に保守化して常識的なことしか語らなくなったかのような寂しさを覚える三作目。変態性の追求よりも、結婚、再生産が「成長」とされ、めでたいゴールとされる極めて保守的な映画であっ>>続きを読む

セクレタリー(2002年製作の映画)

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この脚本家の作品は人間の欲望の多様さを描いていて好き。精神分析に精通しているのだろうか。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

思ったことなど走り書き

ただそうであるだけの儀礼としてすべてを眺めること、これに尽きるのではないか。何のためのそれなのかという目的論的見方から離れること。

崖からの飛び降り。果たして人間による法に
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愛のように感じた(2013年製作の映画)

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僕は未だかつて少女であったことがないなとふと思った。少女の背伸びとは。自分が少女であったのならどうだったのだろうか。
ところで一般の少年らしい背伸びをあまりしてこなかった気がする。と考えるとどこかしら
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