オーヒラケンタローさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

オーヒラケンタロー

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朝が来る(2020年製作の映画)

3.6

僕のお母ちゃんもどこかで幸せでありますように。

メランコリック(2018年製作の映画)

3.8

メランコリックをぶっ飛ばす、清々しい爽快感!

日常と非日常、ハレとケ、銭湯シーンと殺人シーンがシームレスに行き交う構成は実に奇妙で、それでいて暖かな美しさを感じる。

東大を卒業しながらも、定職につ
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

4.1

ひさびさに手放して人に勧められる日本映画!

予告で「必ず騙される!」みたいなことを語っていたので、正直そーゆー予告は好きじゃないのだが、まさか予告まで伏線になっているとは…。

本編も、もちろん引き
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

サヨウナラ、全てのエヴァンゲリオン

何も語ることはない。
面白い、つまらないといった感想を語ることすらおこがましいと感じる。
ただひたすらに、この約25年間に感謝をする一作。

さようなら。ありがと
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

2.8

率直な感想は眠たい映画。

芳根京子が凄い!けど、それ以外は微妙。
原作を読んでいないので、どれくらい忠実かはわからないが、脚本は掘り下げ方が中途半端な印象。

北川景子の過去を掘り下げるか、芳根京子
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.8

煌々と照らされる陽射しが眩しい世界に、少しだけ雲をかけてくれるような作品。

不寛容な世界で一度ドロップアウトした人間の生きづらさを描いた作品と同時にドロップアウトした人間を社会、我々が受け入れられる
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.3

全てのマイノリティーに捧ぐ名作!

まず率直に面白い。人に手放しで薦めるような映画では無い。登場人物全員が不幸だし。それこそ、古くは仁義なき戦い、極道の妻たちに始まり、最近で言うとアウトレイジ等あるが
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

4.8

「怪演」なんて仰々しい言葉は軽々しく使うべきではないが、俳優長澤まさみのエグさにヤラレる!

実話を元に制作された本作。観終わった感想はあまりにも言葉にし難く、口から吐き出した瞬間に陳腐になってしまう
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夏、至るころ(2020年製作の映画)

3.2

池田エライザが初監督ということで話題?なのかは知らないけど、今年の映画納めになった今作。

率直な感想は不恰好な映画だなぁなんて思った。思春期特有の将来に対しての漠然とした不安とか、すぐ隣にいる人間に
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.9

美しい映像と音楽が際立たせる惨虐性。境界線が曖昧になりつつある世界に一石を投じた傑作!

2015年公開の本作がリバイバル上映するということで観てきた。前から面白いとは聞いていてついに観ることが出来た
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.6

天才ドライバーは、大企業にとっての天災!名車の裏で隠れた生涯。大器晩成、Do you know say? this's Shelby & Miles ‼︎‼︎‼︎

さらなる飛躍、買収計画、そして言わ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

コレは悲劇か?喜劇か?はたまた、正気か?いや、狂気だ。

DVDの発売が発表されて、急遽劇場で観るか、自宅で観るか、迷った挙句、今日観て良かったと思える良い作品だった。

笑いが突然止まらなくなるアー
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.8

誰しもが必ず思う、もしもあの時。たられば。

実在の事件をモチーフに制作された本作。監督自身が思い描くたらればに、豪華キャストと多大な制作費を注ぎ込まれた。オナニー映画といえば、確かにそうだが、そこに
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ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

3.6

今の精神状態では観ちゃ不味かったと後悔するほどの中毒性!

恋、薬、大人達への反抗心、音楽から紡ぎ出される新たな出会いと別れ。ただ、ここに並んだ単語だけでは、どれも普遍的で一昔前に流行った、くだらない
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シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

3.5

人生を改めて振り返って、感じるだろうターニングポイントになる瞬間。そんな瞬間は、もがき苦しんだ先にあるのかもしれない。

いわゆる中年の危機を迎えた男達が、うまくいかない日々と闘いながら男子シンクロの
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