まつもとけんとさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

まつもとけんと

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ベスト・オブ・メン〜人間の最高〜(2012年製作の映画)

4.0

生きることの意味を考えさせてくれる良作。尊厳を考えると暗いテーマになりがちだが、この映画はポジティブに描いてくれる。2020年に観ると響くものがある。息をするために生きてるんじゃないんだ。最後は笑いな>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.5

期待以上の良作。痺れた。役所広司かっこ良過ぎる。同じ広島でも仁義なき〜から数十年経ってるけど形を変えて行き続ける世界。それは今も変わらないのだろう…と気付かせてくれる。松坂桃李の豹変ぷりがまた良い。続>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.5

賛否あるようだけど、細かいところは目を瞑れば完成度の高い映画化作品なのでは。東京の研究室や職場、Twitterの「いじり」ネタがそのまま表現されている感じ。同じ内容が滋賀県だったらここまで笑えたかは謎>>続きを読む

極道の妻たち(1986年製作の映画)

3.0

こんなご時世、自分の知らない世界を観るために鑑賞したけど、かたせ梨乃の裸を見てしまう作品。女性同士の取っ組み合いって珍しいよね。なんか見入った

蘇える金狼(1979年製作の映画)

3.5

なんだこのスーパーマンは⁉︎という映画。ブラックレイン(松田優作)と仁義なき戦い2(成田三樹夫)の後に見たのもなんか新鮮だった。とにかく松田優作かっけー。自然体の会話が逆にかっけー。そして濡場の風吹ジ>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

報道機関について思うところのある人が多いであろうタイミングで鑑賞。実話とはいえストーリーが素晴らしい。メディアは報じることが役割というイメージだが、インプットあってこその存在。一見地味な「文献研究」に>>続きを読む

アンクル・ドリュー(2018年製作の映画)

3.0

途中あれって思って調べるまで、マジでおじいちゃんムービーだと思ってしまった笑 シャック!ストーリーはまぁめちゃくちゃだけど、エンドロールまでなんとなく笑えるノンストレス映画

仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

3.5

2年越しの続編。恋愛が絡むこともあってストーリーとしては追いやすい。熱中。映画と同じくらいの時間wikiを熟読させてしまうのも名作の証左なのだろう。3作はすぐに観たい…!

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.5

廃坑系ムービー(※)と重なる不況が産んだアイルランドの良作。海外音楽わからなくても楽しめる青春ストーリー。徐々に高まる高揚感がたまらない。全てが思い通りに行かない歯痒さもまた良い。過去の名画とのオマー>>続きを読む

恋のしずく(2018年製作の映画)

3.0

日本酒好きとして蓮さん遺作を鑑賞…嘘です、川栄見たくて観ました。ストーリー・情景含め詰めの甘さは目立つけど、ほっこりドラマとしてはまずまずかな。海外のワイナリー系映画もこんなもん。そして川栄が可愛い(>>続きを読む

知らなすぎた男(1998年製作の映画)

3.0

90分版アンジャッシュ。最後まで一応は筋が通ってるのは凄いと思う。ビル・マーレイ好きには堪らない一作。なんかもうストレスゼロで映画観たい!って人に勧められる

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.5

単純にカッコいいなと思える映画。ストーリーベタだしアンディ・ガルシア呆気なく死ぬし突っ込みどころは多いが、気にならなくなるのは演者の魅力だろう。ロスト・イン〜とは異なる米国の日本観が見えるのも楽しい。>>続きを読む

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.5

期待以上だった。原作の力なんだろうけど演者も良く、未来を考えるときに今が一番早い、と気付かせてくれる良作(特に前半)。メッセージのためにキーになるファンタジーを織り混ぜるのは、恋はデジャブとも重なる。>>続きを読む

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.5

あのポテトが主食だけどここまで歴史を見ることなかった。のめり込んで見てしまった。不動産での収益化とか目から鱗。創業者兄弟とか元妻に対して何の人情もないのがアメリカぽくて草。ここまでやって世界チェーンに>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

3.0

オトナ帝国の次に鑑賞。それゆえ、完成度の高いアニメ映画という印象以上はないかな。別世界のシンメトリー感を求めていたのかな。ただラストシーンだけが引っかかり続けているので、それは魅力の一つなんだろう

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.5

温めておいてようやっと鑑賞。圧巻!最初の30分さえ「我慢」できれば後は作品に委ねるだけ。いや、最初の30分だって「本物みたい」なんだけど本物だって撮影してるんだよな、ってのを忘れさせてくれる完成度。恐>>続きを読む

ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡(2008年製作の映画)

3.0

カリフォルニアワイン好きとしては見逃せない映画。元々フランスから見下されていたアメリカワインが地位を得た実話を再現。アメリカの立場が低いというのがある意味新鮮?痛快なアメリカンドリームが楽しめます。

二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

3.0

Amazon primeシェフ系映画三部作の一つ(適当)。誰も傷つけずに万人受けするストーリーを作れるのは料理映画の魅力?結末が明示されず、想像力を膨らませられるのは映画ならでは醍醐味

ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

3.0

2からだいぶ間を置いての鑑賞。3でもあまりトーンダウンはない、というか完成度の高い独立した作品として楽しめる。とにかく迫力が凄い。そして自分が生まれた翌年の映画なのに、その後の歴史を考えると思わず唸っ>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.0

32歳にして初鑑賞。アニメ・漫画のしんちゃんが好き過ぎて映画は敬遠していたが名画と言われる理由に納得。いや、名画というハードルで鑑賞中は拍子抜け感すらあった。ただ、ひろしの回想シーンが全て。観終わって>>続きを読む

フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.5

新幹線で熱中。いや正直ストーリー、特に恋愛描写は雑だけどそんなことはどうでも良い!ラストシーン、あの名曲。雑なベッドシーンも全て引き立て役。オーディションの直前の廊下のワンシーン、ESCAPEの文字の>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.0

安定のMIシリーズ。前半のストーリーのややこしさはラスト30分で全てかき消される!ただただスタントと合成の境目が気になる。ヘリのシーンはトップガンを彷彿とさせてテンションMAX。トムのジャッキー化が心>>続きを読む

おっぱいバレー(2008年製作の映画)

3.0

おっぱい!設定矛盾なし、無駄死になし、シンプルに楽しめる日本コメディの良作。昭和50年代の北九州の描写も見応えあり。おっぱい!

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

Clip最古参をついに。温存し過ぎたが30過ぎてから観て良かったかも。同じく戦場を知っている頑固な祖父と重ねて観てしまった。もしかして同じ葛藤を抱えて生きていたのかな。ラストシーンは頭脳戦も絡んで震え>>続きを読む

ビーン(1997年製作の映画)

2.5

あのリチャードカーティスの多くはない作品の中で、なんとなく食指が伸びなかった本作。小学生の頃やたら流行った変なおじさんのイメージのまま見たけど概ねそのまま見終わった。きっとドラマの方が本領発揮なのかな

ラストベガス(2013年製作の映画)

3.0

晩酌ついでに見始めたら最後まで見ちゃった系映画。純粋に楽しいけど数年後にはジーサンズと混同してそう笑

万引き家族(2018年製作の映画)

3.5

思ったより良かった!ストーリーの軸と合わせて家族関係を気にさせる作りが上手いなと。とにかく皆さん演技が上手。是枝監督は空気人形以来だったけど世界観はやはり似てた。家族とは?と考えながら見るラストは泣け>>続きを読む

フード・インク(2008年製作の映画)

3.0

モンサント社とか英語の教科書以来に調べた。食品ロスの問題と根源は同じ。全ては上乗せされるはずなので、明日安いはただの借金。消費者からどこまで変えられるか

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.5

ただただ爽快で笑える映画!どんなコメディでも起承転結のためにある程度の悲劇的描写を織り交ぜることが多いがこの映画はそれがない。喜劇だけで喜劇が描けることを示したというのは興味深い。ちょっとしたエロはご>>続きを読む

30年後の同窓会(2017年製作の映画)

3.5

重いテーマのはずなのにいつも通りの会話ムービーに仕立ててしまうリンクレイター節。再現シーンさえ挟んでしまえば簡単に伝わる描写を、会話だけで表現するところは流石。映像を見ていないことでむしろ深く見た気が>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.0

2ヶ月ぶりの映画。さすがの迫力!一つの映画としては期待以上だったが、「あのメロディ」がエンディングだけだったりロイヤリティ層には味気ない印象も。

美の祭典(1938年製作の映画)

3.0

民族の祭典の続き。同じオリンピアという作品だが、印象がやや薄まるのは前編の衝撃によるものだろう。市川崑の東京オリンピックも開会式が強過ぎるしね。本作もポロのような過去の競技もあるが、サッカー、自転車、>>続きを読む

かぞくはじめました(2010年製作の映画)

3.0

珍しい育児ムービー。自分の本当の子でないとただただ大変ってのがよくわかる。設定は無理あるけど、人死んでも軽いし笑、全体的にコミカルで楽しめる。最後はちょっと泣ける。「9ヶ月」とも繋がる、徐々にその気に>>続きを読む

ヒーロー 靴をなくした天使(1992年製作の映画)

4.0

正義感とは何か、を二人の好対照な登場人物で描く作品。たぶんみんなダスティン・ホフマン的な一面、アンディ・ガルシア的な一面を両方持ってるし、社会がヒーローを求めてしまうという側面もわかりやすく描かれてい>>続きを読む