まつもとけんとさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

まつもとけんと

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独立愚連隊西へ(1960年製作の映画)

3.0

岡本喜八の代表作の一つ。肉弾ほどのインパクトはないがらしさ全開。ここまでコミカルに戦争を描いてしまうとは。もっと破天荒かと思って拍子抜けしたけど、当時はこれでもなかなかだったんだろうなぁ

ボビー・フィッシャーを探して(1993年製作の映画)

3.0

自分の子供にもし天賦の才があったときどう育てるのか。いろんな人の声を聞きながら、自分の子供らしく育てる。そんな真髄が詰まっているように感じます。チェスがわからなくても楽しめる映画です

ブルゴーニュで会いましょう(2015年製作の映画)

3.0

まったりB級フレンチドラマ。程よい不貞感がいかにも笑 オープニングの葡萄畑とテイスティングの切り替えがカッコいい。

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.0

まさに怪演。特に残ったものはなく、現に一週間で結構忘れたが、見ている間はなぜか引き込まれた。誰も応援できないのにのめり込む映画というのは珍しい笑

民族の祭典(1938年製作の映画)

3.5

探し求めてついに見つけた図書館!笑 伝説のオリンピック映画を鑑賞。プロバイダであることに間違いはないけどスポーツの美しさも純粋に描かれている。ギリシアとのシンクロは当時としては画期的な描写だったのかな>>続きを読む

ライムライト(1952年製作の映画)

3.0

チャップリンが笑いなしで挑んだ長編。道化という役回りには太宰的な情緒があるけど、思ったよりは感情移入しなかったなとも。じわじわと後から効いてくるのかもしれない

ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

3.0

アカデミー作品賞で一番素朴かもしれない作品。でもこんな日常の作品が作品賞を取ったというのが1990年同時の世相を反映しているのかな、なんて思いながら観た。時系列を丁寧に描いた作品は記憶に残る

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年製作の映画)

3.0

2018年のキューバ往訪から1年後、ついに鑑賞。1998年頃のハバナの街並みは去年と変わらず。配給の列、煙っぽい空気、公園で議論する人々。いろいろ思い出される。こんな街中に工場⁉︎(ようは立地論に市場>>続きを読む

レナードの朝(1990年製作の映画)

3.5

採点が難しい映画。自分は好きではない。でも見て良かった。所詮自分はハッピーエンドが好きなんだろう。ハッピーエンドではないが心に深く刺さる映画。ロバートデニーロは圧巻。ロビン・ウィリアムズはちょっと真面>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.5

爽快なミュージカル。ベタなストーリー展開が逆に心地よい。英語も平易で英語字幕で見ると音楽の良さもわかる。登場人物含め実話というので驚いた。

七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

500本目のために温存していました。ついにその時が。事前情報なく、なぜチャンバラ映画が世界的に…と見始めた自分を恥じたいです。でも、事前情報がなかったからここまで楽しめたのかも。前半はリクルーティング>>続きを読む

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.5

クリップから視聴まで5年。見ていなかった期間の機会損失を後悔させてくれる名作!頭をフル回転して深夜3時まで見入った。ラッセル・クロウが単なる体育会系ではなく途中から頭を使い始めるのが良い。痛快さと程々>>続きを読む

ペレ 伝説の誕生(2014年製作の映画)

3.5

クオリティの高いドキュメンタリー映画。いわゆるスポ根系ではなく、ブラジルの歴史に絡めたサッカーの意味が色濃く描かれている。欧州サッカーファンでも少しずつ引き込まれて行って最後は泣いてました笑

麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

3.5

50年以上前の作品とは思えないテンポで進むロマンティックコメディ。オードリーヘプバーンのずぼら→変身の王道パターンを笑いながら楽しめる。最後の展開はちょっと意外。見終わった心地よさだけが残る名作です。

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.5

茶トラのボブと一緒に幸せになれる映画。薬物モノは前向きな内容でも重いことが多いけど描写がソフトで見やすい。実話なのに起承転結が明瞭。とにかくボブが可愛い。

タキシード(2002年製作の映画)

2.5

うんまぁ良くも悪くもジャッキー映画。ストーリーめちゃくちゃでもなんか最後はハマってる笑 お決まりのNG集でほっこり

パディントン(2014年製作の映画)

3.0

可愛いクマムービー。単純に楽しめた。胎教にオススメ

超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

3.0

日本らしいコメディ。参勤交代がいかに大変だったかという歴史的背景も勉強できて楽しめる。フィクションにしろ江戸の大安の裏事情という着目点も面白い。ご飯食べながらだったので福島弁にはスーパー欲しかった。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

夢を追いかける男女のミュージカル映画→ハッピーエンドでも十分良作なのに、最後の走馬灯シーンが全てを上書き。「確かに今は幸せだけど、あのときのあの人と結ばれてたら…」と思わない人はいない(はず、特に男は>>続きを読む

クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)

3.5

ユニークな手法。芸能界の政治背景という制約の中ではうまくまとめていると思う。かなり引き込まれた。コミカルなオムニバス作品、でまとめても良いのに、草彅剛の演技力が高過ぎて少しアンバランスにもなっていた印>>続きを読む

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.0

ようやっと見ました。アメリカも二次大戦で犠牲を払っていたこと、その中での命の重さを考えさせるドラマが「人探し」というユニークな切り口で描かれています。製作された時代背景もあってか、必要以上に写実主義的>>続きを読む

エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2015年製作の映画)

3.0

リチャード・リンクレイターという理由だけで見ました。自叙伝的な内容。野球チームのドラマですが、クソみたいな紅白戦の描写しかなく笑、後はとにかくトーク、トーク。さすが、ビフォアシリーズと重なる構成。起承>>続きを読む

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.5

山陽新幹線で見ました笑 日本ヤクザ映画の金字塔。さすがというシナリオだけど実話だというからすごい。目を背けたくなるような描写もあるけど、なんかコミカルなところが巧み。これは続編も見たくなる…

理由なき反抗(1955年製作の映画)

3.0

邦題が秀逸。自分たちは大人だと思ってるけど、所詮警察や大人は彼らを「Kids」と呼んでいる。若者目線で感情移入させるのではなく、一歩引いてるような撮り方で、意味のない反抗で命を落とす空虚さを際立たせて>>続きを読む

独裁者(1940年製作の映画)

3.5

最後のスピーチのために作られたのかと思いきや、チャップリンの付け足しだったというから驚き。タイミングは戦争が激化する前だけど、何か結果を知っていたかのような内容になっているのも凄い

シュート!(1994年製作の映画)

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(小学生の記憶シリーズ)書き漏らしてたことにふと気付いた。久保がいきなり死ぬのは子供には辛いw ただ久保が中居君に壁際で軸足を絞って左足で蹴らしたシーンはなかなか実践的だったりも

ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

2.5

思ったほどハチャメチャではなかったけどそこそこに楽しませてくれる下衆ムービー。真実の愛に気付くみたいな定番ノリは嫌いではない

素敵なウソの恋まじない(2014年製作の映画)

3.5

これは良「カメディ」。リチャード・カーティスはこんな題材(失礼)でも嘘つかない。クスッとを超えるパンチのある笑いを挟みながら、きちんと笑って泣けるエンディングを持ってくる。ダスティンの"taller">>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.0

レビューをいくつか読んでから見たので想像通りではあったけど、教科書+αで習う歴史の伝え方が巧み。ラストの好機というフレーズが耳に残る。1930年代という以上に2010年代のドイツの素顔がわかるのが新鮮>>続きを読む

スパルタンX(1984年製作の映画)

2.5

三銃士揃い踏みということで楽しめたけど、いわゆる名物シーンはアクション中心。好きな人にはたまらないって感じなのかな。原題の快餐車の織り成すコミカル感は好き

PK(2014年製作の映画)

3.0

独特のテーマ過ぎてついて行けなくなりかけたが、終盤は良かった。ただ、きっとうまくいくの布陣ということで期待し過ぎたか。伝えたいものがあるときの部分的なファンタジー要素は好きだが、宗教問題に一石となると>>続きを読む

街の灯(1931年製作の映画)

4.0

コミカルなのに泣けるチャップリン映画の醍醐味。最初の花売のシーンだけで語れる。なんと言ってもラストシーン。あの表情はチャップリンにしかできない。脚本、演出だけでなく演技力にも脱帽

マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.5

結婚式で音楽を使ったので観てみた。テンポ良くて無理な設定も笑える。起承転結の流れだったけど、前半が良すぎた分、転から結の流れのインパクトが弱く感じた。あと、コリン・ファースのゲイ描写がもっと欲しかった>>続きを読む

マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

3.5

久々のヒューグラントコメディ。冒頭20分くらい真面目に進むので拍子抜けしかけたけど、その後は流石の安定感。メリル・ストリープの演技もさることながら、実話ってのも驚き。どの組織でも陥りがちな裸の王様をシ>>続きを読む

バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.5

中米旅行帰りということもあり想像以上にハマった。史実があるとはいえ、トム・クルーズらしさを生かしてドキュメンタリーではなく一つの映画として仕上がってる

マスク(1994年製作の映画)

2.5

子供の頃、レンタルビデオ店に等身大パネルが置いてあってホラーだと思ってた。 人間の欲以外にファンタジーならではの示唆的なものは感じにくく、ただテンションの高さだけが後味