Kさんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

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バイス(2018年製作の映画)

1.4

権力を持った副大統領を扱うのはとても良いテーマだし、彼の成り上がりも悪くない。

だからこそコメディタッチであることで、退屈な作品に成り下がってる。

ウディ・ハレルソン ロスト・イン・ロンドン(2017年製作の映画)

1.0

「ワンカットとワンテイクで、自虐をやってるの面白いでしょ」ってこと?

描きたいことがないから技法に注目させてるようだった。普通に撮ったほうが、まだ見れるものになったと思う。

カティンの森(2007年製作の映画)

2.0

第二次世界大戦のナチス以外を描くことは、非常に重要だと思う。戦争を何かに押し付けないために。

そういう意味では評価されるべきだけど、映画としては単調で面白みに欠けた。ラストは良かったけれど。

エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

2.4

フレディが人気の理由がわかる。めちゃくちゃ気持ち悪いのに愛らしい。

夢の中で襲うというテーマはいいのに、オチが最悪だった。フレディを見るための映画だからどうでもいいけど。

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

1.0

事実の検証を中心に描いた方が良かったと思う。真実と結果が分からないままストーリーを展開していく方が、映画としての深みを出せた。

機長に感情移入させて、感動ものに仕上げるのはありきたりで退屈だった。

南極物語(1983年製作の映画)

1.9

犬のシーンは悲しいけれど、ナレーションで冷めてしまう。

全体的にそうだけど、余白を作って鑑賞者に委ねて欲しい。

死霊船 メアリー号の呪い(2019年製作の映画)

1.0

今更、こんなホラー撮る必要ある?

ストーリーに緊張感がないし、哲学的テーマがあるわけでもないし、幽霊も新しくない。

ゾラの生涯(1937年製作の映画)

1.9

こういう作家はいつの時代も必要だと思う。

映画としては、もっと多面的に描いて欲しい。これではプロパガンダになってしまう。

シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

1.8

ルナのパートだけで良かったと思う。そっちの方が悲しさも、恐怖も、不安も、怒りも、表現できたんじゃないかな。

実際のジュゼッペ事件では少女は存在しないのだから、彼に捧げるものとして、少女目線で描き切る
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テレフォン(1977年製作の映画)

1.6

洗脳された工作員がフロストの詩を聞かされると行動を開始する、という始まりは緊張感があり、期待があった。

しかし、その後の展開はどちらかという事件を止める側に焦点が当てられたことにより、盛り上がりに欠
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ニコライとアレクサンドラ(1971年製作の映画)

1.5

細部にこだわってるのは伝わるけれど、そのせいで間延びしてる。ただ史実をなぞってるだけ。

豪華だけど退屈という歴史映画にありがちな作品になっている。

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.1

事実なのにくだらない話のような描き方が、とにかく面白い。DVのシーンも軽快で、アクション映画のよう。まるでタランティーノだ。

スキャンダルを描いてるけれど、明確な善悪の線引きをせず、露骨に悲劇的な切
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グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札(2014年製作の映画)

1.6

脚色されているため観やすいが、そのために面白さを毀損している。

アラビアのロレンス/完全版(1988年製作の映画)

2.1

序曲から始まるのが引き込まれる。4分間、真っ暗な画面の中で音楽が響き渡る。

そして、オートバイを飛ばして事故。葬儀での賛否両論のインタビューに展開するのも良かった。

けれども、そこからはただの長い
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トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

1.4

こんなこと言っちゃいけないけど、弾圧としては弱い方じゃない?

ガンジー(1982年製作の映画)

1.3

ガンジーの功績は素晴らしいけれど、本作はただのプロパガンダ映画になっている。

もっとガンジーのプライベートな部分を教えてほしかった。矛盾とか、軽蔑とか、そういうの。

賞賛してるだけなら芸術として弱
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エンド・オブ・デイズ(1999年製作の映画)

1.0

筋肉で勝つ、いつものパターン。

ストーリーが直線すぎて、見なくても全部わかってしまうのが残念。

メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

3.0

すごいハッピーで苦手だった。

この映画を好きじゃない理由が、私が音楽にのめり込めない理由なんだとわかった。

本作は好きではなかったけれど、自分との距離を測れるという意味では、映画として良かった。

グレムリン(1984年製作の映画)

1.8

ストーリーはそんなに面白くないんだから、もっとギズモを見せろ!!!

アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

1.0

ゾンビもミュージカルも青春もコメディも、全部邪魔だった。

ミュージカルは、せめて曲だけでも良くあってほしい。

2012(2009年製作の映画)

1.5

ただのハリウッド映画。

ストーリーはご都合主義的で、キャラクターは魅力的じゃない。哲学的前提もないし、テーマの深掘りもしない。けど、本当に迫力だけで押し切ってくる。

スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

4.0

この伝記映画は、素晴らしい。

本作は普通の伝記映画とは異なり、1984年の「Mactonish」、1988年の「NeXTcube」、1998年の「iMac」の3つの製品発表会当日の3日のみを描く。し
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Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~(2017年製作の映画)

1.0

実話の重さもなければ、ファンタジーの明るさもない。中途半端なテンションが苦手だった。

ストーリーもキャラクターも好きじゃなかったから余計に退屈に感じた。

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

1.8

みんなが大好きな事実を基にした映画。世界の裏側を見てるようで、少し安心できるのかもしれない。

個人的には、もう少し俯瞰的に撮ってくれた方が楽しめた。

運命のボタン(2009年製作の映画)

1.0

哲学的前提があるように始まるが無い。緻密な設定があるようで雑な作りになっている。

最後は「世にも奇妙な物語」の音楽が流れてきそうなオチだ。もちろん「世にも奇妙な物語」のように、面白くなかった。

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

4.3

「特別な存在になりたい」若者が、貴重な本を強盗する物語。よくあるストーリーだけど、それらの作品とは一線を画す。

本人や家族などのインタビューを交えることで、緊張感の中に悲しみと笑いを含ませている。そ
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グレン・ミラー物語(1954年製作の映画)

1.5

偉人伝として普通のストーリー。「夫婦で支え合って夢を叶えたよ」というよくある話。

グレン・ミラーの音楽が良いだけで、映画として優れてるわけではない。

最後の忠臣蔵(2010年製作の映画)

1.0

「感動」を押し付けてくるような演出と演技で冷めてしまった。

永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

1.0

綺麗な映像、感動的な音楽、お洒落なカメラワーク、すべてがゴッホの人生を薄くしている。

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

1.0

最後のスピーチは面前でないのなら、これまでの苦労はなんだったのか。録音でいいんじゃないの。

王族ということを除けばありきたりなストーリーだし、不自然なカラーバランスも理解できなかった。

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

2.1

偏見だけど、数学者でマッチョなのが気になって内容が入ってこない。

「ナッシュ均衡」ってナンパから着想得てるの?

テーマも構成も良かったけれど、たまに気になるところがあって入り込めなかったのが残念。

ザ・レポート(2019年製作の映画)

2.0

反対意見の物足りなさを感じるのは、予備知識がないからだろうか。

「拷問が国益につながるか」という主張が良かっただけに、もっと議論してほしかった。

トラ・トラ・トラ!(1970年製作の映画)

1.6

真珠湾攻撃の日本側とアメリカ側の両視点を描いている。それぞれの国で監督を変えることで中立性を高めている。

誰かに感情移入させるというよりも、戦争を客観的に観させてくれる。ストーリーも真っ直ぐで悪くな
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静かなる叫び(2009年製作の映画)

1.5

撮り方があんまり好きじゃない。

オープニングにキャッチーなシーンを持ってきて、すぐに時間を戻して事件前に行くのが、緊張感を一気に失った。モノクロである点も、現実感を毀損している。

イカロス(2017年製作の映画)

2.8

ドーピング検査の有効性を検証しようという試みが、次第にロシアの国家ぐるみのドーピングを暴くという展開になっていくのが素晴らしい。

どういう結末になるのかわからないのがドキュメンタリーであることを証明
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