Kenyさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

泥棒成金(1954年製作の映画)

3.0

まあなんか、ふつう。ミステリー要素もラブストーリー要素もあるけど中途半端かな。当時の映画の荒い感じとかヒッチコックぽいカメラワークとか音楽は嫌いじゃないけど。少し面白みに欠けたかな。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.5

色彩、世界観、ストーリー、テンポ、すべてが好き。キャストも豪華なだけじゃなくてしっかりキャラにマッチしてるし、そのキャラも一人一人立っていてみんな印象に残る。セリフはセンスに富んでるし、息遣いまで作品>>続きを読む

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

3.5

何か寂しい。ミュージシャンってこんな人ばっかなんだろうね。そういう中でも必死で生きて、音楽やめようと思って、でも結局音楽しか自分にはないって気づく。芸術家っていうのはその繰り返しなのかもしれない。自分>>続きを読む

天使の分け前(2012年製作の映画)

4.0

ウイスキー飲みたくなる。
何とも言えないけど、温まる、すごい好きな映画。

ニューヨーク、恋人たちの2日間(2012年製作の映画)

3.7

前作同様フランス人とのカルチャーギャップが面白い。あのアメリカ人でさえ引くレベルだから相当。また相変わらず淡々と他愛もないストーリー展開で好み。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.5

素晴らしい作品に出会えた。こんなにも人の無条件の愛のカタチを深く、そして情熱的に掲げられるなんて。上映中に聞こえてくる涙の音が心をさらに動かしてきた。
何が正しいなんて言えない。ただ、人が人を愛すると
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恋のロンドン狂騒曲(2010年製作の映画)

4.2

ウディアレンやっぱいいね。彼はホント人間の馬鹿さを描くのがうまい。独特のコミカルさがいい具合に絡み合って上質でおしゃれな映画にしてるとこはいつも通り。シェイクスピアの「無意味な空騒ぎ」って言葉をまさに>>続きを読む

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.1

煌びやか。でもその中に潜む暗さが非常に対象的で完美。視覚的に陽を見せ、内在的な陰が見事に表現されていた。
一途に、しかし独りよがりな愛情を見せるギャツビーとは異なり、デイジーの女の強かさというか現実的
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ハート・オブ・ウーマン(2000年製作の映画)

3.5

物語冒頭はこんな能力あったら最高じゃんと思ったが進むにつれ何故だかその思いは恐怖へと変わっていった笑 女性は怖いね。知らないことが幸せというのを感じさせられた。

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.8

ロミジュリを現代風に且つバズラーマン色満天にアレンジしている。ただセリフ回しやストーリー展開はシェイクスピアの戯曲を彷彿とさせ、それがうまくマッチしていた。
なるほど面白いし独特なラブストーリーだった
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パリの恋人(1957年製作の映画)

3.4

よくあるコメディタッチのミュージカル。内容はそんな求めるべきではないのかもしれないが、大した映画ではない。歌と踊りとオードリーの可愛さとパリのおしゃれな雰囲気、これに尽きる映画。
あと、邦題わけわから
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モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

3.4

娯楽映画としてはうまく構成されてるし、良かったと思う。コリンファースの役の幅広さには毎度驚かされる。

マリリン 7日間の恋(2011年製作の映画)

3.2

もっと危険な情事というか、禁断の恋模様みたいなのを想像してたら裏切られた。
ストーリーのほとんどがマリリンという人間を描いていたように思える。映画としては悪くなかったけど、タイトルを考えるとうーんって
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ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

3.5

相変わらずほっこりする映画。
相変わらずヒューグラントがイケメンな映画。
イギリスが舞台の映画はなんか好き。

ローマでアモーレ(2012年製作の映画)

4.3

ウディアレンらしさが存分に出てる映画。
メッセージ性というか教訓のようなものがセリフや演出に随所に散りばめられていて、尚且つそれもわかりやすく、コミカルに描かれてる。それがウディアレンだからこそただの
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.7

堺さんと香川さん出てるってことで久しぶりに邦画見た。
エンターテイメント映画として最高だった。そして何より香川さんの演技力がいい。
何事にも真剣に取り組む人っていうのは何やっても成功するんだな、そして
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.0

吹き替え版で鑑賞

めちゃめちゃよかった。ストーリー、キャラクター、曲、映像、どれを取っても近年のディズニー映画でズバ抜けてる。ディズニーの数ある名作と比べても遜色ないくらいよかった。特に曲は社会現象
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パリ、恋人たちの2日間(2007年製作の映画)

3.8

こういう何事もない淡々とした映画こそがある意味人間のありのままを最も描けているのかもしれない。結構好きな映画。

Ray/レイ(2004年製作の映画)

3.7

ジェイミーフォックスの演技が完璧すぎる映画。レイチャールズを生で見てきた世代ではないが、彼は完全にレイになっていた。そもそも盲目の人間であることに一つも違和感を覚えず見れていたことに驚くべきだろう。>>続きを読む

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.3

タランティーノはやっぱ爽快でいいね。ぶっ飛び方がもはや芸術。

西部劇なのだが古いのは時代背景だけでうまく現代映画っぽくウエスタンを魅せている。王道のウエスタンの要素は残しつつ完璧にタランティーノ映画
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フライト(2012年製作の映画)

3.0

最初と最後は引き込まれた。ただそれ以外は不要な時間が多く、中だるみ感は否めなかった。もっと重厚なストーリーを期待していたが、結局はアル中ヤク中の話。
デンゼルワシントンの圧倒的な演技力がなければ大した
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LIFE!(2013年製作の映画)

3.6

人生って自分の思い通りにはいかない。だから妄想の世界に逃げて満足してしまう自分がいる。でも案外行動してみたら思いがけずうまくいっちゃうのも人生なのだと思う。その可能性があるのなら考えることなんて馬鹿ら>>続きを読む

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.0

夢と現実を二つ一気に見せられた、そんな感じ。死ぬ前にあれだけはしゃげたら最高だな。ただ、死を宣告されてあれだけはっちゃけられるかって言われたらなかなか難しいのではないか。
もう一つ思ったのは結婚、家族
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ウォルト・ディズニーの約束(2013年製作の映画)

4.0

初めてウォルトディズニーという人物、そしてディズニースタジオの裏側を描いた作品ということでディズニー好きとしては否が応でも期待というかワクワクしてしまった。
ストーリーはメリーポピンズ映画化までの苦難
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.2

普通に面白かった。発想もなかなかいい。ただ、特別何かを感じることはない。あと、ところどころ疑問に残る点もある。
まあ娯楽映画としては良作じゃないかな。時間も短くて手頃だし、いい暇つぶしにはなる。

ヒーロー 靴をなくした天使(1992年製作の映画)

4.0

いやぁ面白かった。
アメリカ人が大好きな"HERO"を皮肉った風刺コメディ。貧しいのに人格者で正直者でしかもイケメン、まさに人々のヒーロー像を具現化したような男が多くの人々の命を救い本物のヒーローに。
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フレンチ・キス(1995年製作の映画)

2.9

んー可もなく不可もなしって感じ。メグライアンがこの映画に関しては魅力がない。相手の男もマイナスの意味でフランス人ぽくなくて惹きつけられない。ストーリーもラブコメとしては物足りないかなー。
フランスが舞
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.2

パソコンもテレビゲームもない、映画が人々にとって大きな娯楽だった時代の話。この時代はなんだか人が本当に温かく、純粋に生きることを楽しんでいた気がする。文明も人の心もある種無機質になってしまった現代と対>>続きを読む

小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

4.3

こういう映画大好きだわ。
ショーンコネリーのこういう役は新鮮だったが素晴らしかった。
偏屈な老人と黒人の若者の友情物語。本当にわかりあえる、尊敬できる、そんな人に出会った時に人は真に成長できる。それは
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自転車泥棒(1948年製作の映画)

3.9

第二次大戦後、明日食べていけるかもわからない生活の中、人々はただ自分たちが生きるのに必死だったのだろう。ただやるせない。辛く悲しい。映画が進むにつれ、親子に情を移していった僕はそう感じてしまう。神など>>続きを読む

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.3

観賞後、何とも言えない、心が満たされたような感覚があった。
人の人生なんて大抵はドラマティックなんかではない、平凡でつまらないものだ。しかし、たとえ派手な人生じゃなくとも人は愛する人、支えてくれる人が
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お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

3.9

大好きなビリーワイルダーのコメディ。マリリンモンローの作品もなんだかんだ初めて。コメディですごい面白かったのはもちろんだけど、白黒だからなのかなんかおしゃれ。あの2人組はとにかく楽しい飽きない。そして>>続きを読む

フロム・ヘル(2001年製作の映画)

2.8

切り裂きジャックの話だというからわりと期待していたんだが、おれのジャック像とは異なる、というか全体的によくわからない。そういう感じかーって少しがっかり。まあこの事件自体未解決だから仕方ないかもしれない>>続きを読む