キムティさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.8

公開時に見逃した作品。ゲーム内容を知らずに鑑賞。前半と後半がまるで違う作品のよう。自分としては、結末が予想できない、エイリアンのような前半が好みだった。

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.5

公開時見逃した作品。マ·ドンソク主演のアクション映画にハズレなし。気分がスキットした。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.4

パステルポップ調の色彩がかもし出す不思議な映像。三姉妹の子供たちの異様な程の可愛らしさ。脇役も含めとても豪華な役者陣。「目覚めたいなら眠れ」そのセリフ通り、心地良すぎて、劇中何度となく目覚めてしまって>>続きを読む

こんにちは、母さん(2023年製作の映画)

4.8

山田洋次監督の新作を観られることがどれだけ幸せに感じることだろう。場内は自分も含め年齢層の高い観客が多く、あちこちから笑い声がもれだし、場内が笑いの渦に包まれる雰囲気を久しぶりに経験した。人情を感じる>>続きを読む

春に散る(2023年製作の映画)

4.8

辰吉VS薬師寺戦を思い出してしまう両者流血の世界タイトルマッチ。
横浜流星さんや窪田正孝さんのボクサー役への身体づくりも見事でした。また佐藤浩市さんをはじめとする役者陣の配役もベストで、久しぶりにシビ
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ペパーミント・キャンディー 4Kレストア(1999年製作の映画)

4.6

自分は主人公と同じ世代てはあるが、徴兵制のない国で育ったためか、人生は美しく感じている。
主人公のやるせない程の切ない半生を振り返る中、初恋の淡い思い出が唯一心の救いだった。20年以上前の作品だが、現
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(2021年製作の映画)

4.5

「オオカミの家」の併映の短編。
上映後、チラシを見て初めて1901年に作成されたのではなく、作成設定の現代作品であることを知った。私は本編よりこの短編の方が、内容が分かりやすく、愛おしさも感じられ、好
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オオカミの家(2018年製作の映画)

4.3

このチリ映画は、ストップモージョンアニメの枠を越えたアート作品。
自分的には、人形の白肌の質感が
カルト映画「ピノキオ√964」のピノキオにだぶってしまった。誰かのレビューにもありましたが、とにかく若
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バービー(2023年製作の映画)

4.5

バービーランドの世界観がとても素敵、どこかのテーマパークで再現してくれないかなぁ?あの世界に入り込みたい。鑑賞前、マ-ゴッド‹ロビーさんとバービー人形のイメージが、あまり重なり合わないように思えたが、>>続きを読む

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

4.5

人は死期を向かえる時に過去の出来事が、走馬灯のように脳裏に写し出されるという。きっとクリス・マルケル監督の静止画映画のように写り出されるのかな?と思ってしまった。何故かとてもいとおしさを感じてしまう作>>続きを読む

ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

3.5

カンフーナチス以来、久しぶりにB級映画を見た気分。ゾンビ映画?最後にジョーズ?ただゾンビ役のエキストラさんは努力賞もんです。

さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.9

激動する国内情勢の中、京劇役者二人の波乱に満ちた人生と貫き通す愛。上映当時、数多くの映画祭で賞を取り、世界に衝撃を与えた作品。まさに秀作です

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.9

劇場で見逃した作品。豪華キャスト陣なだけに、何故か残念感が残る。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.9

宮崎駿監督の死生観が、映像として表現された観念的な作品。故黒沢明監督や故大林宣彦監督の作品にも感じたことだが、戦前生まれの方の死生観に少なからず、戦争は影響している。表現者としての宮崎駿監督から「君た>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.5

学生の頃、並んでまで観た「エクソシスト」のような衝撃度はなかったが、「ストレンジャー·シングス」ドラマシリーズにも似た世界観で、とても見ごたえがあった。続編ありそうですね。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

今までのタイムループ映画は、ループするのは自分だけであったり、寝て覚めるとループしてしまうなど、1日以上の周期が主であったと思う。この作品は、2分という短い周期で、主人公含め貴船神社付近の人達が、この>>続きを読む

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.6

第二次成長期は、女子の方が早く、男子は遅い。個人差はあるが、12最頃の男子はとても幼い。自分も似たような経験があり、周りからなんやかんや言われ、幼なじみを遠ざけたことがあり、感情移入によりとても辛い場>>続きを読む

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

5.0

こんなドラマチックなドキュメンタリーは、かつてあっただろうか?
テレビ中継では決して見ることができなかったベンチ裏やブルペンでの選手の様子、監督やコーチとの会話の数々。すべてがとても新鮮に感じられ、あ
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少林寺 怒りの金剛拳(2021年製作の映画)

3.6

まだカンフー映画が、中国で製作されシリーズ化されていることに驚いた。昔のカンフー映画にあった残酷なシーンも少なく、後味の悪さは感じなかった。

ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

4.3

劇場公開時に見逃した作品。ロバにされたピノキオと、先日見たEOイーオーの世界観がだぶり、同じ監督の作品では?と間違えしまう程、独特の映像美に魅了された。

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.8

いゃあ、笑いとちょっぴり涙もあり、アクションシーンもスリル満点な良くできたお話だなぁ~。歴代のスーパーマンまで見ることもでき、懐かしさにいたく感銘を受けた。そして最後にまさかのジョージクルーニー元バッ>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

5.0

これはもう、現代アートの大傑作映像作品。前作よりもさらにパワーアップしているので、再びアカデミー賞を受賞しそう。ラップミュージックと共に、目まぐるしく移り変わる驚異的な色彩感覚の映像美を見逃すことなく>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.5

今もなお、世界的大ヒットを続けているナイキエアジョーダン誕生までの苦労と成功のお話。確かジョーダンってNBAの後、大リーグでもプレーをした根っからの超アスリートだったことを思い出した。

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.5

「世にも奇妙な物語」で、以前見たような内容ではあるが、楽しめた。ロケ地が、とても映画の雰囲気にあっていた。

10人の泥棒たち(2012年製作の映画)

3.8

チョン·ジヒョンが、出演しているので視聴したが、出てくる俳優が、韓国ドラマや映画でよく見かける豪華俳優ばかりで驚いた。もしかしたら韓国オーシャンズ10なのかな?

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.5

バイオハザードで初めてミラ·ジョヴォヴィッチさんを見た時の衝撃を思い出させてくれる、キム·ダミさんの演技。今劇場公開している続編も見に行こう。

怪物(2023年製作の映画)

4.8

学校でのいじめ、そして真実の隠蔽工作、さらにLGBTQや、DVなどなど現代社会が抱える多くの問題を扱いながらも、最後は子供達のファンタジーにしてまとめてしまう坂元裕二さんの脚本力と是枝裕和さんの監督手>>続きを読む

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

4.3

高橋一生さんがとにかくカッコ良すぎ。ファッションセンスも抜群。フランスロケもどんよりした曇り空で、作品の世界観によくマッチしていた。録画しているテレビドラマも最初から鑑賞しようと思う。

波紋(2023年製作の映画)

4.9

良くできた脚本。主演の筒井さんと光石さんの熟練された演技力。それらが、美しい波紋の映像と混じりあう。いゃあ、内容的には現代社会にはびこる色々な問題が取り込まれ、身につまされた。目を引くポスターの色合い>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.8

劇場公開時に見逃した作品。各映画祭において主演女優賞を総なめにした岸井ゆきのさんの心と体を張った迫真の演技と、三浦友和さんをはじめとした脇を固める役者さん達の好演が、見終わった後の爽やかな余韻をもたら>>続きを読む

海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

4.4

岡田准一さんの演技力と鈴木亮平さんの英語力が際立っている作品。豪華キャストを小さな役柄でも贅沢に使っていた。

最後まで行く(2023年製作の映画)

4.6

まさに爽快活劇。不死身のヒーロー役の多い岡田准一さんも今回の役柄は、けっしてカッコ良くない刑事役。それにしても綾野剛さんも含め、人間の生命力ってこんな?と思ってしまう程、続いていく驚愕の格闘シーン。と>>続きを読む

EO イーオー(2022年製作の映画)

4.8

映像美や時代状況は違えど、途中から、ホロコーストから逃れ、自分に関わる人間達の様子や景色を子供の目線でとらえた「異端の鳥」のロババージョンのような気がしてきた。当然鑑賞後の後味の違いはあるが。終始画面>>続きを読む

銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

4.7

自分の死生観が、変わってしまうような心暖まる秀作。宮澤賢治の持つ繊細な部分をしっかりと演じきった菅田将暉さん。葛藤しながらも、息子へそして家族への愛情を最後まで注ぎ続けた父親役の役所広司さん。役者の皆>>続きを読む

午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

4.5

フランス鋙の持つアンニュイな響きとマンションの窓辺に注ぐやわらかい日差し。屋根から見下ろすオレンジ色したバリの夜景とシガレットの白い煙。1980年代の終わり頃、バリの街を訪れた時を思い出し、とても素敵>>続きを読む

劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

4.8

ドラマからの大ファン。劇場版も期待を裏切ることなく大感動。予告編である程度内容がわかっていても、号泣。キャスト全員カッコ良すぎ、またドラマでも映画でも良いので、このチームの活躍が観たい。