キムティさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-(2023年製作の映画)

4.3

今回もイケメンパラダイス、今田美桜さん以外の女優さん出てたかな?早く続編がみたい。

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

4.7

横溝正史の作品に出てくるような閉鎖された村。そこにできたゴミ処理場で差別を受けながら働く主人公。少し前なら綾野剛さんが演じるような、救いようがない孤独な青年役を横浜流星さんが見事に演じきった。「流浪の>>続きを読む

アフリカン・カンフー・ナチス(2020年製作の映画)

3.3

劇場上映時は、日本語吹替が関西弁だったそうだが、このB級映画は地元ガーナではどのような評価を得たのだろうか?日本語吹替プライムビデオで、やっと見られるレベルだと思うが。

聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

4.4

人の命を奪うことは許されない。
相模原での殺傷事件の犯人を思い出し、胸くそ悪い気持ちになってしまった。

タン・ソイ:美しき殺し屋(2023年製作の映画)

3.8

初めて見るベトナムのアクション映画。太陽の下でのシーンがほぼなく、薄暗いじめじめした中での復讐劇。アクションシーンは、かなり楽しめた。

デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

4.9

アーティストDavidBowieの芸術作品のような仕上がり。往年のファンである私にとっては、宝物のような映画でした。「戦場のメリークリスマス」の映像も出てきましたが、共演した坂本龍一さんも、28日ボウ>>続きを読む

生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.6

黒澤明監督の名作「生きる」に比べると、どうしても物足りなさを感じてしまうが、イギリスでのリメイク作品としては、かなり上出来な作品でした。原作での志村喬さんが歌う「ゴンドラの唄」のような心に残る曲が、欲>>続きを読む

わたしの見ている世界が全て(2022年製作の映画)

5.0

後半になるにつれて、どんどん引き込まれていき、余韻を持たせて終わるラスト。「あの···」の後の言葉何を話したのだろう?あれかな、いや違うあれだろう?と帰りの電車で考えてしまう程、脚本が良かった。

トリとロキタ(2022年製作の映画)

4.8

ビザを取得するため、難民の若者が、犯罪に手を染め、深みにはまっていくドキュメンタリータッチの映画。彼らを取りまく大人に、ほぼ善人はいない。唯一救われるのは、どんな状況でもロキタとトリは、純粋な姉弟愛を>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.8

前作のようなマイナー感がなくなり、映像も録音もしっかりしていた。アクションシーンもさらにレベルアップしており、二人の会話もとにかく面白かった。仕事は違うが、二人とマネージャーの会話は以前TVKのスペシ>>続きを読む

性の劇薬(2020年製作の映画)

3.5

以前、池袋の映画館に行った時、独特な色使いのポスターがとても印象に残っていたので、内容も知らずにNetflixで鑑賞。このての映画だったことにビックリこいだ。

天皇ごっこ 見沢知廉・たった一人の革命(2011年製作の映画)

3.9

最後の方の映像が、寺山修司映画のような雰囲気を持っていて、昭和を感じさせる。

マネーショット Pornhubは語る(2023年製作の映画)

3.9

もともと裏社会との繋がりがあったアダルト業界が、インターネット等によって誰でも作成、配信できてしまう。とても興味深い告発ドキュメンタリーでした。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5

映画を観終わった後は、ジェットコースターに連続で乗った後のような気分。途中から繰り広げられるパラレルワールドでの話が、とにかく忙しなく移り変わる。ゲーム世代の人達には理解できるのかもしれないが、昭和世>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.7

原作を読まずに鑑賞。有村架純さんの演技力は、円熟味を増していて、今年も映画祭の賞レースを賑わすことだろう。マンガでは描かれているのかもしれないが、横腹の傷や豊嶋花さんのその後の親子関係なと、興味がつき>>続きを読む

湯道(2023年製作の映画)

4.2

一言で言うと、悪い人が一人も出て来ない、とても平和な作品。NHKの朝ドラを観ているようなホッコリした気分になり、最初の方の湯道シーンでは、睡魔に襲われてついうとうとしてしまいました。銭湯のセットは、見>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

4.4

劇場で見逃した作品。豪華客船で世界一周旅行。介護サービス付きの夫婦で入れるシニア向けマンション。お金のある人の死を迎える前の最後の贅沢。お金のない人はPLAN75で10万円の最後の晩餐なのかぁ?

極主夫道 ザ・シネマ(2022年製作の映画)

3.9

映画も面白かったが、やはりこの作品は、テレビドラマの尺で見るのが、一番かな?元気な志尊淳さんを見れて良かった。

ハイスクール・ミュージカル(2006年製作の映画)

3.9

こんな映画ばかり見ちゃうと、日本の中高生はアメリカのスクールライブにあこがれてしまうなぁ、と思いながら鑑賞。

バビロン(2021年製作の映画)

4.8

このところ、3時間越えの作品を見る機会が多いが、本作品も楽しく鑑賞することができた。とても下品なシーンもあったが、全編映画愛に包まれた秀作でした。それにしても
マーゴット‹ロビーさんは、このての役を演
>>続きを読む

ノイズ(2022年製作の映画)

3.9

劇場で見逃した作品。豪華な役者さん達でワクワクしながら観ていたが、最後のオチが弱過ぎて残念。原作を読んでいないので、勝手なことは言えないが、もっともっと松山さんや黒木さんを悪者にしても、良かったのかな>>続きを読む

99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

4.3

劇場公開時に見逃した作品。ドラマ同様新日本プロレスのレスラーが、実名で登場。映画版で驚いたのは、大日本プロレスの関本大輔選手が、劇団員役で登場していたこと。プロレスファンにはたまらない作品。

シネマ歌舞伎 二人藤娘/日本振袖始(2015年製作の映画)

4.5

「二人藤娘」での、玉三郎さんと七之助さんの美の共演。
「日本振袖始」での、勘九郎さんの
勇ましさ。この兄弟が引き継いでいるDNAは、かなり濃い。

柳川(2021年製作の映画)

4.7

いつまでも情景が、心から離れない儚く美しい作品。ニー・ニーさんや中野良子さんの女優陣が、とても良かった。地方の映画館で、ふと立ち寄って観てみたかったような気がする映画でした。

REVOLUTION+1(2022年製作の映画)

4.3

足立正生鑑賞の舞台挨拶ありの上映回を鑑賞。どうしてこの作品をこんなにも早く制作したかったのかを聞いて、役者さんの演技力などなどいろんな感想もあったが、監督の執念が、すべてをぶっ飛ばしてくれた。横やりが>>続きを読む

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.5

土屋太鳳さんの結婚報道を知り、昨年劇場鑑賞をスルーしたこの作品をprimevideoで鑑賞。酷評を聞いてばかりいたので、怪獣の後始末を題材にした大人のコメディと思えば、それなりに面白い。ただラストの落>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.7

ほとんど原作内容を知らぬ私が、ワールドカップでの森保ジャパンの試合を観戦しているような、緊張感や感動をいただいた。この作品の人気が分かったような気がする。原作も読んでみたい。

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.6

第二次世界大戦中のイタリアを舞台にした、美しくはかないとても見ごたえのある作品。デル·トロ監督や掘貴秀監督のストップモーションアニメに超感動している。

おんなのこきらい(2014年製作の映画)

4.3

かなり前から気になっていた作品。ういういしい森川葵さんのラブコメかと思っていたが、かなり内容の濃い映画に驚き、公開当時ミニシアターで高い評価を得ていた理由が分かった。

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.9

「硫黄島からの手紙」「母と暮らせば」「ラーゲリより愛を込めて」
本当に二宮和也さんは、この時代の心優しき日本人役を演じさせたら、右に出る役者さんがいない程、うまい。北川景子さんも松坂桃李さんも安田顕さ
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バイオレンスアクション(2022年製作の映画)

3.5

「ベイビーわるきゅーれ」の何十倍のお金をかけて制作しているはずなのに、残念なことに、見終わった後の満足度は何十分の1でした。もっともっと演技力を発揮できる豪華な役者さん達なのに、とてももったいなく感じ>>続きを読む

味噌カレー牛乳ラーメンってめぇ〜の?(2021年製作の映画)

3.5

イタコJKうつつさんをはじめ、女子高生の会話をもっともっと津軽弁丸出しの方が。良かったかな?女の子の津軽弁のイントネーションは、独特の可愛らしさがある。青森の下北と東京の下北の対比に、とても興味を感じ>>続きを読む

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.8

とにかく見終わった後、とても心が穏やかになる作品。ドレスを見て懐かしさを感じたのは、嫁さんが持っているバービー人形の着ている服が、昔のディオールデザイン。
フランス映画の名女優イザベル·ユペールさんが
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.5

サスペンス映画として、充分楽しめたが、予告編がとても衝撃的だったためか、ストーリー展開の予測ができてしまい、何も前情報なしで見た方が、さらにもっとスリルを味わうことができたのでは?と思った。
フルコー
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.8

今泉監督が、当て書きをしたのではないか?と思うほど、役者の個性が役柄にピッタリはまっていた。また会話などの間も、心憎いほどイイ。展開を予想しながら鑑賞したので、とても楽しめた。