むぎちゃさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

むぎちゃ

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ダウンレンジ(2017年製作の映画)

3.3

屋外型ソリッドシチュエーションスリラー。
近年のグロは脳しょうのお肉感をしっかり出すのがトレンドなのかな?

事が始まる導入からの緊張感は観ごたえあった。
あったけど、その温度に似つかわしくないグロギ
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

長い。流石に助長だった。
途中から既定路線入ってそのまま逸れずに終わった。

リンがあそこまでお金に執着してた理由がイマイチ分からなかったかな。
親が離婚してて学費の工面も考えてるのは描かれてたけど、
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.1

「なぜこの土地では少女ばかりが殺されるのか」
映画で描かれた事件の結末を見届けた直後はこのキャッチに疑問だったが、最後の字幕を見てハッとした。冒頭の字幕をすっかり忘れていたからだ。
我々が見届けた事件
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.5

古代の超生物メガロドンと現代の超生物ステイサムがにらみ合いぶつかり合い抱き合う映画
大枚叩いてサメ映画作ってもバカ映画にしかならない良い例だった

とにかく「細けぇこたぁいいんだよ」を地で行くドンチャ
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.0

多分だけどシリーズ最小規模のスケール
中盤からは一個人の館内での出来事、ある意味斬新だった

終盤からの登場とは言え、遺伝子操作で作った恐竜とか、それもうただのモンスター映画じゃん…恐竜映画じゃないじ
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.6

スタートレックが大好きな自閉症の女の子が脚本コンテストのため独りハリウッドへ珍道中の旅に出る…
もうこの出だしの設定で面白そうでしょ
その通り面白かった

上映時間も90数分とテンポがとても良く、この
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スティルライフオブメモリーズ(2018年製作の映画)

2.5

一番良かったのは音・録音。
滴る現像液、落ち葉踏みしめる足音、軋む木の床…。終止静かな映画なのでより際立っていた。
ただ灰を水面に撒くだけでぴちゃぴちゃ鳴らすのはやり過ぎだろー。

とにかく女性器女性
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ブッシュウィック-武装都市-(2017年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

あのラストにはどんな意味があったんだろう。
考えるヒントは、劇中に出てきた9.11というワードだと勝手に推測。
つまり、『人間誰しも人生の主人公であるが、いつそのストーリーが突然の死によって幕を閉じる
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.6

3以降のシリーズは劇場で一度観たきりなのでストーリーについていくのが大変だった。
引き継ぎキャラも多いので鑑賞直前の復習を超絶オススメする。

流石にトム・クルーズもお肌がたるんで初老感出てきたなぁと
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クレイジー・フォー・マウンテン(2017年製作の映画)

2.5

山々の広大さとエクストリームスポーツの迫力を全面に押し出した予告にまんまと騙された結果に。

実際は『山に登るという行為とは一体何なのか?山とは何なのか?』を主軸に、山岳信仰から歴史を辿っていき今現在
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.1

正直エンターテイメントではあるが、コメディと呼べる作風ではなかったような?

それはともかく、特にボビーのキャラクターが凄く良かった。
口先だけの構ってちゃんキャラとは言え、思いつきから実際に興業にこ
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七人の侍(1954年製作の映画)

2.9

午前十時の映画祭 4K上映にて再鑑賞。
再鑑賞と言っても観たのは昔で、何言ってるかわからない音声に嫌気が差してた記憶しかなかったので映像も音声もクリアになってるかなと興味本意で観た。

映画通でもなん
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.5

トリロジー外伝として成功したからか、何だかんだでチームが結成されていきなし崩し的にチームが崩壊していく過程はどこかローグ・ワンと似ていた。
しかし、ローグ・ワンと比べてどこかパンチがなく、パッとしない
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.3

爆音上映にて再鑑賞。
この映画の好きな所は、頭スッカラカンで楽しく観れる事。
劇中の台詞で堂々と言っちゃってるけど、近年シリアストーンが強めになっていた某スパイ映画へのアンチテーゼからか本当にすっとん
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

映画を愛する全ての人たちへ。
とにかくとにかく『映画愛』に、『作品作り愛』に溢れてた。
大小関わらず作品作りに携わって来た人なら絶対響く。
大まかなくくりとしては三谷幸喜に代表されるような、『普段当た
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ニンジャバットマン(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

大袈裟で派手な状況説明、猿合体や巨大バットマン等の光る演出はアニメーションならでは。
エンドロールを兼ねてのエピローグを、コミック風にしてたのも面白い。
しかし、絵も綺麗で動きも凝ってるのに、その頑張
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あさがおと加瀬さん。(2017年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

百合豚狙い撃ちの普段観ないタイプの映画だったので新鮮さもあって甘めな点数。
良く言えばのんびりした空気、悪く言えばだらだらとテンポが悪く、もっと言うと全編通して特に何も起きてない。
キス一つうじうじし
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

二度もヒーロー物映画に裏切られたライアンのなにくそ魂と折れない心で生み出した前作の出来だったものだから期待と不安入り交じった心境だったが、またひとつ『続編は駄作』の逆ジンクスを叩き壊した名作がこの世に>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

オープニングの東映ロゴに始まり大胆強烈なズームアップやら堂々とナレーションに解説を託すスタイル等、時代背景よりも以前(か?)の作品リスペクトが至るところに散りばめられてた。
とは言え最後のトイレシーン
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞前は、この手のお祭り映画は大当たりか大ハズレのどちらかだなと思っていたが、これが見事に前者に転がった。
Zのネットリテラシーのなさにネットユーザー目線からだとむしろリアリティがなく、イライラする場
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ベルリン・シンドローム(2017年製作の映画)

2.9

予告とフライヤーの煽りが諸悪の根元、映画は悪くない!…と思いたい!
確かに一瞬緊迫したシーン後はずーっとダラダラ、また一瞬緊迫したかと思えばまた退屈に、の繰り返しではあったものの…。
だがしかしやはり
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心と体と(2017年製作の映画)

2.7

同じ夢を見てた男女が出会い寄り添っていくというありきたりな設定を、その夢の美しさと現実の食肉加工工場の血生臭さというギャップをフックに惹き付けられた。
…ものの、結局それ以外はありきたりな展開に終始。
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.1

偏差値7みたいな映画
中身スッカラカンで勢いのみで突き進んで気が付いたらそのまま終わってた
けどSW8よりかはよっぽどSFしてたよ

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.2

二時間とにかくゲイリー・オールドマンの独壇場が続く映画
話題にもなったので嫌でも彼の特殊メイクに目が行ったが驚くほど違和感がない
表情筋とかも動いてなかった?なんぞあれ
ただ頭に書いたように常にゲイリ
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

私のような愚人間には眩し過ぎた映画。
それ故見過ごせない点が二つ。
まずはカミさんが出ていくシーン。
構成上すべてを失う主人公を描かなくてはならないのだろうが、また、表面張力ギリギリを溢れさせるたった
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