nanochiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

2.7

隅から隅まで、変態のオンパレード。ちょっとシンドイ、が少しずつ蓄積されていく、妙に疲れる映画。
病院での、母娘の、ええ、のシンクロ具合が強くてわらった。オンナのあーいうところが垣間見える瞬間すき。
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レオン(1994年製作の映画)

3.5

やっと見た。ナタリーが、既にちゃんとナタリー。随所でハッとさせられるような目をするもんだから、12歳ってすごい。
レオンもマチルダも、ちょっとした表情がいちいちキュートだった。

ストーリーは切ない、
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MONDAY(2000年製作の映画)

2.6

お酒が悪いんじゃなくって、もともとその人が持っていた本性を、お酒が暴くってだけのこと。という、知り合いがいつも言っている言葉を思い出した。
笑えるか笑えないかは、あなた次第、って感じの内容。
堤真一氏
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.0

主人公のキュレーターの周りに起こる(もしくは自分で引き起こす)さまざまな日常的な事件が、彼の断片として彼の生きざまをきっちり示していた。
ある出来事がきっかけで、マスとパーソナルの乖離、そこに気がつく
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カランコエの花(2016年製作の映画)

3.6

いまや左利きと同じ割合でいるとも言われ、さらには後ろに色々追加されすぎて、把握しきれないほど多様になったLGBT。

大人になると、他人は他人だし、属するコミュニティもいくつか持つことができるし(イン
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ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

1.0

ラスト30分くらいはずっとしかめっつらで観てしまうほど不快、、
低俗かつ怖い、うえに危ない、この映画いろいろやばくないか?と思いながら最後までがんばって観たけれど、最後の最後までぬかりなく最低だった。
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.4

あっ、なんか、泣けちゃう、と予想外に胸いっぱいになる映画だった。
父と子の関係性を描いた映画をさいきん数本観たけれど、大人になればなるほど自我は強くなり、父を理解するのが困難になる。それでもやっぱり、
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キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

3.8

期待どおりのかわいさ。ずっとかわいくて笑えた。ティーン独特の向こう見ずな感じ、今日だけが大切で、目の前のことだけが真実な感じ、可愛いと思う年齢になってしまった。
ジョーとパパは似ている。お姉ちゃんとパ
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.4

みんな、どこかにそれぞれの登場人物の性格を持っているんだろうなあと思った。自分自身とか、接する人によって、マモちゃんが出てきたり、テルちゃん寄りだったり、スミレさんになったり。

30歳手前、誰かから
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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

3.2

作業しながら断片的に、だったので内容はひぇ、とか、ハラハラする臨場感しか残っていない
スノーデンが今度は綱渡り…と思いながら観た。笑

フレンチ訛りの英語が完璧で、とても可愛かった。
好きなんです。

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.4

ラストシーンが好き、更新ボタンを押し続けてしまうところ、かわいい。
エリートめいた顔になっていくわけではなく、マークはずっとマークのままで、繊細なオタクで居続けた。

アーミーハマーが2倍でおトク感。

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.7

2019年超期待!!!!していた映画

I love you more than everything は待ってました、みたいな感じでまんまと泣いてしまった。苦悩を佇まいに落とし込むティモシーシャラメ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5

レディバードが持つ、ティーンの悩みとか生きづらさって誰しもがどこかに持っていたものだと思う。

ところでスカしたティモシーシャラメがいたく美しく、気だるそうな話し方と目線にとてつもない色気を感じた、眼
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

2.8

おばさんとおじさんは、うあ〜〜切ないな〜〜こりゃ、となりました。
きれいで純粋な恋愛映画久しぶりに見た感じ。好みではないけれどこの手の映画にしては、観れた方だと
小松菜奈が可愛いよとにかくとにかくこの
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.5

時間を切りとった、好みのタイプの映画。
色々な負を、あえてニュートラルに平面的に観せて、人の心に任せて捉えさせる。
時代背景がわかればより一層興味深いだろうなと。

しかしこんなに心を揺さぶられたのは
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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

2.6

もっと文学作品かと思ったら、ただの恋愛映画だった。たしかにフェルメール、レンブラントを思わせる世界観ではあったんだけれど、期待しすぎてしまった
双方に美しい女たち、だけれど最終的にはいつも機嫌のいい女
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運び屋(2018年製作の映画)

4.0

クリントイーストウッド。
15時17分パリ行きのように、淡々と進む。題材とジャケで、構えてみなくてはいけないのかと思っていたら、重さも悲壮感も適量で、なんならおじいちゃんは若者から見たら陽気で呑気すぎ
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海を飛ぶ夢(2004年製作の映画)

3.5

尊厳死を支持しているし、国内でも法が整うべきだと思っているけれど、
涙が出たのは、やはりハビエルが追いかけてしまった時だった。家族の愛が詰まっていた、悲しいけれどなんとも美しいシーンだったな

愛して
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ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.2

生きるということは、生活を送ること。

戦争とか、政治とか、そういう事よりも目の前の真実が彼女たちにとっては生活をする上で重要で、戦争は、あくまで外のこと、という。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.7

賢い子は、これからもずっと賢い。

最後、清々しくてよかった。
すてきな父娘だったし、主人公のふたりは、白か黒に振り切れればどちらもそれぞれにカッコいいことを妙に示していたと思う(バンクもリンも画的に
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ステイ・コネクテッド つながりたい僕らの世界(2014年製作の映画)

3.1

ティーンも、男女も、親子も、オンラインもオフラインも、蜘蛛の巣のようだなあ。

朝食に何を話す?よりもオムレツに入れるものを聞きたい。過去の過ちより未来。大人を垣間見た。

クーパー家の晩餐会(2015年製作の映画)

2.1

ラブアクチュアリーで、ニューイヤーズ・イブで、まあ、そんな結末よね、という。みんな無理やりクセ強めにして家族という設定にしました感。

ありがとうティモシー、あなたがモチベーションだった!
あと、バッ
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レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

イーーゴ!!!とにかくイーゴが素晴らしいに尽きる。
批評とても感動した。

“Anyone can cook.”
誰もが偉大なシェフになれるわけじゃないけれど、どこからでも偉大なシェフは誕生する。
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.6

ムーンライズキングダムから、ちょっと苦手意識があったウェスアンダーソン。
ですが、これは好き!トランク可愛いよ〜マークジェイコブス!!

三者三様の兄弟、とその母。周りもみんな偏屈で、でも、みんなキュ
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夢売るふたり(2012年製作の映画)

2.9

うわ懐かしいな、、松たか子が色っぽくて見ちゃいけないような気持ちになった記憶が。

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.6

観終わって数時間、今になってじわじわと。いいなあと思う。
葛藤は弱さからくるもの。大きさはまちまちでも、ホールデンはみんなの中にいることを知らしめた。
ライ麦畑でつかまえて、を読みます。

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.4

眼福!
ソフィアコッポラらしく終始綺麗。シャンデリアの所なんて、あんな場面なのにどこか美しい。不思議。

彼を招いた食事のシーン、2回とも緊張と女の本質が見えてゾワゾワ。とてもすきだった。女は生まれて
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.4

なんのためにここまで?と思ってしまう。彼がスローンを庇ったのはなんかキュンとしてしまった
最後の公聴会での演説までが彼女の描いていたwhole storyだとしたら、ロビイストの予見する能力って果てし
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クィーン(2006年製作の映画)

3.6

まず、エリザベス女王もチャールズも似ていて、そこの再現度の高さって欧米の映画いちいちすごいよなーと、どうでもいいことを思った。

全編を通して女王の葛藤がとても丁寧に描かれていた、バッキンガム宮殿の門
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.3

僕は風船を持っているとしあわせなんだよ、というsilly bearちゃん。
クリストファーロビンのプーへの態度に心が痛くなるほどプーさんが可愛かった。笑

最初のプーとクリストファーロビンは幻同士だっ
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ラースと、その彼女(2007年製作の映画)

3.6

懐かしい。優しすぎるくらいに優しいこのライアン・ゴズリング、現実世界ではどこにいますか
ラースが好みの塊。

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.0

執念。なるほど。兄弟とレイ、どちらも執念と覚悟を持っていたけれど、それを情熱として注ぐ方向が違ったんだな…。
どちらが良かったのかはわかりませんけれど、マクドナルドという巨大不動産会社(!)は今日もハ
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喜望峰の風に乗せて(2018年製作の映画)

1.3

コリンファースじゃなかったら許してないよ〜〜
最初から最後までただの自分勝手で向こう見ずな男じゃないですか。mercyもなにも、ない。彼の心に寄り添えないわたしは冷たいのかしら
周囲も悪い、けれど。
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片桐はいり4倍速(2009年製作の映画)

2.6

ピーコちゃんカオス。
シュール狙ってみた感じで、んーあと一息っていうところですが、素朴を通り越している俳優陣がなんか良いです、全体的に。