Kさんの映画レビュー・感想・評価 - 83ページ目

かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

3.2

水彩画のような映像。日本語と日本の景色の美しさを再認識。日本昔話を観ているような感覚。だんだんと深まるストーリー。翁の泣き顔、姫の爆走、捨丸との再会。「生きるために生まれてきたのに」が印象的だった。

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

3.2

風船で家が持ち上がる場面は圧巻。ふわふわ空を飛んで夢のような旅の始まりかと思いきや、一筋縄ではいかないカールじいさんの旅。素敵な仲間たちと感動的な夫婦愛。悪役にも風船を。

オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

4.0

親子愛を涙涙で描くタイプの作品と思っていたため、二転三転するサスペンス展開に驚いた。デニス・クエイドの家族想いなお父さん風情が心地よい。家具の使い方には感心。嫌味ではなく、よくできたお話で観応え充分。>>続きを読む

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.4

職業訓練校パートと蒼井優さんパート。ソフトボール。柵の中。刑務所のよう。松田翔太さん演じる代島の胡散くささが絶妙。松澤匠さんの目の演技がすごい。「魚見る?」。年長者 勝間田さんのキャラクターが良い。満>>続きを読む

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.6

ギタイ。「立てウジ虫」。特訓の繰り返し。コーヒーに砂糖三つのシーンが印象的。だんだん兵士らしい顔つきになっていくトム・クルーズの様はさすが。テンポよく観られた。

オデッセイ(2015年製作の映画)

3.2

いつも前向きなマークがたまに見せる、涙をこらえた表情が印象的。知識って大事。ほくほくじゃがいもが食べたくなった。

エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

2.5

実話を基にしたお話。自分は子育てをしたことがない。シングルマザーでもない。親の立場を知らない。彼女の子どもたちが大人になったとき、この映画を観てどう思うだろう。その考えが頭から離れなかった。ドキュメン>>続きを読む

エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

3.7

覚醒系。木と車。ブラックライト。意外な正体。ホームセンターのアイテム。巻き込み多め。深みはそれほど感じられない。サクサク進むので見やすい。アニメーションのエンドロールが良い。

エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

4.0

豪華キャスト。子役時代の浜辺美波さん。父対父。「子どもを35人産んだわ」。アメイジンググレイス。交錯する人生。運命の歯車。雑さや粗さの気になる部分はありつつも、愛の形にジーンと感動させられる。死や病気>>続きを読む

ウォルト・ディズニーの約束(2013年製作の映画)

3.0

『メリー・ポピンズ』の映画化がこれほど大変だったとは知らなかった。それぞれの家族愛。そこに人間くささと親しみを感じた。東の風、メリーゴーランド、紅茶。トラヴァース夫人は憎たらしいけれど可愛らしい。「ア>>続きを読む

ウォーリー(2008年製作の映画)

3.5

開始数分で映像に惹きこまれた。先割れスプーン。緩衝材。回転棚。Mac起動音。ツッコミ所は少なくない。けれどウォーリーの姿がとにかく切なくそして可愛いかった。「生き残りたいんじゃない、生きたいんだ」が印>>続きを読む

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.5

主要メンバーの三人が非常に魅力的。兄妹のダンス。トンネル通過。プレゼント交換。雪上の翼。チャーリーは境界線の上をずっとずっと歩いていたのかもしれない。人と出会い、期待と失望を繰り返しまた希望を見出す。>>続きを読む

インスタント沼(2009年製作の映画)

3.6

情報量の多いオープニング。シオシオミロ。蛇口を開けてスリルを楽しむシーンが好き。心電図はやりすぎかも。麻生久美子さんの声が高め。真剣に見るタイプではないけど、タイミングと波長が合えば元気をもらえるかも>>続きを読む

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.2

原作既読。小説では見えない部分が映像だと見える。見えたらネタバレになる部分のかわし方が巧妙で感心した。堤さんは引き出しの多い監督さんだなと改めて思う。たっくんの怒り、マユの声。小説では感じなかったこと>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.6

底知れぬ知能と想像を絶する精神力。知りながら防がない。偉業。青酸カリ、青リンゴ。