Augustさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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カンダハル 突破せよ(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

現代の戦争に勝利者はいない。これを感じる作品でした。
予告と違う感じで逆にそれが良かったが、アメリカの悪いところが最後見えてしまった。

雨月物語(1953年製作の映画)

3.7

幻想的な怪奇現象
題名からして幻想的な話なのは予想がつく。雨と月は同時に継続して存在することは滅多にないらしく、自分は体験した記憶がないもしくは、意識してないが一瞬はあるらしい?
スピリチュアル的には
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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

4.0

皆さんは充分にお腹を空かせて行ってください。それだけで、この作品のスパイスになってくれるはず。
本能(食欲)に訴えかけてくる作品で、上映中、周りの人3人からお腹が鳴る音が聞こえる。
上映開始時刻から考
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.7

カンバーバッチさんの熱演よ
後半になるにつれスコアが上がる。
前半は眠気が襲ってくるかもしれませんが、まあー我慢してください良い映画ですから👍
最近のスパイものでこのような作り方をしてるのは少ないかも
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ほかげ(2023年製作の映画)

3.9

愛と暴力とPTSD
趣里さんは発声が舞台っぽい。監督から求められていたのか。
森山未來さんやっぱりうめー作品を選んでる感じがある。
前半と後半で銃声の意味が変わってくるのが印象的でした👍
彼らの戦争は
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.8

誰かが決めた常識に従うのは嫌だが、その決められた常識の中で認められたと言う自己矛盾。その地獄から脱出するためにもがき苦しむ1人のカイブツを描いた作品。

なんか観賞しながらイライラするなーと思っていた
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.9

カラオケだぁぁーーーーーーーーー!
3.9点だぁぁーーーーーーー!!
いやーめっちゃ面白い。
「カラオケ行こ!」っていう台詞だけで、青春感が伝わってきて良き。
青春って多様で学校というコミュニティでし
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枯れ葉(2023年製作の映画)

3.8

初カウリマスキ
これが今泉力哉監督が話していたカウリマスキの間かー 独特なテンポ
カウリマ好きになりそうだ。
カリスマ的?な人気があっても(もしくは既にある?)おかしくない。
カウリマ好きは今泉監督も
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パラサイト 半地下の家族 (モノクロVer.)(2019年製作の映画)

4.0

モノクロにすると視点によっては監視カメラの映像っぽさがあり、より俯瞰して物語を観れると思う。
今作は没入するより、俯瞰する方が良い。というか、自分ごとではないと俯瞰して見ていると、自分事として没入して
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サンザシの樹の下で(2010年製作の映画)

3.3

冨安選手何してんねん。
中国版国民の妹でしょう。建築学概論を見た時の透明感
チョウ・ドンユイさんを観るだけでも価値がある。

場面が切り替わるごとの説明が多いところが珍しい手法だなと思う。

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.0

ロードムービーは旅の過程で知らない世界、経験をする事で成長し、そこに正しい、間違っているはない。
女vs男、ウーマンリブ、抑圧されていたなにかが弾け飛ぶ、公開された時代背景を考えると賛否両論あっただろ
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ティル(2022年製作の映画)

3.7

あらすじにも書いてあるので書くが、息子が殺される。
それまでの注ぎ過ぎとも考えられる愛情表現の演出が後半に説得力をもたらしていた。
愛の物語と銘打っているだけある。
今回で目を引いたのは、差別の度合い
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.4

作を重ねるにつれ、灰汁が取れていってるが、まだクセが強い、ヨルゴス・ランティモス監督の作品
大衆に合わせに行きつつ、監督色を残してる。
設定からクセが強い。45日以内にパートナーを見つけなければ動物に
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

4.0

脚本、構成、編集次第で予算はなくとも面白い作品はできると再認識できた。

今作の手法は今の時代は珍しくないものになってきている気がする。
最近だと「怪物」「市子」がそうじゃないかな。サスペンスからドラ
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蛇イチゴ(2003年製作の映画)

3.4

宮迫さんやっぱいいー
制作総指揮が是枝裕和なだけに色を感じることがある。
しかし、さすが西川監督でした。
これが初監督かー 
一般人の目線で物事を見られる天才ですね。

死を起点に家族の長年の膿がポロ
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サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.2

導入が1番怖くてワクワクさせられた。
このオープニングを観るだけでも価値がある。
takeばっかりじゃなくgiveしましょうねって感じの作品。道徳的な、皮肉的なシーンもグッド
タイトルにかかったジョー
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アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

3.5

オシャン 女性って色使いが本当に上手。
高い服ではなくて、色でオシャレしてるから憧れ、尊敬します。
15年ぶりぐらいに見たが、女性は好きだろうなー
女性と男性で感想が交わる事が珍しいかも。
アメリはい
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市子(2023年製作の映画)

4.1

重たいが素晴らしい。
作品の構成が素晴らしく、そういう構成できたら泣いちゃうでしょう。
社会問題も含み、ミステリーにもなっており、泣ける。盛りだくさんだが、溢れてはいない。
杉咲花さんが受賞でいいんじ
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共謀家族(2019年製作の映画)

3.2

一番大事なところからそんなわけあるかいとなる。
そのようなキャラ設定なのは分かるが、一気に冷めてしまった。

花腐し(2023年製作の映画)

3.5

1人の女性(花)を長い年月をかけて腐らせてしまった物語
現在がモノクロで過去がカラーの演出は珍しい、というか初めて見たかもしれない。彼らにとってどちらが過去か分からない心情、内面を表したグッドな演出で
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スターリングラード(2000年製作の映画)

3.3

プロパガンダとスナイパー両軸の設定は好き。
しかし、もう1軸が追加されるのだが、それが邪魔。ジュードロウさんが主演じゃなければ、その軸もなかったのかも。
スナイパーは歩兵と違って、捕まると捕虜にはなら
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.0

スマートフォンの擬人化か。
それぐらいの依存度
彼女は与えられてないのかもしれないが、携帯を一度も触っているシーンがなかったと思う。
チャッキーと違うのは、そこに愛があるのかということでしょう。

(2023年製作の映画)

3.4

あえて軽い感じで描いてたのだろうか、ちょっと途中からくどさを感じてしまいました。
戦というものがいかに身近にあり、正気を保つために狂気、イカレる必要があったのか。良いように捉えれば上記のような感想にな
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.4

雌鶏歌えば家滅ぶ。こんな感じの感想
この言葉が出るだけで、韓国映画の強さを感じた。アメリカなら許されないだろう。
現代社会では当てはまらないが、崩壊した社会ならば別なのかも。

ゼロから組織を成り立た
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.0

原作通りですか?
ガリレオってこんな感じだったでしょうか?
罪か愛かの命題は容疑者Xでひと段落してませんか?
沈黙を貫き通してこそなのですが、拍子抜けなことを言われるとカーニバルなんですよね。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.3

ゲームの設定からだいぶ現代風にアレンジされていた。マリオという超優良コンテンツであっても世相には逆らえないのかなと。
そんな話はさておき、作品としての面白さはそこまでかな。
マリオRPGをそのうち映画
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

4.0

絶望も希望も伝わってくる秀作
尾野真千子さんの演技が際立っている。迫真、憑依以上の凄みがあった。
子供がいるといないでは生きる意味というものが全く異なる。
それを対比させるための彼女であり、男と女の対
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.8

2024年1本目が今作で良かった。
自分でも分かっていることを人から言われるとイラッとするもので、芯を食われるからこそ怒ってしまう。
人生の再スタートを「言い訳」と言い換える監督の感性と優しさがとても
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ナポレオン(2023年製作の映画)

4.0

歴史ものは長くなりがち、ナポレオンなら尚更だと思っていたが、短くないかな?
個人的には楽しめたから良いのだが、物足りない人には物足りない。
ナポレオン、歴史に興味をもつという点では良いのでは?
ナポレ
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評決のとき(1996年製作の映画)

3.4

納得いかない。しかし、差別というものを考えられる作品です。
差別と区別、区別は生存のために必要である、差別は生存本能的にどうなのであろうか。
本を読むなかで、人種は一種のしるしであると読んだことがある
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ハント(2022年製作の映画)

4.0

面白い。展開は分かるが、バイオレンス描写、観客の引き込み方が上手。
壮絶やったなー
これが初監督で、脚本も自ら手掛けたんですか!すごい!
ただし、韓国映画をたくさん見ている人じゃないと、主演の2人の見
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.8

面白い。じとっとした怖さが良かったと思う。
タイトルが2つの意味を含んでいて、18歳と言う正しい判断ができる、大人だと思い込んでる年齢設定も良い。主人公に共感ができなく、それが逆に俯瞰して観賞できよか
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

文学的で現代的で古風でもある。すごい作品。語らないが、語られる物は多い。
主人公の心の声もなし。
導入からほとんど、と言うかほぼ話さないのだが、主人公の人柄、性格、どういう人間かが掴める。これだけで小
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

4.0

禁酒法時代を舞台にしたノスタルジーなユダヤ人ギャング作品。
長くて重厚なのだが、飽きにくい。
尺八を連想させる音楽も哀愁が漂って良い感じ。最初から音がいい演出をしている。
ラストは意見が分かれそうなシ
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スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話(2019年製作の映画)

3.7

なぜこれがコメディカテゴリーなのか全くもって分からない。近ければ近いほど笑えない。笑える人は関わったことのない人か見てみぬふりをしてきる人でしょう。それは幸せなことであるかもしれない、それと同時に、政>>続きを読む

青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

3.2

ご飯が本当に美味しそうで、ご飯に興味を持つんじゃないかと。
自炊したくなるホッコリとした作品でした。
作品からグッズとか派生しても良いんちゃう?と思うくらいのオシャレな2人でした。