ノリシゲさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

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家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.4

やはり一番インパクトがあるのは横並びの食卓。でも、そこかしこに見られる違和感というか変な感じ。
そして何とでも解釈できるようなラストや一切の音楽を排除してるのが印象的だった。

見る人によって感じ方が
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潮騒(1985年製作の映画)

3.0

山口百恵&三浦友和の1975年版は見たことがあるので、内容は知っていたので新鮮味はなかった。

でも、中盤の焚き火や終盤の嵐のシーンとそれなりに見せ場もあったし、鶴見辰吾の漁師姿も似合ってた。
堀ちえ
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エル プラネタ(2021年製作の映画)

2.7

淡々と貧乏な見栄っ張り親子を見せられて微妙なら気持ちになった。
もう少しちゃんと生活しようとか考えないのか。
ま、でも、ここまでではなくてもお金がなくても買い物や旅行しまくる日とは結構いるもんだよな〜
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股旅(1973年製作の映画)

3.2

序盤の仁義を切るシーンが何を言ってるのが全く分からなくて驚いた。

多分リアルなんだろうけど、ボロボロの服や三度笠で華やかさはない。話も映像も暗めで希望の感じられない作品だった。アメリカンニューシネマ
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青空娘(1957年製作の映画)

3.3

ちょっとテレビドラマっぽい印象だったけど、設定の割に重くなくて見やすいし後味が爽やか。

当時の東京が見られるのもなかなか貴重。そして若い頃の若尾文子が可愛いし、ミヤコ蝶々もハマり役。

2023-3
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

すごいブラックだなぁ〜フランス的というか…見方によってはグロいシーンもなんだか笑えてしまう。

ヴィーガンに対する皮肉でもあり、肉食への批判とも取れると感じた。

2023-370
Jun-25

君たちがいて僕がいた(1964年製作の映画)

3.3

主演は舟木一夫のようですが、実質千葉真一が主役じゃないかな。

別にお風呂じゃなくても良い会話をお風呂でしたり、そんなところに昭和らしさを感じた。

そしていちばん驚いたのはおばあちゃんが63歳という
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・ふ・た・り・ぼ・っ・ち・(1988年製作の映画)

3.4

バブル期の昭和。今とは価値観も全然違うけど、当時高校生だった自分には懐かしい(どこでもタバコ吸ったり週休二日じゃない会社があるとか公衆電話とか色々と)

期待値低かったので思ったよりは楽しめたけど、見
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明日への地図を探して(2020年製作の映画)

3.6

すっかりタイムリープに慣れてる感じでスタート。
なので、同じことが何度も出てくるけど、タイムリープものにありがちなクドさはなくて見やすい。

マーガレットの秘密も重すぎずちょうど良く感じたし、ラストの
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異邦人の河(1975年製作の映画)

2.9

アイデンティティって大事だなと改めて感じた。
日本人で朝鮮人でもないと悩む在日2世ということでジョニー大倉本人とリンクする役だったのかもしれないなと思った。

日本の映画とは思えない日本人の描き方には
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さびしんぼう(1985年製作の映画)

3.6

尾道市三部作では本作だけ見たことがなかったので初視聴。

三部作でいちばん好きかも。

思春期の親子の関係と恋愛とファンタジーが良い塩梅で絡んでいて面白かった。

「別れの曲」と「たんたんたぬき」が耳
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FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

2.7

音楽は聴く専門で凡人な自分にはよく分からなかった。
確かにあのお面はインパクト大ではあるが。

2023-364
Jun-19

黒い賭博師(1965年製作の映画)

2.8

全然迫力のない格闘シーンや、とんでもイカサマが昭和で良い感じ(笑)
気軽に見れば結構楽しめる。
若い頃の冨士眞奈美は綺麗だな。

2023-363
Jun-18

天国にいちばん近い島(1984年製作の映画)

2.4

もっと映像が綺麗だったら美しい景色を楽しめただろうな。
全体的に自分にはやや退屈な流れでした。

2023-362
Jun-17

男はつらいよ 翔んでる寅次郎(1979年製作の映画)

3.4

桃井かおりと寅さんの愛称はどうなんだろうか?と思ったけどなかなかマッチしてて面白かった。

花嫁衣装のままとらやに転がり込んで来るなんてありえない状況でも、とらやの皆さんは快く受け入れてくれて、なんて
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海はふりむかない(1969年製作の映画)

3.2

想像通りの展開・結末ではあるが、ヒロインが被爆2世という設定で、単なる青春恋愛映画とはちょっと違った印象。

海辺やブランコで歌い出すシーンは謎な感じもあるが、昭和の恋愛もなんだか素敵だなと思った。
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ガラスの中の少女(1988年製作の映画)

2.6

当時、国民的美少女の後藤久美子と、当時、新人の吉田栄作の共演。当時の渋谷もチラッと見られる。懐かしい!

公開日が1988年12月10日ということは1ヶ月後には平成に変わってるのか〜昭和最後の作品とい
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バビロン(2021年製作の映画)

3.2

長尺作品は苦手だと言いながらも気になるので見てみた。

映画がサイレントからトーキーへの移行期の映画はいくつかあるけど本作は結構当時のエグい所もしっかりと描いてると言う感じかかな。
ちなみに前半は特に
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きっと、いい日が待っている(2016年製作の映画)

3.7

割と序盤から辛い状況が続き見てるものキツかった。
希望の光が見えそうになっても打ち砕かれての繰り返しで見てるこっちの心まで折れそうだった。

兄弟が不憫で、できる事ならウチに引き取ってあげたいという気
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戦国自衛隊(1979年製作の映画)

3.1

何気にちゃんと見るのは初めて。
出演者が豪華。そしてやはり千葉真一と夏八木勲の存在感は凄い。

結構エロっぽいシーンもあったり、内容もハチャメチャで昭和的。

2023-356
Jun-11

ビー・バップ・ハイスクール(1985年製作の映画)

3.3

とにかく懐かしい。中学時代に映画館に見に行ったな〜
昭和ヤンキーの話なので時代をかなり感じる(笑)電車のケンカシーンの撮影なんて今ではできないだろうな。

アイドル時代の中山美穂は可愛いな。下手ながら
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.4

序盤からヒヤヒヤしたが、後半にかけてどんどん増す絶望感でどうなるのかと…

基本的に「バカだな!」と思いながらも変な所に汗かきながら見入ってしまいました。

2023-354
Jun-9

エデンの海(1963年製作の映画)

2.7

若い頃の高橋英樹を見たのは初めてかも。女子校の先生だったらそりゃ人気でしょうね!和泉雅子は冒険家のイメージしかなかったのでこんな時期もあったのかと驚き。

ストーリーはメチャクチャだな、それはそれで昭
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野菊の墓(1981年製作の映画)

3.4

最初にテレビ放送された40年位前に見たのが最初で、その後も数回見ているが、毎度泣いてしまいます。

松田聖子も新人の相手役も初々しさはあるけど演技はそれほどでもない。でも樹木希林や加藤治子など演技力の
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.3

長尺作品が苦手な自分にも然程長く感じさせないでくれるのはさすがスピルバーグ監督。

とはいえ、ご本人には両親の影響がとてもあったのは良く分かったけど、他人が見たらその辺りの尺がやはり長いなと…

序盤
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さらば夏の光よ(1976年製作の映画)

3.4

友情と恋に悩むアイドル青春映画かーと思ったけど、それだけではなく後半は思いの外重かった。

ラストは想像通りの展開だし、演技も微妙だけど切なくて苦い後味。

若い頃の郷ひろみと秋吉久美子が可愛いけど、
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雪の断章 情熱(1985年製作の映画)

2.9

結構不思議で色々と謎な感じの作品でした。
曲の使い方が独特だった(夏の扉や買い物ブギとか。更にそのタイミングで主題歌流すのか⁈と驚いた)

ツッコミどころはさておいて、初主演の初々しい斉藤由貴が可愛い
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男はつらいよ 噂の寅次郎(1978年製作の映画)

3.4

序盤の寅さん地蔵とかタコ社長失踪か?とか笑えた。

そしてマドンナの大原麗子。やっぱり綺麗ですね!昭和美人って感じですね。
泉ピン子もなかなか良い味でしたが、博の父親役の志村喬が別次元の味わいでした!
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探偵物語(1983年製作の映画)

3.5

作品の内容より、リアルな昭和の懐かしさと薬師丸ひろ子と松田優作の共演が見られたというだけでスコアつけました(笑)
主題歌も懐かしい!

2023-347
Jun-2

伊豆の踊子(1974年製作の映画)

3.2

かなり昔に見てると思うけど、改めて見てみたら当時はこんなにもはっきりと身分の違いがあったのかと。
ストーリーは分かっていても叶わぬ恋は切ない気持ちになりますね。

まだまだあどけなさの残る山口百恵と爽
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.3

チェット・ベイカーという人の存在は知っているけど、どんな人なのか全く知らなかったので見てみた。
暴行されてミュージシャンとしては致命的な怪我を負わされながらも凄まじい生き方。技術が落ちても味わいが深く
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クレッシェンド 音楽の架け橋(2019年製作の映画)

4.8

今月の自分の中のテーマ「ミュージカル・音楽映画」として視聴。最終日にとても素晴らしい作品に出会えた。

平和な日本にいるとイマイチピンとこないパレスチナ問題だけど、根深さや憎しみの連鎖が重くズシンと伝
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.3

岸井ゆきのがろう者の役ということでセリフがないけど、目や表情の演技がとても良かった。会長役の三浦友和も存在感がとても良い。
セリフが少ない分、生活音やパンチの音など耳につくような感じが印象的だった。音
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銀座カンカン娘(1949年製作の映画)

3.4

曲は知っていたけど映画があったとは知らなかった。

序盤から「お金がない」と歌い出しててヘンテコ映画かなと思ったけど、見ていくうちに意外と楽しめた。

戦後4年で作られた作品と知って驚いた。銀座辺りは
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Everybody's Talking about Jamie~ジェイミー~(2021年製作の映画)

3.4

年齢的にどうしても親目線で見てしまう。自分らしく生きてほしい母親の気持ちも理解できるし、受け入れられない父親の気持ちも分からなくない。
何れにせよ自分らしく生きるって誰でも難しいよなと思う。

いじめ
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男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく(1978年製作の映画)

3.4

今回はオープニングのしょぼいUFOが笑えた。

マドンナの木の実ナナが若くて華やかだが、それ以上に武田鉄矢が個人的にはインパクトがありました。

そして、実はこの頃よりもずーーーっと後に知り合った方が
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