motchaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ベル・カント とらわれのアリア(2018年製作の映画)

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こりゃ何だ。何がしたいかさっぱり分からないシナリオ。方向性も指針もあったもんじゃない。ベルカントなんてほとんど関係なかったし。

これを観ると「ホテルムンバイ」のすごさがよく分かる。

渡辺謙も加瀬亮
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ルパン三世 THE FIRST(2019年製作の映画)

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普通に面白かった。
キャラそれぞれの出番、見せ場を用意してきっちりと組み立てられた職人芸的シナリオ。

まあ、三つの試練は全然面白くなかったし、次元の声は弱々しくて痛々しかったし、せっかく3DCGなん
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機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

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初見の人は犯人や事件のWHYがあまりにも多くてドラマに入り込めないと思う。
昔繰り返して観てそこらへんが気にならなくなっている人向けだね。

映像は今観てもきれい。
でもやっぱり納得できないWHYが多
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フリーソロ(2018年製作の映画)

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こういう映画を観るとドキュメンタリーのすごさを思い知らされる。
そりゃあ描かれる対象がすごいんだから映像もすごくて当然、ってついつい考えちゃうけど、よくよく考えてみればこの映画スタッフも普通じゃない。
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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

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天才的な発明家だけど独占欲が強く、金に執着はしないけれど売名にはこだわるエジソン。この役にカンバーバッチが飛びついたのはよく理解できる。

ただしストーリーはなぜか分かりにくい。
手段を選ばず電流戦争
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

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とても怖かった。
テロリストが出てくる映画は山のようにあるけれど、どうしてこの映画が怖いのかっていうと、そうだ、他の映画のテロリストは凶悪さを演じすぎてるんだよね。
残虐だったり、狂信者だったり、その
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版(2018年製作の映画)

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44年といえばドイツは敗走中だよね。
イェーガーは後衛を押しつけられたものの、ろくな武器も兵員も与えられなかったんじゃないかな。
演習に駆り出された戦車乗りたちは実は戦車に乗ったこともない若者たちだっ
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

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前半はほとんど演奏シーンがなくて「このまま中途半端な人間ドラマだけで終わったらどうしよう」と不安になったけれど、後半はそれなりにたっぷりと音楽が聴けてよかった。

原作よりよかったところ:原作では一切
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シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢(2018年製作の映画)

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前半、主人公が建築に取りかかるまでが静かに語られる。
いろいろドラマもあるのにカメラは決して激さず淡々と主人公の表情を追う。
役者に叫ばせて演出したような気になっている監督ばかりの中で好印象だ。

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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

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やっぱりこの冒頭だとこれまでの2作と整合性がとれない(3作目以降は無視)。
かといってこの冒頭がなければ話の根幹が成り立たないし、言ってみればこの映画は間違った立地点に造られた巨大ダムみたいなもんだ。
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

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レッドフォード引退作と聞いて視聴。

アクションなんて期待しない、深い感動なんて期待しない。
しかし何ともぼやけた作品だったのでがっかり。

映画に意味とか教訓とか求めないけれど、強盗がしたいのか、脱
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

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これはキュートだ。
このアイデアを思いついただけでヒット間違いなしだと思うけど、それを単なる思いつきに終わらせずきっちりしたラブロマンスに昇華させた構成力も見事。

ビートルズのアレンジってがっかりす
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

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太田静子の比重がmotchaの個人的解釈よりずいぶん重いが沢尻エリカが演じるのであれば文句は言うまい。
小栗クンは頑張ってる。上手くはないけれど、頑張ってる。ほとんど上手いと言ってもいいぐらいだ。
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

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やるねえ、キアヌ様もたいがいのお歳のはずなのにド迫力の立ち回り。
最初のナイフの焼け糞な投げ合いなんておしっこちびりそうになった。
まあ、そのテンションも砂漠のシーン以降はちょっと弛むんだけど、前半だ
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

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前半部分、何度救い出してもゴミ箱に飛び込みたがるフォーキーを観て、「くずなやつはどうサポートしてもくずなまま」という厳しいメッセージの映画なのかと思ったら全然違ってた。
じゃあ何が伝えたかったかという
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

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吹替で観た。ポケモンに何の思い入れもない立場からすると、ピカチュウのおっさん声と可愛い声のギャップをもっと狙ってほしかった。

声と言えば主人公と父親の声がどっちも若いので最後混乱した。
せっかく何も
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ジェミニマン(2019年製作の映画)

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てっきりウィルが息子をフィーチャーするために企画制作した映画かと思った。
前半のバトルシーンはテンポもよくて見どころ満載だけど、後半クローン君が悩むシーンでは彼の演技力をアピールしたいのかテンポが緩み
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

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悪い意味で「いい意味で予定調和。」。
前作を観てたらこれを観る必要なし。
テイストもハラハラ度もおんなじ。
どっちかで全然大丈夫。
ちなみにまだ続編が出そうだからどっちを観ようか迷ってる人は次を待って
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トリプル・スレット(2018年製作の映画)

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3人が均等に活躍できるわけないから、個人的にはトニー>イコ>タイガーの順に頑張って欲しかった。
蓋をあけるとタイガー>トニー>>>>>イコだった。っていうかイコ見せ場ほとんどなし。
バックの経済力の順
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

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まあ続編だからこんなもんでしょ。
最近流行のパラレルワールドを取り入れ、でもその分前作のハラハラ感は薄まって、でもまあこんなもんでしょ。
前作のあの場面この場面のモブたちに再会できる楽しみはあるけど、
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

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これはすごい!
最初くそビッチだった主人公がどんどん可愛く愛おしく思えてくる趣向もあざやかだし、ほどよくツイストの利いた謎解きもいい塩加減。

意外な名作、いやいやここ数年でも出色のホラーコメディかも
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マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年製作の映画)

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ご存知マイケル・ムーアのドキュメンタテインメント。
(アメリカから見て)海外の素晴らしい制度や仕組みをどんどん見せてくれる。
これを観て「高福祉だけ見せて高い税率に触れないのはけしからん」などと突っ込
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ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

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そうそう、今後はこの路線がいいと思う。
つまり今はよぼよぼだけど実は元・凄腕の特殊工作員という設定。
力よりも経験と知識で難局を切り開いていく。
でも時々ちらっと見せる技は相変わらず切れがいい、みたい
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

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主役の女優さんがプロデュースしたと聞いて、もっとはじけたガールズムービーになっているのかと思ったら意外とうじうじしていた。
男と別れて落ち込むなとは言わないけどさ、「ジョーカー」のジョーカーはカリスマ
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

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本編の6割クリアできれば続編は成功、と斜に構えて観た。
いやあ、なかなか。
前作を上回らないとしても9割くらいは面白かったんじゃないかな。
ホワイトハウスネタを思いついた時点で大成功だよね。

本作の
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

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これは今観直してもご機嫌。
まさかゾンビと青春ものをくっつけるなんて誰も思わなかったもんね。
今から11年前、新型インフルエンザが流行ってた頃の映画なのにアップテンポで全く古びていない。ルールのいくつ
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

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非常に面白かった。
言霊を信じる彼らには申し訳ないけれど映像の威力を思い知らされた。
文字情報だけではこの面白さは全然分からなかったもんね。

これを観て「かつての若者には熱気があった、それに比べて今
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パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)

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そうそう、フランス映画はこれくらいくだらない方がいい。
この大雑把さ、このテキトーさを見よ。
君たちの本領は小難しい映画にはないと思うんだ。
ぱーっとおバカにやろうぜ。
(200314レンタルDVD)

プロメア(2019年製作の映画)

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主人公がぶらぶらと歩くだけなのに素晴らしい感動を与えてくれる映画もあれば、地球が大爆発して人類絶滅が大ピンチになる話でも「で?」ってなる映画もあって。
これはどちらかというと後者。
絵柄も趣味に合わな
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グリーンブック(2018年製作の映画)

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これはすごい。
ハリウッドの底力を見せてくれるシナリオ、演出、キャスティング。

差別の話と聞いて全然食指が動かなかったんだけれど、他に観るものがなくて仕方なくプレイボタンを押したらあとは一気呵成。
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嘘八百(2017年製作の映画)

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しまった。PrimeVideoでは字幕が出ないんだ。で、日本映画はセリフが聞こえないから字幕なしでは観賞に耐えない。
この映画も面白いことをやってるのかもしれないけれど、二人の軽妙(と思われる)掛け合
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機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

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言葉は大げさだけど何を言っているのかよく分からない「福井節」を覚悟して観たら、案外そんなに理屈っぽくなかった。
脚本家が替わったのかと思ったら福井晴敏のまま。
あら、大人になって頭が柔らかくなったのか
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

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これは素直に脱帽。本当にすごい。
今後10年間は「ワンカットでみんなをあっと言わせよう」という映画は出てこないんじゃないかな。

確かに妙に間延びするシーンは、ある。
それはもしかしたら撮影上のアクシ
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

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イケメン俳優の離脱で「登場人物全員ブサメン」になってしまったシリーズ。
ところがキャラがブサなほど人気がアップしているように見受けられるから不思議なもんだ。

今回は主役も登場せず。ところがところが一
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居眠り磐音(2019年製作の映画)

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すでに50巻を越えるボリュームの原作の映画化。

これは楽勝でしょ。だってそこここの面白そうなエピソードをつまみ食いしただけでもすぐ二時間分の映画ができあがるんだもん。
しかもそこに豪華なキャストをつ
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

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最初の20分、展開のもっさりさに地雷映画だと観念した。
さらにワニがのんびり登場するにいたってストップボタンを押しかけた。
ところがところがそこから大挽回。
蓋を開けてみれば動物パニックものとして結構
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