不死身のKOKIさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ダブル・インパクト(1991年製作の映画)

3.8

ヴァンダム×ヴァンダム。2人で2度美味しい…

ただでさえヴァンダム1人で画面が濃ゆくなるのに、本作はヴァンダムが2人という1日で摂取していいヴァンダム濃度を遥かに超えた内容となっており、非常に満足。

サドン・デス(1995年製作の映画)

4.0

またしても閉鎖系アクションの傑作を見つけてしまった…

この手のジャンルにありがちな、いつ敵とかち合うか分からぬ展開作りだけでなく、本作はホッケーの試合と同時進行というのもあり、新たに時間制限というル
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.3

『舐めて奴が殺人マシーンだった系アクション映画』の極地を見た。

この手のジャンルアクションは『ランボー』や最近だと『ジョン・ウィック』を筆頭に既にあらゆる作品がやり尽くしていて、もはや飽和状態なイメ
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カンダハル 突破せよ(2023年製作の映画)

4.0

出てくる野郎共がひたすらに渋くてカッコいいのが好き…

CIAの工作員である主人公を筆頭に、ISISのテロリストから通訳のオッちゃんに至るまで、野郎共のプロ意識が高く、どいつもこいつも魅力的だったのが
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ガールズ&パンツァー 最終章 第3話(2021年製作の映画)

4.0

ガルパン最終章第3話

劇場版では噛ませのような扱いを受けてきた地波単学園が牙を剥く!!いつどのように奇襲を受けるか分からぬジャングルでのサバイバルバトルは『プレデター』や『ランボー』を彷彿とさせられ
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ガールズ&パンツァー 最終章 第2話(2019年製作の映画)

4.0

ガルパン最終章第2話

BC自由学園といい、サメさんチームといい、新キャラ達が中々面白い新シリーズ。やはり1クールTVシリーズの1話みたいな印象は拭えないが、慣れればそこそこ面白い。

ガールズ&パンツァー 最終章 第1話(2017年製作の映画)

4.0

ガルパン最終章第1話。

一応、映画という体で公開はしているみたいだが、中身はTVシリーズの1エピソードを通常より長めに流しているだけで、1本の映画らしい起承転結のまとまりは薄いのだが、戦車アクション
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

いい加減、キアヌの所だけカット割ろうよ…

コレはもう前々から思ってた事だけど、キアヌ・リーヴスのアクションがモサすぎる。前回もそうだったが、今回は特にちゃんと動ける本職のアクション俳優を何人も起用し
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学校の怪談(1995年製作の映画)

4.5

夏に見返したい青春ホラー映画。

ジュブナイルホラー物なだけあって、子供達がどこまでも等身大の小学生をしていて、会話パート一つにしても微笑ましさやノスタルジーを感じる。個人的には幽霊少女との切ないラブ
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るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

3.0

果てしなくつまらん。

確かに邦画アクションにしては中々見応えのあるシーンも無くはないんだけども、アクションとアクションの間を埋めるドラマパートは長いは退屈はで、まるで面白くない。

飛天御剣流の技の
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るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

3.7

再鑑賞。

アクションは前回より面白かったかな。

前回のコテコテな漫画的アクションから、今作はリアルファイト路線に切り替わったおかげか、一つ一つのアクションシーンはそれなりに見応えはある。特に原作で
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るろうに剣心(2012年製作の映画)

3.5

再鑑賞。

実写化成功例ではあるとは思うけど…

実写化成功例というだけあって、細かいセットや衣装は監督が大河ドラマ経験者なだけあって時代考証がしっかりしていて、実写の映像から浮いていなかった点は好感
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

5.0

人生ドン詰まりな男達による、地獄のデスロードムービー!!

ハリウッド一のパワハラ映画監督として知られるW・フリードキンの手掛けた作品の中で一際常軌を逸していると話題の本作。一体どんな光景が広がってい
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映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~(2018年製作の映画)

3.5

矢島晶子版しんちゃん、最後の映画!!

物心ついた頃からしんちゃんといえば矢島晶子さんの声として聞き馴染んでいて、正直この人以外のしんちゃんなんて考えられないと今でも思ってる。(小林由美子さんも悪くは
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ONE PIECE ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険(2003年製作の映画)

4.0

ONE PIECE登竜門として見やすい作品。

まだ覇気も無いし、仲間はギリギリ少数で、近年のワンピ映画名物「伝説のオッさん」とかも出ない。だからかな?本当に見やすい…

内容も海洋レース物という体で
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

5.0

閉鎖系アクションのパイオニアにして頂点。

シュワちゃん筆頭に当時流行りのアクション俳優達はドイツもコイツも筋肉任せな無敵アクションをしているイメージだが、今作の主人公ジョン・マクレーンはどこまでも人
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

4.5

心霊ドキュメンタリー版、プリキュアオールスターズ!!

工藤が暴れ、市川がキレて、田代が怯える。コレだけ見ると、本当にいつもの『コワすぎ!』なんだが、かと言ってマンネリ化はしておらず、所々でゾッとさせ
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ザ・タイガーキッド 〜旅立ちの鉄拳〜(2009年製作の映画)

4.0

プロトタイプ版『ザ・レイド』

イコ・ウワイスのデビュー作品にして、ギャレス・エヴァンスとの初共演作品なだけあって、一つ一つのアクション自体はそれなりに見応えはある。ただ、香港アクションを明から様に意
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.5

筆舌に尽くし難い胸糞悪さ。

今まで数々の胸糞映画を見てきて、それなりに耐性がついているつもりでいたのだが、やはり韓国のバイオレンス映画は俺の予想を一回りどころか二回りも飛び越えてくるな…

多少、催
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ノロイ(2005年製作の映画)

4.5

上げ直し

本当にフィクションなんだよね?

POVホラーに有りがちな、そこにカメラがある不自然さをしっかりクリアしつつ、どんどん取り返しのつかない深刻な状況に引きづり込まれていく展開にひたすらゾクゾ
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フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)

4.3

『追いかける』事に特化した映画。

アクション映画の金字塔として、界隈で語り草になっている今作だが、蓋を開くと尺のほとんどが地道な捜査合戦で、事前にどんな内容か聞いていたにせよ、初見は少し戸惑った。
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クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦(1998年製作の映画)

4.5

上げ直し。

コレはクレしんアクションに於いての一つの到達点ではなかろうか?

この時代のクレしん映画は今とは比べ物にならないくらいに尖っていた印象で、このネタやこの演出は果たして子供達にウケるのだろ
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.8

話自体は悪くないんだけど…

最初は遊び半分だった事が、大人の見てないところでどんどんエスカレートしていく危険性や、子供特有の生命を軽んじた加虐性を描いたプロット自体には嫌に身に覚えがあって、ちょっと
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.8

今年一、手堅い作品。

まるで『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を彷彿とさせる、負け犬達の成長譚もそうだが、冒険をしていくなかで仲間や武器を集めて巨悪に立ち向かうという、近年では珍しいくらいにシン
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しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜(2023年製作の映画)

4.0

超オトナ向けクレしん映画、爆誕。

近年のクレしん映画は『逆襲のロボとーちゃん』や『ラクガキンクダム』等といった子供を全力で置き去りにし、大人を絶句させるような作品を数年おきに発表しているが、中でも今
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死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

4.5

こういうので良いんだよ。

超久しぶりの新作で、サム・ライミは製作側に回っているということもあり、最初こそ不安だったのだが、相変わらずの限度知らずなスプラッター描写にシェイキーカム。そして、例え身内だ
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映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022年製作の映画)

3.0

子供に寄り過ぎてるな。

今回は普段から5歳児にしては割と達観した性格をしているしんちゃんが、例によって子供らしい弱さを見せる話な訳なんだが、そういう展開ってもう今までの映画シリーズやTVアニメでも幾
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輪廻(2005年製作の映画)

4.0

前世という呪い

中盤までイマイチ怖いと思える演出が少ないのだが、後半のコレまでの全てが壮大な前振りだったかのように思える邪悪な展開に堪らなく興奮した!!

前世という誰しも一度は思いを馳せるものが、
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DASHCAM ダッシュカム(2021年製作の映画)

4.2

迷惑配信者vs怪異ババア!!

この手のホラー映画の主役は斯くあるべし!!ってぐらいに主人公がタフなクズで気持ちいい〜!!怪異に翻弄されながらも、いざ自分が優位に立つと調子に乗ってインタビューをしかけ
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健太郎さん(2019年製作の映画)

3.5

本当に気持ちが悪い短編映画。

ごく一般的な家庭に不自然に紛れる謎の男の異物感。臭い物からは徹底的に目を逸らし、有るものを無い物とする家族。本当に気持ちが悪い。話が進むにつれて、次第に見えてくる真実か
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

1.0

悪い意味でオタク向けすぎる。

アクションが酷いという話を予め聞いていたので、どんなものかと恐る恐る見てみたら、うるさ過ぎるカット割や寄り過ぎるカメラに暗過ぎる画面など、全体的に視認性がとても悪くて、
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劇場版 NARUTO-ナルト- 大興奮!みかづき島のアニマル騒動(パニック)だってばよ(2006年製作の映画)

3.5

小学生の頃ぶりの再鑑賞。

改めて見返してみると、戦闘シーンで度々作画が崩れていた点や、薄すぎる割にやたら熱苦しい脚本に首を傾げてしまうのだが、やはりアクションシーンの見応えはそれなりにある。個人的に
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STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

2.5

周囲の人間ののび太に対する甘さが悉く虫唾が走るなというのが率直な感想。

結婚式を当日に無断でブッチしておいて、やっていた事といえば幼児退行して現実逃避のオンパレード。コイツと結婚する未来とか罰ゲーム
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アジョシ(2010年製作の映画)

3.0

よくある「舐めてた奴がヤベー奴だった話」

なまじアクションの話題性が高かったため、そこそこ期待しながら見てみたが、正直そこまでだった印象。

まず、アクションシーンがどれも全体的にカットを割りすぎて
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

4.5

クレしん映画って水島努が制作に関わると途端にニッチな演出が目立ち始めるよな…

時代考証や、歴史背景、何より合戦シーンに至るまで、細かい描写がとにかく凝りまくってる。エンドロールで演出に『ガールズ&パ
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