ちょうどいいさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

ちょうどいい

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エレファント・マン(1980年製作の映画)

2.0

80年の作品なのに、拙さがそこかしこに…。50年代の古作みたい。

テーマ云々より、単純にストーリーに物足りなさを感じてしまう。

問題提起の観点からの高評価というのも一定首肯できるが、いかんせん映画
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スナッチ(2000年製作の映画)

1.0

シンプルに分かりやすくしないと分からん。
よしんば分かりやすくても、クライムコメディだから緊張感が伝わらないんだが…。

最初から、オシャレさ(と言われているがさほどそうでもない)をアピールする空気感
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.5

170分の長尺の割には最後まで普通に鑑賞できた。

が、成り上がりから破滅までの裏社会モノはどれも似ており、既視感が否めない。

裏社会を美化したり是とするようなこの手の作品は、当世はやらんな。

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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.7

完全なるパート2残し。

いかんせんサワリまでに1時間以上を要するので、中弛み感が否めない。

どことなく既視感のある作品。はて?以前こんな感じの作品見たことあるような…って感じ。

少し安っぽいかな
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

1.0

あまりにも有名な作品、挿入歌の為、絶対につまらないと確信しながらも視聴。

果たして予感的中。平板で凡庸、くだくだしい。

いきおい、55分で苦行と判断し挫折。

連続テレビ小説の方がまだマシな作品を
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シャイニング(1980年製作の映画)

2.0

超能力、幻視、幻聴とうつつの綯交ぜに鼻白む。そして怖さも半減。

単純にキャビンフィーバーによるストレスで…の展開にしておけば怖さに拍車がかかったのに。

内容とジャケットがここまで懸隔しているとは。
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レディ・マクベス(2016年製作の映画)

3.5

ヴィクトリア朝の徹底した階級社会と、女性を足蹴にした抑圧へのささやか抵抗…のような話を期待したのだが。

いかんせん音楽がなく、さりとて主人公の怪演さがブーストされるわけでもなく。

サスペンスに振り
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君たちはまだ長いトンネルの中(2022年製作の映画)

4.3

積極財政派は快哉を叫ぶこと間違いなし。

面白いというより、緊縮財政派と対峙した時の想定問答として必須。

マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

2.0

誰にでも分かるストーリーにしましょう。

“掟”?ん?これホラーなの?

「アザーズ」もそうだが、ネタバラシを見ても得心できないパターン。

ジャケットに騙されました。ちゃんちゃん。

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

2.0

これのどこがスリラーなの?

ハラハラもイライラもせず。

ストレスを鬱積させることが作り手側の目論見なんだろうが、ゾッとしないから全く鬱積せず。

長回しやワンシチュエーションは全く加点対象にならず
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サンシャイン 歌声が響く街(2013年製作の映画)

3.5

ミュージカル映画に枢要な群舞が皆無なのでかなり物足りない。

ストーリーそのものは凡庸なので群舞がないと単なる平板なドラマに終始してしまう典型。

ラストシーンの群舞がかなり良かっただけにもったいない
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アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台(2020年製作の映画)

2.0

のっけから「シンク・オア・スイム」臭がプンプンの予定調和で嫌な予感がしたが、果たして予感的中。

完全にジャケットに騙されたパターン。

コメディと知っていたら見るのやめてたのに…。

この手の仏映画
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バハールの涙(2018年製作の映画)

2.0

嫌な予感が的中。

特に盛り上がりもせず、既知のストーリーが展開。

映画というよりドキュメンタリーっぽいので、感興湧かず。もっと映画っぽくしないと。

ハラハラドキドキのシーンも皆無。

ISの非人
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アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.5

結末だけが気になり視聴したが、サワリまでがいかんせん凡庸。

ハリソン君現れしサワリからは多少立て直したが、なるほどね、ふーんという顛末。

平板な恋愛モノでした。ちゃんちゃん。

そうきたかぁ!を期
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新しい人生のはじめかた(2008年製作の映画)

2.0

傲岸不遜な主人公にどことなく同情できずにスタート。

2人の不自然な出会いから、式への参加までの展開にも鼻白む。とにかく無理がありすぎです。

故にスピーチにもラストの展開にも感興湧かず。

果たして
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スターリングラード(2000年製作の映画)

4.3

息詰まる接近戦が割と間断ないので見ていて飽きない。

ドンパチと接近戦、ドラマの割合がいい塩梅なので130分の長尺さを感じさせない。

アーリア人にエドハリスもだが、東スラブ系にジュードロウとレイチェ
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ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

3.5

ボーンの過去と失った記憶の真実が知りたい人だけが見ればいいのでは?

さすがにネタ切れなのか、失速感が否めない。

心理戦やトリックよりもカーアクション多めで、さすがに食傷気味。

シリーズものでコケ
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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

4.0

前作からのパワーダウンは否めないが、貯金があるのでそこそこ楽しめた。

ボーンの秘密や過去の描写と新たな事件を絡めないとならないので、いささかストーリーがとっ散らかっているか。

次作も惰性で見てみる
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

4.5

2003/12/11視聴。

続編視聴のため再視聴。

「イコライザー」「96時間」はもとより、これも終始安心して見てられる無敵モノ。

中弛みも全くなく、パートナーの死亡フラグも立たず。

立技に関
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サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

3.5

普通のドラマで特筆すべき内容はなし。

中盤辺りでやめておくべきだったかも。

終始平板で凡庸で冗長。

示唆には富んでいるものの、連続テレビ小説の、7回分くらいを使って放送されてる感じ。

特に題名
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モナリザ・スマイル(2003年製作の映画)

4.0

女は○○、男は○○、という前提とステレオタイプのオンパレードで腹立たしさをブースト。

いみじくも抗しがたい当時の女性の役割(ジェンダーロール)を表現しているが、いかんせんいささか話がとっ散らかってし
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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

4.0

惜しいっ。実に惜しいっ。
中弛みもほとんどなく、楽しませてくれるのだが、畳み掛ける感動をもっと放り込んで欲しかった。

ただ、スポーツにある単なる予定調和ではなく、社会課題との綯い交ぜを重視している点
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ノーマル・ハート(2014年製作の映画)

1.0

嫌な予感はしていたが、果たして中盤あたりで挫折。

社会課題云々ではなく、ストーリーが平板でくだくだしい。

映画というより、知識の上積みに終始する内容はドキュメンタリーの方がはるかに感興が湧く。
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

2.0

現場を経験した者のあくまでも主観的な感想を。

強烈なる違和感。

障害者を扱った作品にありがちな感動ポルノに鼻白む。

社会課題に対する挑戦を期待したが、単なる凡作で終わりました。

平板で凡庸なス
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.0

長尺の割にはまぁ良かったが、その程度かな。ダメじゃないんだが…。

惜しいっ!後一歩。

「海の上のピアニスト」しかり「ジョー・ブラックをよろしく」しかり、世紀末の長尺モノは突き抜けない。

冗長さは
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アザーズ(2001年製作の映画)

3.5

そっちかよ。

サワリからちゃんと前半の回収をしてくれると思ったのだが…。

まぁ、ちゃんとしたサスペンスで伏線の回収モノだったら既知のはず。

手を出した私が馬鹿でした。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

2.0

最後まで見たからこの点数。

これはダメ。完全にタイトルに騙されて手を出してしまった。

そりゃ、このタイトルなら誰でも食いつくよ。沼に垂らしたチクワに食いつくザリガニみたいに…。

どんでん返しもな
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海の上のピアニスト イタリア完全版(1998年製作の映画)

3.5

冗長

けだし、この手の物語は小説でこそ賞玩できるのではないか。

よしんば短尺バージョンを見たとしても、感想は変わらずか。

長尺、豪華客船、新世紀、音楽。どうしてもタイタニックと比べてしまうが、勝
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ダウントン・アビー/新たなる時代へ(2022年製作の映画)

4.0

前作はもとより今作もドラマを見ていないと全く楽しめない作品。

内容よりも同窓会の色が強く、懐かしいの一言。

とにかくハッピー。

ダウントン万歳。

1640日の家族(2021年製作の映画)

3.5

映画としてのエンタメ性はいささか少なかったか。

重いテーマを扱っているが、終始平板でゾッとしなかった。

里親として受け入れた当初の建て付けがどうなっていたのか、疑問が拭えない。

斯くも子どもの馴
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観察者(2021年製作の映画)

4.3

中弛みなくサクッと見られる。

冒頭のアングルは「裏窓」そのもの。

ただし、裏窓より何倍も面白い。

グリッドの入った窓やナチュラルな室内。そんなスマートさと、丸出しの背徳感のコントラストがいい。
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地下室のメロディー(1963年製作の映画)

3.5

アランドロン、ジャンギャバン の名前は加点対象にならず。

当世、この手の拙さ残るクラシックではもはや満足できないか。

テンポもさほどよくない。100分程度にまとめた方がよかったのでは?

果たして
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権利への階段(2017年製作の映画)

3.5

平板で冗長だったかな。

法廷モノの弱点や難しさが露見した典型。

映画としてのエンタメ性を忽せにすると、単なる知識の上積みで終わってしまう。

視聴回数が少ないのも然もありなんという感じか。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

サクッと強くて、サクッと爽快。

ただリーアムニーソン、デンゼルワシントン、ベンアフレック、マットデイモンに漂う重厚さがいささか欠けていたかな。

復讐の大義名分もこの手の映画では説得力が足りないか。
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THE NET 網に囚われた男(2016年製作の映画)

3.7

終始平板で映画としてのエンタメ性に欠ける。

予想、期待していた内容と異なり気になって最後まで見たが、特段…。

苛烈な状況にも関わらず、なぜか切迫さが伝わってこず。

既知の部分が多くて感興湧かず。
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