あいさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

あい

あい

映画(204)
ドラマ(1)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.0

苦しい映画だった。
苦しいって感じる気持ちが
当たり前だと思う。
照明がついて、
今あたしが普通に生きてるって
わかって、ぼろぼろ泣いた。
生きる尊さがそこにはある。

野のなななのか(2014年製作の映画)

3.4

難しかった。
異空間で、矛盾の重なり。
それでも伝わるメッセージ。

この空の花 長岡花火物語(2012年製作の映画)

3.8

なかなか難しいけど
なかなか伝わる。
やっぱりね、
戦争はだめなんだよ。
それを心から思えたただけで、
映画のある意味がある。

綺麗なものを一緒に見たい、
隣にいるって伝えたい、
という3.11経験
>>続きを読む

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.5

空気、言葉、景色、食事、家、
すべてが、ほんとにそこにあるみたい。
あまりにも自然な映像だった。
俳優さんたちに拍手を送りたい。

こころにすっと入ってくる。
祖母の家を思い出したもの。

何気ないし
>>続きを読む

人生、ここにあり!(2008年製作の映画)

4.5

福祉を学び、
障害者の方々について知る度に
この映画を思い出す。

市民権を得ること、
人らしく生きること、
働く場を得て賃金をもらうこと、
つまりは人に必要とされるということ。


邦題が微妙だとは
>>続きを読む

ステキな金縛り(2010年製作の映画)

4.3

しあわせな気持ちになれる、
あったかい気持ちになれる、
優しい笑いがたくさんある映画。

こういう映画、
三谷幸喜さんの映画を見ると
人間にはユーモアが必要やなって思う
笑うっていいなって思う。
>>続きを読む

東京物語(1953年製作の映画)

4.1


東京家族を見て、
とても、とてもステキで。
そして、東京物語をみて
本当に忠実なオマージュだったのだと
感じた。

家族って、
あんな感じ、せつなさと優しさが
同居してる。

お姉さんの演技が
とて
>>続きを読む

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

4.3

優しくてあったかい。
アニメで作るから、
伝わるものがあった。
あたしくらいの女の子に
響く作品なんやないかな。

一緒に観に行った友達が
茶髪でゆるふわパーマで
あたしが黒髪ショートカットだから
>>続きを読む

標的の村(2013年製作の映画)

5.0

標的の村。
そのままです。
恥ずべきだと思う、日本人として。

永遠のゼロとか見てる場合じゃねえよ
ほんとに

おみおくりの作法(2013年製作の映画)

4.0


悲しい。とても。
静かで淡々と流れる時間。
誠実に仕事をして
お葬式をあげる彼が
何か語ったりするシーンはない。
でも、なんかすごく伝わる。
ラストシーンは、
つらかった。

清須会議(2013年製作の映画)

4.1

思ったよりすごく時代劇。
妻夫木さん、
そして役所さん最高でした。

バンクーバーの朝日(2014年製作の映画)

3.1


役者さん、豪華。ほんとに。
でも豪華過ぎて、
ストーリーに絡まない人も
重要人物に思えてしまった。

エミーの涙、言葉、表情に
心打たれ、
レジーのグラウンドを見る目に
切なさを感じた。
フランクの
>>続きを読む

小さいおうち(2013年製作の映画)

4.0

ゆっくり近付く戦争。
現代のあたしたちの誤解。

いつの間にか、
いつの間にか、
戦争はやってきて、
情報操作の恐ろしさを知る。

普通のお家、
普通の人々が
巻き込まれるんだ。

黒木華さんがよかっ
>>続きを読む

奇跡のひと マリーとマルグリット(2014年製作の映画)

5.0


美しい映画でした。
言葉を持つということで
人は人らしくいられる。

少し前に見た
幸せのありかという映画を思い出し
言葉を持ち思いを伝えることの
尊さと輝きに
涙が溢れました。


フランスの手話
>>続きを読む

娚の一生(2015年製作の映画)

3.5

王道ラブストーリー。
相手がとっても年上ってこと以外ね。
とりあえず、
榮倉奈々は綺麗で可愛くて
目の保養になりました。

過去のことはどうでもええって
言葉は、
よくある言葉だと思うし
それこそ王道
>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

4.5

痛かった。
確かに本当に痛かった。

正直一子は
なんにもちゃんとしたことは
言わなかったけど
それがリアルだった。


一発入ったパンチは
最高に熱かった。

HERO(2015年製作の映画)

4.1

久利生さん、こんなに
かっこいいとは思わなかった。
素敵すぎた。
雨宮さんに対する行動や言動が
いちいち良かった。

雨宮さんが
やってきてデスクのところに行ったとき
立ったままテレビを見ようとしたら
>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.9

よかった。
絵がとても綺麗で、
ただただ流れていく日常が美しい。

戦争なき世の中にしたいなって
素直にそう思った。

何者(2016年製作の映画)

3.8

Twitterをしたことがある人なら
いろんなことを思い出し、考えられる。

役者陣がとてもよかった。



ネットが本性って考え方は
好きじゃない。
ほんとの気持ちを隠している
ってそんなに悪いこと
>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.3

ほんとに大事なことって何なんだろう。
ゲイのふたりは、
真の親だった、愛情をもった、
最高の親だった。

やるせなさと悲しさで
涙がたくさん流れた。
マルコにしあわせになってほしかった。


ちゃんと
>>続きを読む

幸せのありか(2013年製作の映画)

4.5

意思を伝えられない

ただそれだけ?
違う、意思を持ってること
伝えることは
何にもかえがたい、
何よりも受け止められるべきもの。


銀のブローチのシーンは、
意思を伝えられないということが
どうい
>>続きを読む

仲代達矢 役者を生きる(2015年製作の映画)

4.0

仲代さんの舞台を
何度も観たことがあることを
誇りに思おうと感じた。
そしてまた観たいと思った。

あたしが演劇に魅入られ
舞台や映画が好きな理由は
作る側の努力の積み重ねを
感じるから、
あたしも何
>>続きを読む

幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

3.8


ハートフルな作品。
マットデイモンかっこよすぎでしょ。
外国の女の子って
ほんと色気ある。
ってそんなことばっかやないけども。

こういう映画、大事だと思う。
家族と愛と動物と。
人っていいよね。
>>続きを読む

谷川さん、詩をひとつ作ってください。(2014年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリーならではの
映像だから、
眠くなっちゃう人も多いかな。

詩はそんなにすごいもんじゃ
ないんですよ、
と語る谷川さん素敵。
救うとかすごい力はないけど 
視点を変えるような微小な力は
>>続きを読む

脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

3.5


頭の中でぐるぐる考えるの
すごく共感した。
自信なくてもやもやしちゃうの
すごく、すごくわかる。

でも大事なのは
自分を好きでいれるかどうか。
最後は深かったな。


ポジティブとてもかっこよかっ
>>続きを読む

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

5.0

役者も、演出も、
ほんとに素晴らしいと思う。
涙が溢れて仕方なかった。
人を赦す行為の本当の意味がわかる。
マンデラさんが亡くなった今、
また観たくなる。
世界は変えられる。
人間は変わる。
あたしも
>>続きを読む

ワレサ 連帯の男(2013年製作の映画)

4.0

よかった。
忍耐が人には必要。
そして適度に肩を抜くこと。
行動するってかっこいいぜ。

ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)

5.0

とてもよかった。
考え続けることの尊さ。

100%違う人間なんていないんだ。
ヒトラーも、アイヒマンも、
全く関係ない、
なる可能性なんてない、
って否定するのではなくて、
自分だったら、って
考え
>>続きを読む

NO(2012年製作の映画)

4.1

主演の俳優さんがかっこよかった。
人を動かすことって、
結構大変だ。
これからの未来を変えたいと思う
若者のひとりとして
満てよかったと思える映画だった。
自由とか希望とかを喜んで
人と抱き合えるなん
>>続きを読む

冬の小鳥(2009年製作の映画)

4.3

映画が終って、
すぐに立てなかった。
なんか、なんか、
リアル過ぎたのかな。
女の子の笑顔と、
そうじゃない時の顔の表情に
はっきりとわかる明暗があって。
深く刺さる映画だった。
韓国映画を初めてちゃ
>>続きを読む

きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

4.3

よくある病気に侵されたカップルの
話ではないなって思う。
可愛くてあったかくて
きらきらしていた。

人を好きになって愛されるって
素敵だった。
ガスの言葉ひとつひとつが
甘くて儚くて優しかった

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

4.5

ずっと暗かった。
薄暗くて、空気が湿ってる感じ。
聴こえてくる音、
汗の結晶、声。
目が離せなかった。
薄暗くて、やるせなくて、
そして、そこのみにて光輝く。
光は溢れているものではなくて
人と人の間
>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.5

もし現実にフランシスがいて
友達だったら、
仲良くするか分からない。
それでも、
フランシスのことを
心のどこかでずっと応援して、
何とか前に進んで欲しかった。
それは、あたしの中に
フランシスがいる
>>続きを読む

ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.5

こころの傷は深い。
こころを開くのって
愛とか時間とかで
出来るものじゃないけど
それは不可欠で。

傷は横たわったまま。
でも、みんな、一緒に生きてて
与えあってて。

一人一人が魅力的で、
みんな
>>続きを読む

妻への家路(2014年製作の映画)

4.2

両親と見に行きました。
隣で号泣してるふたりを横目に
あたしは妻にも夫にも感情移入できず
娘のたんたんに感情移入してた。

だから、
娘と一緒に住んでという手紙のシーンが
心が揺れた。

初めのシーン
>>続きを読む

ぼくたちの家族(2013年製作の映画)

5.0

素晴らしかった。
家族がそこにいた。

みんな悪い人じゃなくて
それぞれ生きてて
家族だからこそ
言い合いができて
向き合えて、なにより不器用で。

涙がたくさん、たくさん、流れた。
あたしの兄に似て
>>続きを読む