ゆきさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

ゆき

ゆき

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となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.6

金曜ロードショーにて。

ただただほかほかしてるだけじゃなくて、親の病気だったり、引越しだったり、子供の世界で考えれば、ほかほかな事ばかりじゃない。

だから、トトロやおばあちゃん、周りのみんなのほか
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阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

3.8

無料映画にて。

登場人物を追いかけるのが大変かな〜と思ったけど、自然に其々が重なっていて、その流れに乗っていました。

電車で乗り合わせた“だけ”…だからこそ、少し辛口の助言も素直に聞けたり、優しさ
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夏の終り(2012年製作の映画)

1.4

無料映画にて。

ピアノの音と雨の音が、澱のように心に溜まりそうな。
桃にたかる蟻…
桃と蟻…どちらが男で、どちらが女なのか?

怒り(2016年製作の映画)

4.5

室内の蒸し暑さがそのまま伝わってくる…血の匂い。
そこからエンドロールまで、いつ息をしたんだろう。
「怒り」って文字がぽつんと出た時、思い出すように息を吐いた。

後から湧いてくる思いや感想は、私の信
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レッドタートル ある島の物語(2016年製作の映画)

4.7

亀はきっと男性に恋をした。
だから、そんな筏で漕ぎ出しても男性が助かる見込みは薄いから…だから、此処に居てって。

産まれた子供の年齢だけ年月を重ね、送り出し、人生を終えた愛しい男性に重ねた手がヒレに
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ジャングル・ブック(2015年製作の映画)

4.1

ディズニーのテロップからジャングルに足を踏み入れた途端に「うわー!」
うわー!、わー!!、ドキドキ〜、涙、ワクワク!……

モーグリの周りの優しさ、愛。
人間である事を本人も皆も承知で仲間でいる事。
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私は猫ストーカー(2009年製作の映画)

3.7

無料映画にて。

ゆっくりと流れる日常。
そんな毎日の中で時々起きる嬉しい事、悲しい事…。
そこに、人がいて猫がいる。

可愛いイラスト。
鈴木さん、良いなぁ…。
ハルさんと鈴木さんが、猫と仲良くなる
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.9

もやもやした事や色々書こうと思ったけど、やめた!←上手く文章にできない(^^;)

ラスト、みんながそれぞれ、とりあえずは笑ってる事が、嬉しかった。
その先に光が射し始めたようで。
私も、私の「形」を
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アース(2007年製作の映画)

3.9

無料映画にて。

程なくの鳥の群れにほゎ〜。
白熊、ころっころの子熊…あの太陽、嬉しいんだろなぁ。
お日様の強さ、水の尊さ。
花が開くときのキュキュっとした音、骨と皮になった象…狙うライオン。
食物連
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後妻業の女(2016年製作の映画)

3.0

何ともはや…。
母の希望で観たのだけど、日曜の午後の劇場は熟年層が多かったです。
そんなみなさんも含め、気まずい空気が流れる時間が何度かありつつも、ラストのスーツケースシーンで可笑しさをケーキの蝋燭の
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.3

私の中の“切ない”ボタンがぎゅーっと押されたのか、後半はぽろぽろぽろぽろと泣き続けてしまった。

偶然に交わったのに、大切な出逢いで、こんなに愛しいのに、忘れていく……
忘れてなかった。心の襞にちゃん
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ペット(2016年製作の映画)

3.7

笑って、ホロリとして、笑って…。
我が家のリクガメも、爬虫類の友達呼んでパーティーとかしてたりして(笑)
なんて、楽しい想像しながら帰路につきました(^^)

ミニオンズ:アルバイト大作戦(2016年製作の映画)

3.7

ペットの前に。
いつも通りの、わちゃわちゃしたミニオンズに先にひと笑い。
なんで、関西弁やねん!(笑)

奇跡(2011年製作の映画)

4.5

BSにて。

3世代の絶妙な距離感…。

子供たちが奇跡(夢)について喧々諤々としてるとこがあまりに自然で笑ってしまう。

ファンタジーじゃないから、願っても直ぐには兄弟は一緒に暮らせないし、ワンコだ
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.8

金曜ロードショーにて。

機会がある毎に観、都度、自分の目線や感想が少しずつ違うという面白さがある。好きな作品です。

同じ種を思いやるように、違う種も思いやれれば、それが共存の一歩なのかもしれない。
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ペリカンマン(2004年製作の映画)

3.9

無料動画にて。

ペリカンが浜に降り立ち、突如人間になっちゃう…。
絵本のページを捲る気分。
捲る度に、人間の姿のペリカンと、周りの人々の日常があり、「あー、ばれちゃうばれちゃう!」なんて、ドキドキ。
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大人ドロップ(2013年製作の映画)

3.6

無料映画にて。

シャーペンの滑る音、もっさりとした独特の匂い…。
好きな子とに限っての微妙な距離、このままで良いはずないって走り出せること…。

由のはるちゃんへの“好きだよ”で切なくて照れくさくて
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野火(1959年製作の映画)

-

BSにて。

血が赤く臭った。
きっと戦争とはそういう事だと改めて思う時間。

マレフィセント(2014年製作の映画)

3.7

金曜ロードショーにて。

始まって暫くは気持ちが入らなかったのだけど(結構大事な流れだったように後から思う)、森に引き籠るあたりから、最後までは楽しめました。

そりゃ面識の殆ど無い王子様のキスなんか
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ひな鳥の冒険(2016年製作の映画)

4.0

ファインディングドリーの前の短編。

波かぶって砂かぶって、“ぴゅるるっ”←私の鳴き声イメージ(笑)
って、小首傾げる顔がもうねー、可愛い!!!

だけど、海は危ない。空からだって、でっかい鳥が来るか
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ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.9

忘れん坊のドリー。
ニモの時から、私は好きなキャラだったのだけど、今回は主役♪

誰しも、良いとこも欠点もある。
でも、欠点を補う人の(魚の?)良さがあって、周りや両親がそれをちゃんと認めて、ドリーを
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天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

5.0

BSにて。

どちらが…と言うなら1に軍配を挙げるけど、こっちもあっちも、何度でも観ちゃうし、何度見ても好きだー♪♪

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.4

音楽が真ん中にあって、そこから恋する事、友情、学校、家族、海…

恋する気持ちを、両親や学校への憤りを、青春を、音楽にのせて…

若い彼らのお話だけど、一緒に心にできた五線紙に音符が踊る、笑う、泣く…
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特別な一日(1977年製作の映画)

3.9

無料映画にて。

その日その時、2人は誰かと話したかった。
例えば“こんにちは”でも…

話したかった、踊りたかった、触れ合いたかった。

世界的に大きな出来事があった日、すぐ隣の小さな世界で、遥かに
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ひまわり(1970年製作の映画)

3.7

無料映画にて。

確か子供の頃テレビで観たその映画は、題名も内容も記憶してないのに、画面いっぱいの向日葵だけが眼の奥に残ってた。

序盤の幸せな2人の様子はイタリア独特の明るさがふんだんだっただけに、
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植物図鑑 運命の恋、ひろいました(2016年製作の映画)

4.0

映画館が暗くてよかった…
てぐらい、照れ臭くてにまにましました。
おはようおやすみ、行ってきます行ってらっしゃい、おかえりただいま、いただきますご馳走様……。
「美味しい〜」って笑うさやかの日常が、ど
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.8

電車に揺られる良多に切り替わるまでの母娘のやり取りで既に自然に笑って引き込まれる…。

甘えがあっても、親の金品までアテにするのは、ちょっと情けなさ過ぎだろうと、腹立たしくなっても、母親の対応だったり
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.7

BSにて。

吃音に悩むジョージ。
立場上、悩むなんてものじゃなかったろう。

何度も挫折しながら、治療に取り組む過程と、取り巻く人々の口さがなさや流れに胸が痛くなった。

自分への歯痒さに、声を荒げ
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.3

ジュディとニック、周りのみんなが、少しずつ近づいていく、かけがえの無い存在になっていく…認めて貰える、信じて貰える事って、すごく嬉しい事だし、頑張る力になる。
単純かもしれないけど、そう思う。

諸所
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.3

始まってすぐ、ファルコンが飛び始めたら、もうドキドキワクワク!

それが、段々と萎んでしまって、キャプテンアメリカとアイアンマンのシーンは、何で2人がこんなに戦ってるんだろうと、胸が痛くなってしまった
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ルーム(2015年製作の映画)

3.9

最初からずっとドキドキしていた。

“へや“にいる時は、“そと”を知っているママが終始教え、守る立場だったのに…
“そと”に出てからの子供の順応性の速さ。
戸惑いながらも、周りの人間関係や状況に折り合
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アーロと少年(2015年製作の映画)

4.0

人間じゃなくて、恐竜のほうが話すんだー。

景色・水・河・空・星……そして蛍の絨毯!!
うわー、うわー(^^)

それぞれの関わりの中で、勇気を持てること、それは大事な誰かのため…アーロが一つづつ勇気
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東京家族(2012年製作の映画)

3.6

金曜ロードショーにて。

仕事をしながら観始め、途中からテレビの前ににじり寄ってました。
意識的なのかな?、言葉と言葉に挟まれた空気が、より登場人物を近しくしてくれてるような。
父と母、姉と弟、男と女
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クール・ランニング(1993年製作の映画)

4.2

BSにて。

何度観ても、もうわかってても、同じ場所で笑い…頑張れーってなり…ラストはうんうんってなります。
私はいつも、笑顔になってる(^^)

八日目の蝉(2011年製作の映画)

-

金曜ロードショーにて。

劇場で観たあと、原作を買ったのにまだ読めてない作品。

素晴らしさはあれど、かくも悲しきかな、母性と言うものは…
身体の芯の部分にある“おんな”は愛しくもあり、暴れ馬のようで
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さらば あぶない刑事(2016年製作の映画)

4.1

シルエットからステップ。
もう、にやにや。
破茶滅茶だって、いいの…あぶでかだから。
横浜が去り行くメンバーに華を添えてるのも嬉しく(^^)