ゆきさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

ゆき

ゆき

映画(782)
ドラマ(1)
アニメ(0)

泥棒役者(2017年製作の映画)

4.5

沢山笑って、時々ほろりとして、また笑って…。
とっても面白かった〜。
ラストの「あー!!」で嬉しくなってしまった(^^)

過ぐる日のやまねこ(2014年製作の映画)

3.2

clipした映画を遡る4

タイトルが好きだ。
字面が…響きが好きなのかな。

其々が持つ“忘れた方がいいこと”、“忘れたくないこと”。
それは、時とともに思いは穏やかになっても、やっぱり忘れないよう
>>続きを読む

はじまりの街(2016年製作の映画)

3.9

こういう映画を観ると、その国に少し旅行に出て、こんな母子、生きる人たちを垣間見てきたような気分になる。
DVは別としても、多分、どこにでもありそうな日常なのだけど、本人たちにとっては、出口の見えない時
>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.4

clipした映画を遡る3

雨は降る。
私の中にも、外にも。
上からも、下からも。
煙になって、舞い上がって。
踏み出すための、逢いたいための理由になって。
強い気持ちが勝って、理由がいらなくなっても
>>続きを読む

マエストロ!(2015年製作の映画)

3.8

clipした映画を遡る2

音楽は切なくて美しい。
人の一生もおんなじ。
消えてしまっても、10人いたら10個のかたち…色…匂いが心に残る。
残る事で生きるのかもしれないなぁ。

こういった場合、観せ
>>続きを読む

バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.5

実話という事で、多分、もう少し世界情勢を理解してたら、面白味が増したんじゃないかと思います。
話のテンポは良く、軽妙な流れの裏側に、笑ってすまされない事も多々織り込まれてて、そこが不勉強な私でも垣間見
>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.0

無料映画にて。

以前に観た時、誰に夢中で感想を話したんだろう…。
レビューを書いたと思ってました。

歳を重ねる事で変わっていく事は、辛く悲しい事もあるけれど、それを上回る輝きもあるって思う。
先の
>>続きを読む

斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

2.5

ちゃんと笑いどころもあったんだけど…。
少しずつ全部が残念な感じ。
面白い場面もあったけど、間伸びしてると言うか……うーん。

鑑賞して2日経つのだけど、ムロさんの「アメージィ〜ング」「イリュージョォ
>>続きを読む

劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち(2017年製作の映画)

4.7

遠い向こうから、ぽてぽてと歩いてくる猫さんの姿が近くなって、リッキーの凛々しいアップになって…エンディングになるまで。
ずーっとにまにまほこほこ(^^)。
テレビよりも大きいスクリーンでの岩合さんの「
>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.2

無料映画にて。

空気感が好きで、機会があると観てしまいます。
そう!
どうしても!
の時は、どうしても!!
なのです(^^)

獄門島(1977年製作の映画)

4.3

BS特集にて。
昨年に続き、今回は4日連続金田一シリーズ。3日目。

港までの道すがら、似非復員兵との出会い、戻る鐘との同船…と、何度観ても最初からの伏線にわくわく。
「あー、頸飛ぶ!!」
と、テレビ
>>続きを読む

スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

3.2

BSにて。

こんな時代になっても、私にとってはまだまだ宇宙は遠い存在で…。
この手のストーリー(前向きなの希望!)は、好きなジャンルのひとつだなぁ、と最近思う。
“かつての”、“往年の”、なんて言わ
>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.7

何より明るい!
明るいから、カラリと胸を打つ。
わははと泣ける。
そして、音楽が何倍にも映画をよくしてくれてる。
脇役なんかでも、無くてもいいもんなんかでもなくて、その大切さは、主役の3人とおんなじ\
>>続きを読む

ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)

4.0

一つづつ星が瞬き始める。
瞬きを覗いたばかりの時には、個々の物語のようなのに、流れに乗って線香花火のようにチカチカと光を放ち、くっつき繋がっていく…。
“奇蹟”、雑貨店のシャッターの向こうとこちら。
>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.4

生きていたい。
生きて欲しい。
生きて、その先のまだ続く道を歩きたい…。

どんな状況でも出会えた喜びを、限られた時間の中で目一杯水をやり、花を咲かす。
咲いた沢山の花は、逝ってしまった彼女と生きてい
>>続きを読む

三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.2

暗くなりエンディングになった時、ほーっとため息。
桜の件からそこまでは、何故だかずっと泣いていました。

役所さんの目が、時に子供のようであったり、嘲笑うかのようであったり…。
自分のための本当のこと
>>続きを読む

寝ずの番(2006年製作の映画)

3.4

無料映画にて。

この業界の…ではないのかな?
隠語(であってる?)満載で、大人の“わかっているから”の下品さ。
お三味に小唄にで、そんな言葉もどことなく締まり。
笑ったりホロリとしたり、最後まで面白
>>続きを読む

君がいなくちゃだめなんだ(2015年製作の映画)

1.5

Clipした映画を遡る1

当時、題名に惹かれてClipしてあったんだと思う。
えーっと…結構ファンタジーや辻褄の合わないストーリーも好きなのだけど…。
これは、最初から最後まで私の中でうまく繋がらな
>>続きを読む

紙の月(2014年製作の映画)

2.5

無料映画にて。

初まりの頃の、りえさんのアップから、ラストの人混みに消えていく背中まで…。
ずっとお臍のあたりがもぞもぞとして、立ち上がりたくなるような感じ。
原作も読んでみたいです。

崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

3.9

金曜ロードショーにて。

劇場でも観て、その後も機会があれば観て…回を重ねる毎に好きになってきた。

“ごめんね”も“愛してる”も“BAKABAKA”も。
大好きも守ってあげるも…。
畝って強い海原も
>>続きを読む

そして父になる(2013年製作の映画)

-

土曜プレミアムにて。

実は以前も機会があったのだけど観なかった作品。

観終わってすぐは、うーん…もやもやーん。
どちらに転んでも、もうあそこまで進んでしまった事をなぁ…。
答えの出ない…答えは其々
>>続きを読む

ジュマンジ(1995年製作の映画)

4.4

BSにて。

何度も観ちゃう一本。
リアル双六は、サイコロを振って駒がコトリ!
進む場所に置かれた瞬間、来るよ来るよ!!
ってわかってるのにドキドキ。
ただ、ドキドキするだけじゃなくて、時間軸を上手に
>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

-

私には、ドキュメンタリーみたいでした。

砂浜の足で立ってるところから、海を渡って祖国の地をその足で踏む=生きて帰る。
その事への希望と落胆と安堵
観ながら、自分も同じように希望と落胆を繰り返し、安堵
>>続きを読む

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.2

無理かなぁ…と思ってたのだけど、劇場で観られてやっぱり良かったです。

「シビル・ウォー」で初対面の時のイメージのまま。主人公の天真爛漫な感じで青春色が強くて。

正義を信じて、猪突猛進してた主人公が
>>続きを読む

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

4.4

人の言葉を言わぬからこそ、寄り添うあったかさもある。
ジェームズとボブ。
寄り添うふたり。
心があったかい鑑賞時間♪

あー、低いとこからってこんななんだ〜…
そして、見上げる先に、大好きの顔…
ボブ
>>続きを読む

風が吹くとき(1986年製作の映画)

-

無料映画にて。

この作品を存じておらず、「スノーマン」のイメージで見始めて、何度も途中でやめようと思いました。

周りに気休めのひとつもない程、長閑な一軒家。
簡易シェルター。

どこにでもいる、時
>>続きを読む

ブランカとギター弾き(2015年製作の映画)

4.5

予告で、アルファベット記載の日本人の監督さんの名前を見て観たいなぁ…と思ってました。

今も、ブランカのあの歌声が耳元で囁いてる。
みんな、其々の術で、その日のために、未来のために必死に前に進む。
>>続きを読む

きみの声をとどけたい(2017年製作の映画)

4.0

こちらの試写会にて。ありがとうございました…

土地柄わかるので、あ、これはあの辺かな…これ、あれだよね…と。
キラキラした海をストーリーの高校生たちと眺めながら、私も随分この海に癒され、助けられてき
>>続きを読む

心が叫びたがってるんだ。(2017年製作の映画)

4.0

アニメ版の鑑賞時の感想を読み返しつつ。

アニメが実際の人になる事で、自分的に、サラリと流れてた部分が、愚図愚図とくどくなってたり…同時に其々の心情がより近くなる部分もあり。
どちらも、観てよかったで
>>続きを読む

怪盗グルーのミニオン危機一発(2013年製作の映画)

4.0

土曜プレミアムにて。

今やってるの観たいーって思ってるから、こちらも楽しみに♪

ミニオンズ、何してても可愛い。
そして子供たちの力。
グルーの「早く大人にならんといてや」ってとこや、いつも気にして
>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.5

BSにて。

テンポ良く、殴って殴られて、蹴られて蹴って刺されて撃って撃たれて…。
うわ、うわーってなったけど、そんなに嫌〜な感じじゃなかった。
仕事柄致し方ないのだろうけど、ジョンの孤独さが、なんと
>>続きを読む

赤い靴(1948年製作の映画)

3.5

BSにて。

生きる事とは?
誰しも、心に赤い靴を持っていて、履き続けてしまう時がある気がする。
うまく折り合いをつけたり、時にはそばに寄り添う人が…脱ぐ勇気やきっかけをくれるのかも。

長のバレエシ
>>続きを読む

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

4.5

誰にでもあるコンプレックス。
癖の強い髪、子供なりに儘ならない日常…。

誰かが、そんな悩みなんかを、認めてくれたら…
大丈夫、それはあなたの素敵だよって言ってくれたら…。

頑張れる、元気になる。
>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.4

BSにて。

シリーズ好きで、何度も観てるのに、観ちゃう(^^)
特にこれは、恋して、思いを貫くドクが、主役だなぁ…。

ラスト、踏切が鳴り出した時、
「来る来る!」
って思わず言っちゃう(笑)

藁の楯(2013年製作の映画)

3.5

金曜ロードショウにて。

人がもののように、思考を向ける時間無く、死んでいく様が続いて、それに伴って信頼感が揺らいでいく心もようは、タイトルに繋がってるように感じました。
映画なのだけど、心の中が殺伐
>>続きを読む

嵐を呼ぶ男(1957年製作の映画)

3.3

BSにて。

若かりし母の瞳が♡になった裕次郎さん、没後30年なんですね。
この前日は「狂った果実」をやってたみたいです。

弟思いで、何より母親に認めて欲しい…。
原点と言うか原動力はそこだったよう
>>続きを読む