kotobukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.5

ゲーム実写版だ!
と自分に言い聞かせて鑑賞。

序盤、のマイルズの言葉
『スマホを見ずに歩く街は仮想空間〜』
ドキリとした。
気がつけば、ほぼスマホの画面の中に入ってる!
きっと皆んな思い当たる。
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カポネ(2020年製作の映画)

3.5

伝説のギャング アル・カポネの晩年を描いた作品。
48歳には見えない程に
梅毒と痴呆症で衰えた姿。

妄想と現実が見分けがつかない。
痴呆で思い出す過去が恐ろしく残酷。
残酷な景色の中で生きている恐怖
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天才画家ダ・ヴィンチのすべて(2020年製作の映画)

3.5

好奇心と探究心から
常に描き
常に考え書く。

光が生み出す自然の律動。
見える物も見えない物をも画板に現す。
絵画を通して、目線の先にある者や
依頼者の観たい世界まで現す。
建築、医学、数学、音楽、
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.5

デンマークの酪農家。
牛の世話と畑の世話、淡々とルーティンを繰り返し、過ぎゆく時間。
抑揚の少ないクリスの表情の奥に、飛び上がる程の喜びや嬉しさ。静かで強い怒りを見た。
酪農家は生き物と植物が相手、生
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名も無き世界のエンドロール(2021年製作の映画)

3.5

自分の世界が終わるエンドロールを流せるとしたら、どんな物にしようか。

権力や、見えない社会階級。
世界が違うと感じてしまう程の差があり、
スタートが違えばたどり着けない様にも見える。

どんな世界に
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ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.5

“発作の直前の一瞬の恍惚の時。
それは全生涯にも値する感覚だ。”
ラストシーンで味わえた気がする恍惚の瞬間。

冒頭から
女優たちとzoom呑みの気分♡
ちゃっかり参加してた。

同時多発カオス!!
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天国にちがいない(2019年製作の映画)

3.5

映画監督の目線を一緒に楽しめる♡
シンメトリーの不思議な美しさ!!
世界の何処にいても同じ感覚を見つける。
SDGs的、誰も取り残さない優しさが有ったり。
どの国も暴力も優しさも監視も内包している。
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ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

3.5

実話である。
過酷な長い時間。
辛い時間の中にも希望を感じる交流がある。

そして、産まれた国や環境により、
人質としての価値が違う事、考えれば当たり前なのだが、信念とか、志とかの重さは関係ない。
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.5

格差に気がつく時。
どの立場でも苦しい。

自分を見つけて行く姿が清々しくうつる。

#アフタヌーンティー

パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.4

香りは記憶と繋がる。

調香師が嗅覚を失う。
自分自身を失う感覚。

人との関わりで、
自分の事も見えてくる。
足りなくても補い合えたら
素晴らしい。

音響ハウス Melody-Go-Round(2019年製作の映画)

3.4

『音響ハウスMelody Go Round』
センチュリーシネマにて上映中!

大好きな音楽が生まれた場所。
アナログだからなのか?
此処じゃなくちゃ生まれない音が有る。

テレワークが進む今なのに、
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声優夫婦の甘くない生活(2019年製作の映画)

3.5

街の風景も♡お部屋のインテリアも!
職場も、食事風景も♡
ミニマルーー!美しい。
VHSとか、ダイヤル電話でイチャイチャとか。
ノスタルジー。

ソ連崩壊後イスラエルへ移民の声優夫婦。
こんな風に世界
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イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

3.4

アートって成ると。
突然いろいろ変わってしまうものなのね。
アートってーー!

ハッピー・バースデー 家族のいる時間(2019年製作の映画)

3.5

壊れている様に見えるけれど、
中心には愛がある。それが家族なのかな。
娘クレールのだらしなさ全開さと、
母アンドレアの清潔感で感じる、
一人一人個別の人間なんだと。
子供たちの心は大人気が有り、
清ら
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ヘルムート・ニュートンと12人の女たち(2020年製作の映画)

3.5

カメラを盾に。
現実と距離を取り。
彼の脳内の世界を写真で見せてくれる。
お互いを認め合い高めあう夫婦の感覚。
「前向きな事に自分の時間を使いたい」
この言葉に凄く力を感じた。
何とも魅力的な人!!
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ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

3.5

時空を超えても音は楽しい!!
ロック、クラシック、民族、ブルース、エレクトロ、ラップ、などなど、などなど!
多様性は世界を救う!

トルーマン・カポーティ 真実のテープ(2019年製作の映画)

3.6

偽ることのない言葉。
変わりゆく人生の中で、本当の自分を見失わない為に書く。
眩い人生。

詩人の恋(2017年製作の映画)

3.5

同じ傷みが共鳴する。この感情を何と呼べば良いのだろう?詩はこんなにも哀しみや傷み高揚が詰まっている。言葉を操る詩人の不器用な言葉がじわじわ沁みる。

エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.5

皆んなで食べる美味しいご飯。
それが
世界平和への一番近道。
否定は対立。
認め合えたら
ご飯ももっと美味しくなる!

瞽女 GOZE(2019年製作の映画)

3.4

苦しかった。
多様性が浸透した世界が待ち遠しい。

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

3.5

空想と妄想と現実が交差する、シュールで美しい灰色の世界。人々の可笑しさ、哀しさに癒される。