小嶋貴之さんの映画レビュー・感想・評価

小嶋貴之

小嶋貴之

スパニッシュ・アパートメント(2002年製作の映画)

3.8

それほどドラマチックでも無いけど、日々のスケッチの様で心地いい映画だった。
ルームメイトの浮気をバラさない様、みんなが走って集まるシークエンス面白かった!弟がいい!

チャンス(1979年製作の映画)

3.6

批評性を持った皮肉なコメディ、と言う感じで進むが、ラストで一気に別次元に持っていく。
普通に終わらなくて良かった。

ピストルと少年(1990年製作の映画)

3.6

万田監督が好きだと言うので。
なるほど、ストーリーの無理さが見え隠れするけど、そこ目を瞑ったらなかなか楽しめた。少し同士感が生まれるのもパターンだけど悪くない。
お互いの心情を想像してみるとそれはそれ
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夜の足跡(2001年製作の映画)

3.7

面白かったが、ど真ん中に解せないモノがあると辛い。

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

4.0

全く期待してなかったのに、凄い良かった。
いろんな生々しさが実家に帰ってドッと迫ってくる感じ。実は生と死の世界でしか無いことに気づく。時間は経っていく。住んでる都会だって本当はそう。
シム・ウンギョン
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.9

映像が美しく、風格のある作品。
巨匠!と言った感じ。
でもあるんだけど、この話とこのシチュエーションの面白さ。

やっぱり最初のシーンがラストのフリになってたんだな。

あの頃。(2021年製作の映画)

3.7

おっさんがキャーキャーやってるだけで、十分楽しい映画。
それだけで良いじゃない。

イヴの総て(1950年製作の映画)

3.9

同じ年に作られた「サンセット大通り」と同じく
・バックステージもの
・現在の回想が映画のメイン
・年老いた女優の葛藤
とたまたま?似た設定の作品。

こちらの方が心情的には境地の途中と言うか、人を本当
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COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

3.8

コンパクトでシンプルだけど、無駄がなく、展開も面白い。
多分お金もそんなにかかってないはず。
低予算映画の好例。

名前(2018年製作の映画)

3.8

途中までは面白かったけど、ある程度わかった中盤辺りから、物語のベクトルが分かりにくくなってフワッとしたのが勿体無い。
ただ駒井ちゃんの魅力と、長回しの芝居で飽きる事なく見れた。

あと残念なのは画面の
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.8

話も面白いけど、とにかく映像が凝ってる。
見飽きない努力が無茶苦茶されていて感心。

ただあのラストにするなら、最初は妹とは微妙な蟠りみたいなのがあったらいいんじゃないかな。

鉄くず拾いの物語(2013年製作の映画)

3.8

こんな現実がまだあるんだな。
シンプルな物語だけど、レベルは違えど明日は我が身というか、こうやってギリギリで生きているのは同じなので共感した。

あとドキュメンタリーかと見まごう映像設計も良い。

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アメリカの友人(1977年製作の映画)

3.8

全体的に薄暗さが心地よいノワール。
ロビーミューラーの画作りも美しく、ストーリーもテンポ良く、サスペンスもあって飽きない。
ヴィムヴェンダース目一杯のエンターテイメントなんだろうな。

ただリプリーの
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未来よ こんにちは(2016年製作の映画)

3.7

大きな事件は無いが、描写の端々に、人生を感じさせる。
気付くと四人家族も一人になり、猫さえもいない。でもそれが寂しいとか乱暴な決着もしない。心地よさもあったりする。
そう言うもんだよね。

ニューヨークの巴里夫(2013年製作の映画)

4.0

人が愚かなるも愛らしく、必死なドタバタも迷いも全て輝かしい人生であり青春。
その憎めなさがたまらない映画。

支離滅裂(1994年製作の映画)

3.8

これも普通に見ても飽きないし、皮肉も効いてて面白い。

ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.8

後のポン・ジュノ程切れ味はないけど、このルーズな感じもいい。
しっかりサスペンスもあるし、十分楽しい。
ペ・ドゥナのパッとしない感じも、余計サスペンスを煽っていい。

ワンシーン毎にわかりやすく目的が
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.7

さすがポン・ジュノ、飽きずに見れたけど、この話は行き着くところがないよね。
主人公の好物は鶏鍋だし…。

FILAMENT(2017年製作の映画)

3.3

細かいところはいろいろチープだけど頑張ってる。
ただ映像が見辛い。
コントラスト締めすぎで、細部が潰れてて、夜のシーンが特に見辛い。
シネスコもただ視野を狭くしてるだけ。

さよなら、私のロンリー(2020年製作の映画)

4.0

これは…。なんだこれは。
凄くファニーなフリして、とても孤独な物語。
いちいちセンスが爆発している。
不思議な手触りの作品。置いてかれない様に、イメージ巡らすのが大変だったけど。
音楽も良かった。
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スプリット(2017年製作の映画)

3.3

情報を小出しにしてる割には、とてもシンプルな話なんで、最初の方でDIDの話はさっさとやって、後半でもう一捻りして欲しかった。
アニャ・テイラー=ジョイの美しさと、ジェイムズ・マカボイの演じ分けでとりあ
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瓜二つ(2015年製作の映画)

3.3

限られた空間で、説明を抑えた簡素な演出なのに、飽きずに楽しめた。
ただやっぱり面白味の限界はあるなと。

サンセット大通り(1950年製作の映画)

3.9

とても面白い設定。
隙の無い展開。
皮肉なラスト。

当時のバックステージが見れて楽しい。

悪人伝(2018年製作の映画)

3.7

面白く終始飽きないで見られたんだけど、悪は悪であって排除する対象でしかないという、勧善懲悪に微妙な気持ちになる。

マドンソクはとても面白い。

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.5

凄く演劇ぽいなと思ってたら、やはり元々は舞台劇だった。
特に台詞回しや演出がぽい。怒鳴り合って内声を吐露したり、数人で一斉に驚いたり、リズムを作れるけど、映画では過剰な気がする。

一つ問題なのは、作
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真島ミヤビ(2021年製作の映画)

3.0

とても学生!って感じの作品。
青臭い感じは嫌いでは無い。
けど、何度も見た事ある様な作品。
見たいのはこの作品が曖昧にした世界。

見上げた空に何が見える?(2021年製作の映画)

3.5

御伽噺みたいな話。
と言うかほぼ話はなくて、イメージの羅列。
全体的に牧歌的で可愛い。

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

-

ほぼ世代なので、自分の物語かと思った。

当人過ぎて点数付けられない。

滑走路(2020年製作の映画)

4.4

いやー、この監督も脚本も超絶上手い。
と言うか映画が好きなんだなー。

話の構成も見事だけど、細かい演出もいちいち上手い。凝りすぎ?って所もあるけど、それも含めて楽しめた。

話は決して軽いモノではな
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ひらいて(2021年製作の映画)

3.6

うーん、これは失敗してると思う。
見ててつまらなくはないんだけど、主人公の感情が一定で変わらないのが、どうも何も感じなかった。
たとえ君との距離感を変えることによってそれを見せるとか、そこが一定だとし
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スイミング・プール(2003年製作の映画)

3.6

撮影が面白くて、狭い世界の話なのに飽きずに見られた。
まあ、結局あれなんでしょ、と言うオチであるけど、サスペンスが動いたらすぐ終わってしまうので、物足りない。もう少し長いといろいろ楽しめたのかもなあ。
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.7

世界観の完成度が高い。
いろんな異常さも不思議と違和感なく飲み込めた。
あとアニャ・テイラー=ジョイの美しさ。
それだけで見れてしまう。

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.6

傑作。
会話劇で画的にドラマチックな事はほとんどないんだけど(でも驚く演出多々!)、会話自体がドラマチックで、その中に展開も伏線回収もメッセージも緊張感も入ってて、めちゃくちゃ面白い話を立ち聞きしてる
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散歩する霊柩車(1964年製作の映画)

3.7

騙し騙されのブラックコメディで面白いんだけど、ちょっと細部が雑なのが勿体ない。
役者はみんな芸達者が揃っててしっかり世界観作ってる。

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