小嶋貴之さんの映画レビュー・感想・評価

小嶋貴之

小嶋貴之

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COME & GO カム・アンド・ゴー(2020年製作の映画)

3.6

こういう群像劇は好きなんだけど、ちょっと客観過ぎたかな。

長いとは思ったけど、退屈はしなかった。

東京兄妹(1995年製作の映画)

3.7

淡々とした心地よいリズムと世界。
この人たちの未来はどうなるのかなと思う。


一つだけ気になったのは、音楽が過剰かも。

白い牛のバラッド(2020年製作の映画)

3.8

全体的にテンポが遅いかなと思ったけど、丁寧に作られてて、わかりやすかった。
クライマックスの食事のシーンも、ケレンみあって嫌いじゃない。
ただあれがあると想像力を制限するかも。

罪悪感というテーマを
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.9

ちょっとストーリーがご都合もあったり、パワープレイなオチもあって、脚本的にどうなのと思いつつも、映画自体が面白いので、楽しめてしまった。

ただこの脚本でアカデミー外国語映画賞の代表というのはどうなの
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どちらを(2018年製作の映画)

3.1

久しぶりに鑑賞。
人生は選ぶ事、と言う様な感じだけど、それ以上でもそれ以下でも無い話。

宮松と山下(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。
どこが現実でどこが作り物かわからなくなって来る前半と過去というキーワードが出てからの後半。ロープウェイに表されるサスペンスなワードが散りばめられ、良い混沌を味わっていく。
しかし勿体無い
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気まぐれな唇(2002年製作の映画)

3.6

ホンサンスの源流といった感じでした。
な訳で非常にわかりやすい。
フィルムのテイストだったり、ワンシーンワンカットの構図だったり、美しくて、この頃はまだこだわりがあったんだなと。
話的には「正しい日、
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白い自転車(2019年製作の映画)

4.0

とても良かった。
ワンカットでこれだけの物を伝えるのが見事。
誰もが自分の正義で動く内に、求めてもいない事まで暴いてしまう。

ある男(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

原作を読んでいたのもあるけど、期待しすぎたのか…。つまらなくはないんだけど、脚本がちょっと未整理な気がした。
あの内容だと二回戸籍を変えてる意味もないし。
ミステリー色が薄いとはいえストーリーで引っ張
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こっぴどい猫(2012年製作の映画)

3.9

相変わらず面白い。
けどちょっと長いかな。もう少しあっさり終わってくれたら良かった。
確かに露悪的でふざけすぎなきらいもあるけど、面白かったからヨシ。
今泉節は見事。
しかしみんな浮気しすぎだなぁ。

パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

3.5

赤ちゃん取り違えまでは面白かったのに、ラストは全てを全く回収しないまま、あの話へ…。
アルモドバル、歳をとってしまったのかな…。

監督のインタビューを聞いた町山智浩の解説で、二つの話の接点はわかった
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勤務につけ!(2018年製作の映画)

3.6

現在と過去が混ざり合い、メタ的な展開になっていくのは面白い。
けど、最後がうまく回収せず、適当に終わるのが勿体ない。

恋は光(2022年製作の映画)

3.8

三角関係を「恋とは」「光とは」と言う謎を使って丁寧に組み上げる事で、飽きさせない映画にしている。
光らない西野七瀬が知ってる中で過去最高に光ってる映画。

窓辺にて(2022年製作の映画)

4.0

ずっと観ていたい会話劇。
浮気相変わらずだなあ、と思いつつも、今泉作品で今までで一番、繊細な感情を描いていたと思う。
どのシーンも、ああ実はこいつこんなこと思ってんだろうなぁ、と思いながら観てて、ずっ
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ミス・バイオレンス(2013年製作の映画)

3.6

冒頭から刺激的、である種露悪的に思えて、そこまでの作品?とは思った。
演出は非常にクールで、顔を見せず動きだけで淡々と伝えたりとスタイリッシュさは好きだった。
一家に流れる不穏な空気が、露悪的なオチに
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At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.8

もう役者がうま過ぎて、多少荒唐無稽な展開も説得力を持たせてしまう。
ゴールを想像させない点が物足りなかったけど、ずっと面白いのはさすが。

はい、泳げません(2022年製作の映画)

3.7

丁寧な脚本だった。
ただケレン味のある演出はなくても良かったかも。
最初の納豆とかやってんなー感あったし。
コメディの振りをするためなのかもしれないけど(もしくは重くなりすぎない様に)、そう言うのは芝
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.9

ゆったりした映画なので、瞼が重い瞬間もあったけど、シンプルかつ強い感情が映画全体を支配してて、心地よかった。
ヤンの思い出が垣間見られるたび、何を思ってこの風景を見てたのだろう、と被写体でなく視線の持
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ガール・アンド・スパイダー(2021年製作の映画)

3.7

スタイリッシュな画作りの中に、人間関係のカケラだけを巧みに配置して、見ている人がこの人間達の中に取り込まれてしまうような、とても新しい映画。
二度見るとやりたい事がよくわかる。

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.8

映画らしいケレン味のある映画でした。
舞台的とも言えなくもないけど…。

ただ脚本の細かい部分がやたら気になった。
セリフがとても説明的だし心情は独り言で喋っちゃうし風俗嬢の描写、扱いは定型を超えて雑
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.8

手法のクロスオーバーやメタ構造を持った作品の先駆。
インパクト強すぎて、今では当たり前の手法の一つになっている。そのくらい凄い。

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.3

わからなかった…。
引っかかる所はちょくちょくあったけど、そういう事だったなんて…。
主人公が童貞みたいな立ち振る舞いだから、勘違いしてしまった。

どちらにしろ一人称映画はあまり好きではない。

辻占恋慕(2020年製作の映画)

3.9

やっぱこの監督、面白い。

早織が良かった。無愛想でワントーンなのに見飽きない。なのにダメなのが魅力的。
あと音楽を中心に添えるのは、どうやってもグッと来る。
クライマックス、ちょっと飲み込めない気も
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.8

母親ロスネタを重ねすぎてるのは気になったけど、グッとは来たし飽きもしなかった。
そのほかの外連味は映画なんで、楽しくて良いんじゃ無いかと。
中野量太は葬式好きだね。

こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.9

「お引越し」なんだけど、より感覚的な映画。
現実と妄想をたゆたう様に過ごす子供時代の気分を思い出させてくれる。

前半はこれは傑作だ!と思って見ていたけど、どんどん外部が無くなっていって、ちょっと単調
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HAKUSHI PROJECT(2022年製作の映画)

3.6

「再演」「いろとりどりの」「you」「薄氷のドーヴ」の順で好きでした。

「再演」は構成が面白く、過去の清算というテーマが見易くて良かった。最後みんなスローで叫ぶ所は、バンテリンか何かのCMみたいで笑
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優しさのすべて(2021年製作の映画)

3.3

悪くない、嫌いではない。
きっと80分くらいあるべきなのに50分で終わるところもいい。

二田絢乃が良かった。何を考えてるかわからない感じ…男性が求める女性像の範疇から出てない気もするのだけど。

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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.7

予告だチラ見して、キラキラ系の感動押し付け映画かと思ったら、人間臭さ爆発的してて、良かった。
主人公に寄り添った構成が、ある嘘がわかるところから、気持ちで寄り添えないズレがあるので、そこをどうしても受
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永峰中村飯塚(2021年製作の映画)

3.7

これいい。めっちゃいい。
短いからこの点にしたけど80分くらいで見たい。
ちょっと古谷実ぽいのもいい。キャラ含め。

MY HOMETOWN(2022年製作の映画)

3.7

地味な話だけど親子3代の女の物語としてよく出来てる。
台詞が聞き取りづらいのが勿体ない。

幽霊がいる家(2022年製作の映画)

3.9

これは好きだ。
モヤモヤっとしてるけどこれでいい。
結論欲しい人たちには不評だけど。

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.7

吉田恵輔作品はサクサク進むので全く飽きないのだけど、この映画は終わらせられてないと思う。
前半がいかにも後半のフリになってて、後半に生き切ってないかなーと。前半の世界がもっと深いものになれば、後半もグ
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少女は悪魔を待ちわびて(2016年製作の映画)

3.5

主人公?ヒジュの人物造形が弱い。
純真無垢なイメージはシム・ウンギョンにハマってるけど、あれでは妙に幼稚で発達障害に見えるし(そうだとしたら必要か?)、それまでの15年間彼女がどう暮らしてきたかが全く
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J005311(2022年製作の映画)

3.0

PFF、原点回帰か。
最近ドキュメンタリーぽいものが評価受ける事が多いので、それの揺れ戻しでこう言うミニマムなモノが選ばれたのかな。

カメラは的確で驚いたのだけど、話がとてもシンプルで長回しだと考え
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遠くへ,もっと遠くへ(2022年製作の映画)

3.7

変化を入れて飽きさせない。演出上手いなー、さすがだなー、と思いながら見てた。

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