短編としてまとまっているが、まとめちゃったな、と言う印象。
多少コメディ要素入れたり脚本器用だなと思う。もっと変な笑いとかならワクワクしたが。
ちゃんと仏壇の写真を押さえたり、ああ言う説明的なカット>>続きを読む
芝居が上手い、と思ったらキャスト見て納得。最初、とてもビデオぽいチープな画質(PFF好物の)なので、村上由規乃とか出てるなんて思わないから気付かなかったけど。
最初画が弱いのでダラダラ見てたが、見て>>続きを読む
「鳥籠」と同じプログラムだったので、この作品の技術的クオリティの高さを余計強く感じた笑。
画作りも照明も音も芝居もしっかりしてる。
スタイリッシュで美しい。
けど、それだけだった。
怖くもないし悲し>>続きを読む
思ったより良かった。
PFFぽい技術不足の作品、だけど思ったより良かったのは、多分監督が実感したことだけを描いているからだと思う。
実感した事だけで描いてるので、脚本になりきれてない気がした。
も>>続きを読む
前作同様傑作でした。
どなたかが「感情を読み解くゲームが好きな人には最高」と書かれてて、その通りだと。
門脇麦が緩やかに苦しめられていくのが、素晴らしく、その都度いろんな思いを巡る。
罪悪感あったって>>続きを読む
とにかくスタイリッシュ。ファッショナブル。
桑野みゆきのスタイルの良さと当時のファッションがこれでもかとばかり楽しめる。
完全にウォン・カーウァイと並ぶ美しさ。
それでいて情夫への感情の変化も丁寧に>>続きを読む
設定はとても好きなんだけど、それ以外の部分を描き過ぎてて、テーマがボケてしまってる気がした。
ガブリエルを偽物と言ってるのも伯父だけで、保護司が疑い出すくらいで終わっちゃうのも、勿体無い。
あと邦題>>続きを読む
いやーなんだろ、すごく惜しい。
攻め攻めの構図も昭和歌謡映画の世界観も楽しいし、全体的に森田芳光な感じもある。ジャームッシュな感じもある。村上春樹も感じる。要は80年代感。全部大好きなのに乗り切れなか>>続きを読む
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最後まで何をもって赦すのか赦さないのか、がわからなかった。
これじゃ、赦したんでなくてただ疲れたからやめただけ。にみえる。
それも人間だろうけど、そう言う事が言いたいのかな?
あと被疑者が虐められて>>続きを読む
いろんな要素があって、スリラー一辺倒でないのは好き。
ただ兄の悲しみに集約するには、描写が足りなくて残念。
でも設定は好き。
見直す形になったんだけど、思った以上にコメディだった。
感情の繋がりとか突っ込みたくなる部分もあるけど、最高な映画。
基本ワンシーンワンカット(そうじゃ無いシーンも2、3あり)で芝居を大切にしている>>続きを読む
芝居はいいんだけど、で何?と思った。
逃げまくるという設定は面白いんだけど、展開に意外性が無いというか、意味がないと言うか、こちらが想像する幅が無いというか…。
藤ヶ谷太輔の顔がいい。
この映画を見て思ったのは、主役は何もしようとしなくていいんだと言うこと。
ちゃんと周りに反応していれば、あとは見る人が勝手に想像してくれる。何かやるのは想像を邪魔しかしない。
唯一運転のシーンのみ、主>>続きを読む
役者は与えられた状況で最大限頑張っていたし、たまに入るフィクショナルな表現したも面白かった。
ただ演出不足を感じる。
ロープウェイの中とか、多分完全に役者にお任せで撮ってる感じがしたり。
あとヒロ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
怖。
もっとスケール感大きくしたら童夢なんだけど、ホラー演出が上手くて、ずっと齧り付いてみた。
2回声出した。
子供の世界を狭い寄りが多めのシネスコで見せていくのが上手いんだけど、こだわり過ぎて前>>続きを読む
姉の結婚式を機に集まった家族の悲しみを背負った脚本が好きだった。
アン・ハサウエイのアウトロー感もハマってて、海外の役者はみんな上手いなーと感心した。
つまらなくは無かったんだけど、もう少し両角のキャラクター、バックストーリーを見せて欲しかった。
一方的な勧善懲悪で誤魔化さないで、観客をもっと信用して欲しい。
Fukaseはとても良かった。
なんだ、この居た堪れなさは…。
不幸を集めすぎだろ、と思う所もあるけど、加害者と被害者の関係が罪悪感を通してこじれてく所がゾッとした。
静謐なトーンで、ゆっくり苦悩を見せていく造りがとても好き。
要所要所に入るホラートーンの演出もいい。
ただなんか物語がもやっと終わってしまうのは残念。
うーん、結果何が言いたいのかぼんやり。
あと作りがチープ。照明もう少しこだわった方がいい。
面白かった。
二人のみでまとめたのがうまい。短編の要所を捉えてると思う。
銃の扱いは気になった。
熊はあんなに見せなくていいと思う笑。
設定は面白かった。
ただもっと何か出来るはずだと思った。
概要を綴っただけで、母の深層に入り込んで無い気がする。
長編感覚で作った短編だった。短編にクリアな起承転結は要らないと思う。
映画的には前作の方が力を感じたけど、今回のは軽くて楽しめた。
ただエスターの能力が曖昧だし、細部が緩いのが、全体の映画の力を低めてる様に感じた。
あと全体にソフトフォーカス気味の画面が、見づらかった。
ホンサンスのデビュー作は非常に既存の映画に近い作り。
いわゆる群像劇で、あの人とあの人がここで繋がってたパターン。
しかしその中の省略と無駄が混ざり合ってて面白い。このシーンこのカットは必要?どう言>>続きを読む
傷口を舐め合うような底辺の二人の心情が、言葉でしっかり伝わってくる脚本。
シンプルに二人だけの話なので、画的に単調になりがちなのが、ハマりにくかった。
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よく出来てる。
忽那汐里の笑顔が欲しくなる。
ただ大泉洋のパートに戻ってオチが説明されると、今までの池松壮亮パートを全部否定してる様な感じなんで、ムズムズした。
これは新しい映画を見たな、という感じ。
基本ワンシーンワンカットなんだけど、カメラが浮遊するようにほぼ動いている。
あまり人は動かさず、カメラだけがフワフワ動いてる感じ。人に合わせて動く事が多いのだが>>続きを読む
これほど負荷なく観られる映画も珍しい。
言葉も主役が日本人のお陰で簡単な英語がメインだし、そもそも加瀬亮だし、とても観やすい。
メモと話がバラバラになるのは良かったが、何かわかりやすいポイントがあると>>続きを読む
ドラマ版見てからだったから、ちょっと全体的な掘り下げが甘くてもう一つだった。
いわゆる落話。
中村更紗がとても上手い。こんな上手い人だったんだね。
ウラ命題は中村更紗を魅力的に撮る、だったのかな。
技術力は完全に商業。
美術もこだわってて、完全にプロの仕事。
脚本も無駄なくて上手いんだけど、予想出来る流れで、グッとは来なかったのが残念。
ありきたりな世間と個人の話に終始したからか。善悪がはっき>>続きを読む
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4に限りなく近い3.9。
ホンサンス、数作前から新しいモードに入ってて、この作品で確証した感じ。
シーンが物語の為になくて、ただただそこにあるのみ。
三人以上で話す時のモヤっとした感じとか、一人が急>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ちょっと演出がふわふわしてた。
歩道橋の主人公のリアクションとか、一瞥して怪しいし、二人と再会した母親のリアクションもなんか飄々を気取ってると言うか…。
タイトルを言うセリフも、こんなに業業しくやらず>>続きを読む