小嶋貴之さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

小嶋貴之

小嶋貴之

映画(333)
ドラマ(3)

ドッペルゲンガー(2002年製作の映画)

3.9

黒沢清の文体で描く活劇。
映画の遊びに満ちてて、単純に面白い。

いそげブライアン(1985年製作の映画)

4.0

と言うわけでいそげブライアン。
いろんな意識レベルを一気に横断して、青春の儚さに落とし込む力に圧倒されました。

そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

3.3

なんか懐かしかった。
こういう形の映画って森田芳光とか山川直人とかいそげブライアンとかのナレーションと画で怒涛に見せていくの、8mm全盛のインディーでは良くあった気がする。むしろ音声シンクの弱い8mm
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.5

とても禁欲的で美しい。
なだけに悲しみが襲います。
たまたま当事者が主人公だっただけで、誰にでも起こり得る事柄を思わせる時代の空気感。

観る前に人物相関図をしっかりみないと正直混乱します。見ていくこ
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21世紀の女の子(2018年製作の映画)

3.1

総大将以外みんな真面目だったな。
セクシャル表現はみんな同じだし、カメラマンとかシナリオライターとか、監督自身の視点がわかりやすい。
こういうのは拡大解釈でいいし、自由でいいと思う。
みんなセクシャル
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.5

デミアン・チャゼル監督作はいつも人物描写がざっくりしてて、物語の推進力と映像の力で何とか力技で成立させている印象だが、本作も同じ印象。人物を見せたいなら、カメラをもっと引いて状況を見せるべきなんだけど>>続きを読む

駅 STATION(1981年製作の映画)

4.0

倉本聰が、ドラマとは違って行間で感じさせようとする小説の様な脚本を、降旗康男が丁寧に演出し、木村大作がダイナミックに撮る人生譚。
決して幸福にならない女達への暖かい視線が、すごく良くわかる。

わから
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息を殺して(2014年製作の映画)

3.8

人を選ぶ映画。
もう少し深い何かを感じられたら良かったけど、構造がとても気に入ってしまった。

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.0

面白かった。断片だけを積み重ねて、何かを感じさせる作劇にサスペンスを感じさせる。
好みからすると、もっとさりげなく終わっても良かっと思う。

アイスと雨音(2017年製作の映画)

4.0

楽しい映画でした。よく出来たMVの様な。
演劇部分と現実がもっとわかりやすくシンクロすると、最後の頂点に上り詰められるのだけど、バラバラなのでそこで一度心が離れるのが残念。
でも試みはとても面白かった
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.9

ドラマとしてはゆるゆるなんだけど、映画ってそういうものだけを言うんじゃないと思うので、こう言うスーパー豪華なライブビデオみたいなのもアリだと思う。
We are the chanpion 歌いたくなっ
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なっちゃんはまだ新宿(2016年製作の映画)

3.9

青春の忘れ物と言う誰にでもある想いを、上手い設定で具現化している。
前半がそこへの仕込みで、後半がそれに対しての落とし前編だけど、前半で終わっても良かった気がする。前半はほぼ完璧だと思う。
後半は展開
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

一回表から150kmずっと出して、完投してしまうピッチャーの様な感じ。しかも荒れ玉ありつつも、しっかり打ち取るし、目が慣れたなと思うと160kmのスライダーを投げてくる様な。
簡単に言うとずっとクライ
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ソナチネ(1993年製作の映画)

4.5

湿度の低いフィックスの畳み掛け。
なるべく感情を抜く事で、 人の向こう側の死を垣間見させる演出。
人は突然ポンと死ぬ。

来る(2018年製作の映画)

3.3

中島哲也流オールスタームービーと言うかアベンジャーズというか。
脚本の甘さが気になった。コロコロ主人公と言うか中心が変わるのはいいけど、岡田君や小松菜奈の行動の理由が弱いかなと。岡田君はジャーナリスト
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.1

‪‪時が並列に順序無くあるのであれば、僕らは最初から全て知ってるのかもしれない。ただ思い出せないだけ。‬

春、バーニーズで(2006年製作の映画)

3.8

市川準の遠くから寄り添ってる優しい眼差しが好きだ。20代から好きだったが、映像を仕事にしている今見ると、確実に距離を取って観察するように撮っているのがわかる。
音も周りの音も立てせて、群衆の中に人物を
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斬、(2018年製作の映画)

3.7

これを見て気付いたのは、手振れするカメラで撮るという事は、そこに撮影者が居るというのを感じさせるという事。そしてカメラがある、というのは現代なので、侍が居るわけもなく、侍もごっこにしか見えなくなる、と>>続きを読む

野火(2014年製作の映画)

4.4

最高で最悪のテーマパーク。
本当にこんな世界だったんじゃ無いかという、おぞましい世界を体験出来る。
撮影、編集がみんなうまくなった現在から見ると、あまりにも下手過ぎるけど、この映画の前では、そんなこと
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(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

脚本も相当難あるけど、演出が雑だった。
怒りに任せて捨てたスマホはなぜか次のシーンで即持ってるし、大事な銃が入ったカバンは公衆トイレの洗面台に投げつけるし。
監督も甘いが虹郎も状況を理解して演じてたの
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共想(2018年製作の映画)

3.9

3.11以降の迷路に陥ってしまった(居ると気付いた)日本人の迷いを、大学という建物を迷路に見立てて、そこを脱出するまでの物語?

ただあんなにすんなり3.11以前まで戻れるのか、相手を受け入れれば戻れ
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天使の涙(1995年製作の映画)

4.0

20年前にハマったなあ。
今見ても一周して新鮮。

blank13(2017年製作の映画)

3.1

淡々とした感じはとても良かったんだけど、もう少し人物を深く掘り下げたらなあ。何を考えてるのかわからないので、定型な心情を思い浮かべる他ない。
幼少期のシーンもステレオタイプ過ぎて。母親ももう少し掘り下
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ハウリング(2013年製作の映画)

4.5

非常に面白い。ワンカットなのにとても込み入ってて、構築度が凄い。傑作。

THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ(2017年製作の映画)

3.4

映像も音もセンス良く飽きさせること無く一気に最期まで見させてくれるのだけど、何も無い。
スポットライト理論?全ては一瞬の瞬きでしか無い、と言うのは楽しめたんだけど、それをどう思うか、考えるかがこう言う
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ロストパラダイス・イン・トーキョー(2009年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

全体的にファンタジー色が濃くて、甘い非現実感が気になるんだけど、ラストのボートを見て、なんかそういうのも良いなって思った。
ギスギスしてない感じがホッとする。
白石監督にしては意外なデビュー作だけど。

横道世之介(2013年製作の映画)

4.4

時間と言う概念に人類が気付いた時に、もうこの感情はあった。その概念が全てを説明してくれると思ったのに、何も変わらなかった。それでよかった。そんな映画。

止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

4.0

何よりも高間さんがあのシナリオを許した懐の深さ。

観てから何日かたったけど、未だに印象が消えないので点数たしました。