HAL2016さんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

HAL2016

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スプリング・フィーバー(2009年製作の映画)

4.0

この淡々とした感じが好きです。変に芝居をしない風の演出。この監督の映画で最近見たのが『二重生活』でした。キャストも同じならロケ地も同じところが使われていました。ホモセクシャル&バイセクシャル男2人と女>>続きを読む

イディオッツ(1998年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ラースフォントリアー監督の映画は時として生理的な感性を刺激する。この映画も然り。身体障害者の真似をして偽善を暴かれるのは、実は託けているその人自身であったりするので、結果観ていて痛々しい。自傷行為とも>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.5

最近のイーストウッドは、泥臭さが抜けてしまい綺麗にまとまってしまっているのがいまいち。ほんと、職人の域に達してしまったのかな〜!

あん(2015年製作の映画)

4.5

奇跡的な出会いによってできた素晴らしい映画です。原作、監督、役者、美術、音楽。日本の映画界は是非もっとこうゆう映画をじっくり作って行って欲しいですね!!浅田美代子のセリフってほぼ大多数の人が思っている>>続きを読む

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.4

ディズニーやるよね。大作ではないけどすごくいい話。誰にでもあるような心の琴線に触れられてしまい、ついつい泣いてしまう羽目に。。。理性で制御できないのがこの2つの感情かもです。

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.2

内容が濃い。ヒーローモノ通り越してアメリカの正義≠世界平和(国連)という構図になってきた。私恨では争いは終わらない!!

デッドプール(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

グロなシーンがちょっと。実は現実の方がもっとグロいからなおさら。簡単に手首や頭飛ばすのはやめてもらいたい。会話の下品なところは許せる。所詮会話だから。楽しかったけれど。見方を変えれば戦争で完全にいかれ>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.4

寒いのは十分わかりました。あのロケ地では川を流されたりすれば誰でも迫真の演技(命の危険にも晒されるという意味で)になりそうです。本当に寒いし冷たいのは伝わってきました。その中でのデカプリオの痛々しい傷>>続きを読む

二重生活(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ロウ・イエ監督は雨のシーンをいつも象徴的に使うんですよね〜。でも女子大生を殺害しようとする動機に納得ができません。殺すまで憎悪を募らせるには伏線が必要だと思うのですがどうでしょうか?身体だけの関係なら>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.2

人間関係がそれぞれの役を演じていることで成り立つものだと言うことを、改めて認識させられる映画。また音楽に映像が上手くハマっていて心地よい。

最愛の子(2014年製作の映画)

4.0

中国は問題が多すぎる。特に一人っ子政策は最悪な政策だったのでは?人間の自然な営みを規制することの歪みが露呈したと言える。だから誰の立場に立っても被害者であるように見えた。農村と都市部の格差や後継者の問>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

3.8

ドットヘインズの懲りようといったらハンパじゃない。オモチャコーナーも見る人が見ればすごいことになってそうな気がするし、全体の色使いも『エデン』が原色を多用していたのに対し、2人の女性の美しさが際立つよ>>続きを読む

ブロンド少女は過激に美しく(2009年製作の映画)

3.8

構図や色の出し方照明全てにおいて映画人。100歳近くの年をとって、なおこんな内容の映画が取れるなんて怖るべきオリヴェイラ!

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

人口知能を、ある一個人が秘密裏に開発しているという設定と、その創造者がちょっとだけマッチョなのが許せない。それと性別を女にしているところなどはフェミニストから見るとどうなんだろうと思ってしまう。結局女>>続きを読む

フィツカラルド(1982年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

なぜオペラ座をアマゾンの奥地に?そのココロが分からないので船を山越えさせたところで意味不明。でも未だに文明と接することなく時には殺人もする部族がアマゾンの奥地にはいるようです!逆(入植者が未開民族を殺>>続きを読む

エデンより彼方に(2002年製作の映画)

4.1

凝りに凝った美術と衣装。それだけでも一見の価値ありです。ただ話の中身がシリアスすぎるのでちょっと釣り合いが取れないかな。

ゲーム(1997年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

映画の為の映画です。映画論にもなっていてありえないことをあたかも事実のようにみせる!詐欺!でも最後には参加した人を幸せにするものというエンタメとしての映画!

パープル・バタフライ(2003年製作の映画)

3.6

青を基調に、とにかく雨のシーンが多い。上海の当時の街の雰囲気を作り出したのだと思われます。それと見る人の感情のコントロール。鬱な感じになりますね。映像だけで見せようとしたところはさすがですが、ちゃんと>>続きを読む

監視者たち(2013年製作の映画)

3.8

犯人達が一体どうゆう目的なのかがハッキリしないので彼らの行動が善なのか悪なのかなんともハッキリしません。しかし犯人をねちっこくおいつめて行くところがいいです。

恋人たち(2015年製作の映画)

3.8

とどのつまり人間は等身大の生き方しかできないのかな〜なんてことを考えさせてくれる映画ですが、映画でなく小説でもよかったかな?

黒猫・白猫(1998年製作の映画)

3.4

世界観は健在。混沌は混沌でいいのだけれど、結局そこから何が始まるのでしょうか?

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.0

整形手術が日常化している韓国ならではの設定に納得。結果、容姿よりも大切なのは相手を思う気持ちの強さだったりフィーリングだったりという内面だというオチ。でも最初に誘うときはイケメンな時という事実。全体的>>続きを読む

アンジェリカの微笑み(2010年製作の映画)

4.2

とにかく映像が美しい。色の使い方、構図、風景、人物。川沿いの街の夜の遠景。雨の石畳。全て。死を賭けた愛ではないですが理想の絶対の愛が描かれたお伽話です。

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.7

ビルマーレイやナオミワッツ年取りましたよね。それが驚き。最後のシーン、何がやりたいのか分からないのがなんとなく良いです。

あの頃エッフェル塔の下で(2015年製作の映画)

3.3

2人の愛が日増しに深くなっていくところが上手く描かれていて離れ離れになっていることの辛さが伝わってきた。でも2人がどうゆう環境に育ったのかをもう少し説明してくれてもいいんじゃない。

ラガーン(2001年製作の映画)

3.8

ゴゥリのダンスが上手過ぎて、また顔の表情で演技できる女優さん。音楽シーンだけでも一見の価値ありです。

天安門、恋人たち(2006年製作の映画)

4.1

空気感が肌に合う。監督のロウ•イエさんはこの映画を撮ったあと中国国内で5年間映画を撮ることができなくなったと言われているけれど中国国内でこんな映画を取れるようになったんだということに驚いた。天安門事件>>続きを読む

オルランド(1992年製作の映画)

3.1

人に勧められて観ましたがどこがどう良かったのか聞き忘れてました。今度聞いて見ようと思います。きっと原作が映画に向かない内容のような気がします。

ツバル(1999年製作の映画)

4.3

セットや美術が凝ってます。映画の基本はサイレント。こうゆう映画を見るとやっぱり映画の真髄は絵で見せることなんだと思います。ファンタジックな要素もあり素晴らしい映画です。映画作りの情熱が伝わってきます。

まぶしい日に(2007年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

大どんでん返しならぬ、なんやそれ!結局親子、家族は思い込みや幻想で成り立ってるってことですね。脚本が練られているようで結構適当で詰めが甘すぎな気がします。

5つ数えれば君の夢(2014年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

演劇っぽい台詞まわし。ピアノの同じ旋律が延々と続いた後は、バイオリンの同じ旋律。眠くならずには居られない。セリフもしかり言葉は詩的で新鮮なのに誰もが同じトーンこれもまた眠りを誘う。ということで何度も眠>>続きを読む

さんかく(2010年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

優柔不断な男とある意味ピュアな女、そしてその妹の三角関係にもなっていない男の一方的な思い込みによる破局。恋愛関係って何かしら3角関係で成り立つところもありますよね。姉さんが惚れてるから妹も恋に恋する的>>続きを読む

明日、君がいない(2006年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

19歳の監督だからこそ撮れたような映画。リアルです。時間の使い方やそれぞれの視点からの描き方全てにおいて19歳で撮ったとは思えないぐらい完成度も高く素晴らしいです。

プルートで朝食を(2005年製作の映画)

3.7

色々重いテーマが込められているけれど、さらっとした感じがいい。